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2026-03-10

[Codex]世界食品安全デー2026テーマ発表

World Food Safety Day 2026 theme launched | CODEXALIMENTARIUS

09/03/2026

“負担から解決へ―あらゆるところで安全な食品From burden to solutions – safe food everywhere”.

今年のテーマは6月に予定されているWHOによる世界疾病負担更新発表にあわせて

 

[CAFIA]CAFIAは異物混入海外産白ワイン4バッチを禁止

Czech Agriculture and Food Inspection Authority | Czech Agriculture and Food Inspection Authority banned four batches of adulterated white wine from abroad

03/06/2026

Brno の認証検査室で検査したところ、3件は水、1件は合成グリセロールを添加したことが確認された

写真あり

 

[USDA]請願

アメリカ放し飼い家禽生産者協会

Petition Submitted by American Pastured Poultry Producers Association (APPPA) | Food Safety and Inspection Service

Jan 26, 2026

卵の「牧場で育てたpasture-raised」表示を巡って

USDAとFDAで表示規則の執行が一貫しない

コメントがたくさんついている

 

[DEFRA]意見募集

-長鎖PFCAs, PFOA および PFHxS、その塩と関連化合物の改定例示リストに意見募集

Call for comments on a revised indicative list for long-chain PFCAs, PFOA and PFHxS, their salts and related compounds 2026 - GOV.UK

9 March 2026

Stockholm 条約のPOPs検討委員会(POPRC)がコメントを求めている

2025年に意見募集を行ったがその後更新されたので最新バージョンに対するコメントを募集

 

-2026 POP提案物質のリスクプロファイル改定案に意見募集

Call for comments on a revised draft risk profile of a substance proposed as a persistent organic pollutant (POP) 2026 - GOV.UK

9 March 2026

・ポリ臭化 ジベンゾ-p-ダイオキシンとジベンゾフラン (PBDD/Fs)

・ポリ臭化/塩化混合 ジベンゾ-p-ダイオキシンとジベンゾフラン (PBCDD/Fs), ポリ塩化 ジベンゾ-p-ダイオキシンとジベンゾフラン (PCDD/Fs)を除く

 

[HK]2026年3月26日開催の第92回会合議題と資料

Agenda and materials of the Ninety-second Meeting held on 26 March 2026

9 Mar 2026

貿易審議会の議題、こんにゃくゼリー規制など

 

[WHO]出版物

-世界母乳育児スコアカード2025:母乳率は増加しているが支援改善は必要

Global Breastfeeding Scorecard, 2025: breastfeeding rates are increasing but improved support is needed

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2025年の世界保健総会で2030年までに6か月未満の乳児の最低60%が母乳のみで育てられていることを目標にした。

2025年のスコアカードでは過去5年で1-2年の母乳継続が約10%増加、6か月未満の母乳のみが8%増加した。

過去5年で完全母乳データを集めている国は40%のみ

(日本はデータがない国。2才まで母乳を与えるとか、日本が目指す必要のない目標。)

 

-WHO欧州地域砂糖とカロリー削減ネットワーク第三回会合、ロンドン、2025年3月26–27日、会議報告

Third meeting of the WHO European Region Sugar and Calorie Reduction Network: London, United Kingdom, 26–27 March 2025, meeting report

3 February 2026

・健康の商業的決定因子

・栄養プロファイリングと包装前面表示

・課税

・広告

・モニタリング

(お誕生日からクリスマスやバレンタイン、イースター、ハロウィーン等、イベントとお菓子が喜びとして結びついている文化を変えたいそう。「栄養専門家」の評判が悪くなるだけだと思うが。)

 

その他

-SMC UK

毎日のマルチビタミンとココア抽出物のエピジェネティック加齢時計への影響を調べたRCTへの専門家の反応

expert reaction to RCT on the effects of daily multivitamin–multimineral and cocoa extract supplementation on epigenetic aging clocks | Science Media Centre

March 9, 2026

Nature Medicineにマルチビタミンとココア抽出物と生物学的加齢についてのRCTが発表された

医療の講師でポスドク研究者Laura Sinclair博士

プレスリリースについて

科学を反映している。私は「DNAパターン」より「DNA修飾パターン」のほうが良いと思う(遺伝的変異ではないので)

論文について/より広範な意味

この研究は大規模で企業が資金提供した試験である。結論はデータに基づいたしっかりしたものである。エピジェネティック時計は生物学的加齢測定のための強力なツールではあるが加齢の一側面でしかない。DNA傷害やたんぱく質の変化や細胞間コミュニケーションの問題など、他に加齢に関わる全体像を見る必要がある。この研究では5つのエピジェネティック時計を使っているがマルチビタミンマルチミネラルで差があったのは2つだけでフラバノールでは差がなかった。これは興味深い。

この研究はサプリメントを買うことを薦めるものではない

スペインSMCから

Francisco de Vitoria大学生物学博士で研究副学部長Carmen Romero Ferreiro

スペイン国立研究評議会Valencia生命医学研究所公共研究機構研究者でCIBERNED主任研究者Jordi Pérez-Tur

オーストラリアSMCから

Sydney大学トランスレーショナル代謝健康Leonard P Ullman座長で医学と栄養教授Luigi Fontana教授。彼はまたCharles Perkinsセンターの健康長寿研究と臨床プログラム科学部長

解釈には注意が必要。効果の大きさは極めて小さく調べた指標間で一貫せず、多重比較の調整をしていない。またエピジェネティック時計は妥当性を確認された臨床エンドポイントではなく研究用ツールである。影響が本当だとしても単純に一部の人の軽い微量栄養素不足を補っただけかもしれない。全体として、興味深い知見だが、マルチビタミンが加齢を遅らせるという説得力のある根拠にはならない。

 

