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2024-12-19

[FSANZ]食品基準通知

Notification Circular - 322-24 | Food Standards Australia New Zealand

19 December 2024

認可-食品閣僚会議通知

・FSMPのビタミンKの認可された形態としてのビタミンK2(メナキノン-7として)

 

[ProMED]アルコール中毒―フィジー:疑い、旅行者、警告

Alcohol poisoning - Fiji: susp, tourist, alert

2024-12-18

https://promedmail.org/promed-post/?id=8720712

フィジーで、5つ星リゾートのバーでpina coladaを飲んで中毒になった疑いのある7人の外国人が入院した、と地元当局が言う。

ラオスメタノール中毒で6人の旅行者が死亡したニュースのあとだが、フィジーの事例はそれとは違う。現在ホテルや警察が調査中。

 

[FSA]このクリスマスは失敗しないで、あなたとあなたのゲストに気を配って

"Don’t be a turkey this Christmas, make sure you look after yourself and your guests", says the Food Standards Agency | Food Standards Agency

18 December 2024

FSAは家庭での料理についての新しいデータを発表。

悪い習慣はある?チェックしてこのクリスマスの食中毒予防を。

FSAの11月の消費者知見追跡(CIT)

消費者があまり守っていない衛生習慣トップ6は:

・46%の消費者が消費期限を常にチェックしない

・45%が食品を冷蔵庫から出して数時間放置してから食べる

・39%が消費期限を超過した生肉を使うことを認める

・33%が調理の前に必ずしも手を洗わない

・27%が冷蔵すべきものをガレージやポーチなどで保管する

・23%がゲストのアレルギーや不耐を尋ねない

(お客さんが多いと冷蔵庫に入りきらないの、よくあるような)

 

[FDA]FDAベニテングタケやその成分を食品に使うことについて企業と消費者に警告

FDA Alerts Industry and Consumers about the Use of Amanita Muscaria or its Constituents in Food | FDA

December 18, 2024

本日FDAは食品製造業者に、ベニテングタケAmanita muscaria (A. muscaria)、その抽出物、その成分(ムシモール、イボテン酸、ムスカリン)は普通の食品の成分として使用することは認められていないという文書を発行した。ベニテングタケとその成分は幻覚作用を期待して「食用サイケデリック」「食用キノコ」などとして販売されている。ベニテングタケとその成分についての入手可能な情報をレビューし、FDAはそれらは食品として使用する安全基準を満たさず、その食品への使用は有害な可能性があると結論した。FDAはまた消費者にこれらを含む食品を食べないよう助言する。

FDAはこれらはGRAS基準を満たさず未承認食品添加物であると結論した。

評価結果は以下の覚書に追加した

Post-market Determinations that the Use of a Substance is Not GRAS | FDA

(毒キノコ食べるなよ、ではすまないとこういう対策が必要になる。食品が規制されるのは変なことをする人が増えた場合で、みんなが良識がある場合にはわざわざ禁止令がでたりしない。サプリメント業界を増殖させるということは変なことをする人たちを増やすということで、それに対応する仕組みを作らないで放置しているのは政治の怠慢)

 

[FDA]FDAはアサリのPFAS検査結果を共有

FDA Shares Testing Results for PFAS in Clams | FDA

December 18, 2024

FDAは2022年のシーフード中PFAS調査の知見のフォローアップとして最新のアサリの検査結果を共有する。2022年に中国産缶詰アサリから高濃度のPFOAが検出されたため、懸念となるとされ、自主回収されていた。その後問題の製品の加工業者の輸入品のサンプリングを継続し、2024年9月までに12検体を集めて検査した。全検体からPFOAが検出され3検体は通関拒否された。

2023年にはさらに9検体の国内のアサリについて小規模調査を行った。そのうち6検体は米国産と表示されていた。9検体中1検体以外はPFOAは検出限界以下で、全ての製品が販売継続された。

FDAは食品中にPFASを検出した場合、いくつかの要因を考慮してヒト健康への懸念となるかどうかを評価する。

FDAの対応に加えて、シーフード業界も製品の安全性に責任がある

検査結果は以下から

Analytical Results of Testing Food for PFAS from Environmental Contamination | FDA

