開拓作業の第一歩。――未開蛮地に文明人が勢力を新たに張るにつき、自然力を減殺するのは常道だ。
必須条件ですらある。原生林には火を放ち、人や家畜を害し得る猛獣類は殺戮するべきだろう。

(仏軍の火炎放射器攻撃)
日本人も北海道でやっている。明治の初期に、狼による損失が馬鹿にならなくなったとき。
いわんや西洋に於いてをや。
オランダ人らも十七世紀、南アフリカで
「現今大廈高楼、
金払いさえ良かったら、ある程度危険な仕事でも人は構わずやってくる。
実に多くの獣類が殺戮されたことだろう。
堅牢にして絢爛たる街並みは、いついつだとて血の海の上に建っている。大地を赤く染めてこそ、繁栄への下準備は完了だ。足元深くに無数の死を渦巻かせ、良き市民らは幸福に生を謳歌するだろう。なんと素晴らしいことか。
陳腐な言い回しになるが、犠牲なくして繁栄はなし。光輝が増せば増すほどに、影もより濃くなる定め。
残酷さの裏打ちもなく、築ける富も、守れる
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