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2026-01-05

新年おめでとうございます。

本年もよろしくお願いします。

 

[MHRA]MHRAはこの新年に、人々に違法なオンライン減量薬を避けるよう強く求める

MHRA urges public to avoid illegal online weight-loss medicines this New Year - GOV.UK

29 December 2025

新年にあたって多くの人がライフスタイルを改めようと考えるため、MHRAはどんな減量薬でも安全で有効で合法なものを使うよう強く求める

規制されていないソーシャルメディアやウェブサイトで違法に販売されている製品は深刻なリスクがある。

 

[HK]CFSは11月の食品安全報告を発表

Press Release - CFS announces food safety report for November

31 Dec 2025

6200の食品を検査し、不合格は3検体で合格率は99.9%

ピスタチオペーストのアフラトキシン、コクレン(魚)のマラカイトグリーン、カットフルーツのサルモネラ

 

[HK]電子ニュース

E-News

31 Dec 2025

(1)2026年食品安全移動展示

(2)食品安全焦点第233号

https://www.cfs.gov.hk/english/multimedia/multimedia_pub/multimedia_pub_fsf.html

(3)法令順守検査結果月報 2025年11月

https://www.cfs.gov.hk/english/whatsnew/whatsnew_act/NL_Compliance_Test_Results_NOV_2025.html

(4)第二回香港TDS残留農薬の結果

https://www.cfs.gov.hk/english/press/20251229_12074.html

 

[HK]CFS残留農薬についての第二回香港TDSの知見を発表

Press Release - CFS announces Second Hong Kong Total Diet Study findings on pesticide residues

29 Dec 2025

CFSは12月29日に第二回香港TDSの4つの目報告、香港集団への残留農薬やその代謝物の食事暴露と関連する健康リスクの評価を発表した。結果は、成人及び若い人々の平均および高摂取群の分析した農薬やその代謝物への暴露は全てHBGVよりはるかに低く、健康リスクとなりそうにないことを示す。さらに成人集団での残留農薬やその代謝物への食事暴露は第一回香港TDSと同等あるいは低い。

187食品からなる374のコンポジットサンプルで合計101の農薬あるいは代謝物を分析した。39農薬はどの検体からも検出されず、残り62農薬あるいは代謝物が低濃度検出された。4つのグループ(ネオニコチノイド有機リン、カルバメート、ジチオカルバメート)の中ではネオニコチノイド類が最もよく検出され次いで有機リン、カルバメートの順だった。

この結果は健康的な食生活助言に従った食事の安全性を再確認する

報告書は以下

2nd_HKTDS_pesticide_residues_report_e.pdf

 

 

Codex

「科学と合意と協力のうえに」

"Built on science, consensus and cooperation"  | CODEXALIMENTARIUS

31/12/2025

Allan Azegeleコーデックス委員会議長が第48回会合をふりかえる

 

[EPA]EPAアメリカの労働者を守るため1,3ブタジエンの約1ダースの使用を規制する意向

EPA Announces Intent to Regulate Nearly One Dozen 1,3-Butadiene Uses to Protect American Workers | US EPA

December 31, 2025

EPAは裁判所の命令した締め切りを守って1,3ブタジエンのレビューを完了した。職業上吸入する11の状況で不合理なリスクの可能性を発見し、個人保護具の使用などで緩和されるだろう。環境や消費者、工場近傍住民を含む一般人への不合理なリスクはない。

 

[EPA]EPAは労働者と環境を守るため5つのフタル酸の数十の使用を規制する意向

EPA Announces Intent to Regulate Dozens of Uses of Five Phthalate Chemicals to Protect Workers and Environment | US EPA

December 31, 2025

EPAの包括的リスク評価は規制が必要な不合理なリスクを発見

Butyl Benzyl Phthalate (BBP), Dibutyl Phthalate (DBP), Dicyclohexyl Phthalate (DCHP), Diethylhexyl Phthalate (DEHP)および Diisobutyl Phthalate (DIBP)の5つについて労働者と環境で不合理なリスクとなる状況を同定。今後それらへの対策を検討する

(消費者へのリスクも評価しているが不合理なリスクとはならないと結論している。労働者の場合は吸入による高濃度暴露のようなもの。環境は淡水生物への影響がメイン)

 

[FDA]FDAは化粧品製品中PFASの安全性を決めるにはデータが不十分であることを発見

FDA Finds Insufficient Data to Determine Safety of PFAS in Cosmetic Products | FDA

December 29, 2025

本日FDAは2022年化粧品規制法(MoCRA)に基づき議会から要求されていた化粧品中PFASの使用に関する評価報告書を発表した。この報告書は安全上の懸念に関する科学的根拠を検討したものの結論には至らず、化粧品を介したPFAS暴露のデータ不足のため相当な不確実性があることを強調する。

