[IAEA]18番目のバッチのALPS処理水のトリチウムレベルは日本の作業基準をはるかに下回ることをIAEAが確認
6 March 2026
[EFSA]意見等
食品接触物質
[Codex]CCMAS45 /「最善の規制が開発できる保証」
CCMAS45 / "A guarantee that the best regulations can be developed" | CODEXALIMENTARIUS
06/03/2026
[ANSES]PrioR:食品安全管理の助け
サルモネラ、大腸菌、鉛、ダイオキシン、などは無数の食品関連生物および化学ハザードのほんの一例であるが、全てが同じ健康リスクとなるわけではない。ANSESは食品当局向けに食品関連リスクの優先順位付けをするツールPrioRを開発した。これは消費者保護強化のために対応が必要な最も差し迫ったリスクを同定するために使える。この作業のために作られたデータは、健康管理計画を調整あるいは補完するために農業食料部門の専門家も使える
PrioRは111化学物質と22の生物的ハザードを含む。フランスでの妥当性をもとに選択した。
最初の応用は牛肉業界で、今後すべての分野に拡大予定
現在進行中なのは未殺菌乳チーズ
データは全ての人に公開
Search Priorisation des risques liés aux aliments
(フランス語)
McGill OSS
-たくさんの長寿法があるが特に印象的な一つがある
Joe Schwarcz PhD | 6 Mar 2026
老化研究が爆発的に増加する中、効果が証明されていないまま先走るバイオハッカーもいる
私は不老長寿への関心の歴史に興味があって、秦の始皇帝の兵馬俑やクレオパトラのロバのミルク入浴、ハンガリーの伯爵夫人Elizabeth Batoryが若い女性の血で入浴したことなどを話題にしてきた。最近ではブライアン・ジョンソンBryan JohnsonやPeter Attia博士など。
私が特に注目するのは「超高齢者」の研究をしているEric Topolで、彼によると健康長寿は遺伝子とライフスタイルである。Topolはサプリメントを嫌い赤肉を含まない地中海食を食べ、運動が最も重要な健康長寿のための介入だと考えている。
-「健康的」食事で長生きできる?
Can you Live Longer by Eating a “Healthy” Diet? | Office for Science and Society - McGill University
Joe Schwarcz PhD | 5 Mar 2026
多くの食事法が「健康的」に食べろという。でも本当にそれで長生きできる?
UK Biobank研究のデータを解析した新しい研究によると「最も健康的」食事の人でも寿命の延びは平均1.5年である。それでも「野菜を食べよう」は良い助言である
-あなたのうんちは信頼できない、少なくとも今のところ
Your Poop Is Not Reliable, At Least for Now | Office for Science and Society - McGill University
Jonathan Jarry M.Sc. | 5 Mar 2026
腸内マクロバイオームを調べるというキットが販売されているが、それは近所の占い師にお金を払うようなもの
重要メッセージ
・オンライン販売されている腸内マクロバイオームキットはあなたの便を解析してあなたの健康状態とその改善法を教えると約束する
・そのようなキットを販売している7社の製品で同じ検体を調べたところ結果は相当違っていた。同じ会社に複数の同じ検体を送った場合ですら結果は違った
・腸内マイクロバイオームへの理解はまだあまりにも予備的で、標準化もされていない今はそのようなキットはお金の無駄
THE LANCET
-成人肥満と重症感染症リスク:世界疾病負担推定を伴うマルチコホート研究
Solja T Nyberg, et al, Volume 407, Issue 10532p951-962March 07, 2026
オープンアクセス
フィンランドコホートとUK Biobankコホートから。重度肥満(クラスIII)は健康体重の人に比べて感染症関連入院、死亡リスクが高い。
コメント
肥満と感染症の相互に強化される負担
Mutually reinforced burdens of obesity and infections - The Lancet
Thorkild I A Sørensen & Merete Osler p916-917
(痩せすぎの人のデータは乏しそう)
-研究と政策における超加工食品
Ultra-processed foods in research and policy
Lancet超加工食品と健康シリーズへのコメント
・David S Ludwig p946-947
2024年10月に発表された英国議会委員会の報告書ではフードシステムが食事関連疾患の流行に寄与しているといる。また政策立案にとってNovaの枠組みは「個々の食品の特徴付けや規制に適した十分な精度を欠いている」と結論している。このことがLancet超加工食品と健康シリーズで無視されている。
Novaは、伝統的な料理で使われるすべての物質はデフォルトで健康的で、それ以外はすべてそうではないというイデオロギーに基づく。Novaは特定の栄養素や添加物の健康影響に関する広範な研究を無視しており、UPFを栄養政策に時期尚早に導入することで害につながるだろうと広く懸念されている。(例:文献3-5)
