
「Flipper Zero」は赤外線やBluetoothなど多種多様な無線接続規格に対応したリモコンデバイスで、あまりにも高性能であることからブラジル当局に差し押さえられたり、Amazonで販売停止措置をくらったりといった事件も発生しています。そんなFlipper Zeroを使って電力メーターを無線コントロールして破壊してしまう様子を記録したムービーが公開されました。
Flipper Zero Disconnecting Smart Meter Power to House - YouTube

Flipper Zero Smokes Smart Meter ! - YouTube

Flipper Zeroは「ハッキング用たまごっち」とも呼称される小型デバイスで、一見すると「たまごっちのように電子ペットを飼えるデバイス」のような外観をしていますが、内部にはBluetoothやNFCなどの無線通信チップを搭載しています。Flipper ZeroはBluetooth・NFC・赤外線など多種多様な無線規格に対応しており、「リモコンの通信内容を模倣してリモコンの代わりに使う」「あらかじめプログラミングした通信内容を再現し、デバイスを遠隔操作する」「電子タグの情報を記録してスマートロックを解除する」といった操作が可能。Flipper Zeroの詳細は、以下の記事を読むとよく分かります。
幅広い周波数帯やNFC・Bluetooth・赤外線にも対応した遠隔操作デバイス「Flipper Zero」 - GIGAZINE

Flipper Zeroの使用例ムービーを複数公開しているPeter Fairlie氏は、Flipper Zeroを用いて電力メーターをコントロールすることに成功しました。実際にコントロールするのは、以下の家庭用電力メーターです。

電力メーターの近くでFlipper Zeroをポチポチ操作。

すると、電力メーターの表示が切り替わりました。

続いて、シャットダウンコマンドを送信。画面の表示を見るに、送信したコマンドは「sudo shutdown now」だと思われます。
コマンドを送信すると、「カチンッ」という音と共に電力メーターのパネル表示が消えました。
その後、「カチンッ」「カチンッ」と連続で音が鳴り続け、その音に合わせて家の中の電気が点灯したり消灯したりします。どうやら、電力メーターが電源ON・OFFのループに陥ったようです。
場所を変えて電力メーターの操作に再度挑戦。電力メーターの隣には「高電圧注意」の警告が掲げられています。
シャットダウンコマンドを送信してシャットダウンに成功。
この電力メーターも電源ON・OFFのループに陥りました。
電源ON・OFFを数回繰り返した後、突如電力メーターから煙が発生。
煙が内部に充満してメーター表示が見えなくなってしまいました。









