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2025-04-01

[IAEA]最新IAEA報告書は日本のALPS処理水放出は国際安全基準に合致し続けていることを確認

Latest IAEA Reports Confirm Japan's ALPS Treated Water Release Continues to Meet International Safety Standards | IAEA

24 Mar 2025

IAEAタスクフォースが2023年8月の放出開始以降3回目の報告書を発表。

同時に本日は2つの実験室間比較報告書も発表した。中国、韓国、カナダ、オーストリア、モロッコのラボでの分析結果から、日本の報告の正確さと熟練度の高さが確認された

 

[IAEA]放射性ガラス

This Glass is Radioactive

26 March 2025

動画。19世紀につくられたウランを含むガラス器具。紫外線で光る。

 

[FSANZ]食品基準通知

Notification Circular - 335-25 | Food Standards Australia New Zealand

31 March 2025

意見募集

・卵の食品安全性と一次生産要件

2025年5月12日まで

 

[FSA]FSAは新しいイノベーションハブに140万ポンドの資金提供を発表

FSA announces £1.4 million funding for launch of new innovation hub | Food Standards Agency

28 March 2025

新しい資金提供の焦点は精密発酵

革新的製品のリスク評価を、食品安全を損なうことなくより迅速に行うために追加の資金を歓迎する

 

[FDA]国家魚介類衛生計画(NSSP)100周年

National Shellfish Sanitation Program (NSSP) Centennial | FDA

03/25/2025

1924年の、汚染された牡蠣が原因の腸チフスアウトブレイクをきっかけに設立されたNSSPが100年を迎えた

 

[EFSA]意見等

酵素

Safety evaluation of an extension of use of the food enzyme endo‐1,4‐β‐xylanase from the genetically modified Aspergillus niger strain XEA

 

[HK]CFSは2月の食品安全報告を発表

Press Release - CFS announces food safety report for February

31 Mar 2025

微生物検査のために約1000、化学検査のために約3200の食品を集めた。不合格だったのはクズ、冷凍蛇肉(金属汚染物質)、生鮮牛肉(二酸化硫黄)の3件

 

[HSA ]警告:4製品に強力なあるいは禁止された成分; 3人の消費者が有害影響をうけ1人は入院して緊急手術

HSA Alert: Four Products Found With Potent Or Banned Ingredients; Three Consumers Experienced Adverse Effects With One Hospitalised For Emergency Surgery

25 Mar 2025

ステロイドシブトラミン、下剤を含む4製品に警告

製品の写真はPDFに

緊急手術はステロイドピロキシカムを含む製品を毎日約2年使用していた50代男性の胃潰瘍穿孔。クッシング症候群にもなっている。

 

[Medsafe]安全性情報 アーユルベーダ医薬品更新

Ayurvedic medicines update

1 April 2025

2024年3月にニュージーランドでアーユルベーダ医薬品を使用した人の鉛中毒について警告した。その後Medsafeは国の公衆衛生サービスと協力してニュージーランドで販売されているアーユルベーダ製品の検査を行い、一部製品に高濃度のヒ素、水銀、鉛が含まれ健康に有害である可能性があることがわかった。Medsafeはこうした製品を市場から排除するために働いている。

以下消費者向けおよび専門家向け助言と問題のある製品の写真。

ミュージーランドでは認可されたアーユルベーダ医薬品は存在しない。

 

[Codex]プレスリリース

-CCFA55 /妥協、協力、友情の精神が生産的セッションを支える

CCFA55 / Spirit of compromise, collaboration and friendship buoys a productive session | CODEXALIMENTARIUS

28/03/2025

CCFA55閉幕

 

-世界食品安全の日/準備セミナーに備えよ!