-Natureニュース

毎日のマルチビタミンが生物学的加齢を遅くする

Daily multivitamin slows signs of biological ageing

By Jacob Smith 09 March 2026

サプリメントのアンチエイジング効果は既に自分の年齢より加齢が進んでいる人で大きかった

Nature Medicineに3月9日に発表された研究によると、2年間毎日サプリメントを使用した人の生物学的加齢は、使用しなかった人に比べて約4か月遅かった。生物学的年齢は血液の5つのエピジェネティック時計であるDNAメチル化を解析して計算した。マルチビタミンは5つの時計のうち2つを有意に遅くした

Effects of daily multivitamin–multimineral and cocoa extract supplementation on epigenetic aging clocks in the COSMOS randomized clinical trial | Nature Medicine

(COSMOS試験の解析なので500 mg ココアフラバノールが含まれるが、ココアは影響なし。マルチビタミンはPfizer Consumer HealthcareのCentrum Silver(50才以上向けに販売されている24成分入り錠剤))

 

-マイクロプラスチックパニック

The Microplastics Panic

Jon Entine and Henry I. Miller Mar 06, 2026

環境―訴訟複合体がまだ定まっていない科学をどうハイジャックしているか

ここ数年の注目度の高い研究により、マイクロプラスチックが単なる環境汚染物質からがんや心血管系の深刻な病気の原因へと発展した。この物語はメディアや活動家の間で繰り返され、しばしば企業の不正行為の根拠として描かれ、既に多数の訴訟が進行中である。

科学的議論ではこうした検出が方法論的限界による偽陽性の可能性が指摘されている。かつてマイクロプラスチックの恐怖を煽っていたGuardianが1月に分析の問題点を指摘した記事を出してから、メディアの論調は分裂し始めている。

(以下いつものメンバーが活躍して訴訟が多数、の現状。主な訴えは「ピュア」「ナチュラル」「安全」などを訴求している製品に「有害マイクロプラスチックが含まれていた、だから詐欺的」というようなもの。)

 

-編集者へのレター

Letters to the Editor - by Gunter Kuhnle

Gunter Kuhnle Mar 09, 2026

超加工食品:レターページのほうが論文より興味深い件

Lancetの超加工食品シリーズを覚えている?当時メディアは少しだけ報道し、著者らはほとんどの批判を無視した。例えばvan Tulleken教授がBBCのRadio 4 Todayで以下のように述べている:

「SMCで約15のコメントがされているが、SMCそのものが企業が出資した広報機関で、昨日著者らに会ったときこれらを分析した。コメントの1/4が強くネガティブなものだった。その全員が超加工食品企業と個人的あるいは組織的にCOIがある。良いコメントのうち75%が独立した科学者からだった。我々の論文はLancetに掲載されていて査読されていてWHOとユニセフに認められている」

もちろんCOIは批評への一つのやり方だがそれだけではない。

ではこの批判がLancetに掲載されたらどうなる?

編集者へのレター

今週のLancetの編集者へのレターコーナーに私自身のものも含むレターと著者からの回答が掲載されている。

それは興味深いものだった。

著者からの回答にはたくさんの根拠のない主張が含まれていた。

「暴露の間違った分類は結果にほとんど影響しないので関連へのバイアスはほぼゼロである」

本当か?

これは超加工食品の摂取量を推定する場合に導入されるエラーは結果に関係ないのでランダムノイズとして処理できると主張する。しかしその主張を裏付けるデータは存在しない。

砂糖の例からそれは間違いだと言える

批判を黙らせる?

超加工食品の議論には極めて疑わしいもう一つの側面がある:批判を封じ込めようとすることである。もちろん誰だって批判は好きではないがだからといって批判に対して関係者だから一切許さないという態度をとる人は滅多にいない。Dr David Ludwigによるこの件へのコメントについて著者らは回答していない。しかし欧州の食品企業同盟による同様の懸念には回答していて、UPF Lancet論文の著者らはタバコ企業を例に企業関係者は全て排除すべきと主張する。しかしそれは事実に対する批判に応えないことへの回答にはならない。

バイアスを無くすのは不可能だが、活動家やインフルエンサーであることもまたバイアスをつくる。透明性は両側に同様に適用されるべきだ。

 

-Kennedy長官とMakaryコミッショナー下のFDAで包装表面栄養表示は?

Front of Pack Nutrition Labeling at the FDA under Secretary Kennedy and Commissioner Makary -

Dr. Susan Mayne 3月 10, 2026

3月4日の食品政策会議でMakaryコミッショナーはFOPを前進させると述べたが、Biden政権下での提案は飽和脂肪を食物繊維に修正するという。

これはKennedy長官のイデオロギーに従ったものだがいくつかの懸念があり何年も遅れるだろう

 

-発音できなかったら食べるべきではない?

If You Can’t Pronounce It, Should You Eat It?

Olivia Stevenson Mar 06, 2026

恐怖に基いた食品のナラティブは化学、強化、公衆衛生を過剰に単純化する

人々はシンプルな栄養助言を求めているため、「発音できないものは食べるな」のようなフレーズがますますよく見られるようになっている。栄養は必ずしも複雑である必要はないがとても微妙なものなのでこのような全部ひとまとめにしたようなルールは大体有害である。

(以下解説略)

数年前まで私自身ウェルネス空間に浸かっていた。それが栄養科学を学ぶ動機になった。でも4年間栄養と食品科学を学んで、多くの恐ろし気な主張に根拠がないことを理解した。もちろん全ての製品が健康的で我々のシステムが完璧だなどとは思っていない。でも全ての食品が毒だなどというのは単純に事実ではない。私が変われたのだから、あなたも変われる。根拠はあなたを思考に誘う。恐怖は反応を要求する。違いを知ろう。




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