以下の内容はhttps://gigazine.net/news/20210512-iot-connectivity-standards-alliance-matter/より取得しました。



GoogleやApple、Amazonなどの数百の企業が参加する、モノのインターネット(IoT)のオープン標準を定める組織「Zigbee Alliance」が、2021年5月11日付けで「Connectivity Standards Alliance(CSA)」という新しい組織に変わることを明らかにしました。また、同時にIoT用接続の新しい規格として「Matter」も発表しました。

Matter
https://buildwithmatter.com/


The Zigbee Alliance Rebrands as Connectivity Standards Alliance | Business Wire
https://www.businesswire.com/news/home/20210511005933/en/The-Zigbee-Alliance-Rebrands-as-Connectivity-Standards-Alliance

The Connectivity Standards Alliance Unveils Matter, Formerly Known as Project CHIP | Business Wire
https://www.businesswire.com/news/home/20210511005928/en/The-Connectivity-Standards-Alliance-Unveils-Matter-Formerly-Known-as-Project-CHIP

Zigbee Allianceは2001年に設立された組織で、近距離無線通信規格の1つであるZigbeeの仕様を策定していました。旧Zigbee AllianceであるCSAによれば、2020年は560種類を超えるデバイスでZigbeeが採用されており、5億基を超えるZigbeeチップセットが販売され、2023年までにはチップの出荷数が40億基を超えると予想されるとのこと。

さらに、CSAは「Matter」と呼ばれる新しいIoT向けの接続規格を発表しました。このMatterは「Project Connected Home over IP(CHIP)」という名前で開発されていた統合IPネットワークベースの接続プロトコルです。

Apple・Google・Amazonがスマートホーム規格の標準化プロジェクト「CHIP」を始動、メーカーごとの互換性の垣根を破壊する取り組み - GIGAZINE


MatterはIEEE 802.3IEEE 802.11IEEE 802.15.4などの既存の接続技術で動作し、Bluetooth LowEnergyにも対応しているとのこと。CSAはMatterの特徴として、「導入と使用の容易さ」「複数のブランド」「複数メーカーのデバイスの連携性と互換性」「ローカル接続の信頼性」「高いセキュリティ」「複数のエコシステムに対応する柔軟性」を挙げています。

また、CSAはMatterのシンボルマークとして、セキュリティと実用性、接続性をイメージした3つの矢印で構成されたロゴを発表。このシンボルマークはCSAの認定を受けたMatter規格対応製品に提示されることとなります。


Matterの基本仕様は2021年5月初頭に承認されており、Matter規格に対応した製品は2021年後半から認証を受けて市場に出回るようになるとのこと。記事作成時点では、照明や電源プラグ、エアコン、ドアやガレージのアクセスコントロール、センサーや監視カメラなどのセキュリティ製品、テレビ、Wi-Fiのアクセスポイントなどが予定されています。

CSAの代表兼最高経営責任者であるトービン・リチャードソン氏は「今年はCSAにとって歴史的な年であり、スマートホームや建物のIoT接続に対する需要が高まる中で、CSAは成長し、たゆまぬ努力を続けてきました。Zigbee AllianceからCSAにリブランドし、CSAをIoT標準のための協力と開発の拠点と位置付けた上で、市場で信頼できるマークを発表するには最適な時期です」とコメントしました。




以上の内容はhttps://gigazine.net/news/20210512-iot-connectivity-standards-alliance-matter/より取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14