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2025-07-03

[EU]SCCS ヒドロキシアパタイト(ナノ)についての科学的意見 提出IV

SCCS - Scientific Opinion on Hydroxyapatite (nano) - Submission IV - European Commission

1 July 2025 Final Opinion

ヒドロキシアパタイト(ナノ)は練り歯磨きに最大29.5%、マウスウォッシュに10%まで使う場合安全であると結論。

頬粘膜細胞モデルで、高濃度でも変異原性ハザードとならず細胞傷害性や炎症影響がないことが示された。頬粘膜細胞によるヒドロキシアパタイト(ナノ)の取り込みは無視できると考えられ、粒子を内部に取り込んだ上皮細胞は継続的に置き換えられるため剥がれ落ちるだろう。意図せず飲み込んだナノ粒子は胃液で分散しナノ特有の安全上の懸念とはならない。

この評価は以下の特徴をもつヒドロキシアパタイト(ナノ)にのみあてはまる

(略)

 

[EFSA]評価等

農薬

Improving environmental risk assessment of pesticides: the need for advanced spray drift models in EU regulatory framework Exploring modelling approaches for spray drift deposition for upward and sideways spraying for use in off‐crop exposure assessment

Improving environmental risk assessment of pesticides: the need for advanced spray drift models in EU regulatory framework Exploring modelling approaches for spray drift deposition for downward spraying for use in off‐crop exposure assessment

 

[FSANZ]食品基準通知

Notification Circular - 347-25 | Food Standards Australia New Zealand

3 July 2025

新規申請と提案

・小さい子供用の調整乳のレビュー

FSANZ理事会の結果

FSANZ Board Communique: 26 June Extraordinary Meeting | Food Standards Australia New Zealand

認可と閣僚会議通知

・航空機の客室へ小型犬猫を認める

食品添加物としてのホワイトマッシュルーム由来キトサンと(1.3)-βグルカン

 

[FSANZ]プレスリリース

-FSANZ理事会は更新したGM食品定義を承認

FSANZ Board approves updated GM food definitions | Food Standards Australia New Zealand

2 July 2025

 

-FSANZは食品由来疾患の年間コスト推定を更新

FSANZ updates estimate of annual cost of foodborne illness | Food Standards Australia New Zealand

2 July 2025

2023年の28億1000ドルから約30憶ドルに更新

 

-FSANZ理事会はトランスタスマン食品パートナーシップを強化

FSANZ Board strengthening our trans-Tasman food partnership | Food Standards Australia New Zealand

2 July 2025

 

-第100回JECFA:世界の食品基準を形作る

100th JECFA: Shaping global food standards | Food Standards Australia New Zealand

2 July 2025

FSANZの専門家が最近第100回JECFA会合に参加した。

JECFAの科学的評価は世界の食品規制の基盤となるコーデックス基準をサポートする。

FSANZの職員は毒性と食事暴露評価に参加し議題になった化学物質の評価に貢献した。

この一里塚となる会議ではまた食品化学物質リスク評価の進化と将来の評価における新しい技術の役割を反映した。

 

[WHO]WHOは健康税を強力に推進し数百万人の命を救う

WHO launches bold push to raise health taxes and save millions of lives

2 July 2025

“35年までに3つ(3 by 35)”イニシアチブは死亡を減らし健康を増進し開発資金のためにタバコ、アルコール、砂糖入り飲料を標的にする

健康税によって2035年までにタバコ、アルコール、砂糖入り飲料の実質価格を少なくとも50%引き上げるよう各国に促す

(砂糖がタバコと酒と同じカテゴリーに入れられた)

 

その他

-高潔なふりをしたMAHA運動に注意

Beware the Virtuous MAHA Movement | American Council on Science and Health

By Katie Suleta, DHSc, MPH — Jul 02, 2025

RFK Jr.とMAHAによってアメリカ的な「健康の自由」が乗っ取られ、科学は蛇の油になり、根拠はバイブスに変わっている。美徳シグナルとサプリメントに後押しされた素晴らしい聖域で、MAHAはあなたの選択の自由を開放しているのではなくあなたの混乱に乗じてお金儲けをしている