 

[EFSA]ニュース

食品中過塩素酸:パブリックコメント募集のための科学的意見案

Perchlorate in food: draft scientific opinion for public consultation

17 December 2024

過塩素酸のTDIを0.3から 1.4 micrograms/kg/日に更新

 

[EFSA]評価等

-オントロジー関係

Ontology roadmapping and case study implementation

Architectural Suggestions for Ontology Management

Governance Model for Ontologies

Ontologies and Case Studies

 

-化学物質の規制リスク評価における影響のバイオマーカーを使うためのガイダンス開発の概念的基盤

Conceptual basis for the development of guidance for the use of biomarkers of effect in regulatory risk assessment of chemicals

-食品と飼料の安全性における透明性を支援するためのヒト亜集団や動物種での一般的速度論的及び速度論的動的モデリングケーススタディ

Generic kinetic and kinetic‐dynamic modelling in human subgroups of the population and animal species to support transparency in food and feed safety: Case studies

-ガイドラインに基づく発達神経毒性の使用に関する情報概要

Compendium of Information on the Use of Guideline‐Based Developmental Neurotoxicity Studies*

-In vitroアッセイ開発のための推奨DNT参照化合物テストセット

Recommended DNT Reference Chemical Test Set For In Vitro Assay Development*

-新興リスクに関するEFSAの活動2023

EFSA's activities on Emerging Risks in 2023

 

農薬

Setting of import tolerances for azoxystrobin in melons and watermelons

酵素

Revised dietary exposure assessment of the food enzyme triacylglycerol lipase from the genetically modified Aspergillus oryzae strain NZYM‐LH

Safety evaluation of the food enzyme fructan β‐fructosidase from the genetically modified Trichoderma reesei strain AR‐577

 

その他

-Natureニュース

根拠のない治療を宣伝した議論の多いCOVID研究が4年の長い物語の末に取り下げられた

Controversial COVID study that promoted unproven treatment retracted after four-year saga

By Richard Van Noorden  18 December 2024

フランスの研究者Didier Raoultらのヒドロキシクロロキン論文は、これまで取り下げられたもののうち二番目に多く引用された論文

Didier Raoultにとっては28報目の取り下げで引用は約3400

ヒドロキシクロロキンの誇大宣伝におおいに寄与し、有効な抗COVID-19医薬品の開発を遅らせた

(長い記事。)

 

-ミルク:科学、議論、栄養の事実

Milk: Science, Controversies and Nutritional Reality | American Council on Science and Health

By Mauro Proença — Dec 18, 2024

ミルクは長い間健康的食事の一角にいたが現在の議論はその像を混乱させる。未殺菌ミルクによるアウトブレイク、飽和脂肪、A1 vs A2プロテイン議論などが消費者を混乱させる。研究がどうなっているかを見てみよう。

健康インフルエンサー統合医療のドクターの多くがミルクを悪魔化することに決めたようだ。彼らはミルクは殺菌しな方がいい、A1カゼインミルクは健康問題を引き起こすという。彼らの主張は疑似科学ジャーゴンと研究のチェリーピッキングと広範な非特異的疾患や症状のスケープゴート化、そして自然の誤謬―母なる自然こそが最良、の混合物である。

この問題は2023年から2024年にかけて171人がRaw Farmの未殺菌ミルクに関連してサルモネラ乾癬になったことで注目された。犠牲者のうち22人が入院し、感染者の40%は5才以下の子供だった。実数はもっと多いだろう。そして保健当局から何度も警告が出ているにもかかわらず、未殺菌ミルクへの関心は高まり続け、NielsenIQは2024年6月の未殺菌乳の売り上げは前年から35%増加したと報告している。

(以下略)

 

-果糖が実験動物でがんの原因となる、ヒトでは?

Fructose Causes Cancer in Lab Animals. What About People? | American Council on Science and Health

By Josh Bloom — Dec 18, 2024

Natureの素晴らしい論文によると、果糖は培養細胞とゼブラフィッシュとマウスで、腫瘍増殖作用が示されている特定のクラスの脂質を作ることによってがんの原因となる。私たちは心配すべきなのか?

