[EFSA]意見等
飼料添加物
新規食品
・多年生中間ウィートグラスの穀物と粉
微生物数が多く安全性は確立されていない
食品接触物質
・プラスチックの食品接触物質に存在するスチレンの遺伝毒性に関連する公衆衛生リスクの再評価
10 June 2025
EFSAは欧州委員会からスチレンの経口摂取による遺伝毒性の可能性とその特定移行限度(SML)40 μg/kg食品でのプラスチックへの使用の安全性の再評価を依頼された。スチレンが経口摂取で遺伝毒性があるという根拠はなく、安全上の懸念はない
[FSANZ]食品基準通知
Notification Circular - 344-25 | Food Standards Australia New Zealand
11 June 2025
意見募集
・乳児用調整乳製品の栄養物質としての遺伝子組換え大腸菌を使って生産した3-フコシルラクトース
2025年7月23日まで
[FDA]FDAはダイエタリーサプリメントの新規ダイエタリー成分通知プロセスについての教育資料を発表
June 11, 2025
事業者向けの動画とファクトシート
[TGA]CHOICE のSPF日焼け止めの知見へのTGAの声明
TGA statement on CHOICE SPF sunscreen findings | Therapeutic Goods Administration (TGA)
12 June 2025
TGAは多数の日焼け止め製品のSPFが宣伝通りではないというCHOICE の報告を承知している。オーストラリアでは日焼け止めはいろいろな要因により化粧品あるいは医療用品に分類されている。SPFの宣伝については真実で誤解を招くものではないことが求められる。TGAはCHOICE の報告を検討して必要に応じて対応する。個別の事項についてはコメントできない。
オーストラリアでは皮膚がんが多いため、日焼け止めは重要である。
検査に関しては、現在広く認められている方法がヒトを使っているため、検査機関により変動する問題が知られている。In vitro試験系開発に向けて国際的な努力はあるもののまだ実用化されていない。TGAはヒトでの試験は行っておらず、認証検査機関に委託している。
(発がん性のある紫外線で日焼けさせるって結構野蛮な試験系)
[FSS]消費者に特定の‘Jolly Rancher’製品を食べないよう助言
Consumers advised not to eat specific ‘Jolly Rancher’ products | Food Standards Scotland
12 June 2025
英国の法的要件を満たさず、安全でない可能性がある
英国の食品には認められていないミネラルオイルを含む。
消費者のばく露される量は少ないものの、芳香族ミネラルオイル(MOAH)と飽和炭化水素ミネラルオイルが含まれるため(MOSH)リスクとなる可能性がある。
ブランドオーナーのHershey社はFSSとFSAと協力して製品を英国市場から排除している
[FSS]新しい研究は、デジタルプロモーションが持ち帰り品の過剰注文を悪化させることを発見
New research finds that digital promotions fuel over-ordering of takeaways | Food Standards Scotland
11 June 2025
食品や飲料をアプリやウェブサイトで注文するとき、消費者は圧倒的な数の宣伝に晒される。こうしたデジタル広告やプロモーション戦略が消費者の行動にどう影響するかを調べたところ、最もよく使われているのは値段の宣伝やより高額商品の推奨だった。値引きは消費者に意図するより多くの商品を買わせる影響がある
-食環境
The food environment | Food Standards Scotland
[RIVM]下水処理施設のPFAS測定。家庭及び工業排水の比較
11-06-2025
一部、予期せず検出されたところがあり、同定されていない排出源があることが示唆される
[IARC]IARCとWHO欧州地域事務所は飲酒削減とがん予防についてのウェビナーシリーズを共同開催
11 June 2025
9月までに4回
Last Updated 13 Jun 2025
2024年の統計およびインフォグラフィックが掲載されている
シンガポールは90%以上の食品を輸入しているので安全保障のための戦略は多様化
国内生産も推奨しているものの多様化の一環
食品安全はリスクに基づいて対応
(きれいで読みやすい。変なことを言わないのでストレスなく読める)
[NASEM]全米科学アカデミー会長はワクチンについて決めるには科学が重要だと強調
June 11, 2025
我々は米国保健福祉省が科学に基いたワクチンについての決定を毀損する最近の決定を懸念している
[WHO]イベント
