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2024-12-16

[HK]食品異物混入(金属汚染物質)規制改定案

Proposed Amendments to the Food Adulteration (Metallic Contamination) Regulations

16 Dec 2024

国際基準と歩調をあわせるために9つの食品-金属のML改定を提案。

2025年2月16日までパブリックコメント受付

魚のメチル水銀、チョコレートのカドミウム、ワインの鉛など

 

[FAO]飢餓を終わらせることは可能:価値付加による収入獲得アプローチ

Ending hunger is possible: An income-generating approach through value addition

2024

現金給付と技術支援による価値創造や生産性向上の組み合わせで飢餓対策を

 

[FAO]昆虫がマダガスカルキツネザルを救うのにどう役立つか

How insects are helping to save the lemur in Madagascar

13/12/2024

この絶滅危惧哺乳類へのプレッシャーを昆虫養殖で減らす

マガダスカル東海岸の地域ではキツネザルを食べるためにキツネザルの生存がリスクに晒されていた。そこで数百年来おやつとして食べられていた昆虫を養殖する、豆を栽培する、などの介入でサル依存を減らすプロジェクトの紹介

 

[EFSA]エピソード23 食品添加物:E番号は?

Episode 23 – Food additives: Can I have your E number? | EFSA

コミュニケーション担当のEdward Brayが食品添加物チームのCamilla Smeraldiに質問する

例の一つはビーガンプロテインバーで、それには大豆レシチンソルビトールソルビン酸カリウムが含まれている。他に飾りの花、キャンディー、サラミ、ジンジャーなど

CamillaはE番号ほとんどすべてを暗記しているが、それでも食品包装の裏の表示を読むのは苦痛だという。でも食品は添加物だけでできているわけではなく、注意すべきことはある。Camillaが毎朝朝食シリアルを食べている娘に繰り返し言っているのはブランドを変えること。同じものばかり食べないことこそが大事。

(毎朝朝食シリアルはいいんだ?)

 

[EFSA]評価等

酵素

Safety evaluation of the food enzyme endo‐1,4‐β‐xylanase from the non‐genetically modified Trichoderma citrinoviride strain HBI‐TX01

Safety evaluation of the food enzym endo‐1,4‐β‐xylanase from the genetically modified Bacillus subtilis strain AR‐153

食品添加物

Scientific opinion on the extension of uses of quillaia extract (E 999) as a food additive

 

2024年危機準備訓練 年次報告書

2024 crisis preparedness training: Annual Report

 残留動物用医薬品の2025年の国の管理計画報告のためのガイダンス

Guidance for reporting the 2025 national control plans for Veterinary Medicinal Product Residues

 

[CDC]食中毒原因寄与推定―米国、2022

Foodborne Illness Source Attribution Estimates – United States, 2022 | Interagency Food Safety Analytics Collaboration | CDC

December 13, 2024

微生物による食中毒の原因について

 

[IAEA]IAEA専門委員会は日本のALPS処理水放出が国際安全性基準に従い続けていることを確認

IAEA Task Force Confirms Japan's ALPS Treated Water Release Continues to Comply with International Safety Standards | IAEA

13 Dec 2024

12月9-12日に、現地監査を含むALPS処理水放出の技術的側面を評価するミッションを行った。

今週のミッションの結果は来年はじめに発表予定の報告書にまとめられるだろう。これまでの報告書は以下から。

Reports: Fukushima Daiichi ALPS Treated Water Discharge | IAEA

 

[IAEA]ドミニカ共和国は地中海ミバエの蔓延を記録的早さで根絶に成功

Dominican Republic Successfully Eliminate Mediterranean Fruit Fly Infestation in Record Time | IAEA

09 Dec 2024  Sophie Ramirez

ドミニカ共和国は2024年、世界の農業生産を脅かす非常に破壊的な害虫であるミバエの新たな侵入を記録的な速さで封じ込めることに成功した。無菌昆虫技術(SIT)を使用してこの昆虫を排除したのは2015年に続いて2回目である。

