[FSS]HFSS広告制限:スコットランドにとってポジティブな一歩、しかし全体像ではない
15 January 2026
子供の食環境改善にはまだやることがある
交通機関や戸外の広告、広告だけではなく健康的食品を入手しやすくする、製品の組成変更、明確な情報提供など
[RIVM]健康的栄養政策の環境影響
Milieubelasting van beleid voor gezonde voeding | RIVM
15-01-2026
本文オランダ語
健康と環境の両方にとって良い状況を達成するのは可能である。例えば赤肉と加工肉の摂取量を減らす。またアルコールとソフトドリンクを水に置き換える。
拘束力のない規則の影響があまりに小さく、追加の調整や対策が必要
[ASA]減量とデトックス:悪いものは排除して責任と根拠のバランスを
15 Jan 2026
注:この記事は食品とサプリメント以外が対象。それらは食品規制でカバーされている
どんな減量方法や製品も、その主張には確固な根拠が必要。
Codex
「Codexの動く心臓」—Codex 事務局Sarah Cahillインタビュー
“The beating heart of Codex” – Interview with Codex Secretary, Sarah Cahill | CODEXALIMENTARIUS
14/01/2026
Science Volume 391|Issue 6782|15 Jan 2026
-科学者は子供用ワクチンの再試験要求を拒否
Scientists reject call to retest childhood vaccines
BY Jon Cohen 15 Jan 2026: 220-221
Trump政権による「ゴールドスタンダード」試験は非倫理的で不必要
(プラセボ対照試験が行われていないワクチンを拒否しようとする試み。)
-低用量の殺虫剤が魚の加齢と死を加速
Low doses of insecticide speed fish aging and death
BY Erik Stokstad 15 Jan 2026: 224-225
Scienceに発表されたクロルピリホスが魚のテロメアを短くするという研究
中国湖北省の、農地から農薬が流入する湖ときれいな湖でのCulter dabryiの比較
(肝臓の93農薬を測定してそれを「総毒性ユニット」に換算して比較している
個別の農薬で関連があったのがクロルピリホスで、それを実験室での実験につかっている
10-50 ng/liter 4か月
-書評
注意深く行われた科学は結果に関わらず価値がある
Careful science is valuable, regardless of results
BY Byron Hyde 15 Jan 2026: 246
科学者は単に目立つ知見以上のものを称賛されるべき、哲学者が主張する
Jacob Stegenga著「科学の心臓Heart of Science」の書評
科学者の評価方法が研究の結果に重点をおいているために出版バイアスなどの問題がおこっている。再現性の確認のようなことも評価されるべき
Nature
-ニュース
2026年の米国の科学:Trump政権の2年目を支配するだろう5つのテーマ
US science in 2026: five themes that will dominate Trump’s second year
By Jeff Tollefson, Max Kozlov & Dan Garisto 14 January 2026
連邦科学予算の見通しは明るくなったが、その資金の使い道に政治家が大きな発言権を持つ可能性が高い
2026年も2025年同様、予測不可能で重要な年になる可能性がある
・議会が科学を支援
・間接経費に関する新しい考え
・政治によって任命された人々の台頭
・大学のさらなる変化
・留学生拒否
-Natureエディトリアル
グローバルヘルスの進歩には質の高い根拠が必要
Making progress on global health will need high-quality evidence
15 January 2026
Nature の新しい雑誌Nature Healthは研究と政策や実践への「実行ギャップ」の橋渡しを目指す
2015年に国際コミュニティは2030年までにAIDSや結核、マラリアなどの感染症流行を終わらせるという歴史的誓約をした。しかしCOVID-19パンデミックや戦争やその他要因で、世界の平均寿命がここ数十年間で初めて低下している。根絶できそうだったポリオが再び流行し、マラリア患者も増加している。科学の知識や医療が進歩しているにも関わらず所得の差による寿命の違いは大きい
