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2025-07-01

[FAO]出版物

家畜の持続可能なダニコントロールとダニ駆除剤耐性管理ガイドライン

Guidelines for sustainable tick control and acaricide resistance management in livestock

2025

(主に牛の話)

国別の牛肉摂取量

Beef Consumption by Country 2025

(総量では米国、中国、ブラジル、インド、パキスタンがトップ5

一人あたりにするとアルゼンチン、米国、イスラエル、ブラジル、フランス領ポリネシアの順。アメリカ人一人当たり38kgに対して日本人9.48kg。韓国が19.5kgでフランス23.2kg。

アメリカ人のデータで日本の食生活を語ることにどれだけ意味があるのか)

 

[EU]EU食品ロスと廃棄ハブからのニュース

News from the EU Food Loss and Waste Prevention Hub July 2025

30 June 2025

ノルウェーの食品廃棄報議会によって採択される、食品ロスと廃棄の定量についてのISO基準開発にFOLOU参加、レストランでの廃棄を減らし持続可能性を高めるガイドラインPlate 12.3、家庭の食品廃棄を減らすための自治体向け実践的アプローチPick & Goガイドなど

 

[EU]SCCS 化粧品中の内分泌かく乱性の可能性のある物質としてのベンゾフェノン-2とベンゾフェノン-5についての科学的助言

SCCS - Scientific Advice on Benzophenone-2 (BP-2) and Benzophenone-5 (BP-5) as substances with potential endocrine disrupting properties in cosmetic products - European Commission

30 June 2025

BP-2は遺伝毒性の可能性が排除できないため結論できない

BP-5は類似物質であるBP-4のデータのリードアクロスを用い、日焼け止め等に最大5%までの使用は安全

 

[FDA]FDAは2025年のヒト食品計画ガイダンス課題を発表

FDA Releases 2025 Human Foods Program Guidance Agenda | FDA

June 30, 2025

2025年のガイダンスの作成や改定優先課題は以下を含む

・ポピーシードのオピエートアルカロイドアクションレベル:企業向けガイダンス案

・天然由来食用色素:食用色素添加物としてのフルーツジュースや野菜ジュース:企業向けガイダンス案

・新規ダイエタリー成分通知と関連する問題:NDIの同定と安全性情報::企業向けガイダンス

完全リストは以下

Foods Program Guidance Under Development | FDA

(乳幼児用食品のカドミウムと無機ヒ素のアクションレベルが含まれる)

 

[HK]CFSは5月の食品安全報告を発表

Press Release - CFS announces food safety report for May

30 Jun 2025

6400検体を調べ、不合格は6検体

キノコ2つと乾燥ゆり根の金属汚染物質基準超過、大根とメロンの残留農薬基準超過、豚の耳のサルモネラ

 

[IARC]IARCモノグラフ136巻:タルクのモノグラフ入手可能

IARC Monographs Volume 136: Talc monograph now available – IARC

30 June 2025

タルクとアクリロニトリルの巻のうちタルク部分のみ、オンラインで入手可能

公衆衛生上の需要のため速めた。

全巻は今後数か月以内に発表予定

IARC Publications Website - Talc and Acrylonitrile

(公衆衛生ではなく裁判でしょうが)

 

[IARC]発がんハザードのメカニズム的根拠評価のための重要特徴関連エンドポイント:IARCモノグラフテクニカルレポート

Key Characteristics-associated End-points for Evaluating Mechanistic Evidence of Carcinogenic Hazards: an IARC Monographs Technical Report – IARC

30 June 2025

2023年7月25-28日にリヨンで開催されたワークショップで8か国29人の科学者が議論し、その結果はDeMarini et al. (2025)がまとめている。

IARC Workshop on the Key Characteristics of Carcinogens: Assessment of End Points for Evaluating Mechanistic Evidence of Carcinogenic Hazards | Environmental Health Perspectives | Vol. 133, No. 2

このテクニカルレポートでは発がん性枠組みに10の重要特徴(KC)を当てはめることに関する3つの主要テーマに関する専門家の意見を提示した。

 

(こんなの本気で言っていることに驚く。

例えば抗酸化ビタミンやグルタチオンの低下があれば「酸化的ストレスを誘発する」で、炎症関連指標の短期的変動でも「慢性炎症誘発」なので「メカニズム的に発がん性」。あらゆる有害影響は発がんメカニズムの可能性があるけれど、だからどうしたいのか?分類の意味がなくなるだけなのに。)

 

[Medsafe]処方なしでメラトニン

Melatonin without a prescription

30 June 2025

2025年6月18日からメラトニンの分類が変更され、処方なしで販売できる

 

