
霊狐塚からお堂の裏道をまわり、奥の院へ向かう。
大木が御神体であろう、天龍白大大神がいらっしゃる。
職員の方が教えてくださったのだけれど、豊川稲荷は中央構造線上にあるとのこと。所謂ゼロ磁場と呼ばれる場所なのだそうです。

そういうものを意識して土地を巡ったことがなかったのだけれど、霊狐塚から奥の院までの道のりにおいて、距離や時間の感覚が違っていたことに驚きました。
それが中央構造線上だからなのか、夕暮れが近づいていたからなのか、お狐様達に遊んでもらったのかは分からないけれど。
奥の院に出てきて「あれ?」と。なんとも印象的な体験でした。


柔らかい光に照らされて、美しい

奥の院では、中に入ってご祈祷が受けられる。
神様との距離が近い。こういうところが、愛されている理由でもあるのかなと。

職員の方に声をかけると、中でご真言を上げて、体とお財布に切り火をしてくれます。
お願い事と、ここまで来られたこと・関係者の皆様への感謝とを述べて、終了いたしました。

妙厳寺をはじめ、祈りの中心地が残ることはありがたい。どこに預けたら良いか分からない俗な祈りを、祈りとして真っ向受け取ってくれる。
低俗だと言われようとも、地の世界に生きるには命が必要。それは、生きて生き抜くこと。つまりは稲荷。
私たちが稲そのものとなり、最後旅立つその時に、眞天様がひょいと担いでくれたなら。そんなに嬉しいことはない。
これからも俗を嫌わず、命あることを慈しんで生きていけたら。
お読みいただき、ありがとうございました。
金狐舎の関係者の皆様に、感謝申し上げます。