MAHA、RFK Jr.、そして彼の確立されたネットワークは、「健康の自由」という中核的な信条をもつ。この一見心地よいコンセプトが彼らの魅力の基盤だが、それが約束するものとそれが実際提供するものとは大きく異なることが多いため、慎重な検討が必要である。

健康の自由運動は、表向きは自分の健康と幸福について自分で決定を下す自由に関するものであり、それは本当に良いことのように聞こえる。しかし彼らが実際に目指すものは正反対である。

健康の自由は規制に反対し、「非伝統的」な医療へのアクセスを提唱する。医療提供者に対する規制に反対し、医師の指導を必要とせずに人々が治療を自分で決定できるようにする。

MAHAの健康の自由戦略は、従来の医学の常識を覆し、科学に基づかない代替アプローチへの道を開くように設計された2つの戦略的戦術に基づく。

一つは専門家の信用を失墜させ、交代させること

もう一つは科学の信用を失墜させ、置き換える

MAHAの指導者たちは人々に疑念を植え付け、信頼できる情報を彼ら自身の利己的な物語に置き換える明確な戦術をとっている。

我々がやらされているのはある「ビッグインダストリー」(彼らが主張するようにビッグファーマ)を別の(MAHAから直接恩恵を受けているビッグウェルネス)に置き換え、専門家や資格のある科学者をインフルエンサーに置き換えること。さらに危険なことに、MAHAは感情や雰囲気を現実に置き換えている。それは破滅の道である。

 

-現在の食用色素のように、文化的ムッラ(宗教的指導者)はメキシコ料理が病気への入り口であると主張した

Like Food Coloring Now, Cultural Mullahs Once Claimed Mexican Food Was A Gateway To Disease | Science 2.0

By Hank Campbell | June 27th 2025

1915年の禁酒計画の際にトーマス・F・ハバードらは、なぜアルコールを禁止する必要があるのかという進歩的な論拠を説得力を持って示した。その本には、アルコール依存症の育て方についての章があり、メキシコ料理、ピクルス、さらにはコーヒーなどアルコール依存症の原因として描かれていた。(イラストあり。母親のせいを示唆するのがなんとも)

なぜメキシコ料理がアルコール依存症への入り口だと信じている人がいるか?疫学である。

疫学は科学ではない。文化的指導者たちは、ピクルスやメキシコ料理など、多くのことを疫学的にアルコール依存症に結びつけて、自分たちのアジェンダを推進した。

すべての疫学が悪いわけではないが疑似相関が多すぎる。

(一部のみ。注目すべきところ:Environmental Health Perspectivesは、占星術に関する出版物と同じくらい厳密。というコメント)

 

-FSANZが遺伝子組換え食品の定義更新を提案

FSANZ Proposes Updated Definitions for Genetically Modified Food | Food Safety

June 26, 2025  By Food Safety Magazine Editorial Team

FSANZは更新した定義を承認した。新しい定義では「新規DNA」の導入がベースになる。新規DNAが導入されないゲノム編集はGMには分類されない。

これに対してオーストラリアオーガニック団体は反対している

 

-Robert F. Kennedyの言うこととは違って、携帯電話は脳腫瘍の原因ではない

Despite what Robert F. Kennedy says, cell phones don't cause brain cancer

Geoffrey Kabat | 6.25.2025

残念ながら、HHS長官は携帯電話からワクチン、農薬、遺伝子組み換え食品に至るまで、事実ではない信念に基づいて動く

Robert F. Kennedyは1月の議会のヒヤリングでいまだに携帯電話が脳腫瘍の原因だと信じていることを明らかにした。しかし無数の研究が携帯電話を怖がる必要はないことを示している。そして1980年代半ば以前の全く携帯電話暴露がない時代と、ほぼ全ての人が携帯電話暴露のある現代とで比較する自然実験が可能になっている。脳腫瘍は増えていない(図あり)。しかしどんな根拠があってもRFK Jr.は否定された主張を宣伝し続ける。

携帯電話が脳腫瘍の原因だと信じている人は自閉症の原因がワクチンだとか農薬や遺伝子組換え作物に関する嘘も信じている可能性が高い。彼らにとってゾンビリスクはなくなることはない。特定のリスクが問題なのではない。常識や科学的根拠、専門家の判断の否定の問題である。