LancetシリーズでNOVA分類の妥当性や可用性についての根本的懸念にまともに対応されなかった理由は著者らの多くがNovaの提唱者であるCarlos Monteiroの長期間の共同研究者だったからであろう。
私は研究者が専門分野から出るなという主張には合意しない。重要な公衆衛生問題については、科学的探究と運動は統合されるべきである。科学的批判や意図せぬ帰結への懸念を無視することで、このシリーズは科学にも運動にも役に立たない
・Dirk Jacobs & Rafael Sampson p947
食品や飲料メーカーからの資金や専門知識を有する企業研究者を大学、公共政策、国民的議論から排除せよという主張には同意できない
・Gunter G C Kuhnle p947
これら論文はこの分野の中核的方法論的課題(観察研究の限界、分類の不正確さ)への注意が不十分である
・Tatiana Campos & Aintzane Esturo p947-948
還元100%フルーツジュースを超加工食品に分類することには同意しない
・Lilian dos Santos Rahal et al., p948-949
ブラジルでの規制の例について。公共調達から加工食品を排除することが役に立つと主張(このなかではこれだけがシリーズを支持。ブラジルのNational Food Basketのような決まりができると一人暮らし高齢者にお弁当を届けるみたいなこともできなくなるけれどそれが「成功」という認識)
・Authors' reply Carlos A Monteiro et al., p949-950
自分たちは正しいと主張。果物がジュースにされた時、食事の質は悪化する
(それがただのイデオロギーだと言われているのだがまったく気にしていない)
-関連
NOVA分類の問題点
1.配合と加工に関する用語の使用に混乱がある
2.加工レベルに定量がない
3.貧弱な科学
4.栄養助言と矛盾
5.強化食品や個別化食品において矛盾がある
6.途上国のニーズ無視
7.成分や食品の違いを考えない
8.多面的複雑な、簡単でない関係を単純化
9.あいまいな用語 (NOVA)
10.加工=ネガティブという間違った解釈
スペインのUPF支持者の論文 ここまで豆腐を悪く言えるのはある意味すごい
超加工ビーガン食品:動物由来食品の健康的代用品か避けるべきがらくたか?
図1 豆腐は超加工食品(NOVA-4)で牛肉は未加工食品(NOVA-1)なので豆腐は悪
しかも原料の大豆は海外からの輸入で豆腐工場は地元ではなく製造工程で環境汚染をまき散らす。食べたときの満足感は肉より劣る
その他
-超加工されたパニック:100ワードでデータからドラマへ
Ultra-Processed Panic: From Data to Drama in 100 Words | American Council on Science and Health
By Chuck Dinerstein, MD, MBA — Mar 06, 2026
新しいカナダの研究をシンプルに要約した短いニュースレターは「超加工食品をより多く食べる幼児は行動上の問題をおこしやすい」という。これはテクニカルには正確だが、多くの科学研究の見出し同様、文脈を無視する。エフェクトサイズとベースラインのスコアをよく見るとこの話はそれほど警鐘的ではなく、より興味深くなる
以下JAMA Network Openの研究について
行動スコアの差は小さく全て正常範囲内での変動であり「問題がある」レベルではない
信頼区間は多くがゼロをはさむ。食品群別では有意差がつくのは一部のみ。
食事を変更することでベネフィットがある可能性というのは研究者のシミュレーションでしかない
この事例が示すのは微妙な観察研究の結果が如何に容易に根拠を超えた見出しになるか、である
-加工食品:ヘルシーなのか有害なのか?
Processed Foods: Healthy or Harmful? - Dirt to Dinner
By Hillary Kaufman March 6, 2026
「超加工」食品が栄養関係ニュースの見出しで多い。研究がたくさん食べることと健康リスクを関連付けるものの、全ての加工が有害というわけではない。では「加工食品」とは一体何か?そして何かが高度に加工されているかどうかどうやってわかる?
食品の加工を定義する
まず事実からはじめよう:ほぼすべての食品は何らかの加工がされている
洗うことすらも加工であり、食品は安全性と安定性のために加工される。病原体を減らし保存期間を延長し消化を良くすることは公衆衛生にとって重要な進歩である。
食品加工の連続性
UPFと食習慣
特定の食品より、食生活全体のパターンが重要である
(農業者向けサイト。農産物が傷みやすいことを生産者は知っている。)
-人々が自分を実験動物にしている:米国でペプチド注射が流行
Adrienne Matei Thu 5 Feb 2026
バイオハッカーや健康最大化主義者に続いて怪しい外国産のペプチドを注射することが流行しつつある。「研究用」と表示されて売られていたり「ウェルネスクリニック」が提供したりしている。アスリートや若い男性の関心が高い。
-ソーシャルメディアで流行している「アンチエイジング」ペプチド注射について知っておくべきこと
Why 'Anti-Aging' Peptide Shots Are Trending on Social Media | TIME
By Dominique Mosbergen Feb 25, 2026