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2026-02-06

[HK]電子ニュース

E-News

5.2.2026

(1)CFSはすぐ食べられるソースと類似製品の微生物的質のリスク評価研究結果を発表

https://www.cfs.gov.hk/english/press/20260120_12128.html

(2)栄養表示とアレルゲン表示コンプライアンス検査月報

https://www.cfs.gov.hk/english/whatsnew/whatsnew_act/NL_Compliance_Test_Results_DEC_2025.html

(3)食品安全焦点(234th Issue, Jan 2026)

https://www.cfs.gov.hk/english/multimedia/multimedia_pub/files/FSF234_2026_01_21.pdf

(4)旧正月食品検査結果発表(第一段階)

https://www.cfs.gov.hk/english/press/20260121_12131.html

(5)2026食品安全移動展示

 

[Codex]韓国がCCPFVのホストに

The Republic of Korea takes over as host of the Codex Committee on Processed Fruits and Vegetables | CODEXALIMENTARIUS

04/02/2026

 

[ASA]オステオパシーの称号を守る:一般オステオパシー評議会とASAからのメッセージ

Protecting the osteopathic title: a message from the General Osteopathic Council and the Advertising Standards Authority - ASA | CAP

ASA News 05 Feb 2026

我々は一般オステオパシー評議会(GOsC)と協力し、オステオパシーの広告に関して高い基準を強化し責任ある誤解を招かないものにすることを確実にする。

広告が合法で誠実であることを保証することは、職業への信頼を維持するために不可欠である。広告規制は、遵守により公共の保護という共通の目標を達成するための一連の基準を提供する。

我々はオステオパシーという称号を使っている規制されていない個人から市民を守るために共同でどういう行動をおこしているかを示すためにこのメッセージを発する。

GOsCとASAは規制当局に登録されていない個人が「オステオパス」を名乗ったり関連があるかのように言う個人を懸念している。これは一般市民に誤解を与えるもので患者に危害を与える可能性がある。

(以下通報呼びかけなど)

 

[FDA]FDAは「合成色素を含まない」クレームへの新しいアプローチをとる

FDA Takes New Approach to "No Artificial Colors" Claims | FDA

February 05, 2026

FDAはさらに代用色素の選択肢拡大を求める2つの請願を承認

本日FDAは合成色素から天然由来色素に移行することを支援するための追加のステップをとった。企業は石油由来色素を含まない製品に「合成色素ノー」を謳うことができる。これまではそのようなクレームは色素を使っていない製品にしかできなかった。

FDAはこの執行の裁量の意図を伝える企業向け文書を出した

さらに色素ビートの根赤とスピルリナ抽出物を認可した

 

-“No Artificial Colors”表示に関する食品企業への手紙

Letter to the Food Industry on “No Artificial Colors” Labeling Claims | FDA

February 5, 2026

(「Artificial人工、合成」の定義(解釈)を恣意的に変えて自分たちが好きなように法を運用するという文書。天然由来色素といっても培養していたり化学的修飾してたり「ナチュラル」ではないのだが)

 

-FDAは認証除外色素添加物製造業者に同定と純度要件を満たすよう再確認

FDA Reminds Manufacturers of Color Additives Exempt from Certification to Comply with Identity and Purity Requirements | FDA

February 5, 2026

色素添加物のうちバッチ認証を求めないものでも他の法的要件は守るように再確認

(合成色素は厳しく品質管理していたので、それを必要としない天然色素にすると質と安全性が低下するだろうことはFDAは認識しているということ。表向き健康のためと宣伝しているMAHA運動が実際にはそうではないことを知ってて政治的に動いている。だから自分の子供にはワクチン接種するし食事だって普通にしているわけで。)

 

[FSANZ]FSANZは生の小売肉の薬剤耐性全国調査の知見を公表

FSANZ releases findings from national survey of antimicrobial resistance in raw retail meats | Food Standards Australia New Zealand

6 February 2026

全国調査の結果、オーストラリアにおける小売生肉のヒト健康にとって重要な抗生物質への耐性を持つ細菌は全体としては低いままだった。

FSANZは小売りの牛肉、豚肉、鶏肉4000検体以上を調べた

Campylobacter jejuniにおけるシプロフロキサシンへの中程度の耐性がみつかっている。このクラスの抗生物質は食品生産動物には使用登録がないが世界的傾向とは一致し、監視が必要であることを強調する

