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映画「教皇選挙」(原題:Conclave、2024)を5月9日に見る(バチカンではこの日、新教皇決まる)。

 

映画「教皇選挙」(原題:Conclave、2024)を5月9日に見た。現実の同じ日(日本時間の9日午前1時すぎ)バチカンの会場のシスティーナ礼拝堂の煙突から白い煙があがり、教皇が決まったことが明らかにされた。奇遇というほかない。映画は原作ロバート・ハリス監督エドワード・バーガーによるサスペンスミステリー教皇の死後、新たな教皇を選出するために枢機卿たちがバチカンに集まり、秘密裏に行われる選挙(コンクラーベ)の過程を通して世界から集まった各枢機卿の信念や野望、そして脱落の理由が複雑に絡み合い、緊張感あふれる人間ドラマが展開される。

第95回アカデミー賞で国際長編映画賞ほか4部門を受賞した「西部戦線異状なし」のエドワード・ベルガー監督ローマ教皇選挙の舞台裏と内幕に迫っている。第97回アカデミー賞で作品、主演男優、助演女優、脚色など計8部門でノミネートされ、脚色賞を受賞した。

主役のローレンス枢機卿を「シンドラーのリスト」「イングリッシュ・ペイシェント」の名優レイフ・ファインズが演じるほか「プラダを着た悪魔」のスタンリー・トゥッチ「スキャンダル」のジョン・リスゴーブルーベルベット」のイザベラ・ロッセリーニらが脇を固める。

 

(あらすじ)全世界14億人以上の信徒を誇るキリスト教最大の教派・カトリック教会。その最高指導者で、バチカン市国の元首であるローマ教皇が亡くなった

教皇を決める教皇選挙「コンクラーベに世界中から100人を超える候補者たちが集まり、システィーナ礼拝堂の閉ざされた扉の向こうで極秘の投票がスタートする。

票が割れる中、水面下でさまざまな陰謀、差別、スキャンダルがうごめいていく。選挙を執り仕切ることとなったローレンス枢機卿レイフ・ファインズ)は、バチカンを震撼させるある秘密を知ることとなる。 

 

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教皇選挙では、なりたいという野心家もいれば、重責で避けたいという人物などが入り乱れて、新教皇が決定するまで何度も投票が繰り返される。枢機卿は、選挙の間は、スマホなどでの通信や外部との交流が制限され、密室に閉じ込められて行われる。

陰謀、策謀も渦巻く。外では自爆テロもあり、一時騒然とするが、最終的に選ばれた教皇も予想だにしなかったある「秘密」を抱えた枢機卿が選出されるという大どんでん返しの結末となる。   

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映画の宣伝文句に「衝撃の結末」という常套句があるが、この映画もまさにそんな結末。衝撃度はバズーカ砲並み! 俳優陣では、野心家のベリーニ枢機卿を演じるスタンリー・トゥッチがいい。選挙を取り仕切るローレンス枢機卿レイフ・ファインズ)に怒りで迫る迫力。

イングリッド・バーグマンを母に持ち、マーティン・スコセッシの元妻でもあるイザベラ・ロッセリーニが、男社会ともいえるバチカンの中で、異彩を放つ存在感がある。

シンドラーのリスト」「イングリッシュ・ペイシェント」「ことの終わり」などの名優レイフ・ファインズは、葛藤し苦悩する枢機卿の心情を円熟味で演じている。ベニテス枢機卿カルロス・ディエス演説は万感の思いが詰められていて印象深い。

忘れてならないのが音楽。サスペンスを盛り上げる緊張感のある音楽と、わずかに流れる静かな音楽などすばらしい。


<主な登場人物>
■トーマス・ローレンス枢機卿レイフ・ファインズコンクラーベの進行役であり、物語の中心人物。信仰に対する深い疑念を抱えており、教皇選出の過程で他の枢機卿たちの秘密やスキャンダルを知ることになる。自らの信仰の揺らぎと、他の候補者たちの問題を知ることで、教皇の座に対する欲望を持たず、進んで候補から身を引く。

■アルド・ベリーニ枢機卿スタンリー・トゥッチ…進歩的な立場を持つアメリカ出身の枢機卿。表向きは教皇職を望んでいないように装うが、実際には強い野心を抱いている。他の枢機卿たちからの支持を得られず最終的に選出されない。

■ジョセフ・トレンブレイ枢機卿ジョン・リスゴー…カナダ出身の中道的な枢機卿。穏健な立場を取りつつも、過去の行動に疑念が持たれている。故・教皇からの辞任要請を隠蔽していたことが発覚し信頼を失う。

■アデイエミ枢機卿ルシアン・ムサマティ…ナイジェリア出身の保守的な枢機卿。信仰に対する強い確信を持ち、教皇職に対する強い意欲を示す。過去の不適切な関係が明るみに出ることで信頼を失い候補から外れる。

■ヴィンセント・ベニテス枢機卿カルロス・ディエス…メキシコ出身で、故教皇により秘密裏に枢機卿に任命された人物。平和と包容を訴える演説で注目を集める。他の候補者たちのスキャンダルや問題が明るみに出る中、清廉なイメージと平和的なメッセージが支持を集める。

■ゴフレド・テデスコ枢機卿セルジオ・カステリット…イタリア出身の伝統主義的な枢機卿。教会の伝統を重んじ、保守的な立場を堅持する。過激な発言や行動が他の枢機卿たちから懸念され支持を失う。

■シスター・アグネス:イザベラ・ロッセリーニコンクラーベ期間中に枢機卿たちが滞在するカサ・サンタ・マルタの運営を任されている修道女。常に周囲の動向を注意深く観察し枢機卿たちの行動や会話を見逃さない。物語の終盤ではある枢機卿の不正を暴露し、教皇選出の行方を大きく左右するキーパーソンとなる。

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2024年製作/120分/G/アメリカ・イギリス合作
配給:キノフィルムズ
劇場公開日:2025年3月20日
鑑賞日:2025年5月9日、イオンシネマ大宮(スクリーン6)※ハッピー55
   (55歳以上、1100円)

 

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