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2025-08-07

[ASA]ASA裁定

-Arrae Inc - ASA | CAP

06 August 2025

食品サプリメントの減量効果宣伝。オゼンピックと同じくらい効果がある、など

以下同様

-Evolution Slimming Ltd - ASA | CAP

-Myota GmbH - ASA | CAP

-Ovira Australia - ASA | CAP

-The Clean Supps LLC - ASA | CAP

サプリメント業界で「GLP-1ブースター」とか「天然のオゼンピック」とかの新しい宣伝文句が流行しているようだ。ちなみに売ってるのは昔と同じようなもので宣伝文句を変えただけ)

 

-ITX UK Ltd - ASA | CAP

06 August 2025

モデルが不健康に痩せすぎ

 

-BrewDog plc - ASA | CAP

06 August 2025

ポスター。アルコールで退屈や孤独などの問題が解決できるかのような宣伝は違反

 

[FSA]セミナー FSAの食品サンプリング

Food for Thought Seminar: FSA Food Sampling

21 August 2025

 

[EU]パブリックコメント募集

バイオテクノロジー

Biotech Act

04 August 2025 - 10 November 2025

 

[EU]医薬品への二酸化チタンの使用についての委員会スタッフワーキング文書

Commission staff working document on the use of titanium dioxide in medicinal products - European Commission

6 August 2025

委員会スタッフワーキング文書は、2024年4月のEMAの解析更新を受けて、二酸化チタンは医薬品に使用を認めら続けるべきであることを確認

COMMISSION STAFF WORKING DOCUMENT on the use of titanium dioxide in medicinal products

https://health.ec.europa.eu/document/download/34542b69-8507-4fc2-b106-bd15b481e40d_en?filename=mp_working-doc-titanium-dioxide_en.pdf

2021年5月6日のEFSAの食品添加物としての二酸化チタンの安全性評価を受けて、EMAが医薬品での二酸化チタンの使用について検討し、2021年9月8日に二酸化チタンの変更要求はEU市場にほぼ確実に相当な医薬品不足を引き起こすだろうと結論する解析を発表した。それらを受けてEUは二酸化チタンの食品添加物としての使用を2022年に禁止し、医薬品への使用は維持した。医薬品への使用については3年以内に状況を解析するとしていた。2023年に欧州委員会はEMAに二酸化チタンの代用可能性の解析更新を依頼し、EMAは2024年4月1日に更新された解析を提供した。色素としての性能や光からの保護作用などで二酸化チタンと同等の性能をもつものはなく、一部の医薬品にとっては二酸化チタンは安全性と有効性にとって必須である。結論としては2021年9月の解析を再確認した。委員会はEMAの報告を慎重に評価し、二酸化チタンは医薬品に使用を認めら続けるべきであると考える

EMAの2024年4月1日の報告

Feedback from European Medicine Agency (EMA) to the EU Commission request to evaluate the feasibility of alternatives to replace titanium dioxide (TiO2) in medicinal products and its possible impact on medicines’ availability

2024-04-01-Final feedback on Impact of removal of TiO2 - Final to be sent to the EC

(EFSAの評価がおかしいだけなのだが。一緒に自殺するのは嫌だそうで。色は大事だよ。)

 

[FDA]FDAは食品トレーサビリティ規則の遵守日延を提案し、新しいFAQやその他のリソースを発表

FDA Proposes to Extend Compliance Date for Food Traceability Rule and Issues New FAQs and Other Resources | FDA

August 6, 2025

食品トレーサビリティ規則の遵守日を30か月延長して2028年7月20日までにすることを提案

(どこが新しい情報なのかとかわかりにくく照会先も記載なく、やる気ないだろ?)

 

[EFSA]意見等

遺伝子組換え植物で新たに発現するたんぱく質の安全性評価の現状、課題、将来の機会

Current practice, challenges and future opportunities in the safety assessment of newly expressed proteins in genetically modified plants

 

[オーストラリア政府]食品閣僚会合コミュニケ

Food Ministers’ Meeting communiqué – 25 July 2025 | Food Regulation

2025年7月25日に開催された食品閣僚会議の結果について

・過体重と肥満に対応するための食品規制システムの役割について

・航空機の客室に小型の犬猫を認める

アルコール飲料の炭水化物と糖の強調表示

アルコール飲料のエネルギー表示

・遺伝子技術と新しい交配技術の定義

・オンラインで販売される食品の情報

・健康スター格付けシステムと栄養表示

 

論文

-世論調査アメリカ人は子供の健康プログラムの連邦による変更を概ね支持しない

Poll: Americans largely don't support federal changes to child health programs | EurekAlert!