SITは、雄害虫の大量飼育と放射線による不妊化、その後の感染地域への系統的な放出を含む。

2023年12月、ドミニカ共和国農業省はプンタカナ近郊で地中海ミバエを検出、発生を封じ込めるための緊急対応プロトコルを発動した。2024年2月、IAEA、FAO、OIRSAの専門家で構成される技術諮問委員会(TAC)が同地域を訪れガイダンスを提供し、以下を含む緊急時対応計画を実施した。

・毎週300万匹の不妊ハエを26週間放流

・野外監視および殺虫剤餌スプレーや餌ステーションなどでのコントロール

・国際的専門家による継続的な技術支援

2015年の教訓により、2023年の流行は迅速かつ効果的に対応できた

(害虫の侵入を防ぐために奮闘している同じ時期にこうやってオーガニックを利用して観光客を集めようと宣伝されている。当然放射線や殺虫剤が有機農業を守っていることは伝えられないだろう。

Explore 8 Organic Farms in the Dominican Republic for Fresh and Local Produce – Las Canas Beach Retreat

Reece November 26, 2024)

 

論文

-Natureニュース

Elon MuskのTrumpとのパートナーシップが米国の科学をどう形作るか―そしてそれ以上

How Elon Musk’s partnership with Trump could shape science in the US — and beyond

By Jeff Tollefson 13 December 2024 

この億万長者は米国政府を縮小しようとしてきたため一部の研究者は影響を恐れている

 

断食は体重を減らせる―しかし髪の成長も

Fasting can reduce weight — but also hair growth

13 December 2024  By Max Kozlov

流行の間欠断食は、実験でヒトとマウス両方で毛の再生を遅くした

Cellに発表された研究によると、短期間の飢餓は毛包幹細胞を阻害あるいは殺す

 

Nature展望

子どものマイクロバイオーム介入には倫理的問題がある

Microbiome interventions for children raise the ethical stakes

By Sam Jones  05 December 2024 Correction 10 December 2024

医師らは規制がないことと保護者がとっているリスクに懸念を表明している

カナダブリティッシュコロンビア大学微生物学者Deanna Gibsonは2008年に娘をもうけたときにはスーパーで販売されている乳児用調整乳にプロバイオティクスを見ることは滅多になかった。ところが2012年に息子が生まれたときにはたくさんのプロバイオティクスが乳児用調整乳に入っていた。そしてそこに科学はない。

プロバイオティクスは1世紀以上科学者の関心の対象だったが急増したのは過去10年である。各種病気の治療や予防の可能性と見かけ上の安全性から、プロバイオティクスは成長することのみが予想されている儲かる業界となり、2023年の世界市場は877億ドルと推定されている。しかし2023年に病院でプロバイオティクスを与えられた未熟児の赤ちゃんが敗血症で死亡したことを受けてFDAが警告を発した。

今や糞便移植が子供向けに流行しつつある。

Gibsonらは2018年に生後6か月以内にサプリメントや母乳で直接間接的にプロバイオティクスを与えられた乳児の健康を追跡した観察研究を行った。乳児のマイクロバイオームには最小限の変化しかなかったものの、プロバイオティクスを与えられた乳児はそうでない子供よりも粘膜関連疾患の率が高かった。「私たちは根拠なく、たくさんの想定の下であまりにも早く進めている」とGibsonはいう。

米国で病気の治療や予防用に医薬品として販売されているプロバイオティクスサプリメントは存在しない。FDAが評価して承認しているマイクロバイオーム製品は糞便移植(FMT)に使われるものだけである。子供用は存在しない。

現在たくさんのマイクロバイオーム検査が直接消費者に販売されている。彼らは規制の抜け穴を通っている。

ヤクルトが資金提供したサプリメント(別冊)の一部

The human microbiome

 

-景観火災による大気汚染による世界、地域、国の死亡率への負担:健康影響評価研究

Global, regional, and national mortality burden attributable to air pollution from landscape fires: a health impact assessment study

Rongbin Xu et al.,

THE LANCET Volume 404, Issue 10470p2447-2459December 14, 2024

低所得国が高所得国の4倍

 

煙に晒される:グローバルヘルスへの景観火災の増加する不平等な負担

Catching smoke: the rising and unequal burden of landscape fires on global health