World Food Safety Day / Get ready for the “Get ready” webinar! | CODEXALIMENTARIUS

31/03/2025

4月7日にウェビナー

 

[フィンランド食品局]あなたは衛生パスポートが必要?新しいモデルテストで練習

Do you need a Hygiene Passport – practice with new model test questions - Finnish Food Authority

March 26/2025

英語バージョン

Electronic model test - Finnish Food Authority

40問で34以上正解だと合格。

 

[WTO]加盟国はSPS合意第6回レビューを採択、通知記録を報告

WTO | 2025 News items - Members conclude Sixth Review of SPS Agreement, note record notifications

20 March 2025

2024年のSPS通知の報告書

ANNUAL OVERVIEW – IMPLEMENTATION OF SPS TRANSPARENCY PROVISIONS AND SPECIFIC TRADE CONCERNS

https://docs.wto.org/dol2fe/Pages/SS/directdoc.aspx?filename=Q:/G/SPS/GEN204R25.pdf&Open=True

70か国から2147件の通知。途上国からの通知が過去最高

定期通知の66%が食品安全、緊急通知の93%は動物の健康関連

specific trade concerns (STCs)は80件、新しいものが23。41 STCsは解決と報告。

 

[APVMA]動物用医薬品規制ニュースレター2025年3月

Veterinary Medicines Regulatory Newsletter, March 2025 | Australian Pesticides and Veterinary Medicines Authority

28 March 2025

新登録製品や登録抹消製品、2025-30戦略計画への意見募集、GMP査察方法更新、ここ半年で532の未登録製品をオンライン店舗から排除した、など

論文

-カナダのブリティッシュコロンビアオンタリオでの別々のAconitum(トリカブト)中毒からの教訓

Learnings from Separate Aconitum Poisonings in British Columbia and Ontario, Canada in 2022

Lorraine McIntyre et al.,

Toxins 2025, 17(3), 125; https://doi.org/10.3390/toxins17030125

2022年にカナダで3件のアコニチン中毒イベントが発生した。サンドジンジャー(ガランガル)摂取に関連する14症例で、そのうち2例はアジアンヘルスフードストアで購入、11例はレストランでの調理にガランガルKaempferia galangaパウダースパイス( KGP)が使われていたもの、1例は KGPを購入して。製品を追跡すると中国産で、アコニチン濃度は1304-5500ppmで、のちにトリカブトがKSPと誤表示されていたことがわかった。

スパイスの植物DNAタイピングによってどのスパイスにもKGPは含まれておらず、他の15種の植物が検出されている。

 

McGill OSS

-アルコールの棚の骸骨は、全ての人が飲酒する前によく考えるべきことを示す

Skeletons in the Alcohol Cabinet Should Make Everyone Think Twice About Drinking | Office for Science and Society - McGill University

Joe Schwarcz PhD | 28 Mar 2025

心臓の健康にベネフィットがあるという評判はあるものの、アルコールは発がん性で、真に安全な飲酒量は存在しない

「なにごともほどほどに」は人気のスローガンであり、ポテトチップスやアイスクリームを食べたりワインを飲むときの言い訳にする。問題はワインである。アルコールは発がん性があるが、多くの研究で全く飲酒しない人より1日10g程度の飲酒をする人のほうが心血管系疾患リスクが低いことが報告されてワインを飲むことを正当化している。しかし科学にはよくあることだが、データを精査すると別の絵が浮かび上がる。

アルコールが発がん物質であることは明白で、アルコールのベネフィットがあったとしてもリスクのほうが上まわるだろう。

メディアが「アルコールに安全な量はない」とこれだけ報道しているのに、私のクラスの学部学生でアルコールに発がん性があることを知っている人が少ないことに驚く。本当に知らないのだ。でもこれを読んだあなたは知っている。

(添加物が健康に悪いと主張して酒飲んでる人、結構いるのはどこも同じ)

 

-犬をおとなしくさせる餌:犬用朝食の根拠

Calming Chews for Dogs: A Dog’s Breakfast of Evidence | Office for Science and Society - McGill University

