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映画「ヨーロッパ横断特急」(原題:Trans-Europ-Express, 1966)を見る。監督アラン・ロブ=グリエ、主演ジャン=ルイ・トランティニャン。

映画「ヨーロッパ横断特急」(原題:Trans-Europ-Express, 1966)は、監督アラン・ロブ=グリエ、主演ジャン=ルイ・トランティニャンによるユニークでアヴァンギャルド(前衛的)な作品。アラン・ロブ=グリエは20世紀の文学界に革命を起こしたムーブメント「ヌーヴォー・ロマン」を代表する作家。映画は第1回監督作品「不滅の女」(1962)に次ぐ監督第2作。アラン・レネ監督の「去年マリエンバートで」(1961年) の脚本を書いた作家だ。

 アラン・ロブ=グリエ監督

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パリからアントワープへ麻薬を運ぶ男が繰り広げる波乱万丈な道中を、幾重にも重なったメタフィクションで構築。スリラーの枠組みを借りてシリアスとコミカル、嘘と真実、合理と非合理の境界を軽やかに行き来する。

出演は「男と女」のジャン=ルイ・トランティニャンと「アントワーヌとコレット 二十歳の恋」のマリー=フランス・ピジェ。映画監督役でロブ=グリエ自身も出演。

日本では、特集上映「アラン・ロブ=グリエ レトロスペクティブ」として、2018年11月23日~、東京・シアター・イメージフォーラムで劇場初公開。

「実話は面白くない」というラストのセリフには、作り手にとってリアルよりも「虚構」での創造の方が面白いという皮肉が込められている。メタ構造を通じて、映画制作そのものの魅力や欺瞞性を浮き彫りにする一言。

<ストーリー>
映画監督(アラン・ロブ=グリエ本人)とそのスタッフが、パリ北駅からアントワープ行きの列車に乗り込み、車内で次に撮る映画の構想を語り始める。

 ロブ=グリエ監督(左)

彼らの議論をきっかけに、素人の運び屋エリアス(ジャン=ルイ・トランティニャン)が登場。麻薬をパリからアントワープまで運ぶ物語が演じられる。

劇中の「創作会議」が進むたびに、エリアスの物語にも変更やズレが反映される。これにより、虚構と現実の境目が曖昧になり、観客も混乱と快感を同時に味わう構造となっている。

映画のストーリーを協議している場面では、女性がテープレコーダー(カセットでなくオープンリール式)を使ってアイデアなどを録音している。

エリアスは娼婦エヴァマリー=フランス・ピジェ)と関係を持つが、エヴァが実は警察側のスパイであることを悟り、プレイ中にエヴァを殺してしまう。

その後、エリアスは組織か警察か不明な勢力に追われながらアントワープへ戻り、最終的には射殺されてしまう。

列車から降りた監督とスタッフは、駅の新聞で「実話では登場人物たちは死亡した」と知る。すると監督が「実話は面白くない」と呟いて映画は終わる。

エリアスが身を寄せる部屋の壁には「007ロシアより愛を込めて」(1963)のポスターが壁に貼ってある。ほかにも、写真が無造作に貼ってあるが、若き日のジャン・ポール・ベルモンドの写真もあった。

<主な登場人物>
■ジャン:アラン・ロブ=グリエ本人…映画監督。列車内でスタッフと映画の構想を練る。
■エリアス:ジャン=ルイ・トランティニャン…素人の運び屋。麻薬密輸を試され、虚実の入り混じる展開の中で翻弄される。
エヴァマリー=フランス・ピジェ…娼婦。エリアスとSMプレイを展開するが、実は警察のスパイ。

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