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2025-06-19

[RIVM]オランダの規制対象線源とフォールアウトからのイオン化放射線のばく露

Blootstelling aan reguleerbare bronnen van ioniserende straling en fall-out in Nederland | RIVM

18-06-2025

全ての人は天然のイオン化放射線に毎日ばく露されている。さらに地上核実験や原子力災害の結果としての放射線、フォールアウトと呼ばれる、にもばく露されている。そして病院や核施設などで使用されている線源に由来するものもあるがそれらは規制対象線源である。

オランダの規制対象線源とフォールアウトからのイオン化放射線暴露は極めて少なく、平均では自然由来の暴露の1%未満である。フォールアウトの寄与率が大きいが年々低下している。

報告書本文はオランダ語

 

[FAO]持続可能な料理の日 6月18日

Sustainable Gastronomy Day | FAO | Food and Agriculture Organization of the United Nations

 

[EU]ある種の動物の農場での動物福祉:EU規制近代化

On-farm animal welfare for certain animals: modernisation of EU legislation

2025年6月18日から7月16日まで、根拠を求める

問題になっているのは家畜を囲って飼うことや産卵用のニワトリの雄を生まれてすぐ殺すこと

(家畜の「自然な行動」って何を意味するのだろう?)

 

[FSA]FSAはスラッシュアイスドリンク中グリセロールの子供へのリスクについての助言を更新

FSA updates advice on risk to children of glycerol in slush ice drinks | Food Standards Agency

18 June 2025

FSAは評価によって7才以下の子供にリスクが示されたことから、事業者に規制担当者と協力するよう要請

6月18日の理事会でグリセロールを含むスラッシュアイスドリンクは7歳以下の子供には適さないという助言が確認された。またこのことを保護者に明確に伝えることと、企業向けさらに強力な自主的アプローチを開発するよう求めた。

FSAのSusan Jebb長官は企業に製品中のグリセロール濃度の共有を期待する。さらに企業は、例えばカップのサイズを小さくしたり10歳以下の子供にはお代わりは提供しないなど、子供たちを守るためにすぐできることがある。

スラッシュアイスドリンク一杯(グリセロール濃度が50000mg/Lで350ml)でグリセロール中毒になった平均より体重の少ない子供の事例を含む評価で、平均体重を使って評価した2023年より、より予防的アプローチをとった。

事業者には、添加するグリセロールを最小限にするよう助言する

 

[FSA]全国食品犯罪ユニット(NFCU)企業向けニュースレター:2025年6月

National Food Crime Unit (NFCU) industry update: June 2025 / Diweddariad yr Uned Genedlaethol Troseddau Bwyd (NFCU) i’r diwydiant: Mehefin 2025

・FSA公式ブログNFCUの新しいパワーにより事業が存続できる環境を作る援助をする

Helping to create an environment where businesses can thrive with NFCU’s new powers – Food Standards Agency

Andrew Quinn, Head of the National Food Crime Unit, 15 May 2025

NFCUの10年目に新たな権限が与えられた。過去10年の食品犯罪を振り返り、さらに犯罪予防を強化する

・未殺菌ミルクの安全性

ソーシャルメディアの非公式ルートで未殺菌牛乳を売っているという情報があった。殺菌していないミルクの販売には厳格な規制があることを再確認する

・ホライズンスキャニング

食品価格の上昇、黒コショウやピスタチオの不足、大西洋タラの誤表示、など

 

[FSA]FSA関係者向けニュースレター:科学と研究

FSA stakeholder update: science and research / Diweddariad i randdeiliaid yr ASB: gwyddoniaeth ac ymchwil

18-06-2025

・今月は科学を行動に、をテーマにした食品安全デーを記念した

・4月の最新消費者意識調査では12月より減ったものの食品の価格が最も懸念される項目

・今後のセミナーの予定

など

 

[FSANZ]遺伝子組換え食品の定義更新認可についてのメディア声明

Media Statement on FSANZ approval of updated definitions for genetically modified food | Food Standards Australia New Zealand

18 June 2025

最新の科学を反映して更新された定義はプロセスではなくできたものをベースにしている

 

-食品基準通知

Notification Circular - 345-25 | Food Standards Australia New Zealand

18 June 2025

官報 改定No.239

・新規食品としての培養うずら

理事会の結果

認可と食品閣僚通知

・遺伝子技術と新しい交配技術の定義

・昆虫耐性大豆系統COR23134由来食品

 