-食物アレルゲンのリスク評価についての臨時FAO/WHO合同専門家協議-定量的リスク評価のためのガイダンス
16 – 20 June 2025
-グローバル政策作成のための栄養系統的レビューのためのWHO/Cochrane/Cornell大学個別栄養Joan Klein Jacobsセンター健康夏研修2025
16 – 20 June 2025
[ASA]ASA裁定
-CLF Distribution Ltd - ASA | CAP
11 June 2025
エリスリトールとステビオール配糖体を含むジャムの宣伝の「天然の甘い成分」が誤解を招くという苦情申し立てがあった。事業者はASAの照会に返事がない。
エリスリトールは発酵により製造、ステビオール配糖体は天然由来ではあるが抽出やイオン交換、結晶化などの工程を経ているため消費者の期待する「ナチュラル甘味成分」とは言えない
(これ、日本の「天然」添加物と定義が違うかも)
-Navi Organics Ltd - ASA | CAP
11 June 2025
「バイオレゾナンス装置」の各種疾患治療効果宣伝は根拠がなく消費者を必要な治療から遠ざける可能性があり基準違反
[MPI]ニュージーランドグラスフェッド行政基準
NZ Grass-Fed Administrative Standard | NZ Government
11 June 2025
餌の平均90%が草で年に340日、少なくとも1日8時間放牧された動物由来の製品
Science Volume 388|Issue 6752|12 Jun 2025
-暑さに晒された植物特集
急速に温暖化する世界の中で作物の光合成を守るには
-エディトリアル
現実的なヒト影響を伴うアメリカの研究危機
An American research crisis with real human consequences
Y Marc B. Parlange 12 Jun 2025: 111
-ScienceInsider
科学の改革運動はTrumpの「ゴールドスタンダードサイエンス」の呼びかけを予見すべきだった、と批判者は言う
Science’s reform movement should have seen Trump’s call for ‘gold standard science’ coming, critics say
By Cathleen O’Grady
研究の厳密さを改善するための努力が、知らず知らずのうちに政権に科学を攻撃する方法を与えてしまったのかもしれない。しかし完全性への懸念は、その誤用への懸念以上に重要だと改革提唱者は言う
(新しい大統領令を巡って)
-分断を埋める:科学と政治のインターフェイスが世界の食料システムにとって重要な理由
Bridging the divide: Why the science-policy interface matters for global food systemsBY Ismahane Elouafi 12 Jun 202
何十年にもわたって、世界の食料システムには科学に基づく政策介入の必要性が示されてきた。しかし科学的な提言を効果的な政策に取り入れることができなかった。
政策決定者にとっては必要な科学が遅すぎたり実用的でなかったり、無秩序な学術用語やデータが対応を困難にしてきた。農業では干ばつ耐性品種が採用できず、栄養介入が必要な人に届かず、気候対策は省庁間の終わらない議論の中で行き詰る。そこでCGIARは科学と政策の間の溝を埋めるための新しいガイドラインを作成した。
Nature
-RFK Jrの新しいワクチン委員会は誰で彼らは何をする?
Who is on RFK Jr’s new vaccine panel — and what will they do?
12 June 2025 By Heidi Ledford & Rachel Fieldhouse
反ワクチン派のリーダーが委員になり「公衆衛生上の大惨事」になると批判者は恐れる
RFK Jrの選んだワクチン委員会は救急医、COVID-19ワクチン批判者、サプリメント企業の関係者が名を連ねる
彼らはおそらく推奨される予防接種を減らすだろう
以下委員の略歴等
(特に注目されているのはRobert Malone博士でmRNAワクチンが有害だと主張しCOVID-19の治療にイベルメクチンを推奨している)
-ワクチン懐疑者との話し方:研究は効果のあるやりかたを明らかに
How to speak to a vaccine sceptic: research reveals what works
10 June 2025 By Helen Pearson
ワクチン躊躇が増加しているが、研究は人々の疑問に答える方法があることを示す
まず最初に聞く、審判しない
あなたの意見を言う
正直であれ
柔軟に
(本文はともかく、パンデミック前後でワクチンへの信頼喪失が最も大きいのが日本、ということなのだが?)
