[DEFRA]残留農薬モニタリング計画2024第4四半期報告
Quarter 4 2024 report on the pesticide residues monitoring programme - GOV.UK
Updated 29 August 2025
グレートブリテン(GB)では23の異なる食品543検体の417の農薬を、北アイルランド(NI)では23の異なる食品228検体を調べた。MRL超過はGBでは8、NIでは10検体。
リスク評価の結果消費者の暴露は望ましくはないが有害健康影響が出るかどうかは結論できないとされたものがブドウのアセタミプリドとジャガイモのクロルピリホスの2つ。クロルピリホスは英国では認可されていないが輸入検体から時々検出される
[MPI]2024 NZTDS(乳幼児)第4四半期の結果
Fourth quarter results of the 2024 NZTDS (Infants and Toddlers) | NZ Government
26.08.25
ニュージーランドトータルダイエットスタディ2024の第4四半期の結果が2025年8月に発表された
合計736の食品または成分中の354物質について53948の検査を行った。
農薬についての50177検査結果の99.5%は定量限界(LOQ)以下だった。定量できたごくわずかなもののうち、食品安全上の懸念となるものはなかった。
一般元素(アルミニウム、アンチモン、ヒ素、カドミウム、鉛、水銀、タリウム)についての1260報告の大部分はLOQ以下だった。LOQ以上でも安全上の懸念となるものはなかった。
栄養元素(ヨウ素、鉄、セレン、ナトリウム、亜鉛)は予想される範囲内だった。
アルミニウム濃度の高い2食品検体がみつかったがリスクは低い。
ニュージーランド食品安全は2016年のTDSで市販の焼いた製品中のアルミニウム濃度が高いことを同定してから食品添加物541 (リン酸アルミニウムナトリウム、SAlP)の自主的使用中止を業界に要請し、2019年の調査で有意な減少を確認している。ごく一部の食品の濃度の高さは第1および第3四半期の結果と同様で、予防的にそれら食品の製造業者と食品添加物541の段階的小廃止を推進している。来年はじめから使わないとしている。
ビスフェノール類、PFAS、デオキシニバレノールは検査した食品からは検出されなかった。
フタル酸類は99.2%がQOL以下で安全上の懸念はない。
第4四半期の結果が出た後、完全食事暴露評価は2026年半ばに発表予定。
[EFSA]意見等
農薬
-Peer review of the pesticide risk assessment of the active substance prothioconazole
新しいゲノム技術によって得られた植物とその製品についての新しい科学的データの文献ホライズンスキャン
これまでのEFSAの科学的意見で検討されていない新たなハザードあるいはリスクはない
[MHRA]MHRAは犠牲者が深刻な病気になって違法「ボトックス」を取り締まる
MHRA crackdown on illegal ‘Botox’ after victims left seriously ill - GOV.UK
30 August 2025
40人以上が未承認ボツリヌス毒素製品使用が疑われて入院
2025年6月4日から8月6日の間に41人がボツリヌス症と確認されている。
一部の販売業者やプラクティショナーが訓練を受けずに未承認製品をベッドルームや台所、ヘアサロン、移動美容サービスなどで違法に提供している。
検疫と協力して犯罪執行ユニットは2023年5月以降4700バイアル以上の未承認ボトックス製品を押収している。ほぼすべてが韓国製品でBotulax, reNTox, Innotox, Toxpiaなどのブランドで英国では販売認可されていない
[HK]感受性の高い集団のための食品安全
Food Safety for Susceptible Populations
26 Aug 2025
乳幼児、妊娠女性、高齢者、免疫の弱っている人たち向け注意
ハイリスク食品
は避けること
(これ結構厳しくて、刺身や寿司はもちろん、マヨネーズやスクランブルエッグ、ハム、出来合いのサラダなどが含まれる。高齢者でも半熟卵を安心して食べられる社会というのは稀。)
[NSW食品局]NSW食品規制2025発効
