
国際度量衡総会(こくさいどりょうこうそうかい)は、「メートル条約」に基づいて開催される、世界共通の国際単位系(SI)の定義・承認・維持を目的とする会議です。この会議の開催は4年(当初は6年)に1度、フランスのパリで行われ、他の2つの機関(国際度量衡委員会〈CIPM〉及び国際度量衡局〈BIPM〉)の上位機関と位置づけられてきました。
会議の決定事項は、国際度量衡委員会が理事機関として執行しています。1889年(明治22)9月28日に、第1回総会が開催され、キログラムを白金とイリジウムの合金である国際キログラム原器の質量と定義し、国際キログラム原器を国際度量衡局 (BIPM) が保管することが決定され、国際メートル原器も承認されました。
2019年(平成31)2月現在、加盟国は59か国、准加盟国/経済圏は42か国となっています。
会議の決定事項は、国際度量衡委員会が理事機関として執行しています。1889年(明治22)9月28日に、第1回総会が開催され、キログラムを白金とイリジウムの合金である国際キログラム原器の質量と定義し、国際キログラム原器を国際度量衡局 (BIPM) が保管することが決定され、国際メートル原器も承認されました。
2019年(平成31)2月現在、加盟国は59か国、准加盟国/経済圏は42か国となっています。
〇国際度量衡総会年譜
・第1回(1889年) - キログラムを、白金とイリジウムの合金である国際キログラム原器の質量と定義し、国際キログラム原器を国際度量衡局(BIPM)が保管することが決定され、国際メートル原器も承認される
・第2回(1897年)
・第3回(1901年) - リットルが1キログラムの水の体積と再定義され、キログラムが質量の単位であることを明確にし、「標準重量」と標準重力加速度を定義し、重力の単位にはグラム重(重量グラム)を使用すべきとして、その定義を明確にされる
・第4回(1907年) - カラットを200ミリグラムとすることが承認される
・第5回(1913年) - 国際温度目盛が提案される
・第6回(1921年) - 「メートル条約」が改正される
・第7回(1927年) - 電気・磁気諮問委員会(CCE)が創設される
・第8回(1933年) - 電気の絶対単位の必要性が確認される
・第9回(1948年) - 「国際実用計量単位系(後の国際単位系〈SI〉)の設立が決定され、アンペア、クーロン、ファラド、ヘンリー、ジュール、ニュートン、オーム、ボルト、ワット、ウェーバが定義される
・第11回(1960年) - メートルが、光の波長に基づいて再定義され、ヘルツ、ルーメン、ルクス、テスラが採択され、新しい国際的な単位系の略称をSIとし、SI接頭語のピコ、ナノ、マイクロ、メガ、ギガ、テラが承認される
・第12回(1964年) - リットルの定義が元の1 dm3に戻され、SI接頭語のアト、フェムトが承認される
・第13回(1967年) - 秒がセシウム原子の振動に基づいて再定義され、ケルビン度をケルビンに改称し、カンデラが再定義される
・第14回(1971年) - 新しいSI基本単位であるモルを定義し、パスカル、ジーメンスを採択する
・第15回(1975年) - SI接頭語のペタ、エクサが承認された。グレイ、ベクレルが採択される
・第16回(1979年) - シーベルトが定義された。リットルの記号としてlに加えて、Lが許容される
・第17回(1983年) - メートルが光速度に基づいて再定義される
・第18回(1987年) - ジョセフソン定数KJとフォン・クリッツィング定数RKの協定値が採択された。これにより、アンペアとキログラムの新たな定義法への道が開かれる
・第19回(1991年) - SI接頭語のヨクト、ゼプト、ゼタ、ヨタが承認される
・第20回(1995年) - 補助単位とされていたラジアンとステラジアンが組立単位とされる
・第21回(1999年) - 新しいSI組立単位としてカタールが採択される
・第22回(2003年) - 小数点の表記としてコンマとピリオドの両方が同等であることが再確認される
・第23回(2007年) - ケルビンの定義が明確化される
・第24回(2011年) - プランク定数によるキログラムの定義が提案される
・第25回(2014年) - 1年前倒しで開催された。SIの再定義は、プランク定数その他の必要な定数の精度が不十分として、延期される
・第26回(2018年) - 秒、メートル、キログラム、アンペア、ケルビン、モル、カンデラの再定義が決議され、国際単位系(SI)の定義が根本的に改訂される
・第27回(2022年) - SI接頭語のロナ、ロント、クエタ、クエクトが承認され、閏秒を2035年までに廃止することを決議する
☆「メートル条約」(めーとるじょうやく)とは?
メートル(長さ)およびキログラム(重さ)を基とする度量衡の普及統一を目的とし、1875年(明治8)5月20日に17ヶ国の代表により、フランスのパリで締結された国際条約です。14ヶ条の本文と 22ヶ条の付則と6ヶ条の過渡規定から成り、パリに度量衡万国中央局を設置すること、国際度量衡委員会、国際度量衡総会(条約の議決機関、少なくとも6年に1回パリで開く)の組織・権限、原器に関する事項、条約の加入・脱退、経費の負担などを規定していました。
1921年(大正10)の改訂により事業の拡大をはかり、電気・光・温度・時間などの諸単位をも含むことになります。さらに、1960年(昭和35)には、電離放射線も加えられました。
日本は、1875年(明治8)5月20日に調印し、1885年(明治18)10月9日に加入しましたが、国内で公布されたのは、1886年(明治19)4月20日となり、1889年(明治22)に原器を交付されています。尚、国際メートル原器は、1960年(昭和35)にメートルの定義がクリプトン86の発光スペクトルが示す波長に基づいて変更されるまで国際標準として使用され、国際キログラム原器は、2019年(平成31)に施行されたSI基本単位の再定義により廃止されました。
1921年(大正10)の改訂により事業の拡大をはかり、電気・光・温度・時間などの諸単位をも含むことになります。さらに、1960年(昭和35)には、電離放射線も加えられました。
日本は、1875年(明治8)5月20日に調印し、1885年(明治18)10月9日に加入しましたが、国内で公布されたのは、1886年(明治19)4月20日となり、1889年(明治22)に原器を交付されています。尚、国際メートル原器は、1960年(昭和35)にメートルの定義がクリプトン86の発光スペクトルが示す波長に基づいて変更されるまで国際標準として使用され、国際キログラム原器は、2019年(平成31)に施行されたSI基本単位の再定義により廃止されました。
〇同じ日の過去の出来事(以前にブログで紹介した記事)
| 1500年(明応9) | 第103代の天皇とされる後土御門天皇の命日(新暦10月21日) | 詳細 |
| 1629年(寛永6) | 江戸水戸藩屋敷に初代藩主徳川頼房による作庭(小石川後楽園)が終了、ほぼ完成する(新暦11月13日) | 詳細 |
| 1902年(明治35) | 「足尾台風」が襲来し、主に関東地方から東北地方南部にかけて大きな被害をもたらす | 詳細 |
| 1912年(大正元) | 小説家大原富枝の誕生日 | 詳細 |
| 1926年(大正15) | 免疫学者石坂照子の誕生日 | 詳細 |
| 1943年(昭和18) | 「官庁ノ地方疎開ニ関スル件」が閣議決定され、官庁の地方疎開が決められる | 詳細 |
| 1964年(昭和39) | 琵琶湖を初めて横断する琵琶湖大橋が開通する | 詳細 |
| 1967年(昭和42) | 上越線の新清水トンネルが開通する | 詳細 |