以下の内容はhttps://fpd.hatenablog.com/entry/2025/02/01/204239より取得しました。


映画「2001年宇宙の旅」(原題:2001:A Space Odyssey, 1968)を再見。

 

2001年宇宙の旅」(原題:2001:A Space Odyssey, 1968)を再見した。所見は初公開から2,3年後だったが、SF映画で何を描いていたのか難しかった記憶がある。それにしても、猿人の描写がリアルなこと、「ツァラトゥストラはかく語りき」「美しく青きドナウ」)などの音楽が強烈だったことなどの印象を残した。

映画で登場するコンピューター、「HAL」の反乱とは、機械頼りの発展が人類を後退させるだけでなく、むしろ機械によって滅ぼされかねないという懸念を切実に描いているということを考えると、数十年後を見通した先見の明があるともいえる。

人類の次なる進化を脅かす最大の宿敵は、皮肉にも我々がひたすら創造し続けてきた文明そのものかもしれない。そんな警鐘をキューブリックは、人間の知能を超えた“HAL 9000”に担わせたといえる。

今は、この映画の考察、評価などがネットにあふれているが、要約すると、この映画は4つの大きなパートで構成されている。

(1)人類の夜明け(The Dawn of Man)

400 万年前の地球。ホモサピエンスの祖先であるヒトザルが荒野で飢えに苦しみながら生きる中、突然、謎の黒い石板(モノリス)が現れる。

その後、ヒトザルたちは道具(骨)を使うことを学び、獣を倒して多くの肉を食べられるようになる。敵のボスを殺害し、水場争いに勝利し、喜びのあまり骨を空に放り投げると、これが最新の軍事衛星に変わる。

(2)月面のモノリス

人類が宇宙へ進出した未来(西暦2001年)。月でモノリスが謎の物体「TMA・1」」(通称「モノリス」(一枚岩)が発見される。400万年ぶりに太陽光を浴びたモノリスは強い信号を発し、木星へと送信された。TMA・1は、あのヒトザルたちが月に到達するまでに進化したことを告げるセンサーだった。

(3)18か月着後(Jupitar Mission:木星探査ミッション)

宇宙船ディスカバリー号木星へ向かう。乗組員は船長のデヴィッド・ボーマンとフランク・プール隊員、さらに出発前から人工冬眠中の3人の科学者と、人工知能(AI)HAL 9000型コンピューターだった。飛行の途中、HALボーマン船長に探査計画に疑問を投げかける。HALの異常を疑ったボーマンとプールはその思考部を停止することを決める。しかし、二人の密談を読唇(どくしん)して察知したHALが暴走しクルーを殺害しようとする。唯一生き残ったボーマン船長がHALを停止させる。

(4)木星と無限のかなた(Jupitar and Beyond the Infinite)

ディスカバリー号木星の衛星軌道付近に到達すると、ボーマンは巨大なモノリスを発見する。接近すると、巨大モノリスは漆黒の闇に消え、そのあたりの空間から発した光の奔流がポッドを飲み込み、異次元の光景が次から次に押し寄せてくる。

やがて異星人が用意した閉鎖された王朝風の白い部屋にポッドごと到着すると、そこでボーマンは、年老いていく自分自身を順々に発見する。ついには、老衰してベッドに横たわるボーマンの前に、あのモノリスが現れ、ボーマンが手を差し伸べると、光に包まれた胎児に変貌する。ボーマンは、人類を超越した存在=スター・チャイルドへと進化を遂げた。

そして胎児は太陽系へと戻り、地球を見下ろしながら、これから自分がなすべきことについて思いを巡らせ、その姿で地球を見つめるシーンで映画は幕を閉じる。

・・・

SF映画の金字塔と言われる理由などについてChatGPTに尋ねてみたら(笑)、以下のような回答があった。

(1)革新的な映像技術無重力空間や宇宙船の動きをリアルに描写し、当時の特撮技術の常識を覆した。実際のNASAの資料を基にデザインされた宇宙船や宇宙ステーションなど。

(2)現代にも通じるAIのテーマ…HAL 9000の暴走は、人間とAIの関係、テクノロジーの暴走を考えさせる内容となっている。

(3)哲学的なストーリー…「人類の進化」「宇宙の神秘」「知的生命体の干渉」など、単なる娯楽作品ではなく深いテーマを持つ。

(4)視覚と音楽による芸術性クラシック音楽(「ツァラトゥストラはかく語りき」「美しく青きドナウ」)を効果的に使用し、セリフに頼らない表現を確立。

(5)多くのSF作品に影響を与えた…「スター・ウォーズ」「インターステラー」「アバター」など、後のSF映画に多大な影響を与えた。

2001年宇宙の旅」は、映像表現・テーマ・影響力の全てにおいてSF映画の歴史を塗り替えた作品ということだった。

ラストシーンも含めて、映像だけで本来のストーリーを解釈するには説明不足と言われる。様々な資料を参照して、物語の起承転結を理解できるようだ。

町山智弘は「エイリアン(地球外生命体)が姿を見せないエイリアンの映画だ」とどこかで語っている(姿は見せないが、エイリアンらしき生命体の笑い声が聞こえる)。宇宙人が画面に出てこないのは、監督が「エイリアンの表現に四苦八苦した」ともいわれ、エイリアンとは神のごとき存在だという解釈もあるようだ。

 

■「にほんブログ村」にポチッと!お願い申し上げます。

https://movie.blogmura.com/ranking/in   

https://movie.blogmura.com/moviereview/ranking/in




以上の内容はhttps://fpd.hatenablog.com/entry/2025/02/01/204239より取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14