[DEFRA]複数年グレートブリテン残留農薬コントロール計画―2026, 2027 および 2028

Multi-annual Great Britain control plan for pesticide residues – 2026, 2027 and 2028 - GOV.UK

20 June 2025

検査すべき農薬リストなどを含む3年間のサンプリングと検査の計画

消費者にとって最も重要な36食品

(カリフラワーが入ってもきゅうりは入らないんだなとか、穀物はコメ含めて全粒なのかとか)

 

[WHO]社会的つながりが健康の改善と早期死亡リスク削減に関連

Social connection linked to improved health and reduced risk of early death

30 June 2025

新しい報告書発表

From loneliness to social connection - charting a path to healthier societies - report of the WHO Commission on Social Connection

(それはわかっていた。でもその物理的に手をつなぐことを避けろと言ってきた感染症対策とどう折り合いをつけるのかを言ってほしいわけで)

 

論文

-新しい研究は2型糖尿病リスクのある人の血糖コントロールに単一食品介入するという想定に疑問を提示

New study challenges assumptions about single-food interventions for blood sugar control in persons at risk of type 2 diabetes | EurekAlert!

30-Jun-2025

Clinical Nutritionに発表されたCarbHealth試験の結果。

ドイツ、ノルウェースウェーデンの約200人が参加した、16週間のRCT。参加者には、いつものパンをβグルカンを強化した全粒パンに置き換えて一週間のうち6日、少なくとも3切れ食べるよう指示。このパンはEFSAの健康強調表示で食後血糖応答を減らすことができるとされた量のβグルカンを含む。しかしこの大規模試験ではHbA1c, 空腹時血糖、インスリン、血中脂質の改善は見られなかった。EFSAの評価の根拠は理想的条件での試験だったことから、管理された条件と現実世界でのギャップを強調する。

(EFSAの判断基準でもダメならトクホはもっとダメだけど。今更ではあるが特定の食品だけ「健康的」にしてもあまり有効ではないのだろう。「健康食品」という考えそのものが幻想。)

Effectiveness of Regular Oat β-Glucan Enriched Bread Compared to Whole Grain Wheat Bread on Long-Term Glycemic Control in Adults at Risk of Type 2 Diabetes: A Randomized Controlled Trial - The American Journal of Clinical Nutrition

オープンアクセス

 

-新しい研究がオメガ6が炎症を増やさないことを示す

New study shows omega-6 does not increase inflammation | EurekAlert!

30-Jun-2025

Nutrients

現在シードオイルの健康影響への関心が高いがFramingham Offspring Studyの2700人の血中リノール酸とアラキドン酸濃度と10の炎症バイオマーカーの関連を調べた。交絡要因を調整した後、血中リノール酸濃度は5つのバイオマーカーの低さと関連し、高いことと関連するものはなかった。アラキドン酸も同様で、オメガ6脂肪酸が炎症性という想定とは逆だった。

シードオイルが悪いものでそれを減らせという多くのニュースは科学に基かない

 

-ヘンプ副産物を与えた乳牛の洗浄期間後はTHCは検出されない

THC undetectable after withdrawal period in cows fed hemp byproduct | EurekAlert!

30-Jun-2025

Journal of Agricultural and Food Chemistry

 

-科学者が過去最大の米国のミツバチ死亡の犯人を同定

Scientists identify culprit behind biggest-ever U.S. honey bee die-off | Science | AAAS

30 Jun 2025 By Joanna Thompson

USDAの研究は殺ダニ剤耐性ダニにより拡散されたウイルスを指摘

2024年6月から2025年1月の間は、米国の商業用ミツバチコロニーの62%が死亡するという厳しい冬だった。USDAの研究者らが直ちに対応したがその対応はトランプ政権の資金と職員の削減で遅れ、6か月たってついに犯人がわかった。アミトラズ耐性ダニが広めたウイルスである。多剤耐性ダニは何年も養蜂家の問題として大きくなってきていた。アミトラズは残った最良の治療薬だった。

 

-加齢は炎症と関連―ただし工業化した世界でのみ

Ageing is linked to inflammation — but only in the industrialized world

By Miryam Naddaf 30 June 2025

加齢性疾患の駆動要因と考えられている炎症は、一部の先住民コミュニティでは加齢とともに悪化しない

Nature Agingに発表された

(今宣伝されているアンチエイジング対策とやらが的外れの可能性)

 

その他

-ScienceInsider

EPAの職員がTrump当局者がEPAの任務を毀損していると非難

EPA employees accuse Trump officials of undermining the agency’s mission | Science | AAAS

