日々暮らしていると、細々とした作業、名もなき家事...とでもいうか、誰がやってもいいんやけど、ちょっとひと手間な作業って色々ある。そういう作業を、我が子達が知らぬ間にやっていることがわかった。
久しぶりにおチビと一緒にお風呂に入った。そしたら、おチビが排水の流れが悪いと言って、慣れた手つきで排水溝の蓋を外して、髪の毛とぬめりをつまんで、脱衣所のゴミ箱にポイと捨てていた。
えっ!おチビいつもそんなことしてんの。
うん。つまってるのきらいやねん。せんめんじょのとこも、やってる。
へぇ!知らんかった。ありがとう。でもそのぬめぬめ、素手で触ったらバイキンだらけやから、触った後はよく石鹸で手を洗いや。
うん。いつも、さわったあと石けんつけてあらってるから、だいじょうぶ。
すごいなぁ。ママ小3の時そんな排水詰まったったら蓋あけて掃除しようなんか思った事なかった。ばーばが知らん間に掃除してくれとったんかな。
だってつまってたらイヤやからな、すぐそうじする。
そうか、ほんならこれからもよろしく頼むよ。いつもちゃんと流れるのは、おチビが掃除してくれとったんやな。ありがと!
またある日は、namoがドライバーを持って廊下をウロウロしてて、何すんの?って聞いたら
namoの部屋のさぁ、ドアノブが緩んでガコガコしとんねん。だから、直す。
ドアノブ!ママの部屋も緩んでんの気になっててん!ついでに家中のドアノブのネジ点検しといてや。
うん、わかったー。
後で見たら、ちゃんとドライバーは元の場所に戻ってて、家中のドアノブの緩みが解消されていた。
またある日は、飲んで帰って玄関開けたら、namoが廊下に這いつくばっていた。びっくり。何してんの?
いや、洗面所の引き戸がさぁ、なんか転がり悪くて嫌やねん。車輪にホコリとか髪の毛詰まってるから、取ってんねん。
あーそれな、お姉の長い長い髪の毛がな、車輪に絡まるねん。車輪に絡み付いたやつなかなかとれんやろ?一回ドア外さなあかんねん。
どうやって外すん。外そうや。ゴミ取りたい。
ほな今からやろか。
namoと酔っ払いママの共同作業、無事ドアが外れて、ドアひっくり返して、髪の毛とホコリをnamoが取った。
ほんでまたドアを共同作業で元に戻して、車輪がスムーズに動くことを確認。ハイタッチ。
おチビとnamoのいいところ、暮らしにくい点に気づいたら、 考えて、自分たちで解決する。
大人になるっていうのは、そうやって主体的に行動できることやと思うねん。文句だけ言うとか、誰かがやるまで放置するとか、やってって頼むとかじゃなくて、自分が気づいて、やろうと思ったから、やる。
そういうところを目撃すると、嬉しい。