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2025-06-06

[HK]電子ニュース

E-News

5 Jun 2025

最新電子ニュース

(1)2025食品安全移動展示

(2)ちまきの季節食品サーベイランス結果

(3)食品安全焦点5月号

(4)食品安全報告2025年4月

(5)大湾区Greater Bay Area食品基準

 

[RIVM]新しいニコチンスティックは有害な量のニコチンを含む

New nicotine sticks contain harmful amounts of nicotine | RIVM

06/05/2025

タバコを含まないニコチンスティックのニコチン量はRIVMの推奨値の18-25倍多かった。

報告書

Advisory values for maximum emission of nicotine and 6-methylnicotine from nicotine products without tobacco for inhalation | RIVM

RIVMの推奨は、製品当たりのニコチンの量は0.028 ミリグラム、6-メチルニコチンは0.0030ミリグラム。

 

[CDC] 肥満の12-17才の青少年の肥満薬処方— 米国, 2018–2023

Prescriptions for Obesity Medications Among Adolescents Aged 12–17 Years with Obesity — United States, 2018–2023 | MMWR

Weekly / June 5, 2025 / 74(20);337–344

2022年にFDAが二つの肥満薬の適応を12-17才まで含めるように拡大し、2023年1月に小児科学会が新しい臨床ガイドラインを発表した。2023年の処方率は1%未満である

(まだほとんど使われていないにも関わらず何故かMAHA報告書で子供の健康状態の悪さの原因と名指しされている抗肥満薬)

 

[FAO]食用色素の聖杯と食品安全

A holy grail in food colour and food safety

05/06/2025

コロンビア産のユニークな天然青色素がコーデックスの食品安全基準に

Jaguaブルーの話

(どうしてクチナシ青ができてないのか、が結局日本としての戦略の失敗なのだろう)

 

[MPI]新しい報告書は食品安全システムが働いていることを強調

New report highlights food safety system at work | NZ Government

05 June 2025

昨年最大の食品安全イベントは輸入ゴマのサルモネラによるリコールだった

Consumer-level food recalls annual report 2024

(写真がいっぱいできれいなリコール報告書)

 

[MPI]新しい食品安全小冊子は食中毒を避けるための科学に基いたコツを強調

New food safety booklet features science-backed tips to avoid food poisoning | NZ Government

06 June 2025

家庭での食品安全

Food Safety in the Home

主に食品衛生。

(卵は糞がついているので洗う、触ったら手を洗う、というのが日本ではやらなくて済むのがありがたい。)

 

[FSA]FSA科学助言委員会は26人の新メンバーを歓迎

FSA Scientific Advisory Committees welcomes 26 new members  | Food Standards Agency

5 June 2025

 

[FSA]FSA理事会 6月の議題とペーパー

FSA Board Meeting - June 2025: Agenda and Papers | Food Standards Agency

Last updated: 4 June 2025

-主任科学アドバイザーの年次報告

Annual Science Update from FSA’s Chief Scientific Adviser | Food Standards Agency

(リソース不足とか科学に関する誤情報とか)

特に近年ソーシャルメディアによって「反科学」レトリックが多数の分野で増加。間違った物語の拡大によって混乱、最悪の場合害のある行動につながっている。

英国では昨年メタン排出量を抑制する飼料添加物3-ニトロオキシプロパノールに関するデマがオンラインで広まってFSAのコミュニケーションチームに膨大な数の問い合わせがあった。このことからデマへの迅速対応ガイドラインを準備している。

「機能性」食品や飼料の分野の活発な研究はポジティブな影響の可能性と消費者を誤解させる「疑似科学pseudoscience」の可能性の両方を拡大している。Reading大学のINFORM hub( 英国で販売されているプロバイオティクスのガイドhttps://research.reading.ac.uk/inform-innovation-hub/uk-probiotic-guide/)は良いモデル。

 

[ODS]ニュースレター

ODS Digest: News & Insights – June Edition

セミナーシリーズ、出産前ダイエタリーサプリメントについてのワークショップ、高齢者の栄養不良、ODSと米国標準技術局(NIST)によるダイエタリーサプリメントとその成分の標準物質作成についての論文など