Jonathan Jarry M.Sc. | 28 Mar 2025

ヒト用ダイエタリーサプリメントの多くは標準以下の科学に基づく。次はワンワンの番

最近犬を落ち着かせるチュー(犬に噛ませるもの)が大流行している。

以下その根拠とされる研究の解説。最大手のピュリナの研究ですら根拠は薄弱。最もよさそうな根拠はピュリナの主催した会議録で論文になっていない。CBDはペット用には認められていない、等。米国ではRFK.Jrが疑似科学と実験段階の治療法を認める意思を表明している以上、今後米国政府に健康に関する助言を求めるつもりはない。

重要メッセージ

・犬用の心を落ち着かせるチューは、犬の不安を和らげるのに役立つと主張されているサプリメントである

メラトニン、カンナビジオール、カモミールなどの長いリストから多くの成分が含まれている可能性があり、「ナチュラル」として販売されているため、不当な健康ハローがついている

・科学的証拠の貧弱さから、効果があるかどうかは不明。 また、サプリメントは医薬品ほど厳しく規制されていないため、有害物質の汚染や不純物混入の可能性があることに留意

(最近リコールがあったばかり)

 

-ねばねばする(厄介な)話

A Sticky Story | Office for Science and Society - McGill University

Joe Schwarcz PhD | 26 Mar 2025

切手の糊を心配する必要はないが、付け爪用の糊は厄介な状況を招く可能性がある

1995年のSeinfeld(テレビドラマシリーズ)はGeorgeのフィアンセの死亡で終わった。かわいそうなSusanは、結婚式の招待状に最も安い封筒を買って、それを舐めて死んだ。この話は接着剤が有毒であることを示唆するようだが、実際の出来事に基づいているか?あまり。封筒や切手に使われる糊には厳しい安全基準がある。接着剤に問題があるとしたらアレルギー反応だろう。付け爪用の接着剤のシアノアクリレートへのアレルギーは報告がある。またネイル関連ではリムーバーのアセトニトリルを子供が誤飲して死亡した事故がある。

 

-動画

ライオンのように食べる?

Cup o'Joe-Eat like a lion?

2025/03/27

ポッドキャスターJoe Rogan や反ビーガン活動家Shawn Bakerらが提唱している肉だけ食について

 

減量に緑茶?

Show and Tell-Green Tea for Weight Loss?

2025/03/29

緑茶ポリフェノールにあらゆる効果が宣伝されているが、サプリメントの摂取量では効果はないだろう。緑茶を飲むことには問題はなく、ソフトドリンクの代わりならなお良いだろう。

 

その他

-Belle Gibsonスキャンダル:ウェルネスインフルエンサーのデマが如何にして公衆衛生を危機にさらしたか

The Belle Gibson Scandal: How Wellness Misinformation Endangers Public Health | Opinion | Foodfacts.org

Published:March 28, 2025

Netflix で「リンゴ酢Apple Cider Vinegar」が公開されてからBelle Gibsonの物語が再び見出しになるようになった。彼女がソーシャルメディアで嘘をついていたことを白状してから約10年である。「世界を騙した女性」として有名なBelle Gibsonの事例は。健康デマの大きな影響とウェルネスインフルエンサーの背景がどれだけ精査されていないかの象徴的事例である。知らない人のために、概要を記す。

 

-コンシューマーラボ

緑茶レビュー:ティーバッグ、抹茶、サプリメント

Green Tea Review: Tea Bags, Matcha, & Supplements & Top Picks - ConsumerLab.com

Updated March 27, 2025

重金属、フッ素に加えてティーバッグ由来のマイクロプラスチック関連の記事が追加されている

 

-Zoeフードアプリが消費者を宥めるためにUPFヘルススケールを発表

Zoe food app launches UPF health scale to calm consumers

By Nicholas Robinson  31-Mar-2025

既存のNOVA分類と、現在Novo Nordisk財団の資金提供によって研究中のバリエーションをスクラップしようとする新しい「Food Risk Scale」が今月英国議会でプレゼンされた。Zoeの分類は「全てのUPFが同じように健康に悪いわけではない」として加工食品を4つのカテゴリーに分類する;リスクがない、リスクが低い、中程度のリスク、リスクが高い。分類は食品のエネルギーと、成分が「ナチュラル」か「人工」か、「とても美味しい」かに基づく。その結果無塩バターとダークチョコレートが「ノーリスク」、スライスした白いパンが「ハイリスク」になっている。

