今日は、2月6日の二子玉川の散歩の続きで、国分寺崖線のことを書きます。
歩いた地域はこの辺り ⤵

砧線 路線跡から北に向い住宅街を進むと橋が見えてきた。

丸子川にかかる下山橋を渡り、さらに進むと瀬田四丁目旧小坂緑地がある。

ここは小坂順造氏の別邸跡で、世田谷区に買い上げられ一般公開されている所。
残念ながら今日は、開園時間に間に合わず閉門していたため、
敷地のまわりをぐるりと歩いてみることにして、近々に再訪することにする。
左に進むと馬坂という急坂があるのだが、今日はこの裏門の脇にある階段を上る。

暗くなったらとても通りたくないような道だ。
左側は緑地内の竹藪

おおー なかなかの階段
階段だけど「とうかん坂」という名前が付いている

この高低差が国分寺崖線。
小坂邸は高い位置に邸宅があり、そこから南に下る斜面に庭園を配している。
少し登って振り返ると、もう夕焼け空がまっかっか
あの先に富士山が見える景勝地に家を建ててるわけだ

階段の途中でご婦人とすれ違った。
「この階段、ふーふー言っちゃうわよね」とご婦人
「そうですね、登るのは結構きついです、ふうふう」
これから買い物かしら、帰りは荷物を持ってここを上るのは大変だろうな

登りはまだ こんなにある

階段を登り切ったところにお稲荷さんがあった。右側には玉川病院。

お参りをしていると、病室の窓からパジャマ姿の女性が こちらをじっと見ているのに気づく。
とうかん坂を通る人やお稲荷さんを眺めるのが入院中の気晴らしなのかな。
東門も閉まっている。

坂上からは富士山も望めるから、政治家や財界人の別荘地だった。
小坂宅もそのひとつで、唯一建造物が残る所らしい。


瀬田四丁目小坂緑地は、世田谷区の緑の生命線である国分寺崖線の斜面樹林の一部であり、園内には区指定有形文化財「旧小坂家住宅」と、紅葉と竹林が美しい湧水の流れる庭園があります。
ここは、かつて衆議院議員などを歴任した小坂順造氏の別邸として利用されていました。多摩川が近く、国分寺崖線の緑が多いこの地域一帯には、明治から昭和にかけて建てられた別邸が多くありました。都心から玉川電車で往来できるこの辺りは、当時の財界人の終末住宅として絶好の立地でもありました。
昭和12年に建てられた「旧小坂家住宅」は、別邸として現存する貴重な近代建築です。木造和風平屋建 ( 一部2階建 ) で、茅葺き風の古民家を思わせる外観を持ち、南向きの斜面を利用した庭園と一体となった美しい景観を形成しています。また、庭園部分はコナラやトチノキなどの大きな樹木が武蔵野の雑木林の面影をとどめており、崖面からあふれる貴重な湧水は園内に潤いを与えています。散策路や木道を回遊しながら、国分寺崖線のみどをとみずを身近に感じられる空間になっています。せびお気軽にお立ち寄りください。
平成28年3月
※ この国分寺崖線の自然的環境を活かした旧小坂家住宅と庭園を後世に残すため、世田谷区が公園緑地として取得し、平成10年から一般公開しています。

先にも書いたが、この界隈は政財界の大御所が多く別邸を構えた場所。
例えば小坂さんの隣で、現在は玉川病院になっている所は、清水建設の元・副社長 清水揚之助宅だった。
小坂さんちの逆隣は現在多摩川テラスというマンションになっているが、その前は鮎川義介さんが住んでいた。
東に進み 現在聖ドミニコ学園がある場所は、松方正義さんの家で、川を挟んだ高台には岩崎家の霊廟がある。
もう少し行くと高橋是清さんの別宅もあったり、246沿いは徳川家の敷地だったりして、それらの広大な敷地は大きなマンションになっている。

上の地図は⤵こちらからお借りしました。
国分寺崖線沿いのみどりと近大建築を巡る
https://setagayadigitalmuseum.jp/cms_ref_files/234.pdf
岡本町は高低差があり歩き廻るのはしんどいが、景色は抜群で掘り起こすには興味深い地域である。
「岡本町を歩く」は、もう少し続きます。