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2025-06-16

[EFSA]評価等

食品酵素

・Safety evaluation of the food enzyme triacylglycerol lipase from the genetically modified Komagatella phaffii strain LALL‐LI2

Safety evaluation of the food enzyme mannan endo‐1,4‐β‐mannosidase from the non‐genetically modified Aspergillus niger strain AE‐HCM

Safety evaluation of the food enzyme endo‐1,4‐β‐xylanase from the genetically modified Trichoderma reesei strain DP‐Nzd72

Safety evaluation of the food enzyme glucan 1,4‐α‐maltohydrolase from the genetically modified Escherichia coli strain MLAVSC

飼料添加物

Safety and efficacy of a feed additive consisting of 25‐hydroxycholecalciferol produced with Saccharomyces cerevisiae CBS 146008 for salmonids, other fish species and all other animal species (except poultry, pigs and all ruminants) (DSM Nutritional…

農薬

Setting of import tolerances for difenoconazole in various crops

 

[MHRA]減量と糖尿病用のGLP-1医薬品:あなたが知っておくべきこと

GLP-1 medicines for weight loss and diabetes: what you need to know - GOV.UK

Updated 12 June 2025

グルカゴン様ペプチド-1アゴニスト(GLP-1s あるいはGLP-1RAs)は天然の食後に放出されるホルモンの作用を真似ることでお腹がいっぱいだと感じやすくする医薬品である。Mounjaroのような新しい医薬品は食欲と血糖の調節に関与する二つ目のホルモンにも作用する。メディアで「減量注射」「痩せる注射」のように言われているが、こうした医薬品の全てが減量用に認可されているわけではない。

(以下英国の認可状況について。美容目的では使うな、等の注意)

 

[HK]第二回香港トータルダイエットスタディ:硝酸と亜硝酸

The Second Hong Kong Total Diet Study: Nitrate and nitrite

10 Jun 2025

報告書

2nd_HKTDS_Nitrate_and_nitrite_report_e_final.pdf

プレスリリース

Press Release - CFS announces Second Hong Kong Total Diet Study findings on nitrate and nitrite

成人全体の摂取量はADI未満で急性健康影響はありそうにない。

硝酸は天然に植物由来の食品に含まれ、最も高濃度は葉物野菜に検出される。硝酸の毒性は比較的低いが口内で亜硝酸に変換される。亜硝酸はヘモグロビンを酸化してメトヘモグロビンにして酸素を運ぶ能力を低下させる。また発がん性のNニトロソ化合物の生成に寄与する。しかし通常の食事では野菜に含まれるビタミンCのような活性のある物質が内因性のNニトロソ化合物生成を阻害する可能性がある。

香港の平均的消費者の硝酸摂取は野菜由来が最も多く70-80%

亜硝酸については、最も高濃度に検出されたのはさやいんげんの12 mg/kg、野菜は比較的高濃度でカイラン (6.8 mg/kg)、欧州品種キャベツ(6.7 mg/kg)、空心菜 (5.5 mg/kg)、スイカ(6.4 mg/kg)、野菜/果物ジュース(9.9 mg/kg)

一方でソーセージやハム、ランチョンミートのような肉/家禽加工製品からは亜硝酸は検出されなかった。反応性が高く貯蔵中に硝酸に変換されたためと考えられる。

 

[FAO]出版物

-FAO食品展望:世界の重要食料作物生産は新記録に向かう

FAO Food Outlook: Global output of key food commodity crops on course for new records

12/06/2025

Food Outlook – Biannual report on global food markets

 

-FAOはこれまでで最も詳細な海洋魚資源の世界評価を発表

FAO releases the most detailed global assessment of marine fish stocks to date

11/06/2025

Review of the state of world marine fishery resources – 2025

 

論文

我々の食品に本当に入っているのは?食品組成データベースの世界展望と修正すべきギャップ

What’s really in our food? A global look at food composition databases and the gaps we need to fix | EurekAlert!

