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大風呂敷を見直すべき時代になった


あれもやってあげる、これもできます…日本は、そして各国は、そうして先進国としてなかば虚勢を張ってきた。


先日のNHK岩手県大槌町で、津波浸水地域に仮設住宅を作らないためにどうしても方々の高台=ひなびた山間部に分散して設営…そこでの暮らしで孤立しノイローゼになって自殺や鬱病…ご近所さんも散り散り…ということを紹介していた。案の定ではあるが…

http://www.nhk.or.jp/special/onair/120306.html
津波による浸水率が52%と県内で最も高かった岩手県大槌町。現在、1870世帯が48カ所の仮設住宅にわかれて暮らす。その多くは不便な山間の奥地にあり、かつてのコミュニティーや隣近所の付き合いも失われた。震災後、少なくとも5人が自殺や孤独死に追い込まれている。病気が悪化しているにも関わらず、頼れる人もおらず生きる気力を失いかけている高齢者。震災後、時間が経つにつれ家族を亡くした悲しみが増していくと感じる女性。


これらはつまり、行政の限界である。
日本は人口一億のうえに、中央集権だ。役所も警察も、マンモス学級よりも大変のはずである。

津波がくる土地に、仮設住宅などつくれるわけがない。もうこれは『厳しさ』の領域である。
楽しく津波浸水地域でみんなで暮らして、またみんなで流されても地獄を見ることになる。バラマキ政治型民意主導というわけにはゆかないケース。・・・とはいえ草の根でも行政サイドからでも、気持ちがめげないよう工夫を重ねることはできる。ただ人材不足や資金難で、おいついてないのだろう。田舎の町村部だから。


あれだけ放射能被災の福島に、芸能人やら商業施設やらがチヤホヤしたのに…チャリティコンサートだの、遊園地やリゾートへご招待だのと。
かたや、スポットライトが当たってない大槌町では、その恩恵にあずかることもなく自殺者が出ていたり…


以下の立川市孤独死といい、「行政だけでは限界、地域社会だけでも限界」であろう…別枠を整備していくしかない。「じゃあ別枠はどういうものに」という検討から始まるような段階だが。

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120308k0000e040191000c.html
立川2女性遺体:異変通報受けた市、5日間放置
 警視庁立川署によると、見つかった遺体はアパートに住む90代と60代の母娘と見られ、いずれも死後1週間以上経過。
 先月20日ごろから自治会費を集金できず、郵便物がたまるなどの異変
 現場近くでは先月、マンションで母子の孤立死が発覚。市は子育て推進課などが再発防止の検討会議を作り、孤立可能性のある家庭の洗い出しなどを進めていた。だが、検討会議は子育て家庭が主な対象で、高齢世帯は対象外だった。


http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120221k0000e040144000c.html
さいたま餓死?:相次ぐ悲劇 行政に限界
3人の遺体が見つかった部屋の玄関=さいたま市北区吉野町2で2012年2月21日午前10時35分、平川昌範撮影
姉妹とみられる女性2人の遺体が見つかったマンション(右)=札幌市白石区で、伊藤直孝撮影

 さいたま市で親子とみられる3人の遺体が見つかった事件。一家で孤立して死亡するケースは東京都や北海道でも相次いだ。現場はいずれも都市部の集合住宅で、近所の住人や管理会社が異変に気付いて発見された。


 ◇


同様に…
・大半の庶民は、放射能のことなんかろくに理解できない
・すべての庶民に正しく原発や、原発由来放射能について理解させることが必須


この二律背反を埋められない以上、原子力発電産業もまた大風呂敷でしかない。見直すどころか、存続不可能といってよい。

火力発電ぐらいなら、ああ燃やしてるんだねえでわかりやすいが、
放射能の毒性とか、セシウムがどんな状態で存在してるかとか、数十年も社会を実験場にしないとわからない人体健康被害の実態とか…


おれも毎度、素人に説明するのは苦労する。核崩壊数、電子ボルト電磁波=電子レンジ、気体中のセシウム、吸引被爆と摂取被爆、内部外部被曝の違い…説明だけで長くなり、話す方は疲れるし聞き手側も飽きてしまう。