NSW Food Regulation 2025 now in effect | NSW Food Authority
1 September 2025
ベリー、葉物野菜、メロンの許可と通知導入など安全性とトレーサビリティ強化
[SFA]思考の糧 食の未来を祝福する
Food for Thought | Celebrating our Food Future
Published 29 Aug 2025
シンガポールのSG60(独立60周年)を記念してこの国の安全で信頼できる食料を保証するための来し方行く末を概観する
McGill OSS
-あなたはおそらく知らない…
You Probably Didn’t Know That… | Office for Science and Society - McGill University
Joe Schwarcz PhD | 29 Aug 2025
歴史と日常生活に織り込まれた驚くべき化学を明らかにする物語
- K Rationsは、米国が第二次世界大戦参戦後、空挺部隊用のコンパクトだが栄養的に十分な配給パックの開発を依頼されたアメリカの生理学者、Ancel Keys博士にちなんで名付けられた。彼はミネアポリスの食料品店に買い物に行き、ハードビスケット、ドライソーセージ、ハードキャンディー、チョコレートを混ぜたものを作った。Keys博士が飽和脂肪摂取と心臓病との関連性を示した最初の科学者であることを考えると、彼が最終的に一般の人々に推奨した食品とはまったく違うが。1947年に遡り、死亡記事を熟読して心臓発作による死亡者の増加に気付いたKeysは、ビジネスマン研究を開始し、血中コレステロールと心臓病との関連を発見した。さらに、高コレステロール値の原因は食事中の飽和脂肪であることを示し、「ミスターコレステロール」というあだ名が付けられた。その後、Keysは有名な「7カ国研究」を開始し、野菜、果物、パスタ、パン、オリーブオイルを豊富に含み、肉、卵、乳製品の少ない食事が心臓病のリスクを低下させるという最初の根拠を提供した。Keys博士は11月にイタリアの別荘で100歳で亡くなった。1961年、タイム誌はKeys博士を心臓病の原因を追跡した人物として表紙に掲載し、それによって飽和脂肪が栄養上の悪者になった。しかし彼の研究を少し掘り下げると、不都合な事実が明らかになる。彼は実際には22か国を調査し、データを少しチェリーピッキングしたようだ。すべてのデータをプロットすると、飽和脂肪と心臓病との関連はなくなる。さらに、血中コレステロールと心疾患を関連付けた古典であるFramingham研究では、心疾患と飽和脂肪摂取量との間に関連はなかった。
- コネチカット州Danburyは、かつてアメリカの帽子産業の中心地で、震え、支離滅裂な発話、歩行困難、そして最終的には心の弱さを伴う状態である「ダンベリー震え」でも知られていた。この病気の犠牲者は、フェルトの加工に水銀化合物を使用していた帽子屋だった。この病気は、Lewis Carrolの有名なアリスの物語で「マッドハッター」のキャラクターが証明しているように、ヨーロッパでも知られていた。水銀の取り扱いには細心の注意が必要。
- 古代ギリシャ人は、地獄への入り口がどこにあるかを知っていると考えていた。二酸化炭素が溜まる洞窟である
- レストランでは、食後に客にミントを提供することがよくある。ペパーミントに含まれる天然オイルが括約筋を弛緩させ、ガスが少量ずつ着実に排出されることを目的とした
5.白ワインを魚と一緒に飲み、赤ワインを肉と一緒に飲む伝統は、赤ワインの原料となるブドウの皮に含まれるタンニン酸の存在による。
その他
-CDCは食中毒病原体の追跡計画削減を確認
CDC confirms cuts to program that tracks foodborne pathogens | Food Safety News
By Coral Beach on August 29, 2025
CDCは公式に、食中毒の原因となる8つの病原体のうち6つをもう追跡しないと確認した。Food Safety Newsとのコミュニケーションで、CDCの広報Gabrial Alvarado氏がサルモネラとSTECのみ追跡するだろうという。
7月1日からCDCのFoodNetはサーベイランス対象からリステリア、カンピロバクター、サイクロスポラ、赤痢、ビブリオ、エルシニアを外している
(調べなければ食中毒菌の検出は減るのでアメリカがよくなったと言える!?)