6-Aug-2025

Emory大学による、栄養への支援やワクチン義務などに関するここ半年の政策変更に対する世論調査

アメリカ人が合意しているのは子供に焦点をあてた連邦政府による支援拡大で、資金削減は支持していない。州に任せると格差が拡大する。

ワクチン政策への信頼は低下。

またアメリカ人が心配しているのは水の鉛や重金属汚染であってフッ素ではない。

SNAPでのジャンクフード購入禁止は支持している。

 

-アメリカ人の約12%がGLP-1減量薬を使用したことがある

Nearly 12% of Americans have used GLP-1 weight loss drugs | EurekAlert!

6-Aug-2025

新しいRANDの報告書によると、アメリカ人の12%近く、50-64才の女性では1/5が減量のためにGLP-1薬を使ったことがある。

 

-有毒な井戸水は最初に家庭のペットに影響するだろう、新しい研究が発見

Toxic well water will affect household pets first, new study finds | EurekAlert!

6-Aug-2025

PLOS Waterに発表されたバージニア工科大学の研究によると、井戸水を飲んでいる犬の64%は少なくともひとつの有害重金属(鉛、鉄、硫黄、ヒ素など)濃度が高い

(公共水道がひかれていない家のペットの話)

 

SMC UK

フライドポテト、ジャガイモの他の形、全粒穀物と糖尿病発症率への専門家の反応

expert reaction to chips, other forms of potato and whole grains, and diabetes incidence | Science Media Centre

August 6, 2025

BMJに発表された研究が、チップス、ジャガイモ、全粒穀物2型糖尿病リスクを調べた

スペインSMCからのコメント

Vithas Sevilla病院内分泌と栄養専門家Cristóbal Morales

この研究はよくできている。因果関係は証明できないが、既にわかっている現在の助言、全粒穀物を優先して揚げた食品は制限するように、を支持する。

 

元論文

Total and specific potato intake and risk of type 2 diabetes: results from three US cohort studies and a substitution meta-analysis of prospective cohorts | The BMJ

米国の大規模研究のメタ解析。

総ジャガイモ摂取量とフレンチフライの摂取量が多いことと2型糖尿病リスク増加が関連する。ベイクドポテト、茹でたジャガイモ、マッシュポテトの合計とは関連しない。

ジャガイモを全粒穀物に置き換えると2型糖尿病リスク低下と関連する。一方ベイクドポテト、茹でたジャガイモ、マッシュポテトを白米で置き換えると2型糖尿病リスク増加と関連する。

(ジャガイモより白米のほうが糖尿病にはよくなさそう、というのはまあそうだろう。)

 

その他

-「肝臓をきれいにする」ダイエタリーサプリメントはあなたの肝臓を害する?もちろん

Can 'Liver-Cleansing' Dietary Supplements Harm Your Liver? You Bet | American Council on Science and Health

By Josh Bloom — Aug 06, 2025

ハーブやダイエタリーサプリメントが肝臓に深刻な害を与え時に命を脅かすことが報告されている数が増えている

Amazonで「肝臓デトックス」で検索すると、5,000以上の商品が表示される。この疑似科学的な宣伝は、肝臓がどういうわけか「浄化」されるのに助けが必要であるという誤謬に基づく。そうではない。肝臓は人体の洗浄装置でありそれに洗剤は必要ない。

最近の良い記事は以下

Can Supplements Damage Your Liver?

Published August 1, 2025  Written by Camille Bautista-Fryer

 

-グローバルグリホサート試験:もう一つのRamazzini茶番科学

The Global Glyphosate Study: Another Ramazzini Travesty of Science

Robert Tarone (もとNCIの研究者)Aug 06, 2025

GGS Sprague Dawleyラットでの発がん所見の深刻な欠陥

編集注:6月、Ramazzini研究所は、Ramazziniの息のかかった雑誌の論文として、長く注目されていたグローバルグリホサート研究の結果を発表した。彼らは幅広いNGOや利益団体を通じて結果を宣伝しているが、Ramazzini論文の科学的弱点はほとんど注目されていない。

Ramazzini研究所のような組織が活動家、NGO、映画製作者、財団が資金提供するメディアグループ、政治団体、米国の訴訟業界を通じてその主張を宣伝する場合、学術雑誌の構造は悪い科学に反論するのには不十分である。FirebreakはRobert Tarone博士と協力して科学の茶番としか言いようのないものへの対応を提供し、イタリアの研究所が実施した研究に「Ramazzini科学」と名付けた。