こんなものは、民生には不可能である。どのみち廃止するしかない。


言い換えれば、面倒なリスクが背後に隠れていることはろくに説明せず、高額なローンを頭の悪い貧民たちに組ませまくって「好況だ」などと調子に乗ったから、サブプラショック、リーマンショックは資本主義を半殺しにしたのだ…また繰り返すことは可能ではあるが、おそらく二度としないだろう…
マネーバブルと原発バブルは同一なのだよ…だって同じ白人社会がこさえたものだから、その利権構築も、トークも、ぜんぶ共通して当然。


原発=平和的に偽装した、しかし実際は「永久に使えない核兵器」とは違い、『十年周期でかならず爆発する原発兵器』
震災と同じだ。大地震津波のセットはおおむね百年周期となることがメジャーだが、べつに毎年立て続けにやってくるとか数年周期になるという”確率変動”もアリなのだ…もはやパチンコである。
今回は大地震の後の大津波によって福島原発が詰んだが…べつに大地震だけで配管や炉心が損傷して詰む…ことがないことなど誰も保証できない。
現に、震災直後のネット情報収集の時にみかけた週刊朝日の現地取材では、福島第一の6号機、地震被害だけなんだけど配管が地震で壊れてめちゃくちゃで、じつはもう再起動などできないんだそうだ(福島第二もそういう現状だという…フクイチとの破損程度の違いはよくわからないが)…相当な修繕工事が必要なんだろうが、もはや東電にはお金もないし世論も許すまいから。

http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/715.html
福島第一は地震で配管と電気設備がガタガタ、ボロボロ:東電が主張する「事故原因は津波」の大ウソ「週刊朝日

 私自身は、1号機は地震による配管損傷と電気設備の不全、2号機は電気設備の不全、3号機は電気設備の不全と地震による配管損傷、4号機は電気設備の不全が過酷事故に至った原因だと考えている。

 もちろん、これもきちんと説明されていないが非常用発電機が空冷で山側に設置されていた5・6号機のように、非常用ディーゼル発電機の健全性が保たれていれば、事故の経過は違ったものになった可能性は高いと思っている。

「電気設備の不全」とは、外部電源の切り替え・号機間の電力相互融通・電源車からの電力取り込みなど、設計としてはできるはずになっていた対応ができなかったことを意味する。

 政府(経産省)・東電は、この問題を無視したまま映像的にも苛烈な津波を事故原因にすることで、東電の責任をあいまいにし、他の原発が内在している低レベルでの危険性を放置し、効果や意味さえ不明確な“対策”で済まそうとしている。

週刊朝日」9月30日号:P.25より

『東電が主張する「事故原因は津波」の大ウソ』

今西憲之+週刊朝日取材班


≪前略≫

「 見方分かれる本社と現場

フクイチを海側から仰ぎ見ると、断崖絶壁の上にあることがよくわかる。原発建設の様子を記録した映像にも、岩盤を切り開いて工事を進めるシーンが映し出された。

東電はかつてホームページで、「地震による揺れが小さく、堅固な岩盤の上に直接固定して建設しています」とPRしてきた(現在は削除)。

原発敷地内のあちこちで、ガードレールに引っかかったままの車を何台も見た。紛れもなく津波による被害だ。ここまで被害は大きかったのか―。

そのとき、私の脳裏に、以前の取材話が引っかかった。大震災からーカ月も経過していなかった3月末、震災当日に原発の中で仕事をしていた作業員の話だ。その作秦員はこう話した。
「大きなプロックが次々と落ちてホコリが舞い上がり、工具などいろいろな物が落ちてきて、建屋の中は足の踏み場もなかった。停電して真っ暗だった。『電源、配管は大丈夫なのか』と協力会社の人が心配そうに見回っていた。あわてて建屋の外へ出ると、道路は波うち、アスファルトはめくれ、段差ができていた。海沿いの柵は壊れ、ガードレールは崩れ落ちていた。だれからともなく『津波が来るぞ、逃げろ』という声が上がったので、海から離れて原発敷地外に走った」

