[EFSA]評価等
農薬
[HK]コンプライアンス検査結果月報
Monthly Report on Results of Compliance Test
20 Jun 2025
2025年5月の栄養表示とアレルゲンの検査
栄養表示は35件中2件違反
アレルゲンは10件すべて合格
[HK]食品安全焦点
Food Safety Focus (227th Issue, Jun 2025)
20 Jun 2025
https://www.cfs.gov.hk/english/multimedia/multimedia_pub/files/FSF227_2025_06_19..pdf
・調理済み食品の注意点
・トータルダイエットスタディを理解する
・夏の食品安全のコツ―安全な温度が重要
・食品安全デー2025:交差汚染を予防する
[IAEA]IAEAに率いられた国際チームが福島第一原子力発電所の追加対策として処理水検体を採取する
17 Jun 2025
希釈前の、貯蔵されている水検体を集めた。ベルギー、中国、韓国、ロシア、スイスの専門家が行った、国際参加と透明性拡大のための追加対策4回目である。検体はIAEAとそれぞれの国の検査室で測定される。
[DEFRA]町や市にチューインガムの汚れをきれいにするため100万ポンド以上資金提供
Over £1 million for towns and cities to clean up chewing gum stains - GOV.UK
17 June 2025
全国で52の地方評議会がチューインガムの汚れを取り除いて通りをきれいにする資金を受け取る
資金はガムの製造業者から
[ANSES]ガラス瓶中の飲料が他の容器の飲料よりマイクロプラスチックを多く含む
20/06/2025
ガラス瓶中の飲料がプラスチック、カートン、缶に入った飲料よりマイクロプラスチックを多く含む。ANSESのBoulogne-sur-Mer食品安全ラボによる研究でわかった驚くべき知見である。科学者はこれらのプラスチック粒子はボトルのキャップに使われた塗料由来ではないかと仮説をたてている。これらの知見は飲料中のマイクロプラスチックの由来は製造業者が容易に対策できることを強調する。
ガラス瓶入りのコーラ、レモネード、アイスティー、ビールは平均1Lあたり100程度のマイクロプラスチックを含むが、プラスチック瓶や缶は1/5から1/50。
調査を行ったPhD学生のIseline Chaïbは「私は反対の結果を予想していた」という。毒性学的参照データがないので検出されたマイクロプラスチックが健康リスクになるかどうかはわからない。
水に関しては、容器に関わらずマイクロプラスチック量は少なく、ガラス瓶で平均1Lあたり4.5個、プラスチックやカートンで1.6個。
プラスチック粒子は金属キャップの塗料由来で、洗浄により減らすことができる。
[ODS]消費者向けファクトシート更新 セレン
June 20, 2025
(ODSは今のところ政権からの目立った影響は無いようにみえる。)
[EU]FFN月報 5月
May 2025 - Monthly report on EU Agri-Food Fraud suspicions
764のiRASFF通知から129抽出
ハチミツ、オリーブオイル、オーガニックの偽装疑い相変わらず
McGill OSS
-ヨーグルト頌歌
An Ode to Yogurt | Office for Science and Society - McGill University
Joe Schwarcz PhD | 18 Jun 2025
細菌は一般的に評判が悪い、ヨーグルトに入っているとき以外は。ヨーグルトに入っていると突然病気の原因ではなく予防するとされる。本当?
プロバイオティクス研究が盛んである。
健康なマイクロバイオームが望ましいことは明らかだが、問題は、健康なマイクロバイオームが何であるかを私たちは本当に知らないということだ。
ヨーグルトを定期的に摂取することに害はなく、良いことがあるかもしれないが、現時点ではどの製品が最もメリットがある可能性が高いかについて結論を出すことはできない。
研究が進めばいつか特定の疾患に適切な用量と細菌のブレンドがわかるかもしれないが、それまで私はいつものケフィアを食べるだろう。
-ビタミンDはタラ肝油の道を行くか?
Will Vitamin D Go the Way of Cod Liver Oil? | Office for Science and Society - McGill University
Joe Schwarcz PhD | 20 Jun 2025
科学文献をよく調べると、「太陽のビタミン」への熱狂は冷めるかも
私は公開講演の多くでダイエタリーサプリメントのトピックを取り上げ、人々にビタミンDの摂取について尋ねると、大多数が手を挙げる。
理由は「骨粗鬆症を予防する」というのが通常だが、がんや心臓病のリスクを減らすというものも少なからずある。これはビタミンDに関する多くの記事を考える驚くことではないが、科学文献を精査すると、ビタミンへの熱意は薄れる。
くる病については、英国の医師Daniel Whistlerと Francis Glissonによって最初に記述されたのは17世紀だったが、この病気が日光によって皮膚で生成される物質の欠乏に関連しており、それがビタミンDとして知られるようになったのは20世紀になってからだった。
病気の複雑さが理解される前から、タラ肝油という治療法があった。
タラ肝油がなぜ効くのかは、1922年にElmer McCollumによって解決された。彼はタラ肝油の有効成分としてビタミンDを分離した。McCollumはまた、穀物食を与えられたラットを太陽のに置くとくる病から保護されることを示した。これにより、ビタミンDは「日光ビタミン」と名付けらた。しかしその作用機序がわかったのは、1937年にケンブリッジ大学のRagnar Nicolaysenが腸からのカルシウムの吸収に必要であることを示したときだった。