 

 

Science Volume 388|Issue 6751|5 Jun 2025

-エディトリアル

アメリカは未来を創造する主導権を譲り渡している

America is ceding the lead in creating the future

もはや中国に負けているという嘆き

 

-全米科学アカデミーがTrumpカットで劇的縮小の瀬戸際

National Academies, staggering from Trump cuts, on brink of dramatic downsizing

NASEMのMcNutt会長が夏までに250人が失職の可能性と発言。NASEMの職員は約1100人

(会長の年収が100万ドル以上なのを減らす気はないのかとか聞かれている。なおスタッフは6万ドル以下とか。アメリカの環境悪化しても日本に来れば、とか言えないよね)

 

-レター アフリカの質の悪い医薬品の流行

Africa’s epidemic of low-quality medicines

1034  Heather Hamill et al.,

2023年7月から10月の間に約70人の5才以下のガンビアの子供たちがエチレングリコールジエチレングリコールを含む咳止めシロップを飲んで死亡した。質の悪い、あるいはニセの医薬品が何百万人もの人々の健康を脅かしている

 

-タウリンは加齢の信頼できるバイオマーカーではない、縦断研究が示す

Taurine is not a reliable biomarker for aging, longitudinal study shows | EurekAlert!

5-Jun-2025

ヒト、サル、マウスでの縦断データを含む包括的研究により、血中タウリン濃度は加齢とともに一貫して下がることはないことを示した

 

その他

-農薬を巡って共和党フードファイトが浮き上がる

The Looming GOP Food Fight Over Pesticides

By  Amanda Prestigiacomo May 24, 2025

共和党員が農薬の禁止を巡って分断

 

-赤を見る:RFK Jr.の色素禁止はカラフルな気晴らしに過ぎない?

Seeing Red: Is RFK Jr.'s Dye Ban Just a Colorful Distraction?

Jess Steier, DrPH Apr 23, 2025

私たちの食べものから虹色がなくなるが、それで健康になるのか?

RFK Jr.HHS長官が2026年末までに米国の食料から8つの合成色素を排除すると発表した。これをフードインフルエンサーのVani Hariなどが賞賛している。

しかし合成色素を天然色素に代えるには現実的な問題がある

(以下天然色素の技術的課題。結構詳しい。天然色素のほうが環境負荷が高く値段も嵩み、不純物が多いので安全性も向上しないことをちゃんと書いている)

結論

着色料は栄養上の価値はないかもしれないがそれを排除してもアメリカの健康問題は解決しない。

 

-ラッダイト医学の進歩-感染症コントロール:1982年対2025年

Advances in Luddite Medicine-Infectious Disease Control: 1892 v. 2025 | American Council on Science and Health

By Barbara Pfeffer Billauer JD MA (Occ. Health) PhD — Jun 05, 2025

1892年にハンブルクコレラが猛威を振るったとき、科学ではなく政治が対応を主導した。1世紀以上経った今、肥満、慢性疾患、はしか、COVIDといった現代の「流行」に直面してその反応は不気味なほど類似し、昔のレトリックを繰り返す。科学に関して、歴史はただ繰り返されるだけではなく新たな名前で復活する。

科学はゆっくり進歩するが、いったん新しい理論が受け入れられると逆戻りすることは滅多にない。しかし時に逆戻りすることがありそれによって人々が苦しむ。そのようなラッダイト科学の推進者は通常政治家である。

1982年のハンブルクでのコレラの流行はアメリカ行きの船に乗ってアメリカに大混乱と死をもたらした。COVID-19の発生をタイムリーに開示しなかった中国と同様、ハンブルク当局は何週間も発生を隠していた。

1982年のコレラの流行で最初奇妙に見えたのはそれがハンブルクだけでおこり、他の欧州諸国が回避できたことだ。それは1854年のJohn Snowによるコレラが汚染された水を介して広がることの発見に端を発した公衆衛生対策が導入されていたからである。1883年にはRobert Kochコレラは瘴気ではなく細菌が原因であることを同定している。