創刊号にヒト食事中マイクロプラスチックとナノプラスチックの総説
Microplastics and nanoplastics in the human diet | Nature Health
DDS(薬物送達システム)からの教訓をもとに経口摂取した粒子が取り込まれる可能性を考える。しかしそれには粒子のサイズや性質に関する正確な情報が必要で、環境中粒子の分析技術の改善が欠かせない。
(環境中に存在する可能性のほとんどないバージンプラスチックで実験しても当てはまらない可能性が高い)
-Natureワールドビュー
学術界は25年間 Wikipediaに協力してこなかった—今や我々を失望させる可能性がある
The academic community failed Wikipedia for 25 years — now it might fail us
13 January 2026 By Dariusz Jemielniak
AIがWikipediaを参照しながらも対価を払わず、学術界の無関心が地球上でもっとも広く使われている参考資料の存続を脅かす
無料オンライン百科事典Wikipediaが25周年を迎えるにあたり、学術界はその失敗に向き合う必要がある
多くの学生がWikipediaを使っているが学術界は不当に疑わしいものとして扱ってきた。私(Jemielniak)はWikipediaに携わってきた10年間、学者がWikipediaを見下す様を目のあたりにしてきた。しかしWikipediaで訓練された生成AIが今やWikipediaの将来を脅かしている。
その他
-2025年IFIC 食品健康調査
2025-IFIC-Food-Health-Survey-Full-Report.pdf
3000人のアメリカ人のオンライン調査
今回20年目、これまでの推移もあわせて
・2020年より2025年のほうが食事は健康的になっている
・幸福度や健康が家庭の収入に強く関連する
・食品や飲料の購入には味が最も重要で次いで価格、健康さ、便利さ。環境は最も低い
・加工について考えるのは10人中8人。加工食品を避けないのは39%、加工されているかどうか考えないのは18%
・超加工食品という言葉をよく知っている人は44%で2024年に比べて12%増加
・何を食べるかについての最も信頼できる情報源は登録栄養士と医療の専門家
・10人中8人が信頼できる栄養情報を知るのは難しいことに合意
・砂糖や塩に懸念
・たんぱく質が最も重視されている
・低およびノーカロリー甘味料にポジティブなのは27%、ネガティブは41%
・食品のバイオテクノロジーに好意的なのは20%
・米国の食品の安全性への信頼は過去最低 2024年が62%だったのが55%
・信用できない理由のトップが「食品企業は安全性より金儲けを優先していると信じているから」59%
・安全上心配なことは微生物由来の食中毒、食品中発がん物質、農薬、重金属。食品添加物、抗生物質、生物工学、GMO、アレルゲン、の順
・アメリカが外国で禁止されている食用色素を認可していると信じているのは45%、米国が禁止している色素を他の国が認可していると信じているのは16%
など
-チョコレートは健康食品ではない
Chocolate isn't a health food - by Gunter Kuhnle
Jan 15, 2026
何か話がうますぎる
楽しみのために食品を食べることが悪いわけではない、食品は身体の栄養のためだけではく魂の栄養にもなる。ただ自分の選択を正当化しなければならないと考える人もいるようで、「健康のため」が最もよい言い訳のようだ。そして突然ワインが健康のための飲み物になる。チョコレートも同様で、健康に良いという論文がたくさんある。しかしその科学的根拠は実際にはチョコレートについてではない。
チョコレート、カカオフラバノール、フラバノール
フラバノールについての研究はあるがそれはチョコレートではない。実際チョコレートにはフラバノールはほとんど残っておらず、良い摂取源ではない。そしてダークチョコレートにフラバノールが多いという根拠はほとんどない。チョコレートの詳細分析研究によると多くのダークチョコレートはミルクチョコレートよりもフラバノールがかなり少ない。
さらにチョコレートにはカロリーが多いという問題がある。
チョコレートはご褒美として楽しむべきだ