[HK]2025年9月18日からNuCalアプリの運用停止

Operation of NuCal App will be ceased with effective from 18 September, 2025

18 Jun 2025

リソースをリスクコミュニケーションに振りわけるため、モバイル栄養計算機アプリの運用は9月18日からやめる。栄養表示ウェブサイトを参照。

 

[FSAI]Ricepure紅麹食品サプリメントリコール

Recall of Ricepure Red Yeast Rice food supplement | Food Safety Authority of Ireland

18 June 2025

モナコリンK濃度が高く警告がない

1日に3mg以上のモナコリンKをサプリメントから摂取するといくつかの有害事象が怒る可能性がある

 

[WHO]WHOは助産師ケアモデルの世界拡大をよびかけ

WHO calls for global expansion of midwifery models of care

18 June 2025

実行ガイド

Implementation guidance on transitioning to midwifery models of care

(対象は新生児死亡率の高い国と帝王切開が50%超などの過剰な介入の国、なので日本はどちらもあてはまらない)

 

[FDA]FDAは市販後評価のための食品中化学物質ランキングのあたらしい方法について意見募集

FDA Seeks Input on a New Method for Ranking Chemicals in Food for Post-market Assessments | FDA

June 18, 2025

2025年7月18日まで

市販後評価優先順位付けツール

FDA-2025-N-1733-0001_attachment_1.pdf

(毒性や暴露以外に世間が注目しているとかHHS長官が命令した、とか人々の信頼が損なわれる、などが優先順位を上げる要因になっているので運用次第のような)

 

SMC UK

-減量目的での間欠断食と伝統的カロリー制限の根拠を比較した研究への専門家の反応

expert reaction to study comparing evidence on intermittent fasting and traditional calorie reduction diets for weight loss | Science Media Centre

June 18, 2025

The BMJに発表された研究が減量目的での間欠断食と伝統的カロリー制限の根拠を比較した

Queen Mary University of London個別健康大学研究所健康データモデリング部長Maik Pietzner教授

良く行われてバランスよく結果が報告されている。どんなやり方であろうとカロリー制限はそれに応じて減量できる。問題は維持できるかどうか、筋肉への影響。

Glasgow大学心代謝医学教授/名誉コンサルタントNaveed Sattar教授

結果は驚きではない。間欠断食は体重管理の選択肢の一つである。長く続けられるかどうかは検討の余地がある

Nottingham大学栄養と食事准教授Amanda Avery博士

最近議論があるがどちらも選択肢になる。ただし妊娠中の間欠断食は薦めない。

 

-海洋マイクロプラスチック汚染と心血管系疾患リスクの関連を調べた研究への専門家の反応

expert reaction to a systematic review looking at the association between ocean microplastic pollution and cardiometabolic disease risk | Science Media Centre

June 18, 2025

Journal for the American Heart Associationに発表された系統的レビューが、米国の沿岸地域の海洋マイクロプラスチック汚染と心血管系疾患リスクの関連を調べた

RMIT大学化学教授Oliver Jones教授

この論文がさらなる「プラスチックが恐ろしい病気Xの原因」という見出しを生むことを恐れる。この論文の根拠は極めて弱い。

最初に、著者らはマイクロプラスチックが病気の原因だとは主張していない。2型糖尿病と冠動脈疾患と脳卒中との関連をみつけた。関連は必ずしも因果関係を意味しない。

さらに重要なのは著者らはマイクロプラスチックの暴露や研究対象者の健康を直接測ったわけではない、どちらも推定である。マイクロプラスチック濃度は海の、最大230マイル海岸から離れたところの測定で、それが住人の暴露の指標かどうかはわからない。さらに病気の発生率は郡単位でのデータから推定したもので個人データではない。

著者らは全員医療関係者のようで化学や環境科学者ではない。論文には非常にたくさんの不正確な一般化が含まれる

East London大学持続可能研究所環境研究員Ria Devereux博士

詳細なQ & A。メキシコ湾の石油汚染を注記。

 

SMC NZ

-EPAのグリホサートについての決定が裁判に

EPA's glyphosate decision challenged in court - Expert Reaction - Science Media Centre

18 June 2025

EPAがグリホサートの再評価をしないと決定したことを巡って裁判に

環境法イニシアチブがグリホサートのヒト健康と環境影響を巡って再評価に値する十分な新しい根拠があると主張している

Canterbury大学物理化学部Ian Shaw毒性学教授

1970年代に評価してから使用プロファイルが変わったのでリスクベネフィットバランスを見直す必要があると思う

オーストラリア、メルボルン、RMIT大学化学教授Oliver Jones教授

EPAは完全に正しい

 

