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2025-03-07

[FSANZ]リンゴジュースとその他リンゴ製品の金属調

Survey of Metals in Apple Juice and Other Apple Products | Food Standards Australia New Zealand

4 March 2025

2023年、FSANZは2021年と2022年にパツリン調査のために集めた検体で各種金属汚染物質の測定を行った。

測定したのは総ヒ素カドミウム、鉛、水銀。ヒ素が検出された場合には無機ヒ素を再検査した。

82%からは検出可能なものはなかった。71検体中12検体から鉛、2検体から総ヒ素が検出された。缶詰リンゴ2検体からは錫が検出された。無機ヒ素カドミウム、水銀は全て検出されなかった。

検出された金属濃度は全て食品基準あるいは国際基準の最大量以下だった。従って公衆衛生や消費者への安全上の懸念はない

 

[ANSES]ガルシニアカンボジアを含む食品サプリメントは摂取しないように

Do not consume food supplements containing Garcinia cambogia | Anses - Agence nationale de sécurité sanitaire de l’alimentation, de l’environnement et du travail

05/03/2025

ガルシニアカンボジアは医薬品としては禁止されているにもかかわらず食品サプリメントとして販売され続けている。摂取するとこれまで病歴のない人でも、重症有害影響、特に急性肝炎の可能性がある。こうした兆候の全体的解析の結果、ANSESはこの植物を含む食品サプリメントを摂取しないよう強く警告する

ANSESはニュートリビジランスへの劇症肝炎での死亡例と他のいくつかの重症影響の報告を受けて、ガルシニアカンボジアを含む食品サプリメントの有害事象をレビューした。

またフランスではガルシニアカンボジアを含む医薬品の処方は2012年から禁止されていて、高価はなく患者に健康リスクとなる。

ガルシニアカンボジアは痩せると宣伝されているがその効果はヒドロキシクエン酸(HCA)によるとされる。EFSAは現在HCAのリスクを評価している。その結果によってはガルシニアカンボジアを含む、HCAを含むものの制限または禁止につながる可能性がある。

 

[FDA]FDAヒト食品担当副長官

Kyle Diamantas | FDA

02/24/2025

他の幹部

FDA Leadership Profiles | FDA

 

[EU]SCCS

2025年2月17日の方法論に関するワーキンググループ会合の議事録

Minutes of the Working Group meeting on Methodologies of 17 February 2025

https://health.ec.europa.eu/document/download/3c9d7081-ffad-4c53-8b75-debedfb1d32e_en?filename=sccs2022_miwg_071.pdf

・発達生殖毒性のリスク評価に動物を使わない方法の進捗状況について外部専門家を招待してプレゼンが行われた。

参考文献として以下が挙げられている

Advancing systemic toxicity risk assessment: Evaluation of a NAM-based toolbox approach | Toxicological Sciences | Oxford Academic

Sophie Cable et al., Toxicological Sciences, Volume 204, Issue 1, March 2025, Pages 79–95,

・グループ分けとリードアクロスにオミクスを使用することについて

 

[EFSA]意見等

栄養

Nutritional safety and suitability of a specific protein hydrolysate derived from sources of skimmed cow's milk and whey protein concentrates and used in infant and follow‐on formula manufactured from hydrolysed protein by Healthcare Reckitt B.V.

 

薬剤耐性

​​Bacteria resistant to key antimicrobials still routinely found in humans and animals​ | EFSA

The European Union summary report on antimicrobial resistance in zoonotic and indicator bacteria from humans, animals and food in 2022–2023

 

[HK]電子ニュース

E-News

6 Mar 2025

1)「全ての人に安全な食品を:食品安全5つの鍵―家庭での食品安全助言」公開会議とワークショップ2025

https://www.cfs.gov.hk/english/whatsnew/whatsnew_act/whatsnew_act_Public_Talk_and_Workshop_2025.html

2)2025年1月食品安全報告

https://www.cfs.gov.hk/english/multimedia/multimedia_pub/files/Precut%20Fruits_A5_eng.pdf

3)カット済み果物と生鮮野菜果物ジュース―事業者向け食品安全ガイドライン

https://www.cfs.gov.hk/english/multimedia/multimedia_pub/files/Precut%20Fruits_A5_eng.pdf

4)食品安全焦点2025年2月号

https://www.cfs.gov.hk/english/multimedia/multimedia_pub/multimedia_pub_fsf.html

5)移動展示

 

SMC UK

JAMA Internal Medicineに発表されたバターか植物油と死亡率を調べた研究への専門家の反応

expert reaction to study looking at butter or vegetable oils and mortality, as published in JAMA Internal Medicine | Science Media Centre

