
里宮から細い山道を走り、奥宮に向かう。
アスファルトが陥没して倒木もある。ガードレールもないため、バイクか小型車推奨。
人間の気配は一切なく、鳥の声も遠くて静寂。


コレラや憑き物・精神病へのご利益が願われた木野山神社。「木野山権現」と呼ばれていた時期もあるのだそう。
山への信頼と畏怖が共にあるのを、肌で感じる。

秩父の三峯神社には、御眷属様を貸し出すという表現があるが、岡山でも「憑き物がついぞ取れない時に、最後の手段として木野山神社の御分霊を、1週間借りてくる」という考え方があったらしい。


人間の歴史と、山との繋がり、その中で育まれた呪的な世界観が残っていることを感じた、狼様の旅でした。