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2025-01-06

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いします。

 

[FDA]FDAはPFASに関連する35の食品接触物質認可通知を無効と決定

FDA Determines Authorization for 35 Food Contact Notifications Related to PFAS Are No Longer Effective | FDA

January 3, 2025

製造業者あるいは供給業者が生産や供給、使用を中止したため35のPFAS関連食品接触通知は無効と決定

35の通知は以下に記載

Federal Register :: Food Contact Notifications That Are No Longer Effective

 

[FDA]FDAは2025年1月1日から2026年12月31日までの間に発表される食品表示規制の統一発効日を発表

FDA Issues Uniform Compliance Date for Food Labeling Regulations Published From January 1, 2025 To December 31, 2026 | FDA

December 30, 2024

2025年1月1日から2026年12月31日までの間に発表される最終食品表示規制の法令順守日は2028年1月1日。

 

[FDA]生体適合性と毒性計画:医療機器、生体適合性、毒性に関する研究

Biocompatibility and Toxicology Program: Research on Medical Devices, Biocompatibility, and Toxicology | FDA

December 23, 2024

2024年9月にFDAはタンポンの安全性についての独立した系統的文献レビューを委託しタンポン中金属の実験を開始した。文献レビューが終了したので結果を共有する。

文献レビューでは、通常あるような限界は同定されたものの、タンポンの使用と汚染物質暴露に関連する安全上の懸念は同定されなかった。FDAは規格を満たしたタンポンの生理用品の安全な選択としての使用を推奨し続ける。

レビュー

Contaminants in Vaginal Tampons: A Systematic Literature Review (SLR)

 

[IAEA]IAEA 2024年をふりかえる

IAEA Year in Review 2024 | IAEA

20 Dec 2024 Katy Laffan

2023年8月から2024年11月までの間に日本がALPS処理水を10バッチ放出し、IAEAはそれらが国際安全性基準よりはるかに低いトリチウム濃度であることを確認している。さらにIAEAは独立した検査室を福島に設置して運営開始している

 

[FSANZ]食品基準通知

Notification Circular - 323-25 | Food Standards Australia New Zealand

Published 3 January 2025

新規申請と提案

・加工助剤としてのGM Bacillus licheniformis由来アセト乳酸デカルボキシラーゼ

 

[EPA]家のラドンを測定して肺がんを予防しよう

Prevent Lung Cancer by Testing Your Home for Radon | US EPA

January 2, 2025

1月は全国ラドン対策月間

 

[EPA]EPAはさらに9つのPFASを有害物質放出目録に追加

EPA Adds Nine Additional PFAS to the Toxics Release Inventory | US EPA

January 3, 2025

TRI報告対象PFASは合計で205になった

 

[CCDC]中国人成人のマクロ元素摂取―10行政区、中国、2022-2023

Preplanned Studies: Macroelements Intake in Chinese Adults — 10 PLADs, China, 2022–2023

カルシウム(288.3 mg)、マグネシウム(228.9 mg)、ナトリウム(4,182.4 mg)、カリウム(1,397.6 mg)の摂取量は、カルシウムとマグネシウムカリウムは不足、ナトリウムは過剰。特に地方で栄養改善が急務

(日本と違うのは女性が男性よりいいわけではないこと)

 

[MHRA]英国の医薬品規制機関はこの新年に処方なしで減量薬を購入しないよう警告

UK medicines regulator warns against buying weight loss medicines without a prescription this New Year - GOV.UK

30 December 2024

MHRAの犯罪執行ユニットは減量薬の違法オンライン販売の同定と予防のために働く

 

[HK]電子ニュース最新号

E-News

2.1.2025

(1)食品安全フォーカス (221th Issue, December 2024)

(2) 第二回香港トータルダイエットスタディの最初の報告書発表

The Second Hong Kong Total Diet Study: Sulphites

亜硫酸 最も多いのは乾燥フルーツ、摂取量はADI未満

(3) 2025年食品安全移動展示

(4) 包装済みおにぎりの微生物的質のリスク評価研究結果

 

[HK]CFSは11月の食品安全報告を発表

Press Release - CFS announces food safety report for November

December 31, 2024

約8600食品を検査して99.9%合格。不合格だった6検体は、輸入さつまいもと輸入カニと輸入調理済み大麦の金属汚染物質、生鮮牛肉の二酸化硫黄、焼きウナギのマラカイトグリーン、輸入冷凍菓子の総細菌数。

 

[BfR]BfR2GO ISSUE 2/2024

BfRの雑誌  

・メイントピックスは食品由来感染症 台所の衛生

・誤解を招く神話と危険な挑戦

健康に関する根拠のないあるいは危険な主張がオンラインで拡散している。オンライン情報は便利だが、疑わしいものもある。

不完全で問題のある助言の例としてマイクロプラスチックに関するものがある。「レモンオイルを飲むと体内でマイクロプラスチックが溶ける」「食用色素に発がん性」「オリーブオイルがミネラルオイルで薄められている」「チョコレートには動物の糞が入ることが認められている」「電子レンジ照射食品で高齢者ががんになりやすい」―こうした主張がしばしば特定のスーパーフードやサプリメントの使用で救済されるという主張を伴っている

