[HK]電子ニュース
(1)牡蠣の食品安全リスクを理解する
Understanding the Food Safety Risks of Oysters
(2)2025年のまとめと2025年12月の食品サーベイランス計画報告
(3)旧正月食品の検査結果(第2段階)
(4)肉の二酸化硫黄使用についての標的を絞ったサーベイランスの結果
(5)2026年Trade Talkおよび 優良衛生規範Good Hygiene Practices (GHP) とHACCPワークショップ
Trade Talk and Workshop on HACCP & GHP 2026
[USDA ]APHIS
-USDAは遺伝子工学により開発した昆虫耐性大豆の規制解除申請にパブリックコメントを募集
February 17, 2026
-USDAは遺伝子工学により開発したトウモロコシの3件の規制解除申請にパブリックコメントを募集
February 17, 2026
どちらも2026年4月20日まで
[WHO]食品中残留農薬食事暴露評価専門家募集
Call for experts on Dietary Exposure Assessment of Pesticides Residues in Foods
18 February 2026
JMPR
[WHO]食品安全とより健康的食事についての作業を支援する新しいWHO共同センター設立
New WHO Collaborating Centre established to support work on food safety and healthy diet
28 January 2026
デンマークのDTU国立食品研究所リスクベネフィット研究グループが新しいWHO共同センターになることを歓迎する。このグループは食品由来疾患の推定とより健康的で安全な食品のための統合リスクベネフィットアプローチ開発においてWHOを支援する
DTUからの発表
New Danish WHO Collaborating Centre to evaluate the health impacts of foods and dietary patterns
「食品と食事のリスクとベネフィットに関するWHO共同センター」のホストとなる
期間は4年
リスク―ベネフィットグループ
指標はDALY
環境と経済指標を取り入れる
[FDA]FDAは食品トレーサビリティ規則に関連していくつかの対応をする
FDA Takes Several Actions Related to the Food Traceability Rule | FDA
February 19, 2026
食品トレーサビリティ規則実施に関連して関係者からの質問に答えるガイダンスとある種のカテージチーズを適用除外とする通知を発行
[EFSA]食品中細菌の薬剤耐性は欧州における公衆衛生上の懸念でありつづける
Antimicrobial resistance in foodborne bacteria remains a public health concern in Europe
18 February 2026
その他
-Science Volume 391|Issue 6787|19 Feb 2026
科学者がTrump大統領の放射線暴露基準緩和を非難
Scientists decry Trump’s rush to loosen radiation exposure standards
By Warren Cornwall 748-749
2025年5月Trump大統領が連邦放射線防護基準を簡素化する大統領令に署名したとき、アラバマ大学Birmingham校の核技術者で健康物理学者のEmily Caffreyは喜んだ。既存の手続きがあまりにも煩雑だったから。しかしその後の基準の変更が健康物理学の専門家でない人々によって非公開で行われていることに失望した。
科学者の中には被ばく基準緩和による害の可能性は低く、米国の原子力復興に必要だという人もいるがCaffreyらは労働者や一般市民の被ばくを不必要に増やす懸念があると考える
1月、エネルギー長官Chris Wrightはエネルギー省(DOE)の規制から原則としてのALARAを削除した。
大統領令は、NRCに対し「欠陥のあるflawed」LNTモデルとALARAアプローチの使用を再考するよう指示している。
-より効果的な治療で養蜂家のダニとの戦いを助ける
Helping beekeepers fight mites through more effective treatments | EurekAlert!
