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ゴミと親父とワタシ

うちの実家は築60年ほど。

外から見ると全く分からないが、中はクッソ汚い。このまま放っておくとマジでゴミ屋敷になりそうだ。

ゴミ屋敷

原因は親父である。

親父の部屋には見る限り、親父のお父さん、お母さん、そして親父の私物、そしてなぜか我々子供のモノが散乱している。自分が小学校のころに作った陶器、中学校の工作で作った木製の椅子などホコリまみれで発見した時にはたまげた。


「思い出があるから捨てられないんだね。」


多くの人はこのように考えるだろうが、ちょっと違う。
自分は常々、「もう昔のモノは処分しているから、もしまだあるなら捨てていいよ」と伝えていた。もう必要ないと伝えてあったのだが、、、そう、自分で掃除や片付けをするのが面倒くさいだけなのだ。

友人のお母さんの話にも「年を取ると何をするにも億劫なのよ」という。
これは確かに言える。身体が思うように動かなくなり、エネルギーも若い時より格段に落ちている。
すべてにおいて「面倒くさい」となるのは理解できる。

親父が80歳を越えて思うのは、会社をリタイヤした60歳以降に出来ることをやってこなかったのが原因かと・・・。やはり80歳でエネルギッシュな方は世の中少ない。
そう考えると、75歳くらいまでにはいろいろと身辺整理をしておくべきだったな。


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ゴミ屋敷ができていく過程
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さて、ここからは80歳を過ぎた親父のこれまでの行動をまとめてみた。

◆親父の趣味はファイル作り
気になることをインターネットで調べては、プリントアウトしてファイルに閉じていく。新聞の切り抜きを集めていく人がいると思うが、親父の場合はそれでは済まない。
気になったことは徹底的に調べて自分が納得するまでファイル=書類を作っては、部屋に山積みにしていく。
本棚に綺麗に整頓して並べてあるのならば、「調査した書類」として読み直すことができ、とても有意義だ。しかし、ファイルは山積み、どこに何があるかは分からない状態で「ほったらかし」になっている。

非常にだらしない「やりたいことをやったら、後は知らない」という考えが露呈している。

興味を持つことは素晴らしいが、やったらやりっぱなしというのがね、、、、第二次世界大戦の重要人物を調べたあげたファイルを見たときには「気持ちワルっ!!」と正直ビビった。テロリストと間違われると困るので、その場で全てシュレッターで粉々にしておいた。

 

◆役所で配布されている書類
調査する際に役所などで集めてきた説明書類、概要書など、法改正などあったものはゴミだ。だが、それらも山積みになっている。「平成5年の税のあらまし」とか取っておいてどうするのだろうか。
役所に提出する書類、つまり申告書にすべて情報が集約されているので、説明書類は今となってはゴミでしかない。
それとも「切手コレクション」的な感じなのだろうか。

実に気持ち悪い。

 

◆観光案内、パンフレット
車のサービスエリアなどに置かれているパンフレット。
旅行先で手に取った案内地図。これらもかなーり山積みになっている。
旅の思い出かと思っていたが、あれ?親父はこんなところへは行っていないぞ。。。。
どうやら「出かけた場所」と「行きたい場所」がごちゃ混ぜになっているようだ。
ここから察するに、親父はもっといろいろな場所へ行ってみたかったのかもしれない。

 

◆パソコン、プリンタの説明書
「仕事で使うから」と頻繁に買い替えをしていたパソコンとプリンタ。
これらの説明書は綺麗にクリアケースに保管されてはいたが、使わなくなったパソコンやプリンタのものまで放置。
要は、買い替えの際に古いものは処分していないのだ。
2025年現在で、Lotus123、Windows98とか、明らかに時間が止まっているものばかり。
それいつ使うんですか?

 

◆3.5インチディスク
上記のパソコンに不随するが、な~ぜか3.5インチディスクが引き出しの中にパンパンに入っている。
一部には5インチディスクもあった、、、、。
今更中身を吸い出してデータ保存するような中身ではない。
そもそも、読みだす装置が無いので、この時点でこれらはゴミだ。
使ってないなら捨ててくれよ。

 

◆技術書
親父は技術者だった。
大企業で活躍したようだが、その技術書をもう読んではいないし、ほこりがかぶって酷いものはカビが生えている。
一部の技術書は親父の学生時代のものもある。
大学を卒業してから、おそらくは60年以上は経過していおり、それらは使用している形跡がない。
これらを捨てずに取ってあるのは、親父にとっての「思い出」「アイデンティティ」なのだろう。
悲しいな、、、おそらく酸素欠乏症にかかって…。

 

◆安いから買おう
親父は「安売り」の言葉に弱い。
「これは安い、お得だから買っておこう」と、買ってきては家に溜め込む。
実際は持っているものがほとんどで、それらを買う理由は「安い、買いたい」という個人的な欲求だ。

