以下の内容はhttps://gigazine.net/news/20211223-effect-of-covid-19-on-lightning/より取得しました。



新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で人々が外出を控えて化石燃料の燃焼が抑えられたことで、雷の発生プロセスに影響する空気中のエアロゾルが減少し、世界的に落雷数が減少したことが明らかになりました。

How will lightning change during the pollution-reduced COVID-19 pandemic period? A data study on the global lightning activity
https://agu.confex.com/agu/fm21/meetingapp.cgi/Paper/917688


Pandemic weather: the link between COVID-19 and lightning
https://cosmosmagazine.com/earth/climate/covid-19-and-lightning/

化石燃料の燃焼などに伴って放出されるエアロゾルは空気中で水蒸気をまとって液滴となることがありますが、エアロゾルの数が多いほど水蒸気が多くのエアロゾルと結合するため液滴1つ1つのサイズが小さくなり、より高高度にまで舞い上がります。氷晶、あられと変化を遂げた液滴は空気中でぶつかり合うことで静電気を蓄積し、これにより生み出された上層と下層の電位差により雷が発生するとされています。

マサチューセッツ工科大学のアール・ウィリアムズ氏らの調査によると、世界的に都市封鎖が行われた2020年3月から5月にかけての落雷総数が、過去2年間と比較して約8%減少していたとのこと。同じ期間にはエアロゾルも減少していたことが確認されており、特に落雷数の大幅な減少が見られた中国やヨーロッパなどは、まさにエアロゾルが大幅に減少した地域であることが分かっています。


ウイリアムズ氏らは「COVID-19のパンデミックにより人々が外出を控えたため、大気汚染が減少しました。雷の主要な発生要因は温度ですが、温度だけでなく大気汚染も要因の1つであり、気候変動を抑える努力は雷を減らすことにつながるはずです」と述べました。




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