13-Jun-2025

Frontiers in Nutritionに発表された国際熱帯農業センターのレビュー。110か国の101の食品データベースをレビュー。

・ユーザーが使用できるのはわずか30%

・他のシステムと相互利用可能なのは69%

・再利用可能性基準にあうのは43%

データのギャップとしては多くが他国のデータを借りていて直接測定していない、食品の命名、栄養素の定義などに一貫性がない。報告されている成分は38の基本成分のみで数千の生体分子のほとんどは含まない、定期的に更新されていない、など

 

 

McGill OSS

-喫煙者とキスしてがんになる?決定的答えのあるその他の質問

Can You Get Cancer from Kissing a Smoker and Other Questions with Definitive Answers | Office for Science and Society - McGill University

Joe Schwarcz PhD | 13 Jun 2025

45年前同様、回答しやすい質問とそうでない質問がある

1980年6月の電話から、私のラジオ番組でリスナーの質問に回答することが始まった。

当時の質問は銀の食器をきれいにする方法(アルミホイルで包み、熱い重曹溶液に浸す)、浴槽の錆汚れを取り除く方法(シュウ酸)、ナンキンムシを駆除す方法などで、最後の質問は回答が非常に困難であった。

現在の質問はたいていオンラインで見聞きした有害とされる物質についてで、下着のPFAS、化粧品のシロキサン、おもちゃのフタル酸エステル、ボトル入り飲料水中のマイクロプラスチックなどで、番組開始頃には存在を知らず心配もしていなかったものが多い。

(以下略)

 

-機能性医学は代替医療へのパイプライン

Functional Medicine Is a Pipeline to Alt Med | Office for Science and Society - McGill University

Jonathan Jarry M.Sc. | 12 Jun 2025

Mark Hyman博士 と Casey Means博士の提唱する機能性医学はあらゆるサプリメントを推奨する

乾癬性関節炎の56才教授は、病状が悪化したため医者に行く。良い薬の処方箋をもらう代わりに彼は食生活を完全に変え、グルテン、乳製品、酵母、卵を食べないよう指示され、ビタミンサプリメントと腸内細菌と抗真菌薬を処方される。その医者が機能性医学の開業医だったからである。これは医療ではない。

魅力的なマーケティングの言葉で、機能性医学が目指すものはできるだけたくさん検査をしてダイエタリーサプリメントを多く与えることである。

これまで代替医療と言えば鍼灸師やカイロプラクターなどの医師ではない人が提供するものだと思っていたかもしれないが、機能性医学は医師免許を持つ人たちが提供することがある。

 

-最適な時、最悪な時

Best of Times, Worst of Times | Office for Science and Society - McGill University

Joe Schwarcz PhD | 11 Jun 2025

科学教育が重要な時代

 

-動画

洗剤の中で酵素は何をしている?

Cup o'Joe-What are enzymes doing in detergents?

  2025/06/12

現在の洗剤はバイオテクノロジーによってより環境負荷が少なくよりきれいにできるようになっている

(洗剤の遺伝子組換え酵素には世界中でほぼ反対運動がなく、おかげで進歩している)

 

その他

-コンシューマーラボ

製品レビュー ツナ、サーモン、サーディン、サバ

Tuna, Salmon, Sardines & Mackerel Reviews & Top Picks - ConsumerLab.com

June 12, 2025

水銀とヒ素が少なくてオメガ-3が多い魚をみつけよう

高濃度の水銀は2検体のビンナガ(ホワイト)マグロに検出され、他の「ライトツナ」やカツオは中程度。高濃度のヒ素はビンナガマグロ、サーディン、サバ、カツオから検出され、サーモンは水銀もヒ素も検出限界以下。鉛とカドミウムは全て検出されなかった。

DHAEPAは大きく差があり、ツナ1検体の119mgからサーディンやサバ、サーモンでは1000-2000mg以上まで(一食85gあたり)。同じ魚でも量は大きく異なり7倍の差がある。

 

-Trump, RFK Jr., MAHA、大いなるインチキのリバイバル

Trump, RFK Jr., MAHA, and the Great Quack Revival

June 5, 2025  By Sarah Jones,

何故詐欺師が困難な時代に繁栄するのか?