地震が起きたとき、電源は落ち、建屋内は足の踏み場もなく、建屋前の道路も亀裂が入り、段差ができていた―津波が来る前の話である。

フクイチの入り口ゲートの南側に、海側から原発を一望できる展望台がある。

しかし、そこに向かう道は、いまも車は通れない。

路面が大きく陥没しているからだ。瓦礫と化した車も引き揚げられないまま、無残な状態をさらけだしている。

傍らにいた“フクイチ水先案内人"の東電幹部X氏はこう言う。
地震ですぐに崩れ落ちました。車に乗っていたのは、原発に出入りしている業者の方で大きなケガではなかったそうですが、あれほどまで地盤が弱いとは想像していませんでした」

原発の耐震構造は本当に十分だったのだろうか。

先々週号のルポ第1弾でも書いたが、私はX氏の案内で4号機の原子炉建屋の中に入った。X氏が突然、
「今日は放射線量が低いから、まず4号機から見てもらいましょうか」
と言い、実現したものだ。

4号機の階段を上がる途中、2、3階で、配管や電気系統が破損している状況がよくわかった。
原子炉建屋の一つの階の高さは一般的な住宅なら、2、3階分はあるだろう。

津波による海水はどこまで押し寄せたのか。質問すると、X氏はこう言った。
建屋の2階から上の破損は津波とはほとんど関係ありません。本社は、2階から上の破損原因を、爆発とその爆風と発表していますが、当時の作業員から事情を聴くと、地震で揺れた時点で、建屋も相当ダメージを受けたということです。地震で配管のつなぎ目が緩んで、管が無残に破損したとみることもできます」

東電はこれまで再三にわたって、「今回の事故の原因は想定以上に大きかった津波だ」と主張してきた。だが、現場の見方は、本社の発表とは違う。

東電本社とフクイチの温度差を象徴する出来事はほかにもある。東電は9月14日、放射能汚染水の浄化装置について、当初使っていた日米仏の装置を10月に止め、8月から稼働させた東芝などによる国産装置「サリー」に変えるというのだ。
この浄化装置をめぐっては、X氏は当初から、「外国の装置は説明書も不完全で使いこなせない」と不満を口にしていた。現場の正しさを証明した一つの事例といえるだろう。


値上げするって本気ですか?


話を事故原因に戻そう。

「ここを見たら、私の言っていることがわかります」と言って、X氏が次に案内してくれたのは、6号機の原子炉建屋だった。外から見る限り、ダメージはない。建屋内でも、配管や設備は何事もなかったかのように見えた。だが、X氏はこう言ったのだった。
「6号機の上の階を細かく調べると、無傷ではなく、配管など使えないものもあります。5号機、6号機とも電気系統はなかなか復旧できず、今もエレベーターは止まったままです。上の階に資材を運ぶのは人海戦術なので、作業が予定どおりに進みません。地震のせいで原発を動かすことがで.きない状況です」

6号機が動かないということが何を意味するのか。
さらに、X氏は手にしていたデジカメから、ある映像を見せてくれた。
映っているのは、福島第二原発の原子炉建屋だという。こちらはフクイチと同様に、地震津波の被害を受けたが、爆発はしていない。だが、映像には、破損した配管が映っていた。

X氏は一言った。
「ここまで見たらわかるでしょう。『事故原因は津波』と言い切るには無理があります」

東電はこれまで、原発の被害は、津波と爆発によるものとしてきた。確かに非常用電源が使えなくなったのは、津波による水没が原因だと言えるだろう。だが、地震による被害も大きかったはずだ。なぜ、ここまで東電は津波を事故原因にしたがるのか。
X氏は、
「補償に影響があるからです。補償額を抑えるには、事故原因は想定外の津波にしたい。だから、その方向に沿って写真や動画を公開し、発表を繰り返しているのです」と言って、こうも付け加えた。
「フクイチの耐震性に問題があったとなれば、他の原発耐震強度も見直す必要が出てきます。自杜の他の原発はもちろん、他の電力会社への影響も考えると、原因は想定外の津波でないといけないわけです」

事故原因をめぐる東電の説明は、今後の原発行政を考えれば、大ウソに匹敵すると言ってもいいだろう。
東電は、来年度から3年問、15%程度の電気料金値上げを検討している。火力発電所の燃料費が増えるのが理由で、定期検査で停止中の原発が再稼働すれば、値上げをやめる方針だという。さらに、値上げをやめる2015年度には、いまカットしている社員賞与の水準を元に戻すことを検討中であると報じられた。

