
山は、生と死が共にある場所。
本来、山というのは生者と死者の境界が薄く、時には死者に会いに行くような場所だったといいます。
高野山の奥の院に行った時、周りが殆どお墓だったにも関わらず「怖い」のではなく「落ち着く」と感じたのは、死が拒絶されず、生きた足跡としてあったからだと思う。
そして、生と死を感じる場所が、海ではなく山であることが舎主にとっては大事なのだなと。(海派の人は海と言うものなぁ…分かれるのが不思議)
きちんと死を感じられる時間が必要で、近々そのような場所に行く予定なのですが
生と死が共にある山に、日本の祖霊神が降り立つ前から住んでいたであろう狼や狐は、人間にとって魂の先達であり、守護者でもあったのだろうかな…なんて。
そんなことを考えながら、狼様とお狐様たちを制作しています。

物を作っていると、時折不思議なことがあるもので
今回塑像を作るにあたって描いた、狼のラフによく似た子が、数年前のデータに残っていました。
無意識の中に、残像のようなものがあったのだなぁ。
このタイミングで、きちんと死に向きあい、山に住むご眷属…と今は呼ばれる存在たちを作る。愛猫がくれたものを、受け取り進んでいます。

先日のラフと

2022に描いていた子