
今回新作の、七つ鈴の金狐。
はじめは、宝珠を持った白狐さんにしようと土台を作っていたのですが「なんか違う」とガリゴリ削り。最終的に、ご鎮座した金狐さんになりました。
ストアの商品説明には、オーソドックスな意味合いを載せています。
ここからは、舎主が個人的に感じていることです。
金狐舎とって金狐といえば、一つ目にはキンイロジャッカル。名前のインスピレーションを最初にもらったのは、稲荷信仰について調べているなかでジャッカルの生態を知ったからでした。
そもそもインドでは、死肉を漁るとしてあまりいい表現に使われる生き物ではないらしい。
けれど実際のジャッカルは、身体が小さいながらに知恵を使い、夫婦でハントをする。ヒョウやニシキヘビなどパワー負けするような敵が多い中で、知恵を使って生きているのだそうです。
当時、自分には何の力も後ろ盾もないなとシンネリしていた舎主は、大きくて強い生き物ではなく、このジャッカルたちの「知恵を使う」生き方が心に染みたのでした。
(余談:荼枳尼天の乗り物がジャッカルとする説があります。生態と尸林が結びついてのことというのは理解できるのですが、文字になっている明確な出展元は分からず。もしご存知の方は、教えていただけるとありがたいです。)

二つ目には、金毛九尾の狐様。伊予稲荷神社の奥に命婦様と共にいらっしゃる「久美様」も、金毛九尾。ご利益は、勧善懲悪だそうです。
殺生石方面のお話もありますが、そちらにはアンテナが向かないまま…
どちらかというと、お祀りをしたら義理堅くお力添えしてくださるように(勝手に)感じる方々が、強く心に残っています。
何となく、文殊菩薩様を思うところもある。
そんなわけで、金狐・玄狐(黒狐)・白狐のなかで一番イメージに染み付いているのは、もしかしたら金狐さんなのかもしれません。
金狐舎オンラインストア
こんなふうに、象徴と暮らす延長線で、縁起物たちを作っています。
説明文に書くには長すぎるので、こちらに書いてみました。七つ鈴の金狐に、ご興味のある方にお読みいただけたら幸いです。