Tarone博士が以下に作成した反応は、科学コミュニティで議論する価値があるが、Ramazziniグローバルグリホサート研究論文出版については、この「Ramazzini科学」の最新エピソードを政治的に増幅させようとしている反グリホサート活動家コミュニティからの騒音以外に、すべての利害関係者と意思決定者が考慮する必要がある重要な結論が含まれる。

つまり:

・Ramazziniの研究者によって提供された結果は、誤った統計分析(より大きな正確なp値ではなく不正確な近似値を使用)により、有意な腫瘍傾向は実際には非常に少さい

・研究への資金提供には、明示されていない利益相反(特に米国の訴訟業界からの利益相反)が満載

・論文の出版プロセスは偏っている(Ramazzinの息のかかった雑誌で、Pesticide Action Networkの活動家が査読)

・研究者らは、結果の表で統計的に有意でないにもかかわらず、結論を導き出していた

・研究者らは、自分たちの発見と矛盾する重要なげっ歯類腫瘍研究を引用しない

・IARC モノグラフ 112 の要約は、観察された腺腫のみについてであり、明らかながんへの進行はない

・Ramazzini研究のグリホサート曝露群3群は、解剖学的部位全体で腫瘍発生率に傾向がある根拠がないことを一貫して示していた。

以下のRamazziniの論文に対するTarone博士の反応は、テクニカルではあるものの、専門家でなくてもほぼ理解できる。誤った近似p値に関する議論は、記事の最後の付録に移した。

 

(ここから本文)

最近発表された論文は、グリホサートおよびグリホサートベースの除草剤 (GBH) に曝露されたSDラットの複数の解剖学的部位に良性および悪性腫瘍の発生率が用量に関連して有意な増加傾向がある証拠を提供すると主張する (Panzacchi et al., Environ Health 2025; 24:36)。著者らは、ほとんどの増加はSDラットではまれな腫瘍だと結論した。提示された根拠は、腫瘍データを適切な統計的手法を使用して評価した場合、論文の結論を裏付けるものではない。

研究者の疑わしい動機

この研究の資金提供者には、Ramazzini研究所とHeartland健康研究同盟(HHRA)が含まれる。HHRAは、反農薬活動家であり、多数の米国の農薬訴訟の原告側証人専門家であるCharles Benbrookによって、ラウンドアップ非ホジキンリンパ腫(NHL)を引き起こすと主張するモンサントに対する訴訟に関与したオーガニック食品の支持者や法律事務所からの創業資金で立ち上げられた。

HHRAの資金源とその表明された目標は、グローバルグリホサート研究に関与した研究者は無関心な研究者とは程遠いことを示す。2018年、HHRAとRamazzini研究所の科学助言委員会委員長であるPhilip Landrigan氏は、HHRAの口座から、自身の所属大学であるボストン大学を通じてRamazziniグローバルグリホサート研究のために約100万ドルをRamazzini研究所に送金した(ただし、この送金を認めたのは2023年になってから)。

HHRAのウェブサイトには、Ramazzini研究所が主要な毒性研究パートナーであると記載されている。SDラットの研究論文は、Ramazziniフレンドリー雑誌に掲載されており(Environmental Healthの創刊編集者と現在の上級編集者の両方 がCollegium Ramazziniフェロー)、これは、そのような欠陥のある論文が査読を通過した理由を説明する可能性がある(この論文には2人の査読者しかいないが、1人はPesticide Action Network NGOの活動家であるPeter Clausingである)。

重大な欠陥のある統計分析

Ramazziniラット研究論文の著者は、腫瘍の用量反応の統計分析を実施するためにCochran-Armitage傾向検定を使用したと述べている。

(p値に関する注意。p値は、特定の実験結果が偶然によるものである可能性の尺度。p値が小さいほど、観察された結果が偶然に発生する可能性は低い。Ramazziniラット研究の研究者は、グリホサートまたはグリホサートを含む除草剤への曝露が観察された腫瘍の増加の原因である証拠として、Cochran-Armitage検定近似p値0.05未満を採用した。)

RamazziniグリホサートSDラット研究論文で報告されているような極めて少ない腫瘍数では、p値はCochran-Armitage検定の厳密分布を使用して計算する必要がある。しかし、論文で報告されているp値は近似値であり、近似値は適切な正確確率検定ではなく標準正規分布に基づく。

