[FSA]4人の男性と1企業が、ヒト消費に適さない肉をヒトフードチェーンに戻したとして有罪判決
3 April 2025
Southwark評議会とFSAの全国食品犯罪ユニット(NFCU)による調査で、Mark Hooper, Azar Irshad, Ali Afzalの3人とFears Animal Byproducts社が有罪
Southwarkの警察官が、ロンドンの違法な食肉カット工場で、丸鶏やカット鶏、子羊の睾丸、ビーフバーガーなど、カテゴリー3の動物副産物1.9トンがヒト用食品として販売するために加工されているのを発見したことに始まった複雑な捜査の根拠が裁判で提示された。
NFCUの調査で、動物の副産物は合法的な食品事業者からペットフードの製造または安全な廃棄のためにSomersetのFears Animal Byproducts社に送られたことを確認した。
一旦動物副産物に分類された肉は、食品安全上の理由からヒト用食品に戻すことはできない。
[EU]パブリックコメント募集 ヒドロキシアパタイト(ナノ)―提出IV
SCCS - Scientific Opinion on Hydroxyapatite (nano) - Submission IV - European Commission
3 April 2025
2025年5月30日まで
練り歯磨きに最大29.5%まで、マウスウォッシュには10%までの使用は安全と考える。
頬粘膜細胞モデルで高濃度を使っても変異原性、細胞毒性、炎症誘発性がみられなかったため
針状粒子にはあてはまらない
[EFSA]Safe2Eat 2025キャンペーン:EUの食品安全への消費者の信頼を強化する
Safe2Eat 2025 campaign: boosting consumer confidence in EU food safety | EFSA
2 April 2025
5年目で23か国に拡大
[EFSA]意見等
健康強調表示
クランベリー由来粉末の下部尿路感染防御。ヒト介入試験2つ、一つは6か月にわたる、が提出されたが根拠不十分。
飼料添加物
[FSSAI]「食品用包装材」に関するポイントを査察チェックリストの「食品安全にとって重要」に再分類
Reclassification of point related to ‘Food grade Packaging material’ as ‘critical to food safety’ under inspection checklist [Updated on:03-04-2025]
査察チェックリストの食品包装材がこれまで食品安全にとって「重要でない」だったのを「重要」に分類変更
(今まで重要でなかったことに驚く。)
[ODS]ダイエタリーサプリメントとライフステージ:妊娠―専門家向けファクトシート
Dietary Supplements and Life Stages: Pregnancy - Health Professional Fact Sheet
Updated: April 3, 2025
ほぼ栄養助言。
妊娠によるビタミンやミネラルの必要性が増えることに対応するというサプリメントは多数あるが摂取すべきものや量や品質に基準がない。必要のないハーブや鉛のような汚染物質が含まれる製品もあるため選択は難しい。
つわりなどに植物成分が宣伝されているがほとんど根拠はない。安全上の懸念があるため注意。
[ODS]ニュースレター
Introducing ODS Digest: News & Insights
April 3, 2025
(コミュニケーションを統一するために、独自のソーシャルメディアアカウントを停止すると書いてある。NIHに一元化NIH on Social Media | National Institutes of Health (NIH) 言論統制?)
[WHO]出版物 学校における抗菌剤耐性予防と教育:教育方針作成者と教育者のための概要
2 April 2025
論文
-健康的栄養と運動ライフスタイルの選択ががんサバイバーのがんによる死亡率を下げる、新しいACSの研究が発見
Healthy nutrition and physical lifestyle choi | EurekAlert!
3-Apr-2025
2022年に米国がん学会(ACS)はがんサバイバーのための栄養と運動ガイドラインを更新し、肥満を避け、活動的で、健康的食事をし、飲酒しないよう勧めた。新しい研究はこのガイドラインに従うことで米国の喫煙していない肥満関連がん患者の死亡率が下がることと関連することを示した。JNCI
平均年齢67.6才の3742人のがんサバイバーのフォローアップ中央値15.6年で2430人の死亡があった。
-Mass General Brighamの研究者らが脳卒中、認知症、高齢者の鬱に共通の17の変更可能なリスク要因を明らかにする
Mass General Brigham researchers reveal 17 mo | EurekAlert!
3-Apr-2025
Journal of Neurology, Neurosurgery, and Psychiatryに発表された系統的レビュー。
加齢に伴う脳の病気に共通する17のリスク要因には、血圧、腎疾患、空腹時血糖、総コレステロール、飲酒、食事、難聴、痛み、運動、人生の目標、睡眠、喫煙、社会参加、ストレスなどがある。最も影響が大きいのは高血圧と重症腎疾患
-西洋食は炎症をおこし、伝統的アフリカ食は守る
Western diet causes inflammation, traditional | EurekAlert!