-Bapeten はPT BMSエビ工場のセシウム汚染を発表、さらなる調査実施
Bapeten Reveals PT BMS Shrimp Factory Contaminated By Cesium, Further Investigation Is Carried Out
23 Agustus 2025
原子力監視機関(Bapeten)がセシウム137汚染のある冷凍エビ製品に関してPT Bahari Makmur Sejati (BMS)の海洋水産省と環境省との合同調査結果を発表した。
エビのCs-137について5つのノートがある。
まず最初に、冷凍エビ工場地域(PT BMS)にCs-137汚染がある。汚染源を調査中。
二番目に、調査のため、鉄収集に使われていたより広範な地域の放射線モニタリングを行っている。金属が放射性物質Cs-137を含んでいたことが示唆される
三番目、Bapetenは放射線モニタリング対象地域を半径2kmと他の2つの線量率の高い地域に拡大
四番目、Bapetenと警察は汚染源と分布を調べる
状況は分かり次第発表される
(リサイクル目的で集めた金属が原因だとするとorphan source?)
-放射性物質汚染のある食品を摂取することのリスク
Risks of Consuming Food Contaminated with Radioactive Substances - Life & Style En.tempo.co
August 27, 2025 Rachel Caroline L. Toruan
BapetenはインドネシアのバンテンのSerang Regency のCikande 現代工業団地の金属スクラップ貯蔵施設からCs-137を含む金属スクラップを押収した。
-RFK, Jr.のワクチン政策を導く反ワクチン詐欺師Dr. David Geierの横顔
By Jessica Steier August 29, 2025
New York Timesの記事(有料)を著者の許可を得て転載
RFK, Jr.が自閉症の原因を究明する研究を9月に発表すると言っていて、その研究の実施者がワクチンが自閉症の原因だと主張しているDr. David Geierなので解説
1998年にAndrew WakefieldがMMRワクチンと自閉症を関連付ける論文を発表した後、ワクチンと自閉症の関連についての研究が約70件発表されている。そのうち23が関連あるとし43は関連がないとしている。そして関連があると主張する研究の2/3がDavid Geierとその父Mark Geierによって書かれた。それらの研究は詐欺的な手法と欠陥のあるデータで厳しく批判されている
具体的に詳細な批判。
-赤肉は悪い?根拠はプロセス(加工、行程)の中
Is Red Meat Bad for You? The Proof Is in the Processing
Christopher Labos, MD, CM, MSc August 19, 2025
肉はあなたを強くし、夏にバーベキューで肉を焼くことはすべてのアメリカ人が神から与えられた権利である
一方で、WHOは赤肉を発がん性物質と宣言し、ホットドッグはタバコと同じくらい悪いという。
これらの相反する考えをどのように調和させるのか?解決策の一部は、問題のWHO組織がフランスに拠点を置いていることを認識することだ。
まず世界中で多くの人が動物を食べているが全て同じ動物を食べているわけではない。さらに食べ方や加工の方法も違う。今回問題の中心になるのは加工赤肉である。
そして問題の組織はIARCである。IARCは、リスクではなくハザードを見るのが好きだ。IARCは何かががんに関連するかどうかを評価し分類するが、その分類によるとがんに関連のないものは一つもない。そしてIARCは、何かが危険であるとはいうが、何かがどれほど危険であるかは言わない。
IARCは加工赤肉をグループ1に分類したが、誰もがそれに同意しているわけではない。
-RFK Jr.は子供たちには大きな問題があると主張する、それに対して誰もが「え?」という
RFK Jr. Claims Children Have This One Big Problem That Has Everyone Saying, "Huh?"
Aug 29, 2025 by Matt Stopera BuzzFeed Staff
RFK Jr.は報道陣に対し、子供たちを見るだけで何が問題なのかがわかると語った。
この彼の「超能力」を説明するニュースが急速に拡散されている
「空港で歩く子供たちを見ただけでミトコンドリアに問題がある(mitochondrial challenge)ことがわかる」
多くの人が「なんだって?」と反応する中、カナダの科学者Jonathan Jarryが、「ミトコンドリア機能不全はちょっとした流行である」という記事で説明する。RFKの親しい同盟者であるDr. Casey Meansによる著書『Good Energy』で現代の食生活やライフスタイルがミトコンドリアに深刻な害を及ぼしていると主張している。この考えは誇大宣伝で科学的根拠は乏しい
-公衆衛生を武器化する
Weaponizing Public Health - THE FIREBREAK
Aug 29, 2025
RFK Jrの健康科学との戦争は解雇理由になるか?
(最早犠牲は避けられず、目下の関心は遺体がどれだけ積み上げられるか、にある)