[EFSA]EFSAは現在認可されているスクラロースは安全である;使用拡大は安全性を確認できない
17 February 2026
ファインベーカリー製品への使用拡大申請の評価
スクラロースの高温長時間加熱により健康影響が不明の塩素化合物が生じる可能性がある。
家庭での調理では温度や時間や量が大幅に異なる。
やさしい言葉での要約
Re-evaluation of sucralose (E 955) as a food additive | EFSA
評価
[EFSA]意見等
新しいゲノム技術で得られた植物、微生物、動物およびその製品の新しい科学的データの文献ホライズンスキャン
[TGA]ビタミンB6(ピリドキシン、ピリドキサール、ピリドキサミン)
19 February 2026
一部の用量を薬剤師のみ医薬品に分類変更
2027年6月1日から、1日の推奨用量50mg以上200mg未満のビタミンB6を含む経口製品を薬剤師の指導でのみ使用できる医薬品に分類変更
・50 mg以下は一般に市販できる
・50mg以上200mg以下は薬剤師の指導で販売
・200mg以上は医師の処方が必要
ビタミンB6は抹消神経障害を引き起こす可能性があり、リスクは用量が高いほうが大きいものの、1日50mg以下でも排除できない。消費者にとっては医薬品やサプリメントに広範に使用されていることや表示方法が多様なことから摂取量を推定するのが難しい
[CFIA]食品安全検査報告
-特定食品中有害金属―2023年4月1日から2024年3月31日
2026-02-19
キャッサバ製品、塩、バルサミコ酢、ボトル入り水957検体の金属/元素を測定した。そのうちヒ素、カドミウム、鉛、水銀の結果を提示
1つ以上の有害金属が検出されたのは69%だったが法令順守は100%
-特定食品中フタル酸―2012年4月1日から2018年3月31日
2026-02-19
国産及び輸入4517食品検体の6種類のフタル酸を検査した。78%は検出されなかった。総フタル酸濃度は0.26ppmから2608ppmだった。カナダに食品中フタル酸の基準はない。検出されたフタル酸はヘルスカナダが評価し、カナダ人が食べても安全であるとみなされた。
最も高濃度だったのはレッドパームオイルで加工や包装によると考えられた
[CAFIA]CAFIAは肉量の少ない異物混入肉製品が販売されているのを同定した
02/16/2026
乾燥肉製品„Excellent EVERYDAY SPECIAL SALAME MILANO, A high-quality speciality with the flavour of aged pork“は最終製品100gあたり149gの豚肉を使っていると表示されていたが、検査の結果120.9gであることが確認され表示と異なる
注:乾燥肉製品では最終製品の乾燥重量当たりの乾燥前の肉重量を表示する
肉缶詰製品„Chalupářské vepřové maso Pikok“は肉含量89%と表示されているが検査の結果76.6%だった
製品の写真あり
(チェコは肉の含量にうるさい?サラミに使った肉の量って表示義務?)
論文
-培養牛肉はアレルギー関連ハザードにおいて普通の牛肉と異なる
Cultured beef differs from conventional beef in allergy-related hazards | EurekAlert!
18-Feb-2026
Journal of Agricultural and Food Chemistryに発表された培養牛肉細胞のアレルゲン同定研究。培養細胞は普通のステーキに比べるとタンパク質のアレルゲンが比較的少ないのに肉アレルギー患者の血液では強い免疫反応を惹起する
-世界的科学論文が初めて腸の健康のコンセンサス定義を確立
Global scientific paper establishes first consensus definition of gut health | EurekAlert!
18-Feb-2026
科学者と医師のグループが共通用語を整理し腸の健康の測定と改善の基礎をつくる
Nature Reviews Gastroenterology and Hepatology
2024年9月のInternational Scientific Association for Probiotics and Prebiotics (ISAPP)ワーキンググループの作業の結果。
腸の生理学を6つのドメインに分類した:消化、マイクロバイオーム、腸バリア、免疫、代謝、腸-脳軸。それぞれの症状が目的に応じて異なる方法で測定されていて、妥当性を検証された症状評価ツールが重要である。
「腸の健康という用語は非常に広く使われているが、その使い方はしばしば明確さや正確さに欠ける。ISAPPは、腸の健康に関するより包括的で一貫性のある具体的な研究と報告の推進を支援するためにこの委員会を招集した。これがこの分野の一歩となることを期待する」とISAPP 最高指導者Marla Cunninghamはいう
(何をもって「正常」「健康」とするのかがわかっていない状況であれが悪いこれが良いと一般向けに宣伝されていることがしばしば)
その他
-「男らしさの危機」:ソーシャルメディアのインフルエンサーが若い男性にはテストステロンが足りないと宣伝する
By Eurasia Review February 4, 2026
Social Science and Medicineに発表された新たな国際的研究で、若い男性がInstagramやTikTokのコンテンツによってテストステロン検査やホルモン補充療法を開始していることが明らかになった。これらの根拠のない療法には心疾患、不妊、腎臓への問題、血栓、性欲減退、勃起不全などの深刻な可能性のある健康リスクがある。
「インフルエンサーマーケティングは、疲労、ストレス、性欲低下、老化といった日常的な経験をテストステロンの欠乏の兆候として再定義し、医療介入を必要とするという」と、シドニー大学公衆衛生学部の上級研究員Brooke Nickel博士は述べる。
-増えるデマの中で、科学者はどうやって信頼を育むことができるか?
