[USDA]APHISは規制状態レビュー対応を発表:フロリダ大学とBioceres Crop Solutions
以下の遺伝子組換え作物について、植物病害虫リスクの増加はありそうにないと結論
・フロリダ大学の柑橘グリーニング病別名Huanglongbing (HLB)耐性スイートオレンジとグレープフルーツ
・Bioceres Crop Solutionsの干ばつ耐性と除草剤耐性小麦
[USDA]動物の飼育方法あるいは環境関連表示クレームの立証についてのFSISガイドライン
Aug 28, 2024
以下の請願に対応したもの
Petition Submitted by Perdue Farms, LLC | Food Safety and Inspection Service (usda.gov)
(たくさんの意見が出されていた)
[FDA]FDAはタバコの販売制限のため最終年齢をあげる最終規則を発表
FDA Issues Final Rule Increasing the Minimum Age for Certain Restrictions on Tobacco Sales | FDA
August 29, 2024
タバコの小売店は30才未満の人には年齢確認が必要で自販機は21才以上向け施設に限定
2019年12月のタバコ製品の販売最少年齢を18才から21才への引き上げに沿ったもの。
Science Volume 385|Issue 6712|30 Aug 2024
-ニュースを一目で
・私たちの食品中の微生物の動物園
ヒト食品供給にはこれまで知られていなかった細菌や真菌が多く含まれることが最大の研究で発見された。320種を発見してこれまでの知見を40%増加させた報告がCellに発表された
オープンアクセス
Unexplored microbial diversity from 2,500 food metagenomes and links with the human microbiome
Unexplored microbial diversity from 2,500 food metagenomes and links with the human microbiome: Cell
(それでもサンプルは欧州メインなのでまだまだありそう)
-遺伝子組換え作物の環境影響
Environmental impacts of genetically modified crops
Frederik Noack et al.,
レビュー。
(間接影響をメインに評価しようとしているけれど、グリホサートがIARCの評価で発がん性だからヒトのがんを増やすと言っているので信頼性が著しく下がる。分野が違う、評価書を参照せず論文だけ見る研究者だと学術文献の偏りの影響を大きく受ける。それでもGMの収量への圧倒的メリット)
その他
-コンシューマーラボ
製品レビュー:ベストなカボチャの種
Best Pumpkin Seeds (Pepitas)| Review & Top Picks - ConsumerLab.com
Published August 29, 2024
概ね質は高い。微生物汚染は1検体にわずかにカビ/酵母があった。鉛とヒ素は全検体から低濃度検出されたがカドミウムが検出可能だったのは1検体のみ、水銀は検出されない。塩味付きの製品の塩は表示より少なかった。
理解したラウンドアップ裁判官
The RoundUp Judge Who Got It | American Council on Science and Health (acsh.org)
By Barbara Pfeffer Billauer JD MA (Occ. Health) PhD — Aug 29, 2024
裁判官が、ラウンドアップの発がん性疑惑に関するすべての主要な科学的根拠を、IARCやEPAのモノグラフではなく、研究そのものを見て審査することを想像してほしい。彼には、研究の背後にある科学を教える真に公平な専門家、つまり「評価者」もいたとする。なんと、これが実際に起こった。これまでそうでなかったことに驚いた?
2024年7月24日、Michael Lee判事は、20,000人以上の原告が関与する集団訴訟で、ラウンドアップの発がん性について判決を下した。「グリホサートを含むラウンドアップ製品の使用または曝露が非ホジキンリンパ腫(NHL)を発症するリスクを高めるかどうか」という一般的な因果関係に関する審理は、6週間を要した。
裁判は父親の植生管理ビジネスを手伝って若い時に初めてグリホサート除草剤にさらされ、大人になり、結婚し、家を出た後も、エホバの証人の王国会館の芝生と庭の維持管理ボランティアとして除草剤を使用し続け、6年前に非ホジキンリンパ腫(NHL)と診断されたKelvin McNickle (気の毒な42歳)が、これはラウンドアップへの曝露が原因だと主張しておこされたものである。
敬虔なMcNickle氏は、彼と同様の職業暴露労働者を代表してこの訴訟を起こし、モンサントがラウンドアップの発がん性に関する一般的な科学的意見を歪曲または操作したと主張した。
Michael Lee判事はこの歪曲または操作したという主張が根拠を評価した人たちに影響を与えたと結論している。
リー判事の注目に値する287ページの判決文では以下を精査している:
・10人の専門家の証言(プラス、反ワクチン派の元医師Mark Geierに対する原告の傾倒)
・16の疫学研究(6つの症例対照研究、4つのその他の研究、および2つのコホート研究)
・13の毒性学研究(in vivoおよびin vitroの両方)
・がんを引き起こす生物学的メカニズムとされる10の仮説を詳述した4つのメカニズム研究
メカニズム的根拠は、米国の裁判所では、あまりに遠く理論のみなので考慮されない。Lee判事はそれを認めつつも、それでも評価して、次のように述べている。
「モンサントが強調するように[原文ママ]...グリホサートおよび/またはGBF(グリホサートベースの除草剤)がNHLの原因となるあるいはリスクを増加させる可能性があると裁判所を説得するには十分ではない - 実際の説得には、つまり、グリホサートおよび/またはGBFがヒトにNHLを引き起こすことができると裁判所が合理的に納得するには、さらに多くが必要である」
アメリカの裁判官は過去の行為の因果関係を証明するために主に疫学に注目するが、EPAは、予防原則に基づいて将来の危害を防ぐために、動物または細胞モデルを使用した毒性研究を検討する。毒性学は時に訴訟でも使用されるが、疫学に情報を提供するためだけに使われる。McNickle裁判では、Lee判事は両方のタイプの根拠を慎重に検討し、さらに3つ目の流れ、つまり正常な細胞をがん性細胞に変換する細胞メカニズムの解析によってさらに補強した。
そして原告の根拠を棄却し、Lee判事は集団訴訟を棄却した。
(一部のみ。裁判官が科学をまともに判断するとびっくりされてニュースになるよ。ただしこれはオーストラリアの裁判)