[EFSA]評価等
農薬
・EUで評価中のために保留となっているCodex MRLのリスト
・残留農薬の食事累積リスク評価実施に関係する腎臓への特定影響
・残留農薬の食事累積リスク評価実施に関係する肝臓への特定影響
食品接触物質
[RIVM]EFSAのビスフェノールA TDIについての意見案に関するパブリックコメント募集の政策要約
Policy summary of public consultation regarding EFSA draft opinion on TDI for bisphenol A | RIVM
07-05-2025
2022年3月にEFSAがBPAのHBGVについてパブリックコメントを募集した。この概要にはRIVMとNVWAの意見も含まれる。さらにRIVMがこれまでBPAとその代用品について対応してきたことの概要も提供した。意見はEFSAのウェブサイトに2022年に公開されているが、見つけやすさと周辺の文脈を提供するためにRIVMのウェブサイトでも提供する
[EU]登録- EUHPPライブウェビナー がん死亡率の社会経済的不平等についてのIARCファクトシート発表(23 May 2025, 10.00-11.30 CEST)
6 May 2025
EUCanIneqプロジェクトの成果
(EU域内では旧東側諸国と西側諸国の差が明確に残っている)
[FDA]FDAはCORE 2023年次報告書を発表:FDAの規制対象食品の食中毒アウトブレイクと有害事象調査
May 6, 2025
2023年はCOREは69のインシデントを評価し25に対応し10の助言を発行した
[FDA]FDAは外国製造施設の事前通知なしの査察拡大を発表
FDA Announces Expanded Use of Unannounced Inspections at Foreign Manufacturing Facilities | FDA
May 06, 2025
食品、医薬品、その他のアメリカ人向けの製品を製造する外国施設の事前通知なしの査察を拡大すると発表。
(人数と予算を減らして交通手段の提供を拒否して突然行って断られたりするだろうから査察できる件数自体は減るのでは。)
[FSANZ]食品基準ニュース
FOOD STANDARDS NEWS
May 2025
https://mailchi.mp/foodstandards.gov.au/food-standards-news-2025-may-2695605
・より安全で革新的な食の将来のために世界的関係を構築する
チリのサンチアゴで開催された国際食品機関長フォーラムに参加
・新しい動画:食事暴露評価
・FSANZとヘルスカナダはGM食品評価で協力
等
[FSA]国家食品犯罪ユニット(NFCU)企業向けニュースレター:2025年5月
07-05-2025
・NFCUが有罪判決を確定
・2025/26年度NFCUコントロール戦略更新
優先分野はラム・牛肉・家禽・乳製品の産地や状態の偽装、異物混入や代用、廃棄物の転換、ハチミツ・オリーブオイル・ハーブやスパイス・有機・白身魚の真正性リスク
・回収された犯罪資金はコミュニティを助ける
・ホライゾンスキャン
新しい検査基準、北アイルランドで肉の押収、ターメリックの価格上昇による詐欺リスクの増加、コーヒーの価格
・イタリア農業省との共同研究
[IARC]IARC@60開始–IARCの60周年を祝う年
Launch of IARC@60 – a year of celebration to mark the 60th anniversary of IARC! – IARC
7 May 2025
[HSA]HSA警告: 糖尿病の処方薬が検出されたため“Curalin Advanced Glucose Support”リコール
5 May 2025
伝統ハーブを含むと表示されていた製品をHSAが調べたところグリベンクラミドとメトホルミンが検出された
製品の写真は添付ファイルに
Codex
-世界食品安全デー/ 「何が食品を安全にする?」初のポスターコンペ開始
06/05/2025
-CCMAS44 / Virtual meeting commences | CODEXALIMENTARIUS
06/05/2025
[フィンランド食品局]多くの食品は衛生的でないとリスクとなりうる-フィンランド食品局はキッチンの衛生の重要性を再確認
May 7/2025
#Safe2EatEUキャンペーンの一環
[NASEM]全米科学アカデミー会長Marcia McNuttは6月3日二回目の科学の最先端についての演説を行う
May 5, 2025
[APVMA]更新マイナー使用ガイドライン発表
Updated minor use guidelines published | Australian Pesticides and Veterinary Medicines Authority
5 May 2025
[ODS]予告
出産前ダイエタリーサプリメントについての2025 NIHワークショップ
2025 NIH Workshop on Prenatal Dietary Supplements - 2025 NIH Prenatal Workshop
Monday, June. 30 and Tuesday, July 1, 2025,
[ANSES]あなたのペットに正しい抗寄生虫薬を使う
02/05/2025
ペットをノミやダニや蚊から守るには外用抗寄生虫薬を使うのは良い方法である。しかしその動物用の製品ではないものを使うのは深刻な、時に致死的な影響を与え得る。毎年何十頭ものウサギや猫が他の動物用の製品の使用により有害影響に苦しんでいる。
最もよく報告されているのは犬用のペルメトリンを含む製品を猫に使用した場合。ウサギではフィプロニル製品の使用による中毒。
[WHO]健康の不平等が何十年も寿命を短くしている
Health inequities are shortening lives by decades
6 May 2025
WHOの新しい、健康の社会的決定要因世界報告書は、病気の原因はしばしば健康部門以外の、質の高い住居や教育や仕事がないことに由来することを強調
World Report on Social Determinants of Health Equity
国により寿命の長さの差は33年
論文
-ジャンクフードを考える:画期的カナダの研究が超加工食品と健康の悪さを直接関連させる
7-May-2025
Nutrition and Metabolismに発表されたカナダ成人6000人のデータの解析。UPFを多く食べる人は男性、収入が低い、教育レベルが低い、野菜果物の摂取量が少ない、BMI・ウエスト・血圧・インスリン・トリグリセリドレベルが大きい
(直接の因果関係を示したわけではない。ところでこのペーパーのSupplementary Table 1にUPFかどうかの表がある。
チーズはUPFではないがヨーグルトはUPF、プロセスチーズはUPF、全粒粉パンはUPFではないが白パンはUPF。パスタはUPFではない。ミルクはフレーバー付きであっても代用品でもUPFではないが100%ジュースはUPF、とか全然理屈がわからない。こういうものを科学だと称する人たちがわからない)
-有機農産物摂取の動機と障害の文化による違い:逸話的レビュー
Souzan Zidan et al.,Front. Sustain. Food Syst.Sec. Nutrition and Sustainable Diets
Volume 9 - 2025 | doi: 10.3389/fsufs.2025.1493325
有機農産物購入の駆動要因は健康と環境への懸念ではあるが、その障害は主に値段と入手可能性、そして認証や表示システムへの不信
その他
-RFK Jrはプラセボ、生命医学研究、倫理を理解していない
RFK Jr doesn’t understand placebos, biomedical research, or ethics.
Dr. Andrea Love May 08, 2025
FDAの認可したワクチンがプラセボ対照試験される。RFK Jrは非倫理的で違法で危険な政策を推進
RFK Jrが全てのワクチンに認可前にプラセボ対照試験を要求すると先週指示した。現在ワクチンがない病気のワクチンだけではなく、既にワクチンが存在するものの更新についても、である。それは既存の法や規制に違反するだけではなく、非倫理的である
以下長い説明
-SMC UK
超加工食品とパーキンソン病の初期兆候を調べた研究への専門家の反応
May 7, 2025
Neurologyに発表された研究がUPFとパーキンソン病の兆候を調べた
Parkinson’s UKの研究部長Katherine Fletcher博士
食事の研究は自己申告がしばしば不正確なため一般的に困難である。またこの研究集団は人種や社会経済的多様性を欠く。
長期の大規模研究であることは強みであるが結論を出すにはより広範な研究が必要である
Loughborough大学心理学教授Eef Hogervorst教授
アウトカムの用語「パーキンソン病の初期兆候」はやや誤解を招く用語で、ここでみられた便秘や身体の痛みなどは加齢に伴ってよく見られるもので必ずしもパーキンソン病を示すものではない。
UPFに関しては、質問票で評価した食品摂取の30%は合意できず、それらを専門家が再評価したもののUPFかどうかをどう分類して合意したのかは明確ではない。
ビーフ、ポーク、ラム、チキンあるいはターキーサンドイッチ(全て加工肉);クリーム;パンケーキ;パイ;ポップコーン;ポテトチップやコーンチップ;豆乳;トマトソース、蒸留酒やコーヒー乳飲料がUPFでないと分類されているのは奇妙である。
King’s College London IPPN、神経専門名誉相談医、神経科学臨床上級講師Daniel J van Wamelen博士
これは興味深い研究だが検討した症状は病気の決定的指標ではなく、パーキンソン病と診断されたかどうかを追跡していないなどパーキンソン病との関連は注意が必要である。
-インド初のゲノム編集稲品種は収量を20-30%あげて水の使用量を減らす、: Shivraj Singh Chouhan農業大臣
By Ashish Pandey May 05, 2025,
インド農業研究評議会が開発したDRR Dhan 100 (Kamala) と Pusa DST Rice 1
-関税からF2Fまで:保護主義が世界の農業を脅かしている, Jon Entine(インタビュー)
From tariffs to F2F: protectionism is threatening global agriculture, Jon Entine (interview)
By European Scientist - 02.05.2025
European ScientistによるGenetic Literacy Project(GLP) 運営者のJon Entineへのインタビュー
これまでGLPはバイオテクノロジーがメインだったがこの夏「科学リテラシープロジェクト」と変更予定。
トランプ政権の通商政策は混沌としていて予測不可能。Brooke Rollins農務大臣は以前は自由市場保守派だったが今は関税を擁護していて矛盾している。政権の無謀なアプローチは、米国とその農業部門に対する世界的な信頼を長期的に損なうリスクがある
欧州のF2Fは収量を減らし、EUを食品輸出国から輸入国に変える可能性があり、結果的にブラジルのような場所での森林伐採の増加など、劇的で不幸な環境影響をもたらすだろう。
またフランスが大々的に推進しているニュートリスコアは科学的基準ではなく感情的な基準に基づいて食品を健康的または不健康的とレッテルを張るものでフランス中心主義の偏見を反映する。
アメリカのトランプ2.0による厳しい試練と、欧州での何十年もわたる予防原則のようなイデオロギー的障壁による研究と革新の阻害と、政治的分断による反科学感情の高まりが世界の科学にとって不安な時期となっている。科学にとっては恐ろしい時代である
-シードオイル(種子油)とジャンクサイエンス(ガラクタ科学)
Seed Oils and Junk Science | American Council on Science and Health
By Katie Suleta, DHSc, MPH — May 06, 2025
RFKJr.と彼のMAHAがシードオイルを悪魔化している。シードオイルの話はMAHA以前からあったが、復活して支持者が増加している。
シードオイルは有毒で、炎症や慢性疾患の原因であり、健康にとって危険だという話が勢いを増している。種子油だけが悪者扱いされているわけではないが、現在MAHAとトランプ政権の焦点になっている。AP通信は以下のように報道した。
「RFKJr.はアメリカ人が種子油によって知らず知らずのうちに毒されていると述べ、ファストフード店に対して揚げ油には代わりに牛脂やその他の動物脂肪を使うことに戻すように呼び掛けている。種子油は科学的根拠の統合から利益を得られる良い例だ- Marty Markary、FDA長官」
以下栄養研究の難しさと種子油が悪いと主張する論文の問題点。
筆頭著者がJoseph MercolaのNutrientsのレビュー
-FDA以前の食品はどんなものだった?
What was food like before the FDA? | Popular Science
By Lauren Leffer Published May 1, 2025
ホルムアルデヒド、レンガの粉、鉛、ホウ砂が食料品中の地雷だった
我々は過去を美化する傾向がある。あなたの曽祖父母が子供のころには農場の新鮮な農産物や純粋な穀物、手の入らない肉や乳製品を食べていたと思うかもしれないが、それは現実ではない。1906年以前、米国に連邦食品安全規制はなく、地元の食料品店はラベルのない添加物・試験されていない化学物質・食品ではない増量品を含む食品を売っていた。1800年代半ばの食料システムの工業化と、食品販売を規制する法律のギャップの中で、労働者階級のアメリカ人は何十年もの間ほとんどがらくたのようなものを食べて過ごしていた、と2019年に出版された『The Poison Squad』でピュリッツァー賞を受賞した科学ジャーナリストのDeborah Blumが書いている。
FDAが膨大な人員削減に直面する中、この過去から何を学ぶ?
-食品安全の将来はどうなる?
What Does the Future of Food Safety Look Like? | MedPage Today
by Peter Lurie, MD, MPH May 2, 2025(CSPIリーダー)
Trump政権のFDAでの行動は懸念原因
今後の予想として、国民の信頼はさらに低下し食中毒アウトブレイクや病気が増加する可能性に直面