報告書

National surveillance of antimicrobial resistant bacteria in raw retail beef, chicken and pork meat, 2022–23 | Food Standards Australia New Zealand

6 February 2026

 

[EFSA]意見等

農薬

Updated peer review of the pesticide risk assessment of the active substance dichlorprop‐P and variant dichlorprop‐P‐2‐ethylhexyl

 

論文

-低及び無カロリー甘味料と心代謝アウトカムの矛盾する根拠を調整する:素朴およびバイアスを調整した方法を用いたアンブレラレビュー

Reconciling conflicting evidence on low- and no-calorie sweeteners and cardiometabolic outcomes: an umbrella review using naïve and bias-adjusted methods

Sabrina Ayoub-Charette et al.,

Applied Physiology, Nutrition, and Metabolism Volume 50, 2025

低及び無カロリー甘味料(LNCS)の根拠の統合が一貫しないことによる矛盾したガイドラインが人々を混乱させている。我々は系統的レビューとメタ解析のアンブレラレビューを行った。6つの試験と5つのコホートベースの解析を含む。試験ではLNCSは体脂肪や体重を減らした。コホートではLNCSは肥満の多さや脂肪率の高さと関連したが、バイアスを調整した解析では体重の少なさなどと関連した。根拠の確からしさは試験では中程度、コホートは極めて低い、であった。

参考

Why do artificial sweetener studies keep contradicting each other? Observational studies (the ones you see in media headlines) often say they increase mortality, but RCTs say they reduce body… | Rachel MacPherson, CPT, CSCS 🪻 | 17件のコメント

 

-散布される農薬の毒性の増加傾向は、生物多様性を保護するための世界的削減目標に逆らう

Increasing applied pesticide toxicity trends counteract the global reduction target to safeguard biodiversity | Science

Jakob Wolfram et al., 

Science Volume 391|Issue 6785|5 Feb 2026 pp. 616-621

世界の約600の農薬の8種の生き物への総使用毒性total applied toxicity (TAT)のトレンド

(膨大な計算をしているものの、根拠となる数字が怪しいのと有機農業にすれば農薬の影響が減るという考察が信頼できない感)

 

-新しい論文はFDAの医薬品開発への動物実験段階的廃止に注意をよびかける

New paper urges caution as FDA plans to phase out animal testing in drug development | EurekAlert!

5-Feb-2026

Trends in Biotechnology

今後3-5年でNAMが優れているという根拠がないのに動物実験をNAMに置き換えることは楽観的過ぎる

(被害が出たら考え直すのかも。その時にはもうインフラが無くなってるかもしれないけれど)

 

その他

-MAHA運動の背後にいるのは本当は誰?

Who‘s Really Behind the MAHA Movement? - by Paul Offit

Paul Offit Feb 03, 2026

RFK Jr.が最近危険な自閉症治療に対するFDAの警告を外したことは、まさに誰がMAHAムーブメントにお金を出しているのかを明らかにする

RFK Jr.は巨大製薬企業や巨大食品企業を敵として攻撃するが、絶対批判しない業界がある:巨大ウェルネス業界である。それには理由があり、彼がその密接な関係者だからである

2026年1月13日、FDAがインチキ自閉症治療に対する警告を削った。Kaiser Family Foundationヘルスニュースは最近Kennedyとその仲間たちが根拠のないウェルネス製品を販売して数百万ドルを設けたことを報告した。

 

-最高裁ラウンドアップ訴訟を終わらせるか?