-処方薬シロシビンと市販薬メラトニン―専門家の反応

Prescription psilocybin and over-the-counter melatonin - Expert Reaction - Science Media Centre

19 June 2025

Medsafeがシロシビンとメラトニンのアクセスを拡大

この変更によりメラトニンを処方なしで薬局で購入できるようになり、シロシビンが経験のある精神科医によって難治性の鬱に処方できるようになる

SMCは専門家のコメントを求めた

オークランド大学薬学部Suresh Muthukumaraswamy教授

これは約2年前にシロシビンを使えるようにしたオーストラリアに倣ったものである。シロシビンの問題は高強度の心理療法と一緒に処方され高価であることである。従って資金提供メカニズムがないとアクセスは限定的であろう。

 

その他

-非栄養甘味料エリスリトールは脳の微小血管内皮細胞機能に有害得協

The non-nutritive sweetener erythritol adversely affects brain microvascular endothelial cell function

Auburn R. Berry et al.,

J Appl Physiol 138: 1571–1577, 2025.First published June 3, 2025; doi:10.1152/japplphysiol.00276.2025

(培養細胞なのでどうでもいいような実験だけれどメディアが注目しているので)

 

-Nature Volume 642 Issue 8068, 19 June 2025

今週号の表紙は食料予想 エジプトの砂漠地帯の潅水された土地の衛星画像

(気候変動の影響予測。これまでモデルによって矛盾した結果が出ている)

 

-MAHAへのラッシュ

The Rush to MAHA - by David Zaruk - THE FIREBREAK

Jun 19, 2025

この新しいロビー活動の声はワシントンを変えるだろうか?

これが長く続かないだろうことは暗黙のうちに広く受け入れられている。やがて反乱が来るだろう。今のような状況はおそらく二度とは来ないだろうから、時間が非常に重要である。

この感覚がMAHA関係機関のあわただしさを説明するのに役立つだろう。

ケネディはMAHA革命が彼の任期より長く続くことを望んでいる。

MAHA研究所

仮想シンクタンクとしてスタートしたMAHA研究所はワシントンに新たな政治勢力を創り出すことを目指している。先月の立ち上げは陰謀論者、反ワクチン主義者、化学物質恐怖症者、シャーマンのパレードから始まった。しかしそこには狡猾な政治インサイダー、資金提供者、弁護士もいる。彼らのビジョンは明確でシナリオがある。

MAHA委員会

陰謀論は権威によって正当化させる。最初のMAHA委員会報告書はいくつかの問題を指摘されたが、公式チャンネルにこの手のものが多数登録されれば政策のアンカーとなりうる。

主流の科学コミュニティーはMAHAを支持しないだろうが、辺縁の研究機関、例えばラマッツィーニ研究所は目的を同じにしている。いくつかの環境NGOはMAHAのヒロインを非常に危険な愚か者と呼んでいたが、勢力が強くなるのをみて立場を変えるかもしれない。

MAHA映画Toxic NationのなかでCalley MeansがHHSの労働力6万人中真のMAHA信者は約75人と述べている。抵抗が予想されている。

MAHA革命はワシントンに深く根を張るだろうか?

 

-汚い12(Dirty Dozen)は安全で栄養のある野菜や果物への信頼を毀損する

The Dirty Dozen undermines trust in safe and nutritious fruits and vegetables

Dr. Andrea Love  Jun 19, 2025

EWGの毎年のリストはデータを捻じ曲げて恐怖を広め、公衆衛生を対価にお金を儲ける

米国では春になるとEWGがDirty Dozenリストを発表する。それは農業や食品科学を理解している全ての人にとっての悩みの種である。もしあなたがこのリストの影響を受けているなら、それはあなたのせいではない。彼らは20年以上にわたって恐怖戦略で人々を操作してきた。EWGが作るリストやその他のコンテンツは、人々と環境のためと主張しながら実際には正反対のことをしている。

Dirty Dozenリストは全くのでたらめである。

以下有機農業で使われる農薬の毒性など

 

-セマグルチドあるいはチルゼパチドでの肥満治療後の治療中断状態別体重変化と血糖管理

Changes in weight and glycemic control following obesity treatment with semaglutide or tirzepatide by discontinuation status - Gasoyan - Obesity - Wiley Online Library

Hamlet Gasoyan et al.,

10 June 2025

平均体重減少は、主に使用中断と維持用量の低さにより臨床試験より少ない

(やはり費用だよね・・)




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