いま政府と東電が考えるべきことは、被災者にどう補償するのか、汚染をどう食い止めるのか、だろう。そのために、政府と東電は情報を公開し、納得できる事故原因を説明すべきだ。
そのうえで、他の原発の再稼働問題を議論しても遅くはない。」

http://www.j-cast.com/2012/03/12125193.html?p=2
報ステ原発報道に圧力かかったのか 古館氏「追及で番組切られても本望」


「配管断裂説」の根拠はキセノン放出

原発事故をめぐっては、「津波で全交流電源が使えなくなった上、非常用電源も破壊されたため、炉心を冷却できなくなった」ことが原因だとされている。だが、年末の「報ステ」特番では、国外の観測データなどをもとに、津波原発を襲った2時間半後の11年3月11日18時頃には、核分裂が原因で発生するキセノンが観測されたことを指摘している。これをもとに、キセノンを観測したノルウェーの専門家が

「建物が地震で破壊されていたのだろう。そうでないと、こんなに早くもれるはずがない」

と述べている。

日本国内でも、元原発設計者の後藤政志さんや田中三彦さんが、地震後、津波が来る前に配管が損傷した可能性を指摘している。前出のキセノンの観測以外にも、圧力容器の冷却水の水位が急激に落ちたことや、圧力容器が入っている格納容器内の圧力が急激に上がったことが、その理由として考えられている。

古館氏は、今回の番組でもこの点を掘り下げたかったようだが、何らかの理由でそれがかなわず、「後悔」している様子。それに加えて、今後、原発をめぐる構造的な問題を徹底的に追及する考えを明らかにした形だ。


地震の時点で、最も太い配管がすでに破断していたという、決定的な証言…

民間事故調原発事故直後の官邸を検証
http://www.tv-asahi.co.jp/dap/bangumi/hst/news/detail.php?news_id=23433
<作業員の証言>
正確な時間をはっきり覚えていないのですが
「建屋がすごいことになっている!」という報告が来たのは
水位が下がり始めた19時以降だと記憶しています。
1号機・2号機の運転員からの報告でした。
1号機か2号機かは覚えていませんが
暗闇の中、原子炉建屋に懐中電灯を手にして
近づいていったそうです。
原子炉建屋は二重扉です。
懐中電灯を照らして
まず外側の扉を開けて中に入り
次に内側の扉に近づき
扉のガラス窓に懐中電灯の光を当てた時です。
ガラス窓の向こう側に白いモヤモヤの蒸気が
充満しているのを運転員が見たというのです。
「あれは生蒸気です!」
この報告を聞いて対策本部内にいた人達は
「どうするんだ」
「まさか爆発しないよな」と口にし始めました。
「生蒸気」は二つしか考えられません。
一つは暖房用の蒸気です。
しかし地震でボイラーが停止している上、
暖房用スチーム管はその管は細い。
「暖房用ではないだろう」という声が上がりました。
そうなると原子炉の蒸気をタービン建屋に送る主蒸気管しかない。
主蒸気系が壊れているとなれば非常に危険で
そのフロアでは作業ができないことを意味します。
案の定、中央制御室の外側や非管理区域まで
放射線が検出されているという報告が来ました。
非常に線量が高いというのです。
「もうこの原発は終わったな」
「東電は終わりだ」
この時、私はそう思いました。
主蒸気系の配管の場所を考えると津波で壊れたとは思えません。
「生蒸気」の報告が来て、そこら中で「生蒸気が漏れているらしいぞ」と
多くの人達がざわざわと口にし始めていました。

軽水炉の構造はグーグルで画像検索すればすぐわかるが…一番壊れてはいけない配管が、地震だけですでに壊れていたということだ…


しかも


軽水炉も、東日本のは加圧型ではない。
西日本の加圧型軽水炉(PWR)は非常に配管が複雑で、さらに地震には弱いであろう…
なにより、もし福島並みの地震で破壊されて、加圧できなくなった場合に、どう機能させるか、注水させるのか、いまいちよくわからない。

素人考えだと、加圧することで循環水が蒸気になるのを防ぐ構造なので、もし加圧できなくなると、水蒸気が大量発生し、あちこちの配管が『破裂 爆発』するのではないか…圧力逃がし弁はあちこちにあるとはいえ、追いつかないのでは…




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