By okubax
Microsoftは2016年夏ごろに大型アップデートとなる「Anniversary Update」の提供を予定しています。アップデートで指紋認証などの新機能の追加が発表されていますが、さらに「スタートメニューに表示される広告アプリの数を倍増させる」という内容も盛り込まれていることが明らかになりました。
PowerPoint Presentation - 2_05_WindowsCustomization-Deployment-Manufacturing.pdf
(PDFファイル)http://sec.ch9.ms/slides/winHEC/2_05_WindowsCustomization-Deployment-Manufacturing.pdf
先日行われたWindowsの開発者コミュニティサイトのカンファレンス「WinHEC 2016」で、MicrosoftのPrincipal Program ManagerであるJessie Labayen氏がプレゼンで使用したスライドが公開されました。スライドではWindows 10のスタートメニューに表示される広告アプリやリンクの数を増加させる「Programmable Tiles」と呼ばれる新機能について説明されています。
現状のWindows 10のスタートメニューには、2枚がダウンロード済みのアプリ、3枚がWindows Storeへのリンクという構成で、5枚の広告タイルが表示されています。
新機能が適用されれば、スタートメニューの広告アプリ枠は10枚になります。10枚のうちいくつかはプリインストール済みのアプリで、Windows Storeへのリンクも含まれます。表示されるアプリは国によって異なる内容になるとのこと。Windows 10にはキャンディークラッシュがプリインストールされることがわかっていますが、広告枠にこれらのプリインストールアプリの使用を促すタイルや、未インストールのアプリのリンクタイルが倍増します。なお、プリインストールアプリは完全に削除することも可能とのことです。