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深淵のフィルム写真(2)Nikon の隠れ名機で再開するフィルム

フィルム写真再開に私が選んだのは Nikon F-301。

FM/FE系とも違う、エッジの効いた直線基調 F3 系譜のデザインが美しい。

F3 の時代はフィルムカメラがMFからAFに切り替わる端境期の時代だった。F3 にも限定モデルの形でAF機が存在したように、この F-301 も瓜二つの双子機となる F-501 というAF フィルム機が存在した。Nikon 初の AF モデルとして脚光を浴びた F-501 に比べ、 F-301 はMF時代の終わりを告げる地味な存在だった。

ボディはプラスティック製で金属のひんやり感は無いけれど、安っぽさは少しも感じない。

このカメラはもう5年くらいは自宅ラビリンスに放置していたので、本体も背面のデータバックも電池切れを起こしていた。

データバックのボタン電池を交換してみたところ、現れた日付は1985年の元旦。複数のプログラムモードを備える電子制御の F-301 も、既に40年も昔の物語。

双子ボディの F-501 ではAFレンズ駆動カプラーを制御する必要があるため、本体は 単四電池4本による高電圧駆動。腐食気味の電極を金属磨きで拭き取ってやり、無事動作は回復した。標準の単四電池は容量が小さいので、オプションで単三電池ホルダーもあったと記憶している。

底部の電池カバーは薄いアルミパネルなのでとても傷つきやすい。

三脚穴は電池のためにだいぶオフセットされているし、アルミカバーの傷つき防止のために別売の堅牢な底部カバーを付けるのが良い。

ボディーも安定するし、モダンとビンテージが融合した立ち姿はとても美しい。

装着しているレンズは F 、F2 時代の非 Ai レンズ Nikkor-H Auto 50mm F2。

通常は非 Ai レンズは Ai レンズ対応ボディには使えないが、このレンズは偶然なのか誰かの意図的になのかわからないが Aiカプラーにかすかに引っかかるので、装着自体は問題なく、シャッターリリース時のレンズの絞り動作自体は可能。露出計は残念ながら正確な絞り値を読み込めず、マニュアル露出となる。

でも、面倒くさいはこの際大歓迎。

金属ではないが、かっちりと作り込まれた細かいスイッチダイアル類。Nikon 黄金期の丁寧な造型だ。

さて、動作チェックは完了した。高圧エネルギーで駆動する昭和のワインダー音を奏でながら、早春のフィルム撮影を楽しみたいと思う。




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