
映画「オーメン:ザ・ファースト」(原題:The First Omen、2024)を見る。1976年のホラー映画「オーメン」(The Omen)の前日譚として制作され、今春劇場公開されたばかりだが、早くもプライムビデオで配信開始。
ガチガチのホラー映画です。監督はこれが長編監督デビュー作のアルカシャ・スティーブンソン。孤児院における不気味な儀式、流産、出産、悪魔の介在など「エクソシスト」や「ローズマリーの赤ちゃん」を彷彿とさせるおどろおどろしい雰囲気。ホラー映画でグロいシーンもあり見るには要注意。怖いもの見たさの人にはおススメ。
映画の最後に悪魔の子は「ダミアン!」という名前が明かされる。ある赤ん坊を死産として処理し、ダミアンと取り換えて、アメリカ外交官ロバート・ソーン(あっと驚き!「オーメン」のグレゴリー・ペックの写真が映る!)に育てられることになるというところで「オーメン」と結びつく。
まさに「ダミアン」という悪魔の子の誕生秘話だった!キリスト教の西洋社会の神と悪魔という存在や、神に仕える身でありながら悪魔に魂を売るという行為などなかなか理解しにくい。
「オーメン」などを見てくると、あの「エクソシスト」が、悪魔憑依された少女リーガン(リンダブレア)と祈祷師・メリン神父の闘いもそういうことだったのかと分かってくる。




<ストーリー>
ハリス神父の教会を訪ねたブレナン神父(ラルフ・アイネソン)は、告解部屋の中でハリス神父(チャールズ・ダンス)から渡された赤子の写真を手に、彼の懺悔を聞いていた。
赤子の母は自然な形で子を授かったわけではないといい、“彼ら”が有志の女性を使ったという以外、その方法はとても恐ろしくて話せないというのだ。
写真の子は現在10代で、成熟するのを待たれているが、その理由も言えない。逃げるように教会を出たハリス神父は、頭上の足場から落下してきた鉄棒で死亡する。
1971年、アメリカ人女性のマーガレット・ダイノ(ネル・タイガー・フリー)は修道女になるべく、ローマの教会内にある孤児院にやってきた。
シルヴァ修道院長(ソニア・ブラガ)の歓迎を受け、未婚の母の手助けもしているという施設内を案内されるマーガレット。
だが、“悪い子の部屋”に閉じ込められている年長のカルリータという少女を気にかけるようになる。
ある日、街中でブレナン神父と出会ったマーガレットは、カルリータの周辺で危険なことが起きるから注意するよう警告される。
その後、マーガレットは孤児院の分娩室で、恐ろしいものが妊婦の股間から出てくる光景を見て気絶してしまう。さらに子供たちと一緒に中庭で遊んでいる最中、修道女アンジェリカ(イシュタル・カリー・ウィルソン)が身体に火を点けて首吊り自殺を遂げた。
不可解な出来事が続いたマーガレットは、一度は無視したブレナン神父を訪ねることにする。
ブレナン神父はマーガレットに説明する。「(ここでは)キリスト教には二種類あり、普通のわれわれの教会と、もう一つは急進派の”反キリスト”派があるという。
反キリストを産むための母親候補を集めて、獣(山犬)を父親に持つ悪魔の子を産むのが目的だという恐ろしい計画だった。
ブレナン神父の言葉には半信半疑なマーガレットだったが、修道院長の留守中に部屋に忍びこみ、隠し扉の向こうにある地下室で“スキアーナ”と書かれたファイルを発見。
ファイルには、日付がすべて6月6日で、死産の記録が残されていた。女児が生まれたら処分され、カルリータはその唯一の生き残りであったのだった。
マーガレットも捕まり“悪い子の部屋”に監禁されるが、ガブリエル神父がマーガレットを救出し、ブレナン神父のもとへ向かう。
ガブリエル神父(タウフィーク・バルホーム)もまた、ブレナン神父から反キリスト派の動きがあることをを示唆されていたが、証拠がなく相手にしなかったのだ。
成人になるまでマーガレットを見守っていたローレンス枢機卿(ビル・ナイ)と、彼が率いる反キリスト派は、人間の女性と悪魔の間に産まれた男児を欲していた。
一連の首謀者はローレンス枢機卿だった。連れ去られたマーガレットは帝王切開で双子を産んだ。片方は女児、もう1人は男児だったため、サタニスト(悪魔崇拝者)たちは歓喜に沸く。
メスを握ったマーガレットはローレンスを殺害するものの、教団は男児を連れ去り教会に放火。女児と母親を殺害すべく動き回った。
助けに来てくれたカルリータと共に、女児を抱いて脱出するマーガレットは炎に包まれた悪魔の姿を目撃した。
悪魔信者であるスピレット神父はマーガレットを騙していた運転手ルカとともに車に乗り、ローマにいるアメリカ外交官ロバート・ソーンに反キリストの男児を預けることにする。
病院に勤務する悪魔教徒たちは、ロバートの妻が出産した直後の子を死産として処理し、マーガレットの子とすり替えたのだ。
数年後、人里離れた山奥で子供を育てているマーガレットのもとにブレナン神父が現われ、男の子は生きていることと、その名はダミアンだと告げるにだった。

<主な登場人物>
■マーガレット・ダイノ:ネル・タイガー・フリー…ローマの教会に奉仕活動のためにやってきたアメリカ人女性。ローマで恐るべき陰謀の存在を知る。清らかな信仰心を持つが、次第に揺らぎ、自身の出生にも秘密が隠されていた。
■ブレナン神父:ラルフ・アイネソン…マーガレットに反キリストの動向を警告する。
■ハリス神父:チャールズ・ダンス…教会の司祭。反キリスト主義派が隠蔽する歴史の闇をブレナン神父に伝えようとした。
■シルヴァ修道院長:ソニア・ブラガ…年老いた孤児院の修道院長。
■アンジェリカ:イシュタル・カリー・ウィルソン…孤児院で働く修道女。カルリータの目前で自殺を遂げる。
■ガブリエル神父:タウフィーク・バルホーム…孤児院で働く若い男性の神父。ブレナン神父とは面識がある。
■ローレンス枢機卿:ビル・ナイ…ローマの司祭。ある目的のため、マーガレットを幼少期から成人するまで見守ってきた。
■パオロ:アンドレア・アルカンジェリ…ディスコでマーガレットと踊った男。教会の闇の部分に触れてしまい恐怖感を抱く。

・・・
<映画「オーメン」概略>
1976年に公開されたレジェンド・オブ・ホラー(ホラー映画の金字塔)と称されるホラー映画。6月6日6:00に誕生し、頭に666のアザを持つ“悪魔の子”ダミアンに翻弄される人々の恐怖を描き、世界中を震え上がらせた作品。

ちなみに「666」の数字は、新約聖書ヨハネの黙示録において“獣の数字”とされ、この映画をきっかけに広く知れ渡ることになった。再見したくなった。
当ブログでは「666」に関連した数字(例:コメント数「6666」など=ブログ開始7か月後に到達)が出るたびに記事にしています。19年前の7月にも「6666」で。
17年前には、一桁増えて「66666」コメントの際に…。
7年前にも「ミニゾロ目」(訪問者数(Yahoo)2,066,666)で。
何回「666」(オーメン関連)の記事を書いているのか?(笑)。
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