第二次トランプ政権発足から6か月、現在が詐欺師の時代であることが明確になった。

Mike Huckabeehあイスラエル大使になる前ハーブサプリメントでRelaxiumを宣伝していた。RFK Jr.が自閉症とワクチンの関連性が明らかにする研究を行うために雇ったDavid Geierはかつて地下の実験室で自閉症の子供たちを実験したことで罰せられている。彼の亡き父Markのように、Geierは思春期ブロッカーのLupronが自閉症を治療できると信じており、ワクチンが発達状態を引き起こすと言う。どちらの主張も真実ではないがMAHAの世界では事実は不都合である。

怪しげなサプリメントや偽の治療法は、常にいんちきのツールキットの一部だったが、ケネディや彼の仲間たちは、疑似科学の推進のみにとどまらず、同時に科学研究を攻撃する。

いわゆる「代替医療」は、トランプが大統領に就任する前から米国では数十億ドル規模のビジネスだった。彼が権力の座に返り咲き、ケネディが公衆衛生の舵取りをする今、アメリカは新たなインチキの黄金時代を迎える。

『Science-Based Medicine』の編集者であるDavid Gorski博士はスターリン政権時代に台頭したソビエトの科学者を引き合いに出して、MAHA運動を「新たなルイセンコ主義」と呼ぶ。

トランプは永遠に存在することはないが彼は疑似科学が長く続くことを確実にした。問題の根本は、必ずしも人々の無知ではなく、搾取にある。現在は捕食者の市場であり、それは偶然ではない。強固な公的機関と、利益よりも医療を優先する医療制度がなければ、不信感は悪化するだろう。アメリカ人は病気になり、寿命が短くなり、次のパンデミックはCOVIDよりもさらに致命的になる可能性がある。

(ところどころのみ)

 

-Robert Malone(米国ワクチン助言委員会の新メンバー)と彼の好きな「COVIDワクチン神話」10

Robert Malone (new member of the US ‘Vaccine Advisory Committee’) and 10 of his favorite ‘COVID-vaccination-myths’

Friday 13 June 2025  Edzard Ernst

  1. Covid治療にヒドロキシクロロキンが有効
  2. Covid治療にイベルメクチンが有効
  3. Covidワクチンは免疫系に有害
  4. CovidワクチンはAIDSの一種を引き起こす
  5. Covidワクチン接種者は乾癬しやすい/死にやすい
  6. Covidワクチンは感染を減らさない
  7. Pfizer–BioNTechと Moderna のCovidワクチンは感染を悪化させる
  8. あなたがmRNAワクチンを接種するとあなたの子供に害を与える
  9. ワクチン由来のスパイクたんぱく質は有害
  10. mRNAワクチンはあなたの遺伝子を書き換える

アメリカ人はいつまでこんなナンセンスに耐えるのだろう?

 

-SNAPが政府の削減対象に

SNAP Faces Government Diet - Dirt to Dinner

By The Dirt To Dinner Team June 13, 2025

現在SNAP計画が費用対効果について議論になっている。1939年から、人々は健康的食品へのアクセスを援助する政府の計画を使ってきた。しかし持続可能か?

RFK, Jr.のMAHAが納税者のお金がジャンクフードの購入に使われていると主張してSNAPが注目されている。

USDAの報告によるとSNAPの約40%のお金は野菜や果物、パン、ミルクなどの基本的食品に使われている。20%が甘い飲料やお菓子、40%が穀物やコメなど多様な食品に使われている。

SNAPのコストは近年急増していてそこが支出削減をしたいポイントとなる。農業法案からSNAPを切り離すことは農業や地方政治への支援弱体化につながるだろう。

(農業支援は何を視野に入れるかで費用対効果の計算が変わる)

 

-自閉症が増加している、自閉症は遺伝子要因が多い

We Are Seeing More Autism, and It’s Mostly Genetic

April 21, 2025 F. Perry Wilson

Robert F. Kennedy, Jr, HHS長官が自閉症のまだ同定されていない環境原因説を示唆し、9月はじめまでに同定すると主張している。しかしそれはCDCの報告とは矛盾する。

双子研究からは自閉症診断の83%は遺伝子に起因することが示唆されている。

 