報告書

Report on the Use of PFAS in Cosmetic Products and Associated Risks

医薬品食品化粧品法では、化粧品の成分や化粧品は色素を除き販売前の認可を必要としない。製造業者は成分や最終製品が安全で適切に表示され、異物混入や不正商標表示でない限りどんな成分でも使うことができる。現在意図的に化粧品に使用されるPFASに対応する特別な規制はなく禁止されていない。

MoCRAの要請によりFDAに提出されたデータの解析から、米国で2024年8月30日時点で販売されている合計1744の化粧品に51のPFASが意図的に使われている(表2.1)。これらPFASを含む化粧品は総製品中の0.41%を占める。最も多いのはアイシャドー、顔および首に塗る製品、アイライナー、フェイスパウダー、ファンデーションの5種でこれらがPFAS含有化粧品の56%を占める。

近年全体としてはPFAS含有製品は減少傾向であるが、法による化粧品登録の要請が最近のことであるため過去のデータはない。

化粧品中に最もよく使われているPFASはPTFEで、490製品、PFAS含有製品のうち28.1%を占める。次いでパーフルオロニルジメチコン、トリフルオロアセチルトリペプチド-2、テトラデシルアミノブチロイルバリルアミノブチリックウレアトリフルオロアセテート、パーフルオロヘキシルエチルトリエトキシシラン、メチルパーフルオロブチルエーテル、メチルパーフルオロイソブチルエーテル

健康リスクの可能性については標準手法に従って評価し、適切な場合にはMOEを導出した。表ES.1にまとめた。評価したPFASのうち多く(N=19、76%)は重要なデータがなく結論できない。5PFAS(PTFE, パーフルオロデカリン, HC Yellow No. 13, パーフルオロヘキサン, テトラフルオロプロペン)については安全上の懸念は低い。最も多い量をボディーローションとして使用した場合に安全上の懸念となる可能性があるのはパーフルオロヘキシルエチルトリエトキシシランだった。

この評価には相当な不確実性がある

 

MGill OSS

-カイロプラクターの風変わりな考えへの磁力

The Crank Magnetism of Chiropractors | Office for Science and Society - McGill University

Jonathan Jarry M.Sc. | 2 Jan 2026

カイロプラクターは特にナンセンスに親和性が高い。理由の一つは魔法に関連する

ベック州カイロプラクター協会のウェブサイトで、近所(モントリオール)で活動している会員をみつけそのウェブサイトにアクセスすると、消化器の問題やめまい、そして「より簡単で安全な赤ちゃんの出産環境づくり」などを宣伝している。何人かはサプリメントの長いリストを勧め、ある人は白砂糖やコーンシロップが有害だと主張する。それらは事実ではない。

何故カイロプラクターは多くのインチキ科学に惹かれるのか?

実践範囲拡大への飽くなき欲求

私は子供のころ、カイロプラクターは腰痛専門医だと思っていた。実際には19世紀に考案された補完代替医療である

(以下カイロの解説)

理由の一つは、多くのカイロプラクターが自分たちを「プライマリケア提供者」と考えているからだ。この表現の一つの解釈は、カイロプラクターに行くには紹介状が不要で、医療専門家にかかるのと比べて手軽だというものだ。しかし、より問題なのは、カイロプラクターが自分たちが幅広い健康問題を治療できるほど有能だと考えていることだ。1990年代に米国に拠点を置く約500人のカイロプラクターを対象とした調査では、445人(9割)が自分をプライマリケアの専門家と考えており、そのうちカイロプラクターは筋骨格系脊椎の専門家であるべきだと答えたのはわずか20人である。調査対象のカイロプラクターは、単に患者と背中の問題について話すだけでなく、過去3か月間にエイズ、がん、ワクチンの利点と欠点などの問題について、かかりつけ医のように患者と話し合ったと報告している。これは無限の実践範囲を強く望んでいることを示す。カイロプラクターが提供できるサービスが多ければ多いほど収入も増え、巨額の学生ローン返済に役立つ。 Palmer カレッジ・オブ・カイロプラクティックは、現在この疑似科学の学習に1学期あたり約14,000米ドルを請求している。トロントにあるカナダ記念カイロプラクティックカレッジではカナダ人なら年間授業料だけで30,000カナダドルを請求する。4年では115,000カナダドル(1300万円以上)に迫る。それがサプリメントや妙なガジェットの販売動機になる。そしてそのキャリアを通して彼らはカイロプラクティックでお金持ちになる方法を教えるセミナーの広告に常に注目させられる。カイロプラクティックだけでは不十分な場合、彼らは栄養カウンセリングや鍼灸キネシオロジーにも手を出す。

