
数年前まで、さる神社のお稲荷様のお札に、2.5寸の小さな陶器の御眷属を添えて、お祀りしていました。
まだ屋号が違うころで「お家の神様の御眷属」というテーマで絵を描いていたのですが
オンラインストアもほぼ動いていなかったそのときに、お稲荷様を描いてもらえませんか…とオーダーをいただいたことを覚えています。
「お稲荷様は、お稲荷様を呼ぶんだな」と感じた、今でもありがたい思い出です。
それから、しばらく経ったころでしょうか。神棚を掃除しているときに、御眷属を落として割ってしまいました。
思い入れがあるので悩んだ末、折角だからと以前より大きなものを新しく購入したのですが
届いたお狐様は大きく目がズレて、チグハグのお顔をしていました。
返品しようかな…でも現物を見れないのでは、どのみち一緒かなと思い、これもご縁とそのままお祀りすることに。
ただこのとき「いつか作れたらいいな」と考えたことを覚えています。(今でも、この御眷属様は神棚で守ってくださっています。)
更に一年が経ったころ。
何度か立ち寄ったことがあるお稲荷様の、お狐様の像に、前掛けがないことに気づきました。
余計なお世話かいな…と思いつつ、タタタとミシンをかけて、お寺の方にお許しをいただきご奉納。
縫い物は苦手ですが、このとき存外楽しくて、余った布と仕舞い込んだ紙粘土で塑像を作ったことが今に繋がっています。
▲ 当時、こんな記事を書いていました。
所謂アフターコロナが始まって数ヶ月、さてどうしよう…と考えていたときに書いたもの。
こんな風に、今に繋がるのだなと思うと感慨深いです。縁起物を見てくださっている皆様・ご縁を紡いでくださった皆様に、感謝いたしております。
本格的に春がやってきておりますが、皆様のご健勝・ご活躍をお祈りしつつ、引き続き制作してまいります。
次回新作は3月20日予定です。
お狐様と八咫烏様。もしかしたら、新しい誰かがいるかもしれません。楽しみにお待ちいただけますと幸いです。