(迷走甚だしい)

 

-Food Safety Jeopardized by Onslaught of Funding and Staff Cuts - The New York Times

Christina Jewett | 2025/03/19

FDAにおける政府のクレジットカードの凍結は職員が小売店から検査のための食品を購入することを阻害する。予算の3400万ドルの削減は汚染食品検出のための職員数を減らす。

農務省では最近病原性細菌を研究する委員会が廃止された。こうしたことは食品安全上の懸念となるだろう。アウトブレイクは増加するか、あるいは検出されなくなり、予防ではなく死んだあるいは既に病気になった人への対策だけになるだろう。

 

-歯科医は少なくフッ素が四面楚歌で、アメリカの地方は虫歯が増えるだろう

With few dentists and fluoride under siege, rural America risks new surge of tooth decay - MM+M - Medical Marketing and Media

Brett Kelman, KFF Health News March 28, 2025

最近何十ものコミュニティがフッ素添加を止めることを決め、フロリダとテキサスの州当局も同じことを求めている。水道水へのフッ素添加を禁止するのはユタ州が最初の州になるだろう。それとは別にMedicaidへの資金削減が歯科医療を減らすだろう。歯科医の少ない地域とフッ素添加をしない地域が重なっている。

(これはRFK.Jrが後押しした面はあるけれどEPAと裁判所のどちらかというと左派のせい)

 

-Robert F. Kennedy Jr.は肥満の原因がシードオイルだと非難する。研究が示すことは?

Robert F. Kennedy Jr. blames seed oils for obesity. What does research show?

Nina Kristiansen  27 March 2025

ノルウェー保健長官は米国HHS長官の示唆するものは少なくするよう勧める

ノルウェー保健長官は飽和脂肪を食べる量を減らしたい。

米国HHS長官はその反対のキャンペーンを開始した。RFK.Jrは米国のレストランに揚げ油に牛脂を使うよう言う。それが「アメリカを再び健康にする」と彼はインスタグラムに書いた。Foxニュースでのインタビューでも動物脂肪のほうが植物油より健康的だと言う。そして種子油がアメリカの肥満の原因だという。Kennedyは種子油が「加工」されているから疑わしいという。動物脂肪も加工されている

(一部のみ、もとはノルウェー語の記事)

 

-規制担当者が勇敢にも科学のために立ち上がるとき

When Regulators Bravely Stand Up for Science

David Zaruk Mar 30, 2025

Peter Marksの辞任文書はRFK Jr下のFDAの混沌を示す

昨日FDAの生物製剤評価研究センター長Peter Marksが辞任させられた。彼が自主的に辞任しなかったらRFK Jrによって解雇されていた。彼がFDA長官代理のSara Brennerにあてた辞表の中でMarksはRFK Jrは「無責任で、公衆衛生に有害で、我が国の健康、安全、安全保障に対する明らかな危険」と書いている。

彼の辞表は多くのサイトに掲載されていたが削除されたようなのでここpeter-marks-letter.pdfにコピーを掲載し分析する。

 

-SMC UK

4:3間欠断食とカロリー制限の減量への影響を調べた研究への専門家の反応

expert reaction to study looking at the effect of 4:3 intermittent fasting versus calorie restriction on weight loss | Science Media Centre

March 31, 2025

Annals of Internal Medicineに発表された研究が減量に与える4:3間欠断食の影響を調べた

Cambridge大学代謝研究ラボ主任研究者でヒト栄養主任Maria Chondronikola博士

Surrey大学栄養准教授Adam Collins博士

プレスリリースは文脈を説明していない

どんなダイエット法でも6-12か月以上続けることが課題で、4:3間欠断食は全体的なカロリー制限目標に近かった。現実世界で毎日のカロリー制限より成績が良いことが支持された。

(このへんは生理学というより心理学の領域。カロリー制限すれば体重が減るのは間違いなく、問題は人間の行動)




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