March 6, 2025

JAMA Internal Medicineに発表されたバター摂取、植物油摂取と全原因での死亡、がんと心血管系疾患による死亡を調べた研究に科学者がコメント

King’s College London栄養科学教授Sarah Berry教授

この研究はバターの摂取量の多いことががんと総死亡率増加に関連し、一方植物油は全死亡と心血管系およびがんによる死亡リスクの低さと関連することを示した。

この研究はとてもタイムリーで、現在ソーシャルメディアにはバターのほうが健康的で種子油は健康に悪いと宣伝するインフルエンサーが溢れている。この大規模長期研究が示すのは逆である。著者らは種子油摂取が健康の改善に関連し、バターは美味しいけれど時々食べるべきというさらなる根拠を作った。

健全な世界では、この研究によってバターの宣伝や反種子油集団は鳴りを潜めるだろうが、私は栄養に関するナンセンスがなくなることはないと確信する。

脳卒中協会研究部長Louise Flanagan博士

バターから植物油に切り替えるという提案は、多くの人々にとって可能である。しかし、脳卒中を含む心血管疾患による死亡リスクの低下と関連していたのはオリーブオイルだけである。オリーブオイルは通常、菜種などの他のオイルよりも高価で、その潜在的な健康上のメリットは一部の人にとっては経済的に手が届かない可能性がある。

この研究では、バターと植物油の両方を食べることが健康リスクの観点から何を意味するかは検討していない。普通は多くの人がそうである可能性が高いため、将来の研究では検討されるべきだろう。

Reading大学栄養科学教授Parveen Yaqoob教授

飽和脂肪、特にバターやラードなどの動物性脂肪を多く含む食事と死亡率の高さとの関連は、何十年も議論されてきた。

この最新の研究は、「より健康的な脂肪」理論を裏付ける強力なデータを追加する。

この研究の科学者たちは、すべての植物油が同じではないと強調する

King’s College London栄養と食事名誉教授Tom Sanders教授

この重要な研究は、バターを食べることを選択した人々は、植物油を食べることを選択した人々ほど長生きしないことを示す。これは、参加時に50代で33年間追跡した221,054人の医療専門家を対象とした質の高い前向き研究である。

重要メッセージは、バターよりも不飽和植物油を選ぶ方が健康的であるということだ。これは、ソーシャルメディア上で植物油について多くの否定的言説があり、それらはこの研究で記述されているような死亡ではなく、有害な影響の可能性という根拠のない主張に基づいているため、特に重要である。

Bristol大学臨床疫学教授のGeorge Davey Smith FRS FMedSci教授

再びこれらの研究は、暴露の差が他の健康への有害影響のある暴露の大きな違いを伴うことを示す。たとえば、バター消費量の多い上位四分位と少ない四分位ではタバコの喫煙率が2倍以上違う。これらの違いは、著者らが使用している統計モデルでは考慮できない。これらの著者が、ビタミンEサプリメントの使用が心臓病のリスクを40%減少させると主張する2つの有名な論文をNew England Journal of Medicineに続けて発表してから30年以上経った。その主張は間違っていたが、多くの人々がそれを信じ、その話はNew York Timesの見出しになり、たくさんの人がビタミンEサプリメントを摂取し始めた。しかし、その後のRCTで、これはナンセンスだったことが示された、何の利益もない。私のブログの結論にあるように、興味深い質問は、「なぜ正当とみなされる雑誌がこのような論文を発表し続けるのか」ということである。

リンク

今日のランダム(で疑わしい)医学ニュースは:ダークチョコレートが糖尿病を予防する

And today’s random (and dubious) medical news is: dark chocolate prevents diabetes – IEUREKA!

December 4, 2024

このBMJ論文は現代の集団健康研究にどれだけ多くの問題があるのかの良い例である

 

大学のプレスリリース

Large study of dietary habits suggests more p | EurekAlert!

6-Mar-2025

学会発表と同時に論文発表

(今ならオリーブオイルをたくさん使える人って間違いなく富裕層だよね)

 

その他

-ScienceInsider

新たなNIH研究費の停止はトランスジェンダー研究を標的に—マウスでも

New NIH grant terminations target transgender studies—even in mice

6 Mar 2025  By Sara Reardon

ScienceはTrumpのトランスジェンダー取り締まりで停止された2ダース以上の研究を同定した

(マウスのトランスジェンダーって何だ?と思ったら動物を使って病気へのホルモン投与の影響を調べる研究のことらしい)

 

-Science Volume 387|Issue 6738|7 Mar 2025

エディトリアル

私たちが吸う空気は安全か?

