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<span itemprop="headline">1970年代(53)「ミッドナイト・エクスプレス」</span>



 
 これは、好きな映画の1本だ。

 1970年代後半の映画で「ミッドナイト・エクスプレス」は、文字どおり、手に
 汗握る、サスペンス映画として記憶に残る


 緊迫した国際情勢の中で、祖国からも見放され、異国の独房で絶望的な日々を送ることになる
 青年が、遂には脱獄を遂行するまでを実話をベースに描いている。

 製作総指揮は「ザ・ディープ」のピーター・グーバー。製作は「ダウンタウン物語」のデイビッド・
 パットナムとアラン・マーシャル。監督は「ダウンタウン物語」でトリオを組んだ
 アラン・パーカー。 

 映画の一部(オープニング)はこちら:
[[item(http://www.youtube.com/v/VIeMyfaQ5IE,425,355)]]
[http://www.youtube.com/watch?v=VIeMyfaQ5IE Midnight Express Movie - Part 1]

 
 現代の代表的社会派監督の一人、オリバー・ストーンが脚色(アカデミー賞受賞)を担当した。

 タイトルの ミッドナイト・エクスプレス”(=深夜特急)というのは、脱獄のことだ。
 刑務所に入って、半病人として死ぬか、ミッドナイト・エクスプレスに乗る(脱獄するか)を
 緊張感の中で描いていた。

 麻薬不法所持の罪でトルコ刑務所に投獄されたアメリカ人旅行者ビリー・ヘイズ。地獄のような
 獄中生活が続く中、彼は脱走を決意するが・・・・。
 
 見所の一つは、空港の税関で、体中に麻薬を隠し、テープで巻きつけ、突破しようとするときの
 緊張感。心臓の鼓動が脈打つドキドキ感は、見ていてハラハラした。

 また、刑務所での、拷問はすさまじく、思わず、目をそらしたくなるほど厳しいものだった。
 実話がベースだけに、リアリティがあった。

 簡単なあらすじはこうだ。

 時は1970年、ニクソン政権下のアメリカ。中東諸国との関係がますます悪化し、険悪な政治情勢が
 続いていた。そんな折、トルコ・イスタンブール空港から、たまたま2キロのハシシ(麻薬)を
 アメリカへ運び出そうとしていたアメリカ青年、ビリー・ヘイズ(ブラッド・デイビス)はハシシ
 密輸の罪で官憲に逮捕された。

 彼とトルコ当局の間に介入してきたのは、合衆国領事館の人間だと名のるテックス(ボー・ホプキンス) という男で、彼はビリーに売人逮捕への協力を要請した。やがてビリーは、セイガミルカー刑務所に
 移され、途方もない恐怖と孤独感に襲われる。単なるハシシ密輸の罪なのに、さも重罪人のように扱わ れるのだ。傷ついたビリーを看護してくれたのが、ジミー(ランディ・クェイド)と エリック(ノーバ ート・ワイザー)という二人のアメリカ人だった・・・。

 
 ・・・裁判がやり直されることになった。裁判の結果、ビリーは刑期30年という途方もない判決を
 言い渡されることになる。ビリーは、国際政治のかけひきという、目に見えぬ糸であやつられた最初の
 いけにえなのだった。互いに友情以上の愛を抱き合っていたエリックが保釈で出て行ったあと、ついに ビリーは脱獄を決意するのだった・・・。

 ビリーは、ジミーと仲間のマックス(ジョン・ハート)とともに、誰も知らぬ地下壕への入口を発見
 するが、密告屋イエジル(フランコ・ディオジェーネ)の告げ口で、看守長ハミドゥ(ポール・スミス)
 の知るところとなり、ジミーが1人で脱獄の責めを負う。さらにマックスまで、イエジルの陰謀で
 廃人同様にされてしまい、怒ったビリーは、イエジルの口に自分の口をねじこみ彼の舌を
 食いちぎる。 

 精神病棟に放りこまれたビリーは、ある日、恋人スーザン(アイリーン・ミラクル)の訪問を受け、
 彼女を裸にし、オナニーに熱中する。スーザンは、その姿を見て、涙を流し、言い聞かせる。
 「ここから出るのよ!」--その言葉通り、1975年のある日、ついにビリーは
 『深夜特急』に乗った

                                    (一部Gooより抜粋)

 こんな、サスペンスフルな映画、なかなか最近は見られない!
 
○監督:アラン・パーカー
○製作:デイヴィッド・パトナム
    アラン・マーシャル
○原作:ビリー・ヘイズ
    ウィリアム・ホッファー
○脚本:オリヴァー・ストーン
○音楽:ジョルジョ・モロダー




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