-減量サプリメント:医師が知っておくべきこと

Weight-Loss Supplements: What Physicians Should Know

Alicia Gallegos June 10, 2025

肥満専門医Leslie Golden医師のところに来る患者はほとんどすべてがサプリメントを検討した経験がある。理由はマーケティング、友人からの勧め、他の努力が実らなかった、などであるが、疑問は安全性、有効性、現在の治療と同時にできるか、である。

答えが欲しいという現実的な要求はあるが、残念ながらあまりにもノイズが多い。

科学的根拠なしに希望を売る企業が爆発的に増えている。

患者に伝えるべき重要なポイントは、減量用サプリメントは医薬品のような安全性と有効性の評価は受けていないということである。

(以下略。医師に相談する人はまだましなほう)

 

-AFF(食品と農業同盟):EWGの疑似科学の伝統は続く

AFF: EWG’s pseudo-science legacy continues - Blue Book

Press Release June 11, 2025

EWGの間違った目的は、より高価な果物や野菜を宣伝して食料品にもっとお金を使うように説得することである

2025年6月10日、フードバンクの資金調達が停止され、SNAPの予算は大幅に削減され、4,740万人のアメリカ人が食料不足を経験しインフレが非常に多くの消費者の財布に影響を与えている。

そのさなかに、環境ワーキンググループ(EWG)は、その時間とリソースを使ってまた「ダーティ・ダズン」リストを発表し宣伝した。

EWG's 2025 Shopper's Guide to Pesticides in Produce | Dirty Dozen

エス、EWGの間違った目的は、手頃な入手しやすい農産物を不当に中傷することにより、より高価果物や野菜を宣伝して食料品に多くのお金を使うよう説得することである。

EWGの非科学的なギミックリストは、慣行栽培農産物を「汚いdirty」と呼び、根拠のないレトリックを使って購入しないようにさせ、その代わりに有機農産物を買うよう説得しようとすることである。何十年にもわたる研究と政府データによって慣行栽培農産物は安全で栄養があることが示されているにも関わらず、EWGはそうする。。

EWGが人々に伝えないことは、彼らのリストに従うことでコストが増加することだ。数年前の我々の分析によると、約50%コストが上がる。さらに、低所得の消費者が「ダーティダズン」リストのメッセージにさらされると、彼らは農産物の購入を減らす。

査読のある研究では、EWGのリストは科学的に支持できないことが示されている一方、EWG自身もこのリストの作成において毒性学とリスクアナリシスの基本を無視していることを認めている。

この無駄なリストを宣伝する代わりに、農産物業界の多くの人々と一緒に地元のフードバンクに寄付して援助をしてはどうか?

USDAは、低所得世帯が健康的な食品を購入するのを支援する栄養補助計画(SNAP)を削減した。査読済みの研究が直接的な公衆衛生上のメリットがあることを示している野菜果物を多く食べることを推進したほうがいい。

CDCによると野菜や果物を毎日十分とっているのはアメリカ人の10人に1人だけだ。

ここで言えることは、EWGは言葉と行動が一致しないということだ。もしEWGが本当に公衆衛生に利益をもたらし、「アメリカ人がより健康的な食事をする」ことを望んでいるのなら、彼らはこのリストを捨てるはずなのだ。

しかし、彼らは今日ますます蔓延している偽情報に関与し続けることを選択した。EWGは30年前に最初の「ダーティ・ダズン」リストをはじめたとき、疑似科学を推進した最初の団体の1つであったことを忘れてはならない。他にもEWGは「過負荷?新しい科学、子供の水銀と自閉症についての新しい知見」として、ワクチンと自閉症の間の根拠のないすでに否定された関連を宣伝している。

EWGは皮肉にも、現在非科学的なレトリックを推進している他の人々を非難しようとしているが、それはもともとEWGが1995年に始めたものである。

我々はEWGがこのリストから離れる時が来たことに気づいたかもと心から期待していた。しかし間違っていた。EWGの行動は彼らの言葉や発言が信じられないことを示しす。

(最後にもう1つ:「レポート」のすべてのページに「寄付」ボタンがある場合、それはおそらく公衆衛生の促進や保護に関するものではないでだろう)。

農産物の安全性についての詳細は、Home Page - Safe Fruits and Veggiesから




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