1960年代までに、さらなる研究により、日光への曝露から得られるビタミンDは生物的に不活性で、肝臓を通過し、次に腎臓で25-ヒドロキシビタミン、さらに活性型の1,25-ジヒドロキシビタミンD(ビタミンD3)に変換される必要があることが明らかになった。
ビタミンDは、カルシウム吸収の役割に加え骨芽細胞の機能にも役割を果たす。さらに体内のほぼすべての組織受容体を持っていることが発見され、ビタミンDが骨の強度以外の症状にも効果があるのかどうかという疑問が浮かび上がった。
この問題について多くの研究が行われたが、ハーバード大学医学部の研究者が実施した試験が最大かつ最も影響力のあるものだった。VITAL(ビタミンDおよびオメガ3試験)は、プラセボ対照試験で25,000人の成人を無作為に割り付け、2,000 IU(50マイクログラム)のビタミンD3、1グラムのオメガ3脂肪、またはその両方を摂取させた被験者は5年間フォローされ、多数の健康転帰に関する年次アンケートにこたえた。他のいくつかの研究で、はるかに小規模ではあるが、ビタミンDサプリメントに関連する利点を示していたことを考えると、結果は驚くべきものだった。
VITALでは、ビタミンDサプリメントは心血管疾患やがんを予防せず、脳卒中の転帰を改善しず、認知を改善せず、心房細動を減少させず、体組成を変えたり膝の痛みを軽減したりしなかった。「データマイニング」では、ビタミンD群進行がんの症例が少なかった。さらに驚いたのは、ビタミンDの骨強化効果によって減少すると予想されていた骨折のリスクが減っていないことだっ。
1,200mgのカルシウムサプリメントを摂取していた人でさえ、骨折のリスクは減少しなかった。さらに、ビタミンDの血中濃度が1ミリリットルあたり20ナノグラム未満の「欠乏症」された人でさえ、サプリメントの恩は見つからなかった。これは1ミリリットルあたり30ナノグラム未満の場合にサプリメントを摂取するよう助言するビタミンDの広範な検査に疑問を投げかける。VITALによれば、ビタミンDサプリメントを摂取する根拠はほとんどないが、害もない。
これほど大規模で、よく実施された研究が残念な結果に終わると、その膨大な努力を正当化し何かを見つけるために、データを掘り下げる。たくさん掘り下げ、それが報わた。
「ビタミンDを摂取すると若さが保てるかもしれない」「ビタミンDサプリメントは生物学的老化を遅らせるかもしれない」と見出しが躍る。これらは、研究者がビタミンDサプリメントを摂取した人のDNAをプラセボを摂取した人のDNAと比較したことによる。
VITALでは、サプリメントを摂取した群ではテロメアの長さが長いことが判明したため、ビタミンが老化を遅らせるという大きな見出しが掲載さた。しかし、これはメディアが小さな一歩を大きな飛躍に変えて注目を集めることに熱心な例であるビタミンD群はテロメアが長かったかもしれないが、これは観察可能なアンチエイジング効果にはなっていない。事実は前述のように、VITALの試験群と対照群の間で疾患の発生率に差はない。サプリメント業界ではよくあることだ。
しかし、科学は終わりのない物語である
もしかしたら5年以上続いていたら、効果がみられたかもしれない。また、この研究では大人のみを対象としたため、子供ではより重要になるのかもしれない。ビタミンDの物語の次の記事はすぐそこまで来ている。
それまでの間、私は太陽の下で15分間散歩をするだろう。
-動画
ファクトチェックの重要性
Cup o'Joe-The Importance of Fact Checking
2025/06/20
化粧品の話。常識のように引用されている法律が存在しなかった
下剤とカイロプラクター
Cup o'Joe-The Laxative and the Chiropractor
2025/06/19
ポリエチレングリコール(PEG)が含まれる下剤を、PEGが脳に到達するから捨てろと警告する自称「脳と神経の専門家」カイロプラクターの間違った主張について
(脳からマイクロプラスチックが検出されたという論文からの発想らしいが元研究の分析法へに疑問があることも指摘)
その他
-視点:「我々は反イノベーション、反バイオテクノロジー、化学物質恐怖症活動家の詭弁と虚偽を躱す必要がある」
David Bertioli, Henry Miller | June 20, 2025
格言「科学に従え」は、公共政策を策定する際多くのことを推奨するが、それはそれほど簡単ではない。
天体物理学者でサイエンスライターのEthan Siegelは最近、「科学とは、世界について考える方法であり、疑問と探求のプロセスであり、また、我々が知っている関連知識の完全なセットでもある」と書いている。それは「科学的方法」、つまり新しい情報や知識を明らかにする厳密なプロセスに基づいており、それにより我々は何を知っているかを知ることができる。
しかし、科学そのものではなく、科学的知識が政策を導くべきだと単純に言うのは不十分だ。価値判断という重要な要素が欠けている。科学が生み出した知識は、世界が何で「ある」かをますます正確に教えるが、世界がどう「あるべきか」を教えてくれるわけではない。論理や理性では埋められない「ある」と「あるべき」の間のギャップは、スコットランドの哲学者David Hume.によって明確に表現された。それは、道徳的、宗教的、政治的な価値判断によってのみ満たされる。
(以下主に予防原則の問題点。政治家が「科学に従って」という場合、自分の価値観に基づく判断の説明責任から逃げていることが多いと思う)
-Natureニュース Q& A
ハッピーバースデー「ジョーズ」!この映画がサメの科学をどう変えたか
Happy birthday Jaws! How the movie changed shark science
20 June 2025 By Katie Kavanagh
映画公開から50周年を迎え、ジョーズはいまだにサメの保護や見方を形作っている
(今のサメ映画という一大分野に「科学」を求めるのは無理がある)