リコリスの暗黒面

・多ければ多いほどいいわけではない

サプリメントが役に立つのは医師に相談した後で、以下のような場合:妊娠前後の葉酸、妊娠中と授乳中のヨウ素、戸外に出られない人のビタミンD、ビーガンのビタミンB12、医学的に微量栄養素不足と診断された場合。

・ひき肉の代わりにミールワーム

新しい食品には新しい課題、将来に備える

・リスク認知の重要要因は個人

・白雪姫の毒リンゴ

毒性学とは:毒の由来としての自然、全ては用量による、人体は防衛する

・皮膚を守る

・クライシスコミュニケーション

・実験動物の保護 イカ

皮革製品の購入時の注意(硫酸クロムを使ったものによるアレルギー性接触性皮膚炎、植物由来の乳代用品のリスク、など

 

[ProMED]有害物質の流出―ブラジル:橋の崩壊、川の汚染、硫酸、農薬、致死

Toxic spill - Brazil: bridge collapse, river contamination, sulfuric acid, pesticides, fatal

2024-12-30

https://promedmail.org/promed-post/?id=8720931

Date: Tue 24 Dec 2024 Source: CNN [edited]

ブラジル当局は2024年12月22日の、少なくとも4人が死亡し硫酸と農薬を積んだトラックが川に落ちて水を汚染した、橋の崩壊を調査している

533mのJuscelino Kubitschek de Oliveira橋が崩壊して1ダース以上の人が行方不明、トラック4台、車3台、バイク2台がTocantins川に落ちた。

 

[ProMED]食中毒 ベトナム(第39報):(ハノイ)更新、アセトニトリ

Foodborne illness - Viet Nam (39): (HI) update, acetonitrile

2024-12-29

https://promedmail.org/promed-post/?id=8720935

Date: Thu 26 Dec 2024 Source: VN Express [in Vietnamese, machine trans., edited]

ハノイのLong Bienでのパーティで22人が中毒になった原因はアセトニトリルで、人体でシアン化物に代謝される。

2024年12月19日にLong Bienで開催された会議で参加者が持ち込んだアルコールを飲んで2人が死亡、20人が入院しそのうち16人はいまだ重体で治療を受けている。検査の結果白ワインからアセトニトリルが検出され、患者の血液からもアセトニトリルとシアン化物が検出されていてメタノールは陰性あるいは低濃度だった。当局はアセトニトリルが原因と結論したが何故ワインに入っていたかは発表していない。仮説としてアセトニトリルを入れていた容器を洗浄しないでワインの貯蔵に再利用した可能性をあげている

 

論文

-2025年はNCDの潮流を逆転できるか?

Can we turn the tide on NCDs in 2025?

The LANCET Editorial Volume 405, Issue 10472p1January 04, 2025

全てのNCDによる死亡の41%はたった4つの市販製品による―タバコ、アルコール、超加工食品、化石燃料、と推定されるという2019年のGBD研究を引用してこれらに課税せよと主張

(タバコ・酒と食品や燃料を同じに扱う主張を採用。生きている人がいなくなれば病気もなくなる?)

 

-ウェルネスインフルエンサーソーシャルメディアでのCOVID-19ワクチンへの反応:縦断観察研究

Journal of Medical Internet Research - Wellness Influencer Responses to COVID-19 Vaccines on Social Media: A Longitudinal Observational Study

Gabrielle O'Brien et al.,

27.11.2024 in Vol 26 (2024)

ウェルネスインフルエンサーは一般人よりワクチン反対率が高い

 

-減量用錠剤と詐欺:TikTokの減量、筋肉増強、クレンズとデトックスサプリメント動画のコンテンツ解析

Diet pills and deception: A content analysis of weight-loss, muscle-building, and cleanse and detox supplements videos on TikTok - ScienceDirect

Amanda Raffoul et al.,

Eating Behaviors Volume 55, December 2024, 101911

TikTokには有害な食事関連製品を宣伝する動画が多い

・ほとんどの動画は根拠のない効果を謳う製品を保証する個人が含まれる

 

Science Volume 387|Issue 6729|3 Jan 2025

-ニュースを一目で

News at a glance

・科学者は第二期Trump政権に備える

・H5N1インフルエンザの進化する脅威

マラリアワクチン

・多様性イニシアチブ炎上

・新しい栄養ガイドラインは牛肉を減らすか?

 

-COVID5年後:パンデミックの教訓の多くは忘れ去られている

COVID 5 years later: Learning from a pandemic many are forgetting

By Jon Cohen 日本の淡路島での学会からの報告

 

-特集 放棄の後

After abandonment

By Dan Charles

農家が耕作放棄した後、どんな自然が取って代わるのか?

ブルガリアのゴーストビレッジからの報告

それは環境回復なのか破壊なのか?政策は何を目指すべきなのか?