 

-エクスポソームと果てしないパニック

The Exposome and Perpetual Panic - by David Zaruk

David Zaruk Jul 03, 2025

活動家科学者が我々を怖がらせるための新しいネタを発見

私のスープには化学物質が入っている。有害な可能性のあるマイクロプラスチックが存在する。空気中には、私を殺そうとしているかもしれない粒子がある。食品添加物ががんの原因かもしれない...このような潜在的な汚染や汚染の話は、私の不安を増大させる。リラックスするためにはタバコと1ガロンのアイスクリームとアルコールを摂らなくては。

IARCとRamazzini cult関連科学者たちは、我々の住む世界を新しい方法で表現することにした。空気、水、食物、そして我々が触れるすべてのものに含まれる危険な化学物質への曝露が、我々をゆっくりと殺す世界である。彼らはそれを「エクスポソーム」と呼ぶ。。

エクスポソームでは、息を吸うたびに、噛むたびに、触れるたびに、発がん性物質やその他の病気の原因にさらされる。そして、彼らは悪化していると言う。新しい合成化学物質が絶えず市場に出、超加工食品が増え、マイクロプラスチック、気候変動が空気の質を悪化させているなど、これらすべての新たな曝露が我に重い病気の負担をかけているに違いない。がんの発生率は増加していて、慢性疾患、肥満、糖尿病...エクスポソームは危険な場所で...だから、我々は行動しなければ。

私は昨日、欧州議会で開かれた「The Exposome Momentum」と題する会議に行った。そこでフランスのS&D欧州議会議員Christophe Clergeauが主催する「ハイレベル・スピーカー」の二つのパネルがあった。主催者は、エクスポソームを「個人が生涯を通じて経験する環境曝露の全体像と、それらが健康にどのように影響するか」と定義した。それは、新しいボトルに入った古い(発がん性の)ワインだった。

エクスポソームは、環境が非感染性疾患(NCD)にどう影響するかを定義する別の方法にすぎないが、キャッチーな名前を付けることで、研究者はより多くの資金を得ることができる。現在、European Exposome Networkは、医療をより予防的なアプローチにシフトさせようとしている。

それは悪いことではない。予防的な健康対策は、治療的なものよりもはるかに安価である。

しかし、エクスポソームに潜む未知のリスクについて話すスピーカーを次々と聞くと、予防的アプローチには2つのタイプがあることに気づいた。

・積極的な予防アプローチ:健康的な生活と病気を予防するためのハームリダクションを促す (良い食事、身体活動、公園や自転車道などの健康増進インフラの構築など)。

・制限的予防:ライフスタイルや製品を規制するだけでなく、これらの健康目標を主要な環境政策問題(気候変動との闘い、プラスチックや化学物質の禁止、環境排出の削減)に結びつける。

(以下過去50年に環境や健康は悪化し続けていないことなど。エクスポソームでは何故か最大の暴露源である食品そのものは無視される。太っている人で脂肪に蓄積するタイプの化学物質が多い傾向があるのは食べる量が多いからだよね?)

 

-食事関連疾患を予防するための科学に基いた食品政策

Science-Based-Food-Policies_Report_JUNE-2025_FINAL.pdf

JUNE 2025

Alyssa J. Moran et al.,

2025年5月22日にMAHA委員会が報告書を発表した。その提案が科学的根拠があるかどうかまとめた。

(いうほど「科学的」ではない。一部の研究者が悪いと言っているものはみんな悪いものと決めつけている。特に超加工食品の定義のなさを無視して制限や表示を提案。医師が栄養指導をしろというのは栄養士を馬鹿にしていないか?)

 

-IARC

医薬品の賦形剤としての二酸化チタンの摂取とがんリスク:フランス国民健康データシステムでの全国的研究

Ingestion of titanium dioxide as an excipient in medicines and the risk of cancer: a nationwide study within the French National health data system - PubMed

Manon Cairat et al., Eur J Epidemiol. 2025 Jul 2.

二酸化チタンを含むものと含まないものの両方の製剤があるメトホルミンとアセブトロールの使用者のネステッド症例対照研究。意味のある用量-反応関連は見られなかった。

 




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