30 Jun 2025 By Phie Jacobs

“異議申し立て宣言”は党派的メッセージ、環境規制の撤廃、科学の解体などを非難

EPAの数百人の職員が本日、「異議申し立て宣言」を発表し、Trump政権のEPA担当者がEPAを政治化し、「人間の健康と環境を保護する」というその中核的な使命を損なっていると非難した

 

-教室での進化論への攻撃は過去100年でどう変わってきたか

How attacks on evolution in classrooms have shifted over the last 100 years

By Erin Wayman  June 17, 2025

Scopesの裁判以来、Science Newsは進化論教育を弱体化させる取り組みについて報じてきた

1925年7月、全米から記者がテネシー州東部に集まった。Daytonの小さな町で、生物学教師のJohn Scopesが、人類の進化を教えた罪で裁判にかけられた。法廷にいたジャーナリストの中にはScience News-Letter(後にScience Newsと改名)の代表として参加したWatson Davisがいた。

100年後、Science Newsのアーカイブには、進化論を教えないようにする立法の試みの歴史と、その努力が時間とともにどのように進化したかが記録されている。

Scopes裁判の中は、人類の進化を教えることを禁じたテネシー州法だった。しかし、1925年までに人間が実際に類人猿のような祖先から進化したという証拠はすでに十分だった。

しかしScopesは負け続け進化論を教えることの禁止はさらに40年間優勢だった。1968年、米国最高裁判所は、この法律を違憲として無効した

しかし、進化論への敵対は止まらなかった。

1970年代から80年代にかけては、創造論を「科学」として教える運動が盛んだった。創造論は科学ではないと判決が出て2000年代に入ると、創造論インテリジェントデザインという新たな装いの下で教室に戻ってきた。しかしインテリジェントデザインもまた宗教であると判断された。しかしいくつかの州では今もインテリジェントデザインや進化論への疑いを教えることができる法律がある。

アメリカはそういう国である、ということを再確認。州レベルでのいろいろな法律は必ずしも科学的に決まるわけではない。活動家が州法をターゲットにしているのはそれが有効だから。だからこそ連邦政府はしっかりしていてほしかったのだが現政府は州政府を煽っている状況。)

 

-事実を広める 大規模農業はほんとうに悪い農業なのか?

Spreading the Facts – Is Big Ag Really Bad Ag? - AgAir Update

by Michelle Miller  June 3, 2025

現代農業への神話の嘘を暴く

“Big Ag(大規模農業)”がしばしばヒトより利益を優先する怪しい企業イメージを生み出すのに使われる。しかしそれは事実に基づいていない。「大規模」=「悪」ではない

真の悪者はデマである

 

-「長寿のブルーゾーン」は忘れろ?

Forget the longevity blue zones? - by Ryan McCormick, M.D.

Jun 29, 2025

こだわらない。あなたは既に基本を知っている

「ブルーゾーンキッチン」という商品が、長寿のためと宣伝されて販売されているがブルーゾーンという概念全体が偽りshenaniganなので気にしないように

(長い記事、リンク多数)

 

-タトゥーはがんリスクとなるか?

Do Tattoos Pose a Cancer Risk?

June 20, 2025 Stephen A. Hoption Cann, PhD

ここ数十年でタトゥーが急速に人気を得て2024年のa Narrative Research調査によると成人カナダ人の31%がタトゥーをしている。さらに女性の方が男性より多い。タトゥーが増えると健康リスクへの質問も増える。感染やアレルギーのような有害事象については良く記述されているが、がんのような長期リスクは最近注目され始めたばかりである。このコメントはカナダについてだが世界的にあてはまるだろう。タトゥーのがんリスクについての重要な懸念を探ってみよう。

(以下略。主にインクの話。タトゥーをした後で心配になる人がそれなりにいる、ということは事前の情報提供が足りないということ。意外ではない)

 

-長寿パラドクス:医学がシリコンバレーに出会う

The Longevity Paradox: Medicine Meets Silicon Valley

June 18, 2025 Jeffrey Benabio,

昨年、46才のテック起業家Bryan Johnsonが彼の10代の息子からの毎月の血漿輸血を含む治療法に200万ドルを使った。お金さえあれば高齢になっても若々しくいられると信じて。長寿クリニックが増加している。しかしそれは医療なのだろうか?

プライマリーケアの医師が不足するなかで病気ではない金持ちの長寿とサプリメントに従事する医師が増えている。

 

-memo

食品包装から剥がれるマイクロプラスチック、飲食物を汚染 初の体系的な証拠 - CNN.co.jp

https://www.cnn.co.jp/fringe/35234805.html

Odd News(カテゴリーが面白枠)

Microplastics shed by food packaging are contaminating our food and drink, study finds | CNN

こっちはhealth




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