EBMへの口先だけの賛同

2016年にオーストラリアの2つのカイロプラクティック学校の学生が参加した調査によると、カイロプラクティックの勉強を進めるにしたがって根拠に基かない医学的信念が強化されていくことが示された。彼らはカイロプラクティックが科学より優れていると認識している。カイロプラクティック業界は、創設以来反ワクチンバイアスも抱えていて現在はアメリカのMAHA運動と多額の寄付によって結びついている

重要メッセージ

- カイロプラクティックは医療の専門分野ではなく、1895年に磁気ヒーラーが背骨を折ることで聴覚障害を治したと考えて生まれた代替療法である

- 多くのカイロプラクターは、背中の問題の治療とは無関係なサービスやサプリメント、ガジェットを宣伝している

- その要因には、多額の学生ローンを返済する必要があること、カイロプラクティックで金持ちになる方法を教えると約束する企業にアプローチされること、そして魔法(エネルギーの流れのバランスの悪さが病気の原因で自分たちはそれを調整できるといった類のもの)を信じることがある

 

-お茶をもらえませんか?

Can I Please Have some Tea? | Office for Science and Society - McGill University

Joe Schwarcz PhD | 1 Jan 2026

耳のために

年末のリゾートでの休暇中にひどいウイルスに感染して耳が詰まって聞こえが悪くなってしまった。鼻づまり解消剤はあまり効果がなく、お茶のほうが良かった。なのでお茶の話を書く。

以下お茶の話

 

-ヤドリギ、乳香、没薬

Of Mistletoe, Frankincense and Myrrh | Office for Science and Society - McGill University

Joe Schwarcz PhD | 24 Dec 2025

クリスマスと科学に関連する自然の産物

ヤドリギは古代よりその不思議な半寄生性からある種神秘的な存在とされてきた。その名はアングロサクソン語の「mistel」(糞)と「tan」(小枝)に由来する。「小枝に糞がついた」というのはこの植物の起源をよく表す。しばしば枝についた鳥の糞から出現するからだ。興味深いのはこの種子は人間にとって非常に有毒だが鳥は平気である。主な毒性はビスコトキシンと呼ばれるたんぱく質である。ヤドリギ成分は抗がん剤にならないかと研究されてきたが芳しい結果にはなっていない。

乳香と没薬はどちらも中東に生息する樹木の自然な分泌物である。樹脂に点火したときに発生する心地よい芳香から宗教的儀式に使われてきた。古代エジプト人はミイラを作るのに使っていた。医療応用の試みは古く、現在でも一部の咳止めやトローチに使われている

 

-オンラインで話せるのはだれか?

Who Gets to Speak Online? | Office for Science and Society - McGill University

Sophie Tseng Pellar BSc | 26 Dec 2025

中国のインフルエンサー取り締まりは実害を対象にしているが、専門知識、権力、表現の自由に関して愉快ではない疑問を提示している

インターネットには間違った情報が溢れているという問題がある。中国はそれを許容できないと判断し、インフルエンサーに資格照明を義務付ける法律を可決した。一見それは正しいことのように見える。資格のないオンライン健康情報には実害がある。この規制は北米にどう影響するだろうか。

権威主義的な規制と混沌とした誤情報の間のどこかに解決策があるだろう。ただ我々はそれをまだみつけていない。

 

-マウスウォッシュを口腔健康のためのルーチンから外すとき?

Is it Time to Cut Mouthwash from Your Oral Health Routine? | Office for Science and Society - McGill University

Eva Kellner B.A.Sc. | 26 Dec 2025

口臭ケアはいいことだがどのくらいのコストで?

歯磨きに追加してのマウスウォッシュの歴史と意味について

殺菌剤等への口腔内細菌叢へのネガティブな影響への懸念情報がある

しかしカナダ歯科医師会はまだマウスウォッシュを通常の口腔衛生習慣に加えることを推奨していて、それによって歯磨きやフロス以上に歯肉炎予防効果があるとしている。

 

その他

-Science Volume 391|Issue 6780|1 Jan 2026

・Trumpは主導的米国気候センターを解体しようとする

Trump moves to break up leading U.S. climate center

BY Hannah Richter: 15

ホワイトハウスの予算局長は国立大気研究センターを「気候警鐘主義の源泉」と呼ぶ

 

