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2025-05-23

[HHS]MAHA委員会が子供の慢性疾患危機の根本原因を暴露する画期的報告書を発表

MAHA Commission Unveils Landmark Report Exposing Root Causes of Childhood Chronic Disease Crisis | HHS.gov

May 22, 2025

-ホワイトハウス

MAHA – The White House

我々の子供たちを再び健康にする

1世紀の費用のかかる効果のないアプローチの後、連邦政府は我々の食品、健康、科学システムの強調した転換を主導する。

真の転換にはビジョンだけでは足りない―明確さが必要である。行動する前に、この危機の全容、原因、メカニズムを完全に理解しなければならない。

我々の子供たちを再び健康にするために、我々は最初に危機の大きさについて、次にその誘因についての理解を共有しなければならない。この評価はその情報を提供する。

 

WH-The-MAHA-Report-Assessment.pdf

報告書PDF 73ページ

(つっこみどころしかない。これを米国政府公式で出すのか。科学の全否定。

「評価」ではなく、これまで疑似科学側が言ってきたことを並べただけで、系統的ではなく定量性に欠け、矛盾しても気にせず、文献は典型的チェリーピッキング

構成としては、アメリカの子供たちの健康状態が悪くなっている(この「事実」認識にも問題はある)のは・食生活の貧しさ・環境中合成化学物質・運動不足とストレス・過剰な医療の4つのせいである、と最初から結論は出ていて、それぞれの分野であれが悪いこれも悪い、と並べた形になっている。

増加している子供の慢性疾患として肥満・糖尿病・自閉症・がん・うつ・アレルギーを強調。

原因は超加工食品(精白穀物・精製糖・精製油・食品添加物含む)・PFAS・農薬・マイクロプラスチック・ダイオキシン・フッ素・電磁波・画面を見ること・ADHDの治療薬・抗うつ薬抗生物質・喘息の薬・ワクチン・GLP-1アゴニストなど陰謀論の典型的標的オンパレード

わるいのは食品と化学と医薬品とメディア企業、そして食事ガイドラインや治療薬を作ってきた科学者。

小児がんは生活習慣のせいではないしGLP-1アゴニストの子供への処方などごく最近の話だろうし日本の食事ガイドラインが「伝統的食生活を勧めUPFを避けるまたは制限するようにしている」と書いてあるけどそんな事実はない。こんな感じの曲解だらけ。

8月には「戦略」を発表する、とのこと。)

 

[USDA]Rollins長官はアメリカを再び健康にするためのTrump大統領のリーダーシップを称賛

Secretary Rollins Applauds President Trump’s Leadership to Make America Healthy Again | Home

May 22, 2025

本日MAHA委員会報告書がホワイトハウスで発表された。

Trump大統領の指示でUSDAは健康的食事とライフスタイル習慣を勧めるためにより一層働く。

Rollins長官とRobert F. Kennedy Jr HHS長官は一緒に合理的なアメリカ人のための食事ガイドラインをつくるために作業しており、まもなく発表される

 

[FDA]FDA と CBPは合同作戦で約3400万ドル相当の違法電子タバコを押収

FDA and CBP Seize Nearly $34 Million Worth of Illegal E-Cigarettes During Joint Operation | FDA

May 22, 2025

今年2月に税関・国境警備局(CBP)とFDAとの合同作戦の一環で、ほとんどが中国からの違法電子タバコの米国への輸送を食い止めた

 

[FDA]FDAは2つの中国第三者検査会社に関する信頼性への懸念に対応

FDA Takes Action to Address Data Integrity Concerns with Two Chinese Third-Party Testing Firms | FDA

May 22, 2025

Mid-Link Technology Testing Co., Ltd. (“Mid-Link”) とSanitation & Environment Technology Institute of Soochow University Ltd. (dba “SDWH”)

(前臨床試験の委託企業。2024年の査察とそれへの対応に関して外国企業には厳しく対応、ということかな?外国の会社に委託したデータを使った医薬品・医療機器は要注意かも)

 

[CDC] MMWR 伝統的Kansa (青銅)と Pital (真鍮)金属食器由来の妊娠女性とその家族の血中鉛濃度の上昇―ニューヨーク市、2024

Elevated Blood Lead Levels in a Pregnant Woman and her Family from Traditional Kansa (Bronze) and Pital (Brass) Metalware — New York City, 2024 | MMWR

Weekly / May 22, 2025 / 74(18);298–301

ネパール産の金属食器使用による鉛暴露の報告

出産前の検査で血中鉛濃度が高いことがわかった無症状28歳女性、家族も濃度が高く、家庭の調査を行った。その結果ネパールで購入した9つの金属食器のうちの4つが参照値超過(写真あり)

(調理用の釜、が最大の暴露源かな?)