Will the Supreme Court End Roundup Lawsuits? | American Council on Science and Health

By Barbara Pfeffer Billauer JD MA (Occ. Health) PhD — Feb 05, 2026

現在のバイエルの米国最高裁判所での戦いは今後数年にわたる連邦の認可と州レベルの訴訟の相互作用を大きく変える可能性がある

(これまでの経緯の解説)

問題は単に一社の責任の将来だけでなく、科学的根拠に基づく連邦規制が、州の陪審が一貫性のない警告基準を適用することで覆せるかどうかというより広範な問題である。EPA承認だけでは製造業者を大規模な不法行為リスクから守るには不十分であれば、規制遵守は意味をなさず、製品の安全性は訴訟戦略や裁判の力学によって左右されることになる。最高裁の決定は、国家的な農薬規制の一貫性を回復させるか、あるいは科学的結果に関わらず広く審査された製品であっても法的破綻の危機にさらされ続けるシステムを確立する可能性がある。

 

-未殺菌乳の安全性:謝罪と共通点の模索

Raw Milk Safety: An Apology and a Search for Common Ground | American Council on Science and Health

By Chuck Dinerstein, MD, MBA — Feb 05, 2026

未殺菌乳論争はしばしば陣営に分かれるがリスクとベネフィットは両方の主張よりは複雑である。ここ数週間のACSHの記事を再検討し欠点を認める。結果は判決ではない。より明確な根拠、より良い監督、そして私自身科学コミュニケーションにおいてより謙虚であろうと思う

数週間前にDr. Billauerが殺菌しないミルクへの懸念を書いたところ読者であるリスク評価専門家から反論が寄せられ昨日それを掲載した。そして今日、メディアは未殺菌乳によると考えられる新生児の死亡のニュースで溢れている。

ここで二つの記事の「編集者」として未殺菌乳について述べたい

(以下両方の記事の短所と反省。未殺菌乳のほうが脆弱であるのは疑いようがなく、完璧に管理すれば未殺菌乳は殺菌乳とリスクは変わらないという主張を掲載することはリスクコミュニケーションとしてはあまりよくなかったといった感じ)

問題の未殺菌乳擁護記事

Revealing Raw Truths about Milk: Scientific Advances in Understanding the Health Impacts of the Milk Microbiota | American Council on Science and Health

By Margaret (Peg) Coleman and D Warner North — Feb 04, 2026

(掲載した理由はリスクアナリシス学会Society for Risk Analysis (SRA)会長と学会誌編集長からの長い反論だから、だろうが、明らかにバイアスがある。

殺菌しない牛乳の良さが全然わからないので学会の信頼性毀損案件としか思えない。専門知識を使って特定の主張を擁護するとこうなるんだなという例に見える。危険)

 

-バイタリストに会う:死は「間違っている」と信じる熱狂的長寿信奉者

Meet the Vitalists: the hardcore longevity enthusiasts who believe death is “wrong” | MIT Technology Review

by Jessica Hamzelo January 29, 2026

彼らは革命が必要だと主張し、それを真剣に受け止める科学者、資金提供者、政治が増加している

「生が善で死は悪だ」と主張するVitalist(生命主義者)

長寿への関心は近年高まってきたが、ブランディングに問題があると考えていた。

「長寿longevity」は根拠のないサプリメントを売る宣伝文句として使われ、「アンチエイジング」は同じく治療を売るクリニックの宣伝文句になっているので新しい単語が必要だった。そこで単純に死を克服すべきものとする「Vitalism生命主義」を使う。なお効果的方法はまだ存在しない。

 

-母親が妊娠中に未殺菌乳を飲んだ後新生児死亡

Newborn dies after mother drinks raw milk during pregnancy - Ars Technica

Beth Mole – 2026年2月4日

未殺菌乳は反ワクチンHHS長官ケネディが宣伝している

ニューメキシコ州で新生児がリステリア感染で死亡した。感染源は母親が妊娠中に飲んだ未殺菌乳の可能性が高い。保健省が警告している

 

-ニューメキシコ州保健省

保健省は未殺菌乳製品を摂取しないよう警告

Health department warns against consuming raw dairy products

February 3, 2026

 

-未殺菌ミルク:ウェルネス文化 対 食品安全

Raw Milk: Wellness Culture vs. Food Safety - Dirt to Dinner

By Hayley Philip February 5, 2026

ウェルネス文化の中に殺菌しないミルクが力強く復活している。明確な何十年にもわたる安全に関する根拠があるにもかかわらず、ノスタルジーソーシャルメディア、「ナチュラル」という主張が後押ししている。では科学は何と言っていて、実際のリスクはどのくらい?

以下解説

より「ナチュラル」なものが欲しかったら殺菌しているノンホモジナイズドミルク(分離しているクリーム層を楽しめる)を薦める。




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