ワシントン大学のGary J. Pattiと23人の共同研究者らによるこの仕事はエレガントなものでおそらく画期的である。

果糖から肝臓で作られるリゾホスファチジルコリン(LPCs)が体内を巡ってがん細胞に取り込まれ、増殖をおこすという。そのことが複数のin vitro実験と2つの動物モデルで示されている

実験の要約(略)

ヒトにあてはまるか?

それはわからない。

現実世界では?

たくさんの普通の食品に果糖が含まれる。それは避けることができない。高果糖コーンシロップ(HFCS)のような果糖の多いものにはハチミツも含まれる。ショ糖も代謝されれば果糖ができる。なので甘味料にHFCSを使っても砂糖を使っても果糖の量はそれほど変わらない

基本

Natureの論文の著者は培養細胞と実験動物で果糖のがんの促進作用メカニズムを明確に示した。これがヒトでの影響を予測できるかはわからないが、全体としてのメッセージは砂糖は取りすぎない方がいいだろうということである。

そして一つ興味深い疑問が生じる。炭酸飲料はいつでも不健康な砂糖の摂取源の例にされる。では何故炭酸飲料はただの炭酸飲料でダイエット炭酸飲料を発がん性だと思うのだろうか?

Dietary fructose enhances tumour growth indirectly via interorgan lipid transfer | Nature

Ronald Fowle-Grider et al., Nature volume 636, pages737–744 (2024)

 

-ビーガンエビと豆のバーガー:肉代用品にまだ未来はあるか?

As growth fades, future of meat substitutes is unclear

Janique Weder December 5, 2024

肉の代用品が世界を変えると喧伝されたが、その評判は低下している。ブームが去って、主要製造業者は苦闘している

消費者が成分、味、値段に満足しなかった。

(何故肉やエビにしようとするのかわからない。肉っていうからがっかりする。豆腐は豆腐で美味しいのに。)

 

-フライ返しゲート:黒いプラスチックの健康恐怖崩壊

Spatula-Gate: The Black Plastic Health Scare Collapses

Dec 19, 2024

ぞんざいな化学物質についての報告が、再びメディアの信頼性を傷つける

ここしばらく、メディアは台所用品や子供のおもちゃに潜む危険な難燃剤についての恐怖を煽ることに熱心だった。CNN, The Atlantic, LA Timesその他が、活動家団体Toxic-Free Future (TFF)の発表した研究をなんの吟味もしないで繰り返し、リサイクルプラスチックには発がん物質が含まれるというアポカリプスを描いた。それはクリックを誘うには大変良かったが、同時に全く間違っている。

TFFの研究は欠陥があるだけではなく、基本的な算数も間違っている。計算ミスで想定されるリスクが10倍になっていたが、その恐怖を報道した誰も気が付かなかった。間違いを指摘したのは化学者Joe Schwarczで、メディアはセンセーショナリズムのために事実を犠牲にした。

間違いを指摘されたTFFは、黒いプラスチックが公衆衛生上の大災害ではないと認めるどころか、「それは単なるタイプミスで研究結果や助言に影響しない」と強弁した。

全国メディアの反応はさらに悪かった。CNNもThe Atlanticも記事を修正せず、続報でも間違いがあったことは報道しない。San Francisco Chronicleは修正した。Yahoo! Lifeは役に立つ解説を公表した。

目立つのはSlateがこの反プラスチック騒動に乗らなかったことだ。この雑誌の科学コラムニストであるWollongong大学の疫学者は「私は黒いプラスチックのフライ返しをまだ使っているし止める予定はない」と書いた。

レガシーメディアは死につつある。Gallupの調査によると人々のメディアへの信頼は過去最低になっていて、アメリカ人でジャーナリストを「とても」「相当」信頼しているのは31%しかいない。

 

(計算が間違っていても結果は変わらない、というのはつまり数字なんか関係なく最初から怖がらせることが目的、ということで科学者とは言えない。でもこういう人たちがアカデミアにはいる)




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