こんな酷い話がある。
親父がコストコに行って靴を2足買ってきた。
親父は「安かったんだよ」と。
母が「2足も買ってきて誰が履くのよ」と尋ねると、
「●●(息子)が使うかもしれないだろ」
「●●(息子)はそんなもの履かないよ、だいたいサイズとか分からないじゃない」
「じゃぁ、〇〇(孫)にあげればいいよ!」

後にこの話を聞いてびっくり。
信じられないくらい身勝手な話だ。

「〇〇のために買っておいてやろう」というのは非常に心優しい発想だが、
相手のことを考えずに自分の意見、欲求が優先されてることに本人は気が付いていない。
おそらくは「買い物依存症」だと思う。高価なものを買わないところが救いだ。

 

◆洋服やカバン、ベルトなど
同じようなモノが3~4種類くらいあり、すでに着ていないモノがハンガーに。
酷いものはホコリをかぶっており、掃除をするためにどけてみたらゴキブリの死骸が。
元々整理整頓できない人なので、何を持っているか把握せずに買いたいものを買ってしまうのだろう。
戦後を経験した人にとって、モノを捨てることはなかなかできないのか…。

 

◆家が占領されていく
親父はこれらの書類やモノが増えていくと、次々に家の中の部屋を占領していった。
子供が巣立った家は部屋が余っている、、、だから使ってしまおう。と安易な考えが見て取れる。

 

◆占領は部屋に留まらず
親父の散らかし具合はひどい。
元子供部屋や自分の部屋を含めて3つを占領し、入りきらなくなると次はリビングに私物を置き始めた。母はたまりかねて自分の部屋を確保したが、親父は母の部屋にも勝手に入っては私物を置いていた。
「この家はオレオのモノ」だ。

 

◆食べ散らかし
モノを散らかすだけでなく、食べ散らかしもする。
パソコンで調べものをする時にお菓子などを食べ、その空袋や食べカスはそのまま。
自らは気にせず掃除もしないので、なんと数十年間そのまま…。
その結果、周囲に謎の黒い物体が…ネズミのフンが散らかる有様。
しかし本人は、衛生状態は非常に悪いことに気が付かない。

 

◆片付けというチキンレース
そもそも整理整頓を自分でやる思考がないので、散らかしてはそのまま。そのうち誰かが掃除してくれるだろうという考え方だ。最終的に見かねた母や自分が片付けをすることになっている。
それではダメだ!本人にやらせればいい!と言いたいところだが、何度言ってもやらない。やるにはやったが期待値の3割以下とか、やるやると言っていつになってもやらない…とか。
結局は我々はガマン比べに負けてしまうのだ。
というか、放っておくと人の住めない場所になってしまう、、、このチキンレースに勝機が見いだせない。
住まいを人質に取られると、どうにもならない。

 

◆捨てられない、捨てさせない
さすがに見かねて母や子供である自分が掃除をすることになる。
1つ1つモノを確認しながら、「これはもう使っていないだろう」、「カビが生えている」、「もう5年以上前のモノ」などと理由を明確にしながらゴミ袋に入れ、ゴミ置き場へ。すると、親父はゴミ袋を1つ1つ開けてはチェックし、自分が必要だと思うものを持ち帰ってきてしまう。


掃除→捨てる→持って帰る→捨てる→持って帰る…

これの繰り返し。
いつまでたっても家の中からモノがなくならないので、結局はモノ=ゴミの山…ゴミ屋敷が出来上がっていく。

「ゴミには捨て方があるんだ」、「しっかり分別しないとだめだ」と言ってはゴミ袋を開ける姿は非常に気持ち悪い。
やっぱり…親父は酸素欠乏症にかかってしまったのか…。

 

◆ぜんぶ自分のモノ
今まで何十年も気にしていなかったモノを捨てようとすると、
「それは思い出の品だから」
「それは母さんの思い出が」
「それは学生時代に」
などと、すっかり忘れていたものを想い出して捨てることを拒絶してしまう。

なぜ、それほど大事にもしてないモノを今更捨てることができないのか?と尋ねると
親父は、「自分の身体が削ぎ落されていく感じがする」と。

自分の身の回りのモノ、親族に至るまですべてが「自分のモノ」という発想だ。
それゆえに、モノを捨てる発想にたどり着くことができない。

 

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◆まとめ
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ということでまとめると、
・書類を作る→モノが増える
・外から持ってきては溜め込む→モノが増える
・掃除をしない→不衛生
・捨てさせない、触らせない→モノが減らない

これらがうちの親父の「ゴミ屋敷」の作り方だ。

いつ終わるのか?
それは神のみが知る。




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