Miriam E Marlier

THE LANCET Comment Volume 404, Issue 10470p2398-2399December 14, 2024

 

インドとパキスタンで再びスモッグが蔓延

Smog once again plagues India and Pakistan

Talha Burki

THE LANCET World Report Volume 404, Issue 10470e8December 14, 2024

稲わらのような作物残渣を畑で燃やすこと(禁止されている)や交通が要因

 

McGill OSS

-香料についての胡散臭い真実

The Smelly Truth About Fragrances | Office for Science and Society - McGill University

Joe Schwarcz PhD | 13 Dec 2024

「無香料」と表示されていてもなお匂う

「香料フリー」という製品が匂う?「無香料」製品に匂いのある成分が含まれる?意味論の問題だが普遍的な定義はない。香りのために添加された成分がなくても他の成分に匂いがある場合や香料成分が含まれていてもマスキングされている場合などがある。

 

-食品の日付表示の日付

A Date with Food Label Dates | Office for Science and Society - McGill University

Paige Boklaschuk BSc | 13 Dec 2024

多くの人が消費期限expirationと賞味期限best beforeについて混乱している。それらは意味が違う。

 

-それは全て洗浄から

It All Comes Out in the Wash | Office for Science and Society - McGill University

Joe Schwarcz PhD | 11 Dec 2024

洗濯ソーダとして知られる炭酸ナトリウムには興味深い歴史がある

 

-動画 プロテインと運動

Cup o'Joe-Protein and exercise

2024/12/12

プロテイン強化を宣伝している食品をいくら食べても運動しないと筋肉は増えないよ

 

その他

-APHA (米国公衆衛生協会)

アメリカはRFK Jrよりふさわしい人がいる

America deserves better than RFK Jr

Nov 18 2024

 

-種子油は大腸がんの原因ではない

Seed oils are NOT causing colorectal cancer.

Dr. Andrea Love Dec 13, 2024

クリックが欲しいメディアやウェルネスインフルエンサーが最近の研究について嘘をついている。それは大腸がんへの食事の影響を調べたものですらない

最近の恐怖扇動はほんとうに制御不能だ。ウェブやソーシャルメディアで健康や科学について恐怖を煽るために意図的に歪められた見出しやミームを見ないのは不可能。

最近のものは種子油が大腸がんの原因という虚偽の見出し。

問題の論文はBMJのGutに発表されたもので、40の凍結大腸がん生検と、マッチするがんでない生検(同じ患者の、がんから約10センチ離れたところの)を調べたもの。

Integration of lipidomics with targeted, single cell, and spatial transcriptomics defines an unresolved pro-inflammatory state in colon cancer

脂質や遺伝子発現などを解析した、仮説生成研究である。

患者の食事についてはわからないし、平均年齢64才で、若い人の話でもない。

では何故ウェルネスインフルエンサーはこの論文を若い人たちの種子油摂取と結び付けようとしているのか?

カイロプラクターWill Cole、陰謀論者Vani Hari、搾取的プラクティショナーLeah Connealy、その他ウェルネス生態系は種子油を悪魔化してお金を儲けようとしている。そして彼らは基本的な細胞生物学を理解していないので脂質=食べたものと直接関連付ける。

アラキドン酸が炎症に関与するから悪だという主張は嘘である。

アラキドン酸は生命にとって必須のものである。

 

-ノー、肥満にとって食事と運動は医薬品より良くはない

No, Diet and Exercise Are Not Better Than Drugs for Obesity

Yoni Freedhoff, MD December 06, 2024

文字通り(文献上)良くはない。理想的には間違いなく食事と運動のほうがいい、しかし文献上はそうではない。そしてそのことに異論はない。つまり医薬品並みにの減量効果を示す再現性のある食事と運動の介入はこれまでどこにもなかった。さらにその減量効果の持続性については、食事と運動対肥満薬の効果の差はさらに大きい。

(医療業界と栄養業界、アメリカと日本の溝の深まりを感じる。ベースラインで医薬品使っている人が増えるとアメリカの食事と健康関連の研究はますます日本にあてはまらなくなるだろう)




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