DTM、デスクトップミュージック。つまりは楽器を弾くのではなく、デスクトップ上、要はパソコンで音を操作して音楽を奏でる方法。
楽器を弾けないどけ、音楽を作ってみたいと思っていた自分にはぴったりのシステムだ。
もう何年前の話になるかね、、、30年以上前の話かな。
◆Roland SC-88VL

YAMAHAのミュージロウ?というDTMソフトを持っていて、その音源の代わりに購入。
当時やっぱりローランドの音源は抜群に良かった。ローランドのSCシリーズって当時はイケイケだったし。

88VLの次に購入したのが8850。シンガーソングライターというシーケンスソフト付きで購入したが、このソフトウェアが目から鱗だった。
ピッチベンド、スライド、チョーキングなど、滑らかに音階を変えることを操作しやすく、今まで数値で打ち込んでいたのはなんだったんだ?と思うほど。
ローランドはイケイケだったね〜。
◆Roland JV-2080

SC8850でも十分の音源なんだが、、、どうしてもこだわりたい音色があった。
それは、ベースとドラム。SC88シリーズのスラップベースの音はお世辞にも良いとは言えず。
その点、JVの音源は「本物か?」と思えるほどのクオリティだった。
この音源にしてから様々なスラップベースを打ち込んだ曲を作った。いやー、お世話になった。
そして、スロットが空いていたので買い足したのがオーケストラクラシック音源。
オーボエ、フルート、ストリングスなど、SC8850には無い素晴らしい音源がたくさん。あり過ぎて使いこなせなかったようも気がしたが、、、、。
◆KORG D16

DTMを始めてから数年経過して録音に関してが課題になった。
PCで音源発音をコントロールして、その音を単純にMDなどで録音をしていたのだが、同時発音数には限界があり、処理が追いつかず音楽がもたついてしまうことがあった。これを解決したのがこれ、MTR(マルチトラックレコーダー)。
以前はカセットテープを使用したMTRは4トラックでしかも劣化に弱い。が、デジタル録音できるようになったのは画期的だった。
これで音ごとに録音してミックスダウンができるようになったので、、、
・ハット、シンバルなど
・スネア
・タム
・バスドラ
・ベース
・メロディ
・シンセ
・ギター
工夫すると32トラックまで使えたが、贅沢にトラックを使っていったところ、、、
あれ?トラックが足りない。ということに気がついた。
プロの現場にあるミキサーが多数のトラックがあるのはこういうことだったのね。

D16ではトラック数が足りないことに気づいたので、思い切って32トラックを購入。
こいつがまた高性能で、トラックごとにエフェクトもかけることができたので、
ベースギターを弾いて録音するときはコンプレッサーをかけるなど、使い方の幅が広がった。
ミキサーとレコーダーを兼ね備えた超絶贅沢品だった。
ただ、、、ここからが大きな壁が立ちはだかる。
ミキシング技術だ。
各トラックごとにパート録音し、その後に周波数を調整して音がぶつからないようにする。
これがまたチョー難しい。
絞りすぎると音が細くなるし、ブーストしすぎると不快になるし、最悪聞いていて頭が痛くなる。
最適な周波数帯と増減量、これを調べていくと「経験」に依存するっぽい。
決まった数値というのは自分で編み出していくしかない。
この回答が出た時に自分の中で、
「ここが限界だな」と悟った。
ベースギターはある程度弾けるようになったが、本気でやるならキーボードくらいは弾けないとお話にならない。
DTMというニッチな世界でどこまでやっていけるか、、、趣味を超えてさらならる高いところを目指すには今からは遅すぎる。
ということで、
「オレ頑張った。もうやめよ」と決断。
機材を全て一旦整理したが、2021年ごろに全て売却。
いや〜、たいした金額にならなかったねぇ、長い間放置してしまい、売り時を逃した結果だ。
いつか使う時が来るかもしれない。
子供が使うかな?
とか様々なことを考えて手放さなかったが、ある時気がついた。
いつか使う?いつだよ。
子供が使う?大きなお世話だろ。
しかも機器類はどんどん新しいものが発売されるし。
今は使うことはない、なら廃棄するべき。
必要な時が来たらその時にまた考える。が出すべき最適な解だ。
音質、聞きやすさを追求するために関連記載を集め始めていたが、
結果的には無駄な買い物で終わった。
やっぱり片手間では無理だったね。



なんとも懐かしい話であり、また捨てるべき過去だね。
前に進むべき理由は、他に大事なものがあることに気がついたから。
家族って大事だねぇ。