 

[COT]妊娠中のジンジャーサプリメント使用の安全性に関する声明

Statement on the Safety of Ginger Supplement Use in Pregnancy

https://cot.food.gov.uk/%20Background%20-%20Statement%20on%20the%20Safety%20of%20Ginger%20Supplement%20Use%20in%20Pregnancy

Last updated: 22 May 2025

Statement on Ginger in the Maternal Diet_Final SO ACCV.pdf

要約

Safety of Ginger Supplement Use in Pregnancy_ Lay Summary_fina Acc v SOl.pdf

食品としてショウガを食べる場合の妊婦や胎児への有害影響は示唆されない。

妊娠初期に高用量のショウガ抽出物を使用することで望ましくない影響がある可能性が幾分か示唆される。重金属やカビ毒の汚染の可能性も排除できない。

現在のNHSの助言、つわりの時にショウガを含む飲食物が症状を緩和するかもしれない、サプリメントを使用する前には薬剤師に相談、を変更すべき根拠はない。

(変な使い方をするなというだけなのに、免疫力アップだのスーパーフードだのと根拠のない効果効能を宣伝する人たちがいるから。ほんとうに効果があったら有害作用もあるだろう、くらいのことは栄養士でも必須の知識にしてほしい)

 

論文

-運動して野菜を食べて:このようなよくある処方は必ずしも心疾患のリスクを減らさない

Exercise and eat your veggies: Privileged prescriptions like these don’t always reduce risk of heart disease | EurekAlert!

22-May-2025

Simon Fraser大学の主導的心疾患研究者が世界中の心臓の健康改善のためのユニバーサル助言に警鐘を鳴らす

心血管系疾患は世界中の主要な死因だが、その80%は中から低所得国でおこっている。しかしながら国際的心臓健康ガイドラインは高所得国の研究に基づき、しばしばCVDの原因を見過ごしている。PUREスタディから。

野菜果物は都市部のほうが入手しやすい、低所得国では農家は自分の育てた農産物を食べることができない

(食事について世界で一律の助言などできるはずもないのに)

 

その他

-フランスのミネラルウォーター問題に関する議会報告書

https://www.senat.fr/fileadmin/cru-1746021083/Structures_temporaires/commissions_d_enquete/CE_Eaux_en_bouteille/Essentiel_CE_Eaux_V_Def_pour_diffusion.pdf

フランス語

Nestléがナチュラルミネラルウォーターやスプリングウォーターには認められない、菌を減らすための処理をしていた件

(安全性に問題はなく消費者を騙した問題とされているが、天然のものが安全だと思い込ませるのは別の意味で消費者の安全性にとって問題だろうに。フランスは「自然」が好きすぎる)

 

-Science

超常現象調査の危険性

The perils of paranormal investigations

Jennifer Golbeck  p. 822

Matthew Hongoltz-Hetling 著「ゴースト研究室The Ghost Lab」の書評

超常現象に夢中になってニューハンプシャーに研究室を作った人たちの物語。

幽霊を探すことを目的としたKitt Research Initiative (KRI)では、正統派の科学の否定と正統派の科学から認められたいという熱望が同時に存在した。最終的にKRIが瓦解したのは超常現象ではなく現実的なリース契約の問題だった。この物語りは個人の体験が科学的事実を上回る米国のポスト真実、反組織のスナップショットでもある

 

-報告書:デジタル時代の栄養デマ

Full report: Nutrition misinformation in the digital age - Rooted Research

May 22, 2025 by The Rooted Team in Publications

インスタグラムでの栄養デマの増加とそのスーパースプレッダーについて報告

フォロワー合計2400万人になる53人のスーパースプレッダーを同定

デマ拡散戦略として恐怖を煽る、楽しさを煽る、あちこちにちりばめる、の3つを同定

RRC Misinformation Report

 

-オーガニック食品はより持続可能?それは複雑

Is Organic Food More Sustainable? It’s Complicated

Thu May 1st, 2025

オーガニック肉は必ずしも環境に良くはない、しかし認証は動物の生活空間が少しだけ多い

(オーガニックの肉はほとんどみたことないけれど世界でもたった1.4%)

 

-スウェーデン人のゲノム編集作物と畜産動物への世論

The public opinion in Sweden on gene-edited crops and farmed animals

The Swedish Gene Technology Advisory Board 2025

ウェブ調査。

約半分はゲノム編集について聞いたことがある、10%は幾分あるいはとてもよく知っている。

大部分は社会のために利益があるゲノム編集作物に対してはポジティブで、EU規制緩和を正しいとみなしている。

動物になると懐疑が増える。

若い人、良く知っている人のほうがよりポジティブ。

 

-牛脂の奇妙な復活

The Curious Comeback of Beef Tallow - Dirt to Dinner

By Hayley Philip May 22, 2025

牛脂が復活している―しかしこのリバイバルは科学的根拠があるのか、あるいはもうひとつの「ナチュラル」のほうがいいという間違いの例なのか?

今日の健康とウェルネスの光景には皮肉が豊富である:かつて公衆衛生のために排除された成分が今や「先祖の智慧」や「ナチュラルな生活」のバナーのもとに復興している。その最新の例の一つが牛脂である。並行して殺菌しないミルクも流行している。

基本

牛脂の復活は栄養のためではなくカルチャームーブメントである。一見ナチュラルそうに聞こえるが、より安全でも賢明でもない。調理油にしたり皮膚に塗る前に、その選択が根拠に基いたものなのか、あ単なる郷愁なのかを自問しよう

(一部のみ。「和牛牛脂」なんて製品があるんだhttps://www.southchicagopacking.com/products/wagyu-beef-tallow  American Wagyu が伝統的でナチュラル、とは。約1kgで5000円くらい?)

 




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