同じ間違った方法がIARCモノグラフ112グリホサートの章でげっ歯類腫瘍データの分析に使われた。そしてモノグラフ112と同様に、Ramazzini SDラットの論文では、グリホサート濃度の上昇に伴う腫瘍発生率の増加の片側p値のみを報告することで、間違いがさらに増幅された(Tarone、Regul Toxicol Pharmacol2018;98:A1-A4)。厳密Cochran-Armitage分布は正に歪んでいるため、対称正規分布に基づく近似p値は小さすぎ、多くの場合、あまりに小さい。たとえば、Ramazziniラット研究で報告されたとされる有意な傾向のほとんど(つまり73%)は、最高用量群でのたった1匹の動物での腫瘍が観察され、他の3つの群に腫瘍がない部位に関するものだった。この結果の正確な Cochran-Armitage検定のp値は0.25である。

この記事の最後にある付録では、特に用量反応分析が実施された腫瘍の種類が多いことを考えると、有意な傾向の実際の数は非常に少ないことがわかる。

公表する表のため希少腫瘍を選択

Ramazziniラット研究論文では体にできた腫瘍の表に自然発生新生物が除外されているため、著者は近似Cochran-Armitage検定に基づいて非常に多くの有意な傾向を不正確に主張することができる。これは、最高用量群で腫瘍が観察された1匹または2匹の動物のみに基づいて統計的有意性を不正確に主張できるようにするために、まれな腫瘍を選択したというバイアスを反映している。だからSDラットではめったに見られない腫瘍で最も有意な増加がみられたと結論している。

論文の表1〜18の対照ラットでは、雄ラットの肝細胞癌と雌ラットの骨腫のたった2つの腫瘍のみが報告されている。SDラットは自然腫瘍発生率がかなり高いことが知られており(Morse et al., Int J Toxicol 2025 May 26: 10915818251342565)、それは、SDラットで一般的に発生する腫瘍の結果が示されているRamazziniラット研究論文の補足で確認される。特に、雌雄SDラットは下垂体腫瘍の自然発生率が非常に高い。Ramazziniラット研究の著者らは、グリホサートおよびグリホサートベースの除草剤(GBH)が「視床下部-下垂体-副腎軸への影響」を介して有害な発がん作用を誘発する可能性があると示唆するが、補足表は下垂体または副腎腫瘍の増加の証拠を示さない。

グリホサートまたはGBHは、補足表に要約されている解剖学的部位における新生物の発生率の増加傾向と関連しているという根拠はなかった。特に、グリホサートまたはGBHがリンパ腫の発生率の増加と関連しているという証拠はなく、このことは論文には記載されていない。

論文の結果セクションの最後の段落では、RangerProの最低用量での雌ラットにおける良性乳腺腫瘍発生率の増加が報告されている(腫瘍発生率は補足表2に要約されている)。0.5 RangerPro 用量での乳腺腺腫、線維腫、および線維腺腫の増加は有意だが (Fisher の正確確率検定 p=0.046)、正の傾向の証拠はない (逆用量反応方向のCochran-Armitage の正確確率検定 p=0.36)。補足表に要約されている他の種類の腫瘍で正確確率検定を使用して中間用量で有意に増加したものはない。

偏ったRamazzini科学

Ramazziniラット研究論文の要約表20は、「Ramazzini科学」の論理についての有用な洞察を提供する。(下表参照)この表には3つの列があり、1番目と3番目はRamazziniフレンドリージャーナル「Environmental Health」に掲載された論文に対応し、中央の列はIARCモノグラフ112グリホサートの章に対応する。

最初の列に対応するげっ歯類研究レビュー論文は、Collegium Ramazzini フェローとラウンドアップ訴訟の原告専門家によって書かれ、グリホサート曝露濃度の増加に伴って腫瘍発生率増加の観察されたもののみを対象にしている (Portier、Environ Health 2020;19:1-17)。この研究は、Christopher Portierがコンサルタントとして米国の訴訟業界に従事している間に、米国の不法行為法律事務所から資金提供を受け、そのために作成さた。

グリホサートげっ歯類研究の腫瘍の増加減少の両方を検討した別の包括的なレビューは、Ramazzini ラット研究論文では引用されていないが、グリホサート濃度の上昇に伴う腫瘍増加よりも減少のほうががわずかに有意であると報告されている (Crump et al., Toxicol Sci 2022;175:1546-167)。