-肥満薬の後どうやって体重を維持する?
How to keep weight off after obesity drugs
By Elie Dolgin 11 June 2025
副作用や値段、入手できないなどの理由でGLP-1薬を止めた何千万人もの人のための選択肢が増えている
(手術)
その他
-医師のための栄養教育
Nutrition Education for Doctors | American Council on Science and Health
By Katie Suleta, DHSc, MPH — Jun 11, 2025
RFK Jr.が医学部で栄養教育を増やすことを新たに要請した。これは医療の仕組み、医療の専門職、食に関する彼の知識の欠如を示す
「医学部に栄養学のコースがほとんどないため、医師が薬を使わずに食べ物で病気を治す方法を教わっていない。来年中に栄養プログラムのない医学部への資金提供を停止する-RFK Jr.」
食品が薬であると信じている運動には二つの異なるものがある。一つはMAHAとその信奉者、もう一つは食料へのアクセスを確保するための運動である。これは区別する必要がある。
MAHAの仲間たちはクリーンでオーガニックな食事で全ての病気は治ると信じている。しかし十分な食料を買うためのお金と、食料品店へのアクセスはアメリカでは当たり前のことではない。
そして現在審議中の「大きく美しい法案」では低所得者への栄養教育と栄養補助の大幅削減を提案している。食べ物が薬ならどうしてそれを与えないようにするのか?
-新しいFDAの優先事項
Priorities for a New FDA | Regulatory Agencies | JAMA | JAMA Network
Martin A. Makary, MD, MPH; Vinay Prasad, MD, MPH
Published Online: June 10, 2025
(AIで毒性を予測できるので動物実験は減らす、食品を魅力的にする添加物は害がある、既に使われていない食品ピラミッドがダメとか
ほんとうにダメだ。JAMAなので一応医師からのコメントがついているが。)
-農薬と大農業を巡ってMAGAアジェンダが危機に瀕する
MAGA agenda imperiled over pesticides and Big Ag - American Thinker
June 8, 2025 By John Klar
農薬によるヒトへの傷害責任免責の試みと下院和解法案(別名「大きく美しい法案」)で提案されている農薬に依存するGMO栽培への大幅補助金増加は、MAMAアジェンダを巡る保守波内の激しい戦いをさらに激化させる。MAGAもMAHAも大規模農業と小規模家族経営、世界的化学企業と食品安全提唱者を対立させている。こうした対立が共和党議会を分裂させている
-RFK Jrの報告は農家を米国の「背骨」と呼ぶが、Trump大統領の削減は彼らを傷つける
Jessica Glenza Sat 7 Jun 2025
農家は政権の「2つの人格」に直面
MAHA報告書は農場、農家、農業について21回も言及し、慣行農法のせいで超加工食品が増えたと主張する。MAHA報告書は小規模有機農家にとっては夢のように素晴らしい。しかしその報告書に名前のある農務長官Brooke Rollinsは農業予算を2/3削減する提案をしている。つまり小規模農家への支援が激減する。さらに間接的に農家に利益をもたらしてきた低所得家庭への野菜や果物を購入するための援助も削減される
-ワールドカップを前に医師がFIFAにCoca-Colaとのつきあいを止めるよう強く求める
Doctors urge FIFA to end deal with Coca-Cola ahead of Club World Cup | EurekAlert!
12-Jun-2025
彼らは「人々の健康を犠牲に利益を得ている大企業に責任を持たせる必要がある」と彼らは主張する
The BMJにCarlos Monteiro教授とChris van Tulleken博士が書く
(そういう「正義の押しつけ」がトランプ政権を生み出した理由なのでは。)
-RFK Jr.は何十年にもわたってワクチンの信頼を破壊し、こんどは彼がそれを回復すると主張?
