以下の内容はhttps://gigazine.net/news/20200702-tesla-overtakes-toyota-most-valuable-automaker/より取得しました。



電気自動車メーカー・テスラの時価総額が、2072億ドル(約22兆2600億円)に達し、トヨタ自動車の時価総額を超えたと報じられています。

Tesla Overtakes Toyota as the World’s Most Valuable Automaker - Bloomberg
https://www.bloomberg.com/news/articles/2020-07-01/tesla-overtakes-toyota-as-the-world-s-most-valuable-automaker

Stock surge makes Tesla the world’s most valuable automaker | Ars Technica
https://arstechnica.com/cars/2020/07/stock-surge-makes-tesla-the-worlds-most-valuable-automaker/

2020年の年明けから急騰していたテスラの株価は、新型コロナウイルスの影響が大きかった3月下旬にいったん落ち着きを見せたものの、その後再び上昇に転じ、2020年6月10日に1025ドル(約11万円)に達しました。これにより同社の時価総額は、トヨタに匹敵する約20兆円に到達しました。

テスラの株価が1000ドルの大台を突破、時価総額は約20兆円でトヨタ自動車に肉薄 - GIGAZINE


テスラの株価はその後も上昇を続け、7月1日には前日の株価より3.5%以上高い1119ドル(約12万円)で取引を終えました。これにより、テスラの時価総額は2072億ドルに達し、これまで自動車メーカーとしては首位だったトヨタの2019億ドル(約21兆7000億円)を上回り世界1位となりました。

以下はテスラ(黒線)、トヨタ(青線)、フォルクスワーゲン(赤線)の時価総額の推移を表すグラフです。テスラは1月にはフォルクスワーゲンを抜いて世界2位となっていましたが、その後も乱高下しつつ成長を続け、7月1日にトヨタを抜いて世界1位に躍り出ました。


テスラを率いるイーロン・マスクCEOの経営手腕についてブルームバーグは、「マスクCEOは、テスラの株式を公開してから10年の間に自動車のオンライン販売開始や、コストが高く自動車生産に向かないとされるカリフォルニア州に組立工場を構えるなど、自動車産業の既存のルールを破壊する型破りさを見せてきました」と評しました。

ただし、テスラの2020年第1四半期における自動車生産台数は10万3000台で、トヨタの240万台には遠く及ばないため、「テスラの企業価値は急上昇したものの、大規模生産のイノベーションに裏打ちされた手頃な価格と信頼性でブランドを構築した世界最大の自動車メーカー・トヨタとの間には、まだ開きがあります」とブルームバーグは指摘しています。

また、IT系ニュースサイトのArs Technicaはテスラのブランド力について、「自動車産業におけるテスラの地位は、スマートフォンのシェアが15%程度にもかかわらず、大きな存在感を示しているAppleと似ています。Appleが独自の強みでユーザーにプレミアム価格を課すことができるように、テスラは垂直統合型の生産体制で独自のユーザーエクスペリエンスを顧客に提供することができます。テスラが今後もこの神秘性を保ちつつ成長を続けることができれば、他社よりも大幅に高い利益率が見込めるでしょう」と分析しました。




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