表20の中央の列は、「IARCモノグラフ112から抜き出した」と示されており、雄ラットの肝臓および膵内分泌、雌ラットでは甲状腺に対する影響が主張されている。IARCが依拠した3つのSDラット2年間研究のうちの1つは、雄ラットの肝腺腫および雌ラットの甲状腺C細胞腺腫のわずかな有意な増加傾向を報告していた。IARCワーキンググループは、これらの傾向、およびどちらの腫瘍でもがんへの進行はみられないという事実に注目したが、他の2つのSD研究では、肝臓または甲状腺のC細胞腺腫の増加を裏付ける証拠はなかった(Tarone、Eur J Cancer Prev 2018;27:82-87)。どちらの傾向も、グリホサートが動物で発がん物質であるという十分な証拠があるという結論を支持するものとしてはIARCは引用していない(Guyton et al., Lancet Oncol 2015;16:490-491). Ramazziniラット研究でも、雄または雌の同時対照と比較して、曝露されたラットにおける肝臓腫瘍または甲状腺C細胞腫瘍の発生率の増加の根拠はない。

2つのSDラット試験での膵島細胞腺腫の増加という主張が、グリホサートが動物で発がん物質であるという十分な証拠があるという結論の根拠としてIARCが引用した(Guyton et al., Lancet Oncol 2015;16:490-491)。この主張は、有意な用量反応がなく、どちらの研究でもがんへの進行がみられなかったことを認めながらも3つのグリホサート曝露用量群のうち最も低い群を同時対照群と比較した非常に疑わしい一対比較に基づく。この主張はまた、IARC が依拠した 3 番目の SD ラット研究でグリホサート曝露レベルの増加に伴う膵島細胞腺腫の有意な減少傾向を無視している (Tarone、Eur J Cancer Prev 2018; 27:82-87; Tarone, Regul Toxicol Pharmacol 2018;98:A1-A4)。

厳密な評価に基づくと、表20の中央の列は空であるはずであるが、いずれにせよ、中央の列に示されている3つ影響はすべて、観察された腺腫についてで、がんへ進行は観察されていな。Ramazziniラットの研究では、曝露されたラットにおける膵島細胞腫瘍の発生率の増加の証拠は示されていない。

最後の列は、現在のRamazziniラット研究についてで、付録に示されているように正当に有意な傾向に基づけば、グリホサート曝露後の雄の良性皮膚腫瘍と、RangerPro曝露後の雄のすべての白血病の合計、の2つのエントリが最大であるはずである。実施された多数の統計解析、傾向の有意性の僅少さ、およ他のタイプのグリホサート曝露からの証拠の欠如(すなわち、皮膚腫瘍ではRoundup Bioflowと RangerPro、および白血病ではグリホサートとRoundup Bioflow)を考慮すると、これらでさえ疑わしいと見なすべきである。

結論

Ramazziniラット研究の結果は、グリホサートおよびGBHに曝露されたSDラットの複数の解剖学的部位で良性および悪性腫瘍の用量に関連した増加があるという結論を支持しない。さらなる研究が必要になる可能性のあるRamazziniラット研究の観察結果のひとつは、著者がグリホサートのせいだと主張している白血病による早期死亡報告である。

SDラットでは自然発生リンパ腫および白血病による早期死亡が報告されている(Son and Gopinah、Toxicol Pathol 2004;32:371-374;Yoshizawa et al., Exp Toxicol Pathol 2016;301-305)。Ramazzini 研究で報告された白血病による早期死亡が、グリホサートまたは GBH への子宮内および生涯曝露後に再現できるかどうかを調査することは賢明かもしれない。

そのような研究は、規制機関によるRamazzini研究の徹底的なレビューの後に必要と判断された場合、経験豊富で利益相反のない科学者によって、独立した評判の良い研究室で実施されるべきである。Ramazziniラット研究白血病の結果を確認または反論するために、完全な2年間の生涯研究は必要ない。

付録:正確なp値に関する議論

SDラットの論文では多くの有意な傾向が報告されているが、適切な正確確率検定を使用すると、有意な傾向はほとんどない。報告された有意な傾向のほとんど(すなわち、73%)は、最高用量群に一例腫瘍があり、対照群または2つの低用量群に腫瘍がない観察結果に関するものである。論文で報告されているこのような結果の近似p値は0.0419だが、正確な(片側の)p値は0.25である。同様に、最高用量群2匹に腫瘍があり、対照群または低用量群腫瘍がない (報告された有意な傾向の18%の結果)場合、論文で報告された近似p値は0.0071であるが、正確な(片側の)p値は0.062である。

(以下略)

(Ramazziniの動物って感染があって肺炎とか白血病とか多かったような)

 




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