RFK Jr. destroyed vaccine trust for decades and now claims he is going to restore it?
Dr. Andrea Love Jun 10, 2025
2025年6月9日にRFK JrはCDCの予防接種助言委員会の解体を発表した。
米国国民が保健機関やワクチンへの信頼の危機に直面しているからだという
はっきりさせておきたいことは、RFK Jr.自身が、ワクチンや正当な科学専門家に不信感を抱かせた人物であるということだ
食品安全情報(化学物質)No. 12/ 2025(2025. 06. 11)
https://www.nihs.go.jp/dsi/food-info/foodinfonews/2025/foodinfo202512c.pdf
目次
【WHO】
1. 国際がん研究機関(IARC)
【FAO】
1. FAOの新しいレビューが腸内マイクロバイオーム及びヒトの健康への食品添加物の影響を探る
2. 世界の栄養と健康のための魚の安全性
3. 農業食料システムにおける水質と食品安全に関するFAO/WHO特別専門家会合
4. Codex
【EC】
1. 警戒協力ネットワークの2024年次報告書を発表
2. 欧州委員会、ワンヘルス会合を開催
3. 査察報告書
4. 食品及び飼料に関する緊急警告システム(RASFF)
【EFSA】
2. 複数年次(2025‐2028年)危機準備訓練パッケージ
3. 食品酵素関連
4. 新規食品関連
5. 農薬関連
【FSA】
1. 食品衛生ランク付け制度の表示監査及び事業調査:2024年テクニカルレポート
2. 規制製品安全性評価
【FSS】
1. スコットランドの食品消費者追跡調査(第19回)
2. FSSの捜査によりスコットランドの紅茶詐欺師が有罪判決を受ける
【DEFRA】
1. 長鎖PFCAs、PFOA、PFHxS、それらの塩および関連化合物の指標リストに関するコメント募集
【COT】
1. 妊娠中のショウガサプリメント使用の安全性に関する声明
【FSAI】
1. 全国的な食品衛生ランク付け制度に関する協議が開始される
【ANSES】
1. ヒ素の食事暴露量をより正確に測定するための革新的な方法
【Ruokavirasto】
1. 報告:茹でることが推奨されているにもかかわらず、シャグマアミガサタケには5分の1近くの毒素が残っている
【FDA】
1. FDAは小児向け経口フッ化物処方薬の市場からの撤去措置を開始する
2. FDAは米国民のためにパフォーマンスを最適化するFDA機関全体のAIツールを発表する
3. FDAに関連する大統領の2026年度予算要求に関するレビュー - 上院証言
4. 警告文書
5. リコール情報
【EPA】
1. EPAが新規有効成分フロリルピコキサミドを含む製品を登録
2. EPAはミツバチヘギイタダニ駆除用の新規農薬の登録を提案する
【CDC】
1. 伝統的なカンサ(青銅)及びピタル(真鍮)の金属製品による妊婦とその家族の血中鉛濃度の上昇-2024年、ニューヨーク市
【USDA】
1. USDAの研究者は殺ダニ剤耐性の寄生ダニが媒介するウイルスが最近のミツバチのコロニー崩壊の原因であることを発見
【Health Canada】
1. 殺生物剤
2. 登録決定RD2025-06、Pelargonic Technical acid and Beloukha Herbicide
【CFIA】
1. リコール情報
【FSANZ】
1. 食品基準通知
【TGA】
1. ブログ
【NSW】
1. リコール情報
【香港政府ニュース】
1. ニュースレター
2. 違反情報
3. リコール情報
【MFDS】
1. 日本産輸入食品の放射能検査の結果
2. 食薬処、青少年修練施設など衛生点検、9カ所を摘発・措置
3. 高血圧、糖尿病治療標榜食品、海外通販に注意してください
4. APEC FSCF、持続可能な食品安全のためのグローバルな問題を本格的に議論
5. APFRAS2025、食品安全の未来とグローバル協力の場を開く
6. 食品安全国、2025国家代表ブランド公共サービス部門で大賞受賞
7. 回収措置