
映画「トラップ 仕組まれた陰謀」(原題:Hello Neighbor/Kill Thy Neighbor、2018、劇場未公開)を見る。監督はベン・メイヤーソン。
夫を交通事故で亡くし幼い息子と暮らす女性が、義姉の近くへ引っ越したことで巻き込まれるカナダ・アメリカ合作のミステリー・サスペンス。先が読めてしまう展開ではあったが、住民たちの疑惑、SNS的な中傷を含む“孤立劇”と義姉の嫉妬と陰謀が物語をミステリアスにしている。
・・・
夫を交通事故で亡くしたジュリー(アンドレア・ボーガート)。ジュリーは安心して子育てのできる環境で暮らすため、夫の義姉・アリー(ハンナ・ベアフット)が暮らす家の近所に引っ越す。だがジュリーの周囲で次々と不可解な事件が発生。住人同士のSNSでもジュリーの言動が炎上の対象となってしまう。
ジュリーの引っ越し先で地域限定の「ハロー・ネイバー」という近所専用SNSを駆使して、何者かがジュリーが異常であるかのような書き込みをして追い込んでいき、近隣の住民たちも偏見の目で見るようになる。
その謎の人物の悪意に晒され続けるジュリーが警察に連絡すると何度もやってきて聴取するが、警察からさえも信用されなくなる。謎の人物の正体は誰が見ても明らかな人物(義姉・アリー)だった。
状況が逆転したのは、すべてを仕掛けた人物が正体を現して、ジュリーにすべてを明かしたことだった。ぬいぐるみがカギとなった。盗まれたぬいぐるみを見ると、盗聴器がぬいぐるみに仕掛けられていた。
そのぬいぐるみを取り返し、ぬいぐるみを脇に置いておき、悪意ある人物と対峙したときにすべてが録音される準備をした。その人物(アリー)は、ナイフでわざと自分の腕に傷をつけ、あたかも”変人”ジュリーに刺されたふりをするのだった。
警察がやってくると、アリーは、ジュリーがナイフで刺したと訴えるが、ジュリーはぬいぐるみを警官に渡して、盗聴器を再生するように促した。
するとその人物のセリフ「私が始末した。複数の殺人に関わっていた」などが録音されていて真実が白日の下にさらされたのだった。

新たな幸せが訪れる予感がするジュリーだったが…。

嫌がらせのチラシを見てやってくる若者たち
<あらすじ>
主人公のジュリー・カーターは、夫マシューを突然の交通事故で失った。小さな息子マティとともに新たなスタートを切るため、夫の妹アリー(義姉)が暮らす地域へ引っ越しをした。
しかし、次第に周囲で不可解な事件が発生し始める。近所の住民たちからも「おかしな言動」をするとしてジュリーは疑われるようになる。
義姉アリーは夫の死をジュリーのせいだと信じており、甥・マティを奪おうと不可解な計画を進めていたことが明らかになっていく。

甥マティに対する執着が尋常ではないアリー。
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主人公のジュリーが、何者かによって変人扱いされるようになるが、これを企んでいた人物が中盤明らかになり、この人物がジュリーについに感ずかれると本性を現し「5年をかけて計画を進めてきた」という執着ぶりには驚かされる。
<主な登場人物>
■ジュリー・カーター:アンドレア・ボーガート…夫を事故で失い、息子マティを守って新生活を始めようとする母親。
■マティ:ニコラス・ボルヌ…ジュリーの幼い息子。ジュリーとの二人暮らしの中、義姉との関係にも揺れ動く。
■アリー/アリソン:ハンナ・ベアフット…夫の妹で義姉。ジュリーに冷たく、甥マティを手元に置こうとする隠された意図を持つ。
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