19-Feb-2026
ミツバチコロニーにとって壊滅的なvarroaダニがますますアミトラズに耐性を獲得している。同時に相乗作用剤を与えてアミトラズの効果を高める方法がJournal of Apicultural Researchに発表された
-農業法案で、共和党はMAHAが嫌う農薬保護をさらに進める
GOP farm bill may face MAHA movement backlash over pesticides
by Rachel Frazin - 02/13/26
金曜日に発表された農業法案の共和党版には、EPAが正式に認める以上の健康影響を警告する表示をしなかった農薬メーカーに対して州や裁判所が罰則を与えることを防ぐ条項が含まれている
-政治的利益のためにUPFを武器化する
Weaponizing UPF for Political Gain | American Council on Science and Health
By Barbara Pfeffer Billauer JD MA (Occ. Health) PhD — Feb 19, 2026
大手食品会社が依存性のある食品を作ったと非難する失敗した民事訴訟がサンフランシスコの弁護士によって再び提起された。今回は立法者や規制機関にではなく裁判所に何が許容できる安全な食品なのかについての境界線を引きなおすよう求める
2024年12月末にBryce Martinezが11の主要食品企業を危険なUPFを売って慢性疾患を引き起こしたと主張して訴えた。しかし8月に訴えは却下された。
2025年12月、サンフランシスコ市のカリフォルニア市民を代表する弁護士が、特定の個人が被害を被ったと主張するのではなく、カリフォルニアの全ての住民に影響を与える公害(公共の迷惑、Public nuisance)を引き起こしていると主張する訴えをおこした。タバコを作るのに使われた悪辣な手法で消費者が抗えないようにする依存性の製品を作り出す食品企業は、タバコ企業と同じ悪だとする。
「これは消費者の選択の問題ではないことを明らかにしなければならない。企業が公衆衛生危機を作り出したのだから責任を取る必要がある」市弁護士 David Chiu
この訴訟が裁判所に求めているのは現時点で定義のないUPFを公害と宣言し、それを除去する費用を課すことである
しかし別の同様の裁判Pelman v. McDonald's Corpでは
「消費者がマクドナルドを食べることによる健康への悪影響を知っている(あるいは合理的に知っているべき)なら、それでもスーパーサイズのマクドナルド製品で食欲を満たすことを選んだことでマクドナルドを非難することはできない」とされた。
消費者が危険性を知らなかった場合にのみ請求が成立する。
公害という概念は、消費者が選択した食品ではなく、悪臭や汚れを排除するために生まれた。多くの食品は超加工でもあり栄養豊富でもある。もし裁判所がこの法理を嗜好やマーケティング、代謝の規制にまで拡大すれば、食品だけではなく個人の選択と公共悪の境界線を書き換えることになる。そしてあらゆる社会問題が公害になったとき、法自体が腐敗し始める。
-栄養が嘘と出会うとき:RFK Jrのスーパーボウルサイエンス
When Nutrition Meets Bullshit: RFK Jr.’s Super Bowl Science
19 February 2026 Edzard Ernst
RFK Jrが知っていることがあるとすればそれは公衆衛生を見世物に変えることである。今年最も高額なCMはスーパーボウルLX中に放送されたもので、それは車やビールや暗号通貨ではなく、バターと牛脂だった。マイクタイソンがアメリカの健康のための新たな戦いをするという。「加工食品は命を奪う。」そしてRealfood.govへと続く。
一見公共広告のようにみえるかもしれないがこれはケールとケトーシスが文明を救うと宣伝してお金を集めているNGOであるMAHAセンターが書いた1000万ドルの道徳劇である。タイソンの写真にはRFK Jr.の指紋が至る所にあった。
Realfood.govはケネディのこれまでで最大の政策で、ケネディが「ひっくり返したピラミッド」と呼ぶこの建物はステーキが最上位にある。砂糖は生物兵器扱いでシードオイルは新しいニコチンと命名されている。「本物の食べ物」というレトリックは大衆にはうけるが、その科学的根拠はゼラチンのように不安定である。グラスフェッドステーキや職人の作ったバターが手に入らないアメリカ人にとって意味のある公衆衛生対策は何もない。
そしてケネディの栄養運動はElon MuskのAI、Grokと連携し、アメリカ人が「本当の食べ物についての本当の答えを得る」のだという。出した答えは「野菜は口で食べるのがベスト」。これはケネディの健康ビジョンの完璧な比喩である。
アメリカの食品供給の70%が超加工で生鮮品は入手できないという批判に対してはケネディの支持者は「大食品企業のプロパガンダ」だと叫ぶ。「先祖代々食べてきた脂肪」は疑似科学だと批判されれば真実が隠されてきたと主張する。
結局のところMAHAはアメリカ人をジャンクフードから救うのではない。スーパーボウルのスペクタクルとシリコンバレーの空虚なテクノロジーと存在しない過去への郷愁を混ぜ合わせた料理をRFK Jr.が作った