[FSANZ]食品基準通知
Notification Circular 381-26 | Food Standards Australia New Zealand
18 February 2026
・理事会の結果
・認可と閣僚会議通知
基準改定
[BfR]食品中鉛についてのBfR-MEAL研究の結果は、ドイツ国民の総摂取量に寄与する食品グループを明らかにする
17/02/2026
ドイツTDSである BfR-MEAL研究での食品中鉛データを用いて食品に由来する鉛の暴露とリスク評価を行った。
全年齢において「穀物と穀物製品」「水と水ベースの飲料」が最も寄与が大きくそれぞれ15-20%だった。成人ではコーヒーが寄与が大きい。乳幼児は鉛による発達神経毒性のリスクが大きく若者や成人より体重当たりの鉛摂取量が多い。鉛の安全量は設定できないことから、摂取量は可能な限り低減化すべきである。
EFSAが設定した成人の腎毒性のBMDL10 0.63 µg/kg bw/dayおよび子供の発達神経毒性のBMDL01 0.5 µg/kg bw/dayを用いてMOEを計算すると、1歳未満の子供の最小MOEはP50で1.8、p95で1.4。EFSAはMOEが1以上なら健康リスクが低いと考えるものの、認知機能への影響の可能性を排除できない
(表7が気になるけれどみあたらない)
参考:食品安全委員会の評価
「鉛」の評価書に関するQ&A | 食品安全委員会 - 食の安全、を科学する
BfR-MEALの優れたところは小さい子供の食事を重点的に調べて細かな年齢別の評価を可能にしていること。
[EFSA]意見等
飼料添加物
[IARC]世界のがんの一次予防、早期発見、治療により避けられる死亡:集団ベースの研究
17 February 2026
The Lancet Global Healthに発表された研究が、2022年にがんと診断された人々のうち、5つの主要リスク要因の一次予防と早期発見及び治療の改善で避けられただろう死亡数を推定した。約半分(48%)が回避できた。33%は喫煙、飲酒、過体重、感染、紫外線ばく露の一次予防で、早期検出と治療の改善は14%。
一次予防で避けられるがん死の最大数は肺がん、次いで肝がん、胃がん、ただし人間開発指数(HDI)により異なる
[USDA]FSIS消費者苦情モニタリングシステム(CCMS)苦情年次報告
Feb 11, 2026
2024会計年度報告
https://www.fsis.usda.gov/sites/default/files/media_file/documents/CCMS-annual-report-fy24.pdf
2023年10月1日から2024年9月30日まで
合計1443件の苦情を受け付け、そのうち73はFSISの管轄ではなく、80%がオンラインを使って報告。最も多い苦情は異物(41.5%)
クラスIリコールにつながったのは1件
[USDA] FSIS請願
Petitions | Food Safety and Inspection Service
Petition Submitted by Kirk Cross | Food Safety and Inspection Service
Feb 11, 2026
MAHAの方針に従って伝統的でない肉(3Dプリンティングや機械的に構造を調整したもの)は包装表面に明示すべきと要求
Jan 26, 2026
卵の「放し飼い」と「牧場で育てた」表示を巡って
(他いろいろ)
[ヘルスカナダ]セミカルバジドのため鶏手羽リコール
Chicken Wings Split recalled due to semicarbazide - Canada.ca
2026-02-13
PLS Food Dishtribution Inc.社から業務用40ポンド(18kg)
[WHO]健康的食事モニタリングイニシアチブ
Healthy Diets Monitoring Initiative (HDMI)
Public consultation period: 20 January - 17 February, 2026
FAO、unicef、WHOの合同プロジェクト
健康的な食事には適切な栄養、多様性、ほどほど(制限すべきもの)、栄養密度、安全性、バランスの6つの要因があるがそのうち安全性とバランスは扱わない
(「健康的」の指標として子供には甘いものはお菓子でも飲み物でも一切与えない、コーヒーやココアも与えない、包装済みultra-processedスナック菓子、インスタント麺、揚げ物、ファストフードも食べない、ことを提案。バランスとか多様性とは何なのか)
その他
-Natureニュース
サイエンスインフルエンサーがTikTokでデマと戦う
The science influencers going viral on TikTok to fight misinformation
By Catriona Clarke 17 February 2026
科学者や医療の専門家がソーシャルメディアで気候変動否定論やワクチン懐疑やウェルネス疑似科学にカウンター
Simon Clark、 Megan Rossi、Emanuel Wallace (Big Manny)、Mikhail Varshavski (Doctor Mike)等の紹介と支援などの問題点
-RFK, Jrがケトダイエットは統合失調症を治すと主張する。科学は何と言っているか
February 6, 2026 By Claire Cameron edited by Tanya Lewis
予備的研究では高脂肪低炭水化物食が一部の人の統合失調症の症状を減らす可能性を示唆しているがそれが治療法だと主張するのは誤解を招くものである、専門家が言う
(RFK, Jrのスピーチで引用された人物の名前は間違っているし該当するだろう人はそんなこと言ってないと否定するしででたらめ。ケトダイエットは食事のカロリーの70%を脂肪から、20%をタンパク質から摂る極めて普通でないもの)
-アメリカのフードファイトについてAdam Smithが教えられること
What Adam Smith Can Teach Us About America’s Food Fight | American Council on Science and Health
By Chuck Dinerstein, MD, MBA — Feb 17, 2026
超加工食品や工業的農業、食品への補助金が政治的に問題になっている中、ニューヨークのベーグルは豊かさを生む専門家の力を明らかにし、食環境を過剰ではなく健康に向かわせる方法についての緊急の政治的課題に応えられるだろうか?
Adam Smithの富国論の冒頭では一人の労働者が一日で作れるピンは数個だが分業によって合計以上のものを作れることを示す。
ピンをベーグルにしてみよう。
原材料から製品まで多くの人の分業の成果として手ごろな価格で栄養のあるベーグルが朝食に食べられる。もしこれらすべてを一人でやらなければならないとしたら朝食は遅くなり量も少なく安全性も怪しくなるだろう。
専門化による豊かさを認識することが最近のNYTのアメリカの食環境に関する記事の核心である。この記事は食環境への反射的疑念が高まっていることへの再考を促す。ソーシャルメディアやMAHAインフルエンサーが「リアルフードを食べよう」と呼びかけ、政策提唱者が「超加工」を非難する中、規模と技術を捨てることが健康と美徳を取り戻す方法だと考えがちである。しかし小麦粉への強化や塩のヨウ素添加が甲状腺腫や貧血、くる病を減らし世界的サプライチェーンによって冬でも新鮮な野菜果物が食べられるようになった。過剰さには問題があっても完全否定ではなく改革を目指すべきだろう
(一部のみ)
Opinion | Ultraprocessed, Industrial Food Is Fine - The New York Times
(NYTの記事。有料)
-日本のサンドイッチへの執着
Japan's Sandwich Obsession - by No Recipes - Marc Matsumoto
Feb 16, 2026
ほとんどの国でサンドイッチは既に終わった問題だが日本では始まったばかり
パンにはさむものについての日本の多様さを報告するエッセイ
-「食物繊維最大化」は合理的栄養トレンドか?
Is ‘fibermaxxing’ a sound nutrition trend? | UCLA Health
January 6, 2026 By Sandy Cohen
ほとんどの米国成人は推奨摂取量に足りない
食物繊維の摂取量を増やすことは推奨できる。ただ食物繊維の摂取量に上限は設定されていない。ゆっくり増やすことと同時に水を多く摂るのがいいだろう。
日々の食事に野菜や果物を加えることが望ましい