Is the air we breathe safe?

Kimberly Prather and Kelley Barsanti p. 1019

屋内屋外両方の空気の質に関する研究が足りない。

山火事が頻発しEPAの機能が制限されようとしている中で課題は多い

 

ニュースを一目で

News at a glance

Trump トラッカー

関税により実験用機器が値上がり、裁判所の判断で解雇されたNSFの職員が戻る、NIHの研究費申請審査一部再開、国防省の社会科学研究費カット、クレジットカード凍結、インターンシップ削減、科学者のグループが抗議に立ち上がる、など

 

マンモスの毛皮を持つマウスがけばだってデビュー

Mouse with a mammoth’s pelt makes superfuzzy debut

ByPhie Jacobs

絶滅した動物を復活させようとしているバイオテック企業Colossal Biosciencesが新しい遺伝子組み換えマウスを発表した。批判も多い。

 

特集 父親を捜す

Paternity detective

遺伝学者Maarten Larmuseauは微妙な問題に取り組んでいる:子供が父親とされる人と遺伝的に関係ないことはどのくらいあるのだろうか?

ゾンビ統計で10%という数字が引用されるが欧州では概ね1%以下

遺伝的父親にこだわるのは世界共通ではなくこだわらない部族もある

(ニュアンスの多い長い記事。)

 

-RFKのビタミンAへのスタンスの驚くべき皮肉

The Astounding Irony of RFK's Vitamin A Stance | American Council on Science and Health

By Josh Bloom — Mar 06, 2025

はしかとビタミンAについての会話で見失われているのは、ビタミンの使用に関するRFK Jr.の立場の驚くべき皮肉である。彼は、ビタミンAを役に立たないはしか治療薬として宣伝する一方で、貧しい国々のビタミンA欠乏症の明確な解決策であるゴールデンライスのようなGM食品に反対し、何百万人もの子供たちを失明と死に追いやっている。これ以上間違うことはほぼ不可能だ。

(最悪の公衆衛生責任者だという意味)

 

-はしか:ワクチンの代わりにRFK Jr.は代替療法に集中し、デマの懸念をもたらす

Measles: Instead of vaccines, RFK Jr. focuses on unconventional treatments, driving worries about misinformation | CNN

By Neha Mukherjee,  March 5, 2025

テキサス西部でのはしかアウトブレイクが拡大する中、RFK Jr.はビタミンAでの治療を重視する。ケネディはFox Newsの日曜日の記事でビタミンAがはしかの死亡率を劇的に下げるとし、CDCがテキサスでタラ肝油を使う検討をしていると説明した。しかしビタミンAが有効なのはビタミンA欠乏の低所得国であり米国にはあてはまらない。現在テキサスでビタミンAについての議論が沸騰していることは、最も大事な子供への予防接種から意識を逸らせる

小児科学会は「ビタミンAがはしかを予防する」というデマに対処する声明を発表した。

 

-王立協会

科学が脅かされている

Science under threat | Royal Society

25 February 2025

アメリカ政府への抗議。日本学術会議は何かする?)

 

-EUDonald Trumpスタイルの食品輸入禁止を計画

EU plans Donald Trump-style import ban on food

Feb 16 2025

EUは米国大統領に倣ってEUの農家を守るためにEUと異なる基準で作られた食品の輸入を阻止したい。

これまで欧州委員会はフランスなどの提案をWTO規則違反の可能性があると反対していた。EUでは食品安全評価機関が食べても安全と判断しているものですら動植物への害があるとして多くの農薬を禁止している。それを相手国にも要求する。

EUで禁止されている農薬が最も多く検出されるのはお茶やコーヒーで、中国やインドから輸入されている。将来的には農家のコスト増加要因である動物の福祉基準も含めたい

(欧州は熱帯地方の作物は栽培していないのでそれ用の農薬は当然使用認可されていない。そして恣意的に「例外」を適用する。安全性の問題ではない。ただし後付けの理屈で安全性への懸念を付け加える可能性はある。そのため「EUで禁止の農薬が日本で使われている」といった類の主張が日本で増える可能性はある。)

 

-RFK Jr.の担当になって、米国のダイエタリーサプリメント業界は儲けようとしている

With RFK Jr. in charge, the US dietary supplement industry is about to cash in

06 March 2025

サプリメント業界はこれまで以上に大胆な宣伝文句を使え、政府や民間保険会社の支出基準が緩和されてサプリメントへの支払いが増えることを期待している。サプリメントFDAに認可された医薬品と同等の地位を得る。

MAHAは有効性と安全性の根拠には関心がなく、インチキの宣伝に熱心である




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