(守るべき環境についての合意がない。「自然」は動物園や植物園ではない)

 

-専門家の声:ニュースと学校での科学の不整合を超えて

Beyond misalignment of science in the news and in schools

Sibel Erduran

科学に関するメディア報道と学校でのカリキュラムの問題点について

 

McGill OSS

-2024年を振り返って

2024 Year in Review | Office for Science and Society - McGill University

Cat Wang, B.Sc. | 3 Jan 2025

2024年の1月から12月各月のトップコンテンツ紹介

 

-サンタと空飛ぶトナカイ

Santa and His High-Flying Reindeer | Office for Science and Society - McGill University

Joe Schwarcz PhD | 24 Dec 2024

サンタクロースの物語に幻覚キノコは関係する?

トナカイを飼いならすのにベニテングタケが役に立ったという話

 

-ShamWowの誤謬あるいは如何にしてプラセボが再定義されたか

The ShamWow Fallacy or How Placebos Were Redefined | Office for Science and Society - McGill University

Jonathan Jarry M.Sc. | 27 Dec 2024

代替医療業界はプラセボの意味を逆転させた。騙されないように。

代替医療臨床試験プラセボ群と差がなかった場合、それは効果がないことを意味するが、近年代替医療業界は偉大なるプラセボ効果を引き出したと宣伝するようになってきた。

 

その他

-Daily Harvestの病気研究からタラ粉の安全性に疑問

Tara flour safety questioned after study on Daily Harvest illnesses | Food Safety News

By Jonan Pilet on January 2, 2025

Journal of Food Protectionに発表された新しい研究が、2022年の原因不明の消化管と肝疾患のアウトブレイクがタラ粉を含むサブスクリプション食品に関連することを明らかにした。この調査は、しっかりした試験なしに食品供給の新規成分を導入することの危険性を強調する。

Unexplained Illnesses Associated With a Subscription Meal Service, 2022 - ScienceDirect

Melanie J. Firestone, Craig W. Hedberg

論文はオープンアクセス

(タラ粉事件の疫学調査。)

 

-文化的デフォルトがCOVID-19の混沌と勝利をどう形作ったか

How Cultural Defaults Shaped COVID-19 Chaos and Triumphs | American Council on Science and Health

By Chuck Dinerstein, MD, MBA — Dec 30, 2024

新しい論考で、研究者らが文化的に深く根付いた習慣―アメリカの個人主義と東アジアの集団協調性重視のような―がCOVIDの結果にどう影響したかを探った

以下の論文から

Cultural Defaults in the Time of COVID: Lessons for the Future Psychological Science in the Public Interest DOI: 10.1177/15291006241277810

アメリカ人のマスク嫌いは文化なのか。COVIDでの死者の多さのうち肥満や医療の寄与率をどう見積もるかによっても変わるので、よくわからない。ワクチンを作れたのもアメリカであって東アジアではなかったし。)

 

-「本質的に危険」:複数の死亡ショックで東南アジアのマッサージのハザードが暴露される

Dangers of massage across Southeast Asia exposed | news.com.au — Australia’s leading news site

December 28, 2024  Aisyah Llewellyn

オーストラリア人の旅行の人気スポットで2人が死亡したことがパニックを引き起こす

タイで、タイ式マッサージを受けて2人が死亡したことが衝撃を引き起こしマッサージの安全性への疑問を提示した。

12月8日に20才の歌手Chayada Prao-homが、首をひねるマッサージを受けて左半身が麻痺した後死亡した。12月7日にはシンガポールからの旅行者Lee Mun Tuk 52才がオイルマッサージ後心停止して蘇生できなかった

 

-今年の食品と健康

The Year Ahead in Food & Health - Dirt to Dinner

By Hayley Philip January 3, 2025

2025年のトレンド

・データ駆動型パーソナライズ栄養

血糖値モニターなどのウエアラブルデバイスやアプリ

・再生農業と気候ポジティブ食品の台頭

・世界からインスピレーションを得た植物ベースの食事

・基本的な栄養を超えた機能性食品・飲料

オゼンピックの台頭とともに

・フードテック

・高たんぱく食

・避けられそうなもの

低脂肪食、添加された糖、使い捨てプラスチック

 

-栄養に関するデマの8つの警告信号

8 red flags to spot nutrition misinformation

May 21, 2024 Clem Cleave

1.断言する

2.特定の食品を悪者にする

3.「たった一つの方法」で多様な問題が解決するという

4.一般的なコンセンサスに反する

5.経験頼み

6.キャッチフレーズや疑似科学を使う

7.製品を売り込む

8.関係のない資格

逆に良いメッセージの特徴は

・ニュアンス

・エンパワメント

・オープン

 

-新年に、FDAは「ヘルシー」と呼べる食品を変更する

For the New Year, the FDA Is Changing What Foods Can Be Called ‘Healthy’ | Scientific American

By Reyna Gobel edited by Josh Fischman  December 26, 2024

全粒穀物と果物は入る、添加された糖は出る

これまでオレンジや水やピスタチオやバナナは「ヘルシー」と呼べなかった。しかし改定された規則では呼べる。




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