Combatting Scientific Misinformation: Voices From the Field | Technology Networks
February 2, 2026 Alexander Beadle et al.,
透明性と一般の人々との関りが科学コミュニケーションの努力を改善できる
Technology Networksが複数の科学者に同じ質問をした
-Natureニュース
自閉症の人々はどう年を取るか―そしてしれは健康にとって何を意味するか
How do autistic people age — and what does it mean for their health?
By Miryam Naddaf 18 February 2026
自閉症研究の多くは若い人に焦点をあてているが、一部の研究は高齢成人のリスク増加とベネフィットを示唆する
自閉症高齢者が増加している。一部は世界全体の高齢化のため、一部は成人での診断基準が変わったため。しかし研究は少なく、2012年以降の自閉症研究のうち中高年の人を含むのは僅か0.4%である。
自閉症が独立した状態として同定されたのは1940年代で、それ以前は統合失調症の一部と考えられていた。診断マニュアルに掲載された1960年代でも子供の統合失調症関連疾患とされ、マニュアルで単独の状態となったのは1980年である。そして診断基準も変わり続けてきた。
食品安全情報(化学物質)No. 4/ 2026(2026. 02. 18)
https://www.nihs.go.jp/dsi/food-info/foodinfonews/2026/foodinfo202604c.pdf
目次
【FAO】
1. 食料システムにおける薬剤耐性の隠れた促進要因を強調する
2. 環境阻害剤に関する食品安全ついての考察:ウェビナー概要報告書
【EC】
1. 食品及び飼料に関する緊急警告システム(RASFF)
【EFSA】
1. 食品中のレクチン:十分に加熱調理されていない豆類は健康リスクをもたらすとEFSAは言う
2. 新規食品としてのカンナビジオールの暫定的な安全量
3. 殺虫剤及び殺ダニ剤の緊急認可の評価のためのプロトコル
4. 海洋養殖において飼料を介して化学物質が散布される場合の海底堆積物に含まれる化学物質の環境中濃度を予測するためのモデル開発:タスク1.3. パイロットモデルの定式化及び実装
5. パブリックコメント募集を補完する代替関与形式のパイロット
6. 食品添加物関連
7. 食品酵素関連
8. 新規食品関連
9. 遺伝子組換え関連
10. 食品接触物質関連
11. 農薬関連
【FSA】
1. 食品警告更新1:Hershey社が製造したJolly Rancher製品を購入した消費者と購入・販売した食品事業者向け
2. 食品過敏症の人々を市民科学に参加させる-「Citizen Science for Food Standards Challenges」資金募集の一環
3. 消費者調査(2025年10月~2025年12月)
4. 規制製品安全性評価
5. 2026年1月の伝統食品の市場認可に関する協議
【FSS】
1. ブログ HFSS広告規制:スコットランドにとって前向きな一歩だが、全体像はまだ不明
【DEFRA】
1. 「永遠の化学物質」に取り組む英国初の計画
【COT】
1. COT会合:2026年2月3日
【BfR】
1. 植物保護製品の認可方法
2. 食品の安全性に焦点を当てる:研究者が狩猟用ライフル銃弾の標準検査手順を策定 シンポジウム「野生狩猟動物の研究」で研究結果と経験を示す
3. PFASとは一体何なのか? BfRは、ポッドキャスト、動画、グラフィックなどの新しい形式で「永遠の化学物質」に関する情報を提供している
【VKM】
1. 評価:ノルウェーとEUにおけるビタミン及びミネラルの摂取量
【FDA】
1. FDAはヒト用食品プログラムの2026年度の目標を公表する
2. FDA ImportShieldプログラムは米国入国港におけるFDAの監視強化に目覚ましい成果をあげている
3. FDAは食品中のグルテン含有原材料情報開示を改善するために措置を講ずる
4. Umaryには表示されない医薬品成分が含まれている
5. 魚介類に関連する毒素及びスコンブロトキシンによる魚中毒の報告方法
6. 特別な年、新しい紋章、そして米国国民への新たなコミットメント
7. GRAS申請通知
8. 警告文書
9. リコール情報
【EPA】
1. EPAは予防的勧告策定に向けた情報提供を目的として、フッ化物のゴールドスタンダードレビューの次のステップを発表する
2. EPAは、今後2年間のワタとダイズの栽培シーズンにおけるジカンバの上からの散布に対し、EPA史上最も強力な保護措置を実施する
【Health Canada】
1. 食品中のオクラトキシンA:健康リスク評価とリスク管理アプローチ
2. 修正通知
【FSANZ】
1. 食品基準通知
2. リコール情報
【TGA】
1. Black Salve製品の違法な販売と広告により有罪判決
2. Booty N Buff Nutrition社にスポーツサプリメントの違法な広告の疑いで侵害通知を発出する
【香港政府ニュース】
1. ニュースレター
2. プレスリリース
3. 違反情報
4. リコール情報
【MFDS】
1. 日本産輸入食品の放射能検査の結果
2. ウコン抽出物など健康機能食品の機能性原料9種の再評価を実施
3. 食薬処-産業部、K-Food安全認証負担緩和に協力
4. 回収措置
【SFA】
1. 食品安全及び安全保障法
2. アフラトキシンに注目:フードサプライにおけるアフラトキシン汚染の管理
3. 食品製造業者及び食品サービス事業者に販売される輸入殻付き卵の固有識別コードの表示の変更
4. Forum Replies:近隣の食品店の販売業者は既存の規則を守る必要がある