・魔術的考えは将来のパンデミックを予防したり公衆衛生を改善したりしない

Magical thinking will not prevent future pandemics or improve public health

Seth Berkley

NIH所長Jay Bhattacharyaと副所長Matthew J. Memoli氏が執筆した最近の記事*に衝撃を受けた。それはパンデミック準備として個人の健康決定に焦点を当てて従来の根拠に基づく集団公衆衛生の実践を拒否する急進的なアプローチの提案だった。著者らは、「代謝的に健康で身体的に活動的で栄養価の高い食事をしている人たちは、重篤な慢性疾患危機に直面している集団よりも新しい病原体によりよく対処できる」と主張する。彼らは「禁煙、高血圧や糖尿病のコントロール、起きて歩くこと、つまり国民をより健康にすることが次のパンデミックに備えるための全てだ」と主張する。一方従来のパンデミック準備のアプローチは、お金の無駄で偽りの安心感を生み出し、ロックダウンや義務を押し付ける者たちに力を与えていると彼らは書く

(以下反論)

*問題の記事

世界は新しいパンデミック戦略を必要とする

NIH Directors: The World Needs a New Pandemic Playbook

Nov 13 2025 Jay Bhattacharya, Matthew J. Memoli

(病原体の研究そのものが問題だと主張。武漢の実験室で新型コロナウイルスが作られたという説に親和的。危険なウイルスだから研究している人たちに対して、研究する人たちが金儲けのために危険だと言っているだけだと主張。コロナ対策に関してはスウェーデンが成功したという。なお日本は出てこない)

 

-私はRFK Jr.について間違っていた

I Was Wrong About RFK Jr. | MedPage Today

by N. Adam Brown, MD, MBA, Contributing Writer, MedPage Today

December 30, 2025

2025年の初めは、私は彼が公衆衛生について一つか二つは正しいことをするのではないかと過剰に楽観的だった

昨年1月、N. Adam Brown博士は壊れた時計でさえ1日に何度かは正しい時刻を示すのでRFK Jr.も何か正しいことをするかもしれないと主張した。一年を振り返ってもらった。

RFK Jr.を壊れた時計と呼ぶ発言は訂正する。私は間違っていた。彼が2025年に良かったことは一つもない。彼は何世代にもわたるアメリカ人を危険にさらした。

以下略

 

-2025年の栄養政策は虚しく響く

Nutrition Policy Rang Hollow in 2025 | MedPage Today

by Daniel A. Zaltz, PhD, MPH December 27, 2025

HAHAの超加工食品に取り組むという約束は行動にならなかった

2025年初めDaniel A. Zaltz博士は超加工食品対策がRFK Jr.の中心アジェンダにあるとして彼を擁護した。1年を振り返って進展を分析する。

2025年初め、Marion Nestle博士やWHOなどが超加工食品を非難することでMAHAと一致し、相乗効果で対策が進む可能性に期待した。しかしそれはMAHAムーブメントの一部になる可能性は低いことが明らかになった

以下SNAP予算の削減、Kevin Hall博士の退職など

(WHOがMAHA並みで喜ぶ公衆衛生研究者、というのがそもそも悪夢。でも栄養士の中には合成色素の代わりに天然色素を使うことを「成果」だと考える人がいて、MAHAを支持する。栄養士には安全性に関する教育が不足しているのに認識されていない。)

 

-化学物質恐怖症に全力を注ぐ

Throwing the Kitchen Sink at Chemophobia - by David Zaruk

David Zaruk Dec 30, 2025

Washington Postのプラスチック記事が選挙戦増幅ツールとしてどう機能したか

・Washington Postのスタッフ記者、Shannon Osakaは、NGOの反プラスチックキャンペーン資料に基づく記事を月に少なくとも1本執筆している

・彼女は同じ活動家科学者を情報源として彼らのキャンペーンを宣伝する

・彼女の文章は化学物質やプラスチックに対する理解が非常に乏しいことを示す

・Washington Postの編集者は内容を訂正しない

最近の主流メディアによる家庭用品中プラスチックに反対する化学物質恐記事への評価は、キャンペーンジャーナリストが活動家と手を組み政治的アジェンダを拡散していることを示す。これは、伝統的な報道機関がもはや読者に専門的あるいは有用なサービスを提供できていない例である。

以下Shannon Osakaの記事への批判

(「ハンバーガーを食べるとき、それを作るのに使われた調理器具や包装がヒト健康に有害だと科学者が信じる化学物質の混合物を食べている」、といった書き方。その「科学者」はいつもの活動家でハザードとリスクを意図的に混同させる。そして「化学物質フリーchemical-free」な製品を見分けるのは困難だと消費者を脅す。なお標的とされる「化学物質」は時代とともに変わる)

 

-オンラインのフェイクレシピの見つけ方(とそれがこれまで以上に問題な理由)

How to Spot Fake Recipes Online (And Why It Matters More Than Ever)

Yvette Marquez-Sharpnack Dec 13, 2025

AIで細工した写真のほうがオリジナルより人気になっている

(画像をみたら加工を疑う必要があるという嫌な時代)




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