ハンブルクはMax Von Pettenkofer博士の影響下にあり、彼は公衆衛生対策を主導してきたKochとその理論を激しく攻撃していた。Kochハンブルクで提案した飲料水の煮沸や水のろ過システムの導入などは拒否され、病気がハンブルクを覆い、約8500人が死亡した。

当時の政治は病気には無力だった。Richard J. Evansは、そ論文「ハンブルクの死」の中で、平信徒、特に商人階級が経済的な理由で検疫に反対し、政治的な周辺派は、強制的な検疫を含む新しい伝染病法案が個人の自由を著しく侵害すると主張した。

Pettenkoferの信奉者を含むコッホの細菌説に反対する人々はコッホを狂信者と呼び非難した。彼らはコレラを食事のせいや空気感染(瘴気)だと主張し新鮮な空気と日光が万能薬だと主張した。

細菌説と瘴気説は法廷闘争にもちこまれた。しかし裁判で瘴気説がなくなることはなかった。

過去の歴史を学ぶと科学的コンセンサスを受け入れることへの拒否がいつも同じ背景をもつことを思い出させる-個人の自由、ナチュラルな生活、「化学」療法への不信。ハンブルク同様、代替の説明の魅力は強い。しかし政治がしっかりした科学的根拠ではなく市民の感情を選ぶとき、何が起こるかは歴史が示している。うまくいくことはない。

 

-食品安全におけるテクノロジーの必須の役割

Tech's Essential Role in Food Safety - Dirt to Dinner

By Hayley Philip June 5, 2025

連邦の食品安全関連予算が絞られる中、全ての人のために食品を安全にするための科学に基づくツールについて学ぶときである。食品供給の将来はそれら技術にかかっている

CDCによると毎年4800万人のアメリカ人が食中毒にかかり128000人が入院し3000人が死亡している。

一方で安全を守るためのインフラはかつてなく脅かされている。もともと少ないFDAの査察官はさらに削減され州の食品安全担当部門は時代遅れの技術と人員不足に苦労している。その結果調査は遅れ監視は減り、食品事業者の自主管理に任されている。

以下照射、高圧加工、全ゲノムシークエンシング、ブロックチェーン&デジタルトレーサビリティ、スマート包装&バイオセンサー、AI等の解説

対応しないことこそがコストで、感情によってではなく科学によって前進

 

MAHA報告関連

-MAHAの目標は健康ではない

MAHA’s Goal Is Not Health — AJI

by Derek Beres Published 5/17/25

Robert Kennedyの運動は民営化である

MAHAは実際に何を達成しようとしているのか?

健康の社会的決定要因を無視し、国民皆保険を嫌う運動は、すでに最悪の健康状態に苦しんでいる最も脆弱な人々にどのような影響を与えるのか?

私は予想する:ワクチンの「毒素」が自閉症の原因であると「証明」された後、自閉症と診断されている人々は「自閉症のためのより良い方法」という情報を受け取るだろう。そしてそれは既に健康で余裕のある人達だけがアクセスできるだろう。

MAHAの制限は政権の自由市場精神と矛盾する

MAHAとMAGAを切り離すことは不可能であるため、実際に法がどうなるかはわからない。公衆衛生のための連邦職員の1/4を解雇したことをみればMAHAが本当に健康を大事に思っているかわかるだろう。食用色素に関するKennedyの勝利宣伝はマーケティング戦略であり、立法宣言ではない。天然色素はより高価でより多くの人々に害を及ぼす可能性が高い。

MAGAの文脈でのMAHAのプロパガンダの目標はできるだけ多くの公的資金を民間にシフトさせることである

サプリメントは、ウェルネスインフルエンサーにとって長い間理想的な収益源だった。

MAHAは、悪魔を特定し解決法を救世主として位置付けるという、使い古されたマーケティング戦略に依存している。MAHAの委員会のほぼ全員が、ウェルネスアクセサリー(ほぼサプリメント)を販売している。

機能性医学の「ドン」

そこで、Mark Hymanである。彼は疑似科学の機能性医学の「ドン」である。ハイマンとケネディは密接な関係がありハイマンの最新のベンチャー企Function Healthは何百もの検査を実施してサプリメントを推奨する診断サブスクリプションサービスである

機能性医学は従来の医療が陥りがちなすべての検査異常の過剰検査と過剰治療と、代替医療からの純粋ないんちきが組み合わさった最悪のものである。

つまり公衆衛生のための公的資金がこうした民間検査とサプリメントに振り分けられるのである。

MAHAはMAGAのぼったくりに過ぎないのである。すでに自由市場によって搾取されている脆弱な人々が最も苦しむことになる。

 

-MAHA報告書は新しい間違いとともに更新

The MAHA Report Has Been Updated With Fresh Errors

By Margaret Manto and Emily Kennard  May 30, 2025

新しく引用された心理学者の一人は、更新された引用は彼の研究を間違って解釈しているという

Trump政権のMAHA委員会の間違いだらけの報告書の修正の仕方は、その報告書の著者らがどうやって結論を出したかについての新たな疑問を提示する

オリジナルの報告書の引用のうち少なくとも18が編集あるいは完全に置き換えられた。そして更新されたものは科学研究を相変わらず間違って解釈している

 

-RFK Jr.の直ちの辞任を求める呼びかけに参加して

Joining the Call for the Immediate Resignation of RFK Jr.

Jessica Knurick, PhD, RDN and Jessica Malaty Rivera, MS Jun 03, 2025

RFK Jr.は公衆衛生の脅威でありHHS長官にふさわしくない

RFK Jr.がHHS長官になって4か月、その帰結が溜まりつつある。ワクチンで予防できる病気で2人の子供が死亡し、研究予算が減らされ、CDCや独立した専門家委員会が完全に無視されエビデンスより陰謀論を推進する政権によって公衆衛生機関への信頼が損なわれている。

最も警鐘を鳴らすべき例の非糖がMAHA委員会報告書で、嘘とAIのハルシネーションだらけで科学とは程遠い。疑似科学が政策を誘導すると人々が傷つく。

あなたの選挙区の議員に、RFK Jr.の辞任を求めよう。

 

-フォーマットのエラーだって(笑)

Formatting errors lolololol - by Derek Beres - Siris Health

Derek Beres Jun 05, 2025

RFK Jr.のアドバイザー、Calley Meansがダメージコントロールを行っている

MAHA委員会報告書の7つの研究が全くの捏造であり、更新された報告書には新たな誤りが含まれていたという事実に対処する代わりに、Meansはいつもの立場、つまり偏向に戻った。

MeansはFox Newsに出演し、偽研究を「脚注の修正」と呼び、報告書の「内容」に焦点を当てるべきだと主張した。

現実:研究を作り出すことは科学ではない。それはプロパガンダだ。そしてMAHAはいつでもそうだった。

(以下彼らが子供の健康なんか気にしていないことを示す予算の削減など)

 

-RFK Jr.のMAHAスキャンダル:報告書のフェイク引用はより深刻な問題をあらわにする

RFK Jr.’s MAHA Scandal: The Report's Fake Citations Reveal A Deeper Problem.

Dr. Noc Jun 04, 2025

引用文献約500のうち7つが捏造だったとして98%は正しい、と擁護する意見があるが、数字の問題ではない。存在しない論文を一つでも引用することはその報告書の作成者に専門性がないことを示す。

MAHAのチームは根拠に基いた政策決定をしているわけではなく、最初に結論があってそれからそれに合うような文献を選んだ。それは全く科学ではない。

 

-MAHA報告書:あなたが読まなくてもいいように私が読んだ

The MAHA Report: I Read it so You Don't Have to.

Ellie Murray, ScD Jun 04, 2025

パートI :初めに

MAHA報告書:リスクがある世代?

The MAHA Report: A Generation at Risk?

Jun 05, 2025

パートII  

The MAHA Report: Doing Our Own Research

Jun 06, 2025

パートIII

(細かくデータをチェックしている。大体「嘘あるいは紛らわしい」)




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