3-Apr-2025
タンザニアの研究が免疫系への食事の大きな影響を示す
たった二週間の伝統的アフリカ食から栄養食への変更が炎症をおこし病原体への免疫反応を減らす。Nature Medicine
タンザニアの健康な男性77人のRCT。都市部と田舎の両方の住人が参加。伝統的にアフリカ食を食べていた人を西洋食に変更し、西洋食の人をアフリカ食に変更。さらに三番目のグループは毎日発酵バナナ飲料を飲む。対照群は10人で通常通りの食事。
(「西洋食」が「ソーセージと白パンとジャム」「フレンチフライとフライドチキンにマヨネーズとケチャップをかけたもの」といった偏ったもので野菜や果物がない。「西洋」を貶めたいだけに見える。)
-高脂肪食は動物モデルでがん転移を促進する
High-fat diet promote breast cancer metastasi | EurekAlert!
2-Apr-2025
Nature Communicationsに発表されたスペイン国立がん研究センターの、マウスでの研究
高脂肪食をマウスのがん細胞は血小板を纏って転移する
-中国高齢者の菜食と健康的加齢:前向き研究
Vegetarian diet and healthy aging among Chinese older adults: a prospective study | npj Aging
Jigeer, G. et al., npj Aging 11, 25 (2025).
中国長期健康長寿調査2888人のデータ。食事パターンとして完全菜食、オボベジタリアン、ペスコベジタリアン、雑食に分類。フォローアップ期間の中央値は6年。雑食に比べてベジタリアンは健康的加齢達成の可能性が低かった。さらにベジタリアンの健康影響は食事の質に依存する可能性がある。この知見は健康な高齢者には動物由来食品をほどほどに含めることが良いだろうことを強調する。
その他
-Science Volume 388|Issue 6742|4 Apr 2025
エディトリアル
長期研究を止めるな
Don’t quit the long game
Stefan Raff-Heinen and Fiona E. Murray
アメリカ政府の資金カットによってこれまでの、将来への投資のための研究を止めないように呼び掛ける
ニュースを一目で
News at a glance
・アフリカのがんデータベースデビュー
ガーナでロシュからの支援で
・判事がFDAの実験室検査を阻止
テキサス連邦地方裁判所がFDAの定めた実験的医療機器に関する規則を破棄。特定の研究室が患者の診断や治療目的で開発した検査などが妥当性評価をされずに全国に販売されていることがあり、FDAはそれらを医療機器として規制する規則を作った。それを開発者らが革新を阻害すると訴えていた。裁判所はFDAに規制の権限がないと判断した。
注目フレーズはFDAの前生物製剤評価研究センター長Peter Marksの辞任文書から
「Robert F. Kennedy Jr.長官の望みは彼の誤情報とデマを確認することであることが明らかになった」
(ワクチンの安全性レビューに関して。つまりワクチンが自閉症の原因だという報告書を書くのが次のセンター長の仕事ということかな)
-Natureニュース
論文工場の標的になった雑誌は何年も経った今もその余波と格闘している
Journal targeted by paper mill still grappling with the aftermath years later
By Miryam Naddaf 03 April 2025
詐欺被害に遭った出版社がこの問題に取り組むと約束した後でも、何十もの問題のある論文が文献として残っている
2010年から2023年の間にオープンアクセスジャーナルBioengineeredに掲載されたげっ歯類での少なくとも226の研究には、操作または複製された画像が含まれていると、3月28日にarXivプレプリントサーバーに投稿された分析は述べる。これらのほとんどは取り下げられていない。
Bioengineeredとその出版社であるTaylor & Francisは2021年初頭から論文工場からの論文を疑うようになったと2023年に書いている。これを受けてより厳密なポリシーを導入したと言っているが、遅すぎるとプレプリントの著者は言う
不信な活動
2010年の創刊から2019年まで、Bioengineeredは年間約70本の論文を発表した。これが2020年には131本に増え、2021年と2022年には年間1,000本以上に急増した
(疑わしいなんてレベルではないのに出版してしまうんだ・・)
-ScienceAlertがイエロージャーナリズムに転落
ScienceAlert’s Decline into Yellow Journalism
David Zaruk Apr 04, 2025
ノー、チューインガムはあなたを害しないだろう・・・しかし質の悪い科学報道は害を与えるだろう
ScienceAlertのチューインガムに含まれるマイクロプラスチックについての警鐘報道について。
論文になっていない、査読されていない、たった一人